神戸2010(2-1):大津・坂本界隈
坂本は延暦寺および日吉大社の門前町として古くから栄えた街で、今は大津市の一部。
日吉大社参道の両側には比叡山の隠居した僧侶が住む里坊が並んでいます。
穴太衆積みと呼ばれる石垣が街を特徴づけています。
安土桃山時代には明智光秀により坂本城が築城されましたが、城跡は完全に市街地化されて、歴史的に有名な城の割には城跡らしいものはほとんど残っていません。
坂本・日吉神社参道入口にある有名店「鶴喜」。
開店直後の入店で後客4。店は横長でテーブルがずらずらっと並んでいます。向かって左側が禁煙席。前回来たときは入口前というか、レジ前というか、とにかくやたら人通りの多いところに座る羽目になったのであまりいい気はしませんでしたが、今回は店奥に陣取り。
盛夏でも出てくるのはほうじ茶。冷房を控えめにしているのか、木造家屋で効きが悪いせいかは判りませんが、テーブルに団扇が置いてあります。
大名おろしそば(1050円)を大盛(210円)にしてもらいました。蕎麦はやや平たい感じの並太タイプで、若干ごわごわっとした食感ながらも適度なコシが楽しめてまずまず。小さめではありあすが、海老の天ぷらもさくっと揚がっていてなかなかの出来。出てきた時の香りで美味そうだと思いましたが、期待に違わない出来。
汁が甘ったるいのは関西圏なんで仕方ないかなぁ・・・ 大根おろしにもピリ辛に仕上げてもらえると嬉しいのですが、甘い汁には合わないので、あえて辛味抜きにしてるのかなぁ?でもトータルでは十分合格点です。
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