神戸2010(2-7):総持寺
(神戸2010(2-6)から続く)
善峯寺に続いて西国三十三箇所第22番札所「総持寺」へ。善峯寺最寄の東向日といい、総持寺といい、阪急の特急や急行が止まらない小駅なので、関西私鉄っぽくないのんびりした旅になります。
ちなみに総持寺といえば、一般的には横浜・鶴見の総持寺のほうが有名なのかな?
茨木の住宅地の高台に忽然と建つ総持寺。神戸戦のついでに寄るよりも、G大阪戦のついでに寄ったほうがいいようなところですが(苦笑)
手水舎は自動化され、境内には監視カメラを配置と、ハイテク機器を駆使する総持寺。
山門。今でこそ西国三十三箇所の一つに数えられているのが不思議なくらい小さなお寺ですが、1571年(元亀2年)の茨木の合戦で兵火に遭うまでは東西600m、南北700mくらいの敷地を有していたとか。
位置的に先の善峯寺とセットで回りやすく、しかも善峯寺から帰るバス便が限られているせいもあって、善峯寺で見かけた参拝客を総持寺でも結構見かけました。
本堂。寺に伝わるところによれば総持寺は879年(元慶3年)頃、藤原山蔭の創建。
藤原山蔭の父・藤原高房が大亀を助けたところ、その日の夜に計略にあって川に落とされた山蔭をその亀が甲羅に乗せて現れ、高房の没後、山蔭が報恩のため観音像を造立し祀ったのが総持寺の起源だとか。
小さなお寺なので参詣もあっという間。とにかくクソ暑い日だったので、社務所で涼むことしばし。
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