遠野散策(3・完):でんでら野
(遠野散策(2)から続く)
自転車で遠野の田舎道を走っていると、大きな石碑がやたら目につきます。「西国順礼」と刻まれていますが、西国から遠く離れた遠野の地にそのような石碑があるのはちょっと不思議。
カッパが釣りをしているつもりなのかなぁ・・・・
水車小屋。遠野を代表するひとコマ。
水車小屋からほど近いところに広がる「でんでら野」。一見なんでもないすすき野ですが、「姥捨て伝説」の舞台といわれるところです。「姥捨て」という字面からは単なる遺棄行為を想像しがちですが、実際は老人同士が寄り集まって付近の村人の助けを受けながら自活していたとのこと。
でも、わざわざリアルなレリーフまで付けんでも・・・・
遠野郊外で時間をずいぶん使ってしまい、駅近くの「とおの昔話村」は駆け足になってしまいました。
柳田國男が遠野を訪れた際に滞在した高善旅館を移築保存した「柳翁宿」がその中心。
「遠野物語」に収録された民話の数々をアニメで紹介。ここで勉強してから郊外を回ったほうが良かったなぁと思うも後の祭り。
遠野 15:13 (はまゆり6号 キハ110-137) 15:59 新花巻
新花巻 16:22 (やまびこ62号 E224-103) 18:58 大宮
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