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2010.09.27

【観戦記】10年第13節:浦和 3-0 新潟

 早い時間帯にPKで先制し、後半も着々と加点して点差は開きましたが、試合内容は攻守ともイマイチ。序盤新潟にポスト直撃の一発があった上、さらにミスで右サイドを突破されて一瞬3対2の数的不利に陥ったあげくに先制されたかのように思われた(党首がオフサイド)場面もあり、どちらかが決まって先制されていたら非常にややこしい試合になったと思います。公式記録を見るとシュート数は共に11本。その数値が示す通り、点差ほど内容には差がありませんでした。

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 前半は前節狭山戦から採用した4-2-2-2。北本の左SHはどう見ても無理があるので4-2-3-1よりはこちらのほうがはるかにマシだろうと思ってはいたのですが、実際見ているとそうでもなさそう。2トップは問題ないんですが、右SHに回った藤田がほとんど機能せず、攻撃は左サイド一辺倒。しかも藤田が中へ入りがちで、空いた右サイドを新潟に突かれてしまいがち。

 それでも柳田の縦パスにタイミングよく反応して庭田がエリア内に突入。後手に回った新潟DFが庭田を倒してPKを得、そのまま庭田が決めて先制。新潟の中盤のプレスが厳しいのでいきなりDFライン裏を突く狙いが何度か見受けられましたが、それがものの見事に嵌った形。PKキッカーは相変らず特段決まっていない様子でしたが。

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 相手のレベルが違いすぎるためか、前節と違って思うように機能しない4-2-2-2を村松監督はあっさり放棄して元の4-2-3-1にシフト。藤田を活かすために北本に我慢を強いたようなシフトですが(苦笑)、残念ながらこれまたぱっとせず。なかなか荒川に良い形でボールが入らないという、4-2-3-1を始めたばかりの頃のような状態に戻ってしまいました。

 当然ながらチャンスらしいチャンスもないまま時間が経過しましたが、左サイドで荒川のパスを受けた北本がやや距離のあるところから豪快な一発を決めて追加点。

 また終盤には新潟右SBがイエロー2枚で退場となり、その直後の庭田FKを荒川がちょっと触ってすらしたような格好で3点目が入って勝負あり。数的有利を得てその後は新潟をボコボコにするかと思いきや、どうも最後までかみ合わせが悪いという印象のまま試合終了。前半走らされまくってヘロヘロの岩倉に代えて右SHに投入された後藤。このポジションは全くやったことがないんじゃないかと思われるほどボールを持ってからの動きに精彩がありませんでした。

 守備もやや不安定。新潟のプレッシャーが厳しいこともあってか最終ラインがバタバタしがちだったのに加え、非常に珍しいことにGK山郷がキックミスを連発。こちらも前節と相手のレベルが違いすぎて戸惑ったのかどうか?

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---北本--荒川---
岩倉--------藤田
---庭田--柳田---
熊谷-矢野--西田-土橋
-----山郷-----

(後半開始)

-----荒川-----
北本---藤田---岩倉
---庭田--柳田---
熊谷-矢野--西田-土橋
-----山郷-----

68分:岩倉→後藤
78分:藤田→岸川
89分:荒川→松田

得点者:16分 庭田(PK)、67分 北本、78分 荒川

 党首はスタメンで凱旋。運動量が劇的に増えていました。何度もオフサイドに引っかかりながらも右サイドに開いて浦和DFライン裏を突き、かつ周囲と連動しながら中盤でしっかりブロックを形成しながら果敢にプレッシング。短時間ながら藤田と新旧ちびっこマッチアップも。

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