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2010.10.31

【観戦記】10年第28節:浦和 0-1 山形

 10月も終わりだというのに台風14号接近で豪雨。風も次第に強まって体感的には真冬並みの厳しい環境下での観戦となってしまいましたが、その気象条件がプレーにも影響したのか、低い位置にコンパクトな陣を引いて守る山形の前にボールは支配すれども詰めの段階で悉く精度を欠いてこれといった決定機を作れず。珍しくセットプレーでのチャンスが何度かありましたが、GK清水の好セーブで得点ならず。

 とはいえ山形にもチャンスらしいチャンスはなく、スコアレスドローも已む無しと思っていたところで山形がFKから田代の一発が決まって先制。またしてもお決まりの得点パターンを食らってしまいました。今年下位に沈む山形と3度闘って1分2敗と一度も勝てず。こうなると監督・選手は嫌でも山形に苦手意識を持ってしまうでしょうな。

 首位名古屋との勝ち点差は19に広がって数字上も優勝の可能性は消滅。3位G大阪との差こそ勝ち点8と変わらなかったものの、磐田戦に続く連敗で残り6試合でその差を埋めるに必要な勢いは一気に殺がれてしまいました。少なくともこういう試合をスコアレスドローで終えられないようでは強くはなりません。また今年はそういう試合がやたらあったように思います。

 勢いがないのは浦和のファン・サポーターも同様。この日の観客はわずか21000余。悪天候にも関わらずビジター席がほぼぎっしり埋まっているのに対して、南自由席はほぼ無人。こんな悪天候の日に限ってBSで生中継、テレ玉で録画中継があったのが災いしたのかもしれませんが、「この一戦に賭ける想い」において山形サポとの差は歴然。もっとも試合内容に観客を呼び戻せる要素は少なかったような・・・

 台風接近、ガラガラのスタジアム、乏しい試合内容。「ああ、あんな日もあったね」と笑って振り返ることができる日がやがてやってくるのかなぁ・・・

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-----エジ-----
宇賀神--セル---原口
---細貝--柏木---
サヌ-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

HT:宇賀神→峻希
71分:サヌ→啓太
86分:平川→梅崎

 出場停止明けのサヌがスタメンに復帰したものの達也・ポンテは戻らず。山形にチャンスらしいチャンスはほとんどなかった以上、22本もシュートを撃ちながら1点も取れない攻撃陣が敗戦の責めを負わざると得ないかと思いますが、そもそもシュート数の割には決定機と呼ぶに値するものは僅少。

 山形は浦和の最終ライン、特に坪井やサヌがボールを持ったところには全力でプレッシャーをかけてくるものの、単発気味でさほど効果的とはいえず。従って浦和がきっちりボールを繋いで前線へボールを運ぶのはさほど難しくありませんでしたが、そこからが一大事業。低い位置でコンパクトな陣形を敷いて全くと言っていいほどスペースを与えない山形守備陣に対し、あと1歩、いや2歩、3歩前でパスの精度を欠いたり、意思疎通を欠いたりして決定機を作れず。

 サヌの攻撃参加で左サイド偏重ながらも敵陣深くまでボールを運んではいるのですが、そこから先がなぁ・・・ 木村和司監督なら「選手が下手だから」と一言で片付けてしまうんでしょうが、ドリブラーだらけで個々人は頑張っているけれどもチーム全体として連携しているようには見えないというのがいやはやなんとも・・・タメができる選手、要するにポンテがいると全く違うのかもしれませんが。

 この面子だとセルが比較的ボールが持てるはずですが、この日のセルは無理矢理前を向こうとしてボールを失う場面が目立ち、逆にエリア内で強襲して欲しい場面でなぜかパスを選択と持ち味を全く生かせず。湘南戦で一皮も二皮も剥けたと思ったのですが、小破離脱している間にまた分厚い皮を被ってしまったようで・・・

 原口は右SHで孤立。早い時間帯に宇賀神とポジションを代えましたがこれまたさしたる効果なし。っちゅーか、原口とサヌって概して連携が良くないような・・・宇賀神が前半にイエローをもらったせいか、後半頭から峻希が投入されて事態はやや好転しましたが、不運にもサヌが負傷退場(ボールとは無関係なところで1人で倒れていたので肉離れかと思ったのですが、「相手の選手の肘が喉のところに入って、その後なかなか呼吸ができなかった」とのこと)。フィンケは啓太を入れて細貝を左SBに回しましたが、残念ながら啓太は攻守とも何の役にも立たず。岡本を入れて平川を左SBに回す手もあったかと思いますが、0-0という難しい局面で若い岡本はまだまだ信頼するに足らないということでしょうか・・・

 ボールをせっせと前に運んでいたサヌがいなくなり、さらに鋭い縦パスを遅れる柏木も急速に消耗するに至って浦和の攻撃は完全に手詰まり。とはいえ、山形のチャンスも前半暢久の凡ミスに乗じた一回こっきりだったのでスコアレスドローで終ると思い込んでいたのですが、そこで飛び出したのがFKからの田代の一発。それしかない攻撃パターンにまんまと嵌るかぁ??? 田代には坪井が一応付いてはいたようですが、あっさり振り切られてジ・エンド。先制されてから梅崎を投入するも、何事も起こらず。

 引いた相手に対してサイドから可能性の感じられないクロスを入れるだけだった昨年から比べればはっきりと進歩しているのですが、結果は大差なし。全くもって日暮れて道遠しで、これ以上の上積みは選手補強に期待するしかないのかも。

攻撃面でいえばサイドアタッカーはやたらいるので、補強は4-2-3-1のトップ下、ないし4-2-2-2のFWでしょう。オーストリア合宿で試行した4-1-2-3をやるならアンカーが必須ですが、こういう話はオフまでお預け。

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-----長谷川----
宮沢-下村--宮本-北村
----佐藤健-----
石川-石井--前田-小林
-----清水-----

67分:長谷川→田代
85分:前田→西河
89分:宮沢→キムビョンスク

得点:81分 田代

 びしょ濡れ姿とか、雪で凍えている姿が妙に似合う小林監督。上位に行ける闘い方では全くないのですが、乏しい戦力で確実に残留をものにする能力はピカイチやなぁ・・・

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2010.10.30

光らーめん@東十条

 東十条駅北口改札から東側へ。明るい駅前商店街の並びではなく、北側へ外れたちょっとうら寂しいところに立地。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客1。

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 小さな店舗でL字型6席のみ。店内は寡黙な店主がいるだけ。水は給水器からセルフ。

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「らーめん(650円)」を注文。メニューは店主の手によるものと思われますが、お世辞にも上手いとは言い難い字に和み感。

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 スープは鶏ベースの清湯で表面に少し脂。塩ダレも出汁を損なわない程度に抑えられていて、見た目どおりすっきりした味わい。

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 麺はストレート細麺でやや柔らか目ですが、つるつるした口当たりでスープの絡みは極めて良好。思いのほか量があって、あっさり味ゆえ最後のほうはちょっと単調に。

 堅めの鶏チャーシューはわずかに鶏臭さが残っているのが気になった上、冷えているのがちょっとなぁ・・・

 他はネギが多目に添えられているくらい。値段ゆえ仕方ないのかもしれませんが、ちょっと具が寂しいか。

 一定水準はクリアしていますし、駅近くで会社帰りに寄りやすい立地ゆえ、具を増やして「野菜らーめん」でも試してみようかな?

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2010.10.29

肉そば総本店 麺屋 宗@ときわ台

 ときわ台駅北口ロータリーからすぐ。ファミマの向かい。日曜夜に往訪。夜の部開店すぐに往訪したつもりでしたが先客3。その後家族連れなどが続々とやってきて食べ終わった頃には店外に待ち客4。

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 券売機で売り物の「肉まきそば(750円)」を注文。醤油と塩が選べるので醤油に。他に「肉まぜそば」も。

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 店内はV字型カウンターが10席ほど。内装に凝るのは高田馬場譲り。

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 口が広くて底が浅めの丼で出てきました。

 スープはかなり生姜がきつく、賛否が分かれそう。しかもかえしはかなり甘め。

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 麺は並太ストレート麺で、つるつるした口当たり。スープの絡みは文句なし。

 肉は肉を麺に絡めながら食べることを想定して脂身がほとんどない柔らかなロース肉。

 もやしをくたっとするまで茹でたのは肉に合わせたせいかな? 他に穂先メンマや刻みネギ、糸唐辛子。。

 一回経験する分にはそれなりに楽しめますが、少々奇をてらいすぎで、会社や自宅の近くにあるならともかく、わざわざ来ることはないでしょうな。

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【展望】10年第28節山形戦

・山形は現在12位。勝ち点9で16位神戸に9差があり、なんとか降格を免れそうな位置にいます。

・3人韓国籍の選手を抱えていますが、いずれも戦力にならず。「安物買いの銭失い」と化しており、予算の乏しい山形にとって痛手。ほぼ日本人選手だけで一シーズンを戦っているにも関わらずほぼJ1残留を手中にしつつある小林監督の手腕は実に見事。

・山形の泣き所は得点力。リーグ戦総得点21はJ1最低。大抵のJ1クラブがFWに外国人を起用しているのに対し、日本人だけでの戦いを強いられている山形の苦悩が得点力の低さに表れています。

・といっても失点が少ないわけでもなく、総失点35は10~15位にひしめく同レベルのクラブとほぼ同等。降格圏にいるクラブよりはマシといった程度。

・当然ながら得失点差は-14と酷いもので、残留圏にいるクラブでは最悪。それでも12位にいるというのは接戦での強さ(逆に負ければ惨敗)を如実に表しています。

・第25節G大阪戦では鮮やかな逆転劇を演じましたが、足下は調子を落としていて第21節以降1勝1分5敗。負けた5試合での総得点はわずかに1。

・浦和戦では増田が出場停止の他、古橋が大怪我で戦線離脱中。ナビスコではCHに入っていた秋葉も負傷し、第22節から出場していません。

・一方浦和は離脱して久しいポンテどころか、小破と見られていた達也やサヌ(サヌは前節出場)が全体練習に復帰したとの話は聞かれず。従ってメンバーは磐田戦と全く同じでしょう。

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<前節:山形 0-3 清水>

---長谷川-田代---
宮沢--------北村
---増田--下村---
石川-石井--前田-小林
-----清水-----

64分:宮沢→広瀬
83分:下村→宮本
83分:北村→ハン

・佐藤健が出場停止。

・怪我で前半戦欠場していた長谷川が戻ってきたためか、ナビスコ杯で採用していた4-1-4-1をいつの間にか放棄して4-2-2-2へ。

・但し、面白いことにいつも長谷川&田代の長身2トップというわけではない様子。田代ほうがプライオリティーが低く、途中からの出場という試合も。

<前回:浦和 0-2 山形>

-----田代-----
宮沢-増田--秋葉-北村
-----佐藤-----
石川-石井--西河-宮本
-----植草-----

37分:宮沢→下村
77分:佐藤健→長谷川
88分:田代→キム

得点:38分 田代 68分 田代

 浦和が前半のビッグチャンスを決めていれば、と「たられば」を語っても仕方がありませんが、先制するどころか先に失点。後半は立ち上がりこそ猛攻を仕掛けたもののついに決定機を掴めず、その後は急速に消耗。疲労からか詰まらないミスが続出して前線へボールを運ぶこともままならなくなり、選手交代もカンフル剤にならず、68分に致命的な追加点を許して事実上そこで試合終了。

 失点はいずれもサイドからのクロスに対して山形の唯一無二の得点源である田代をフリーにするという実にマヌケなもの。選手は代われども、山形戦はことごとくこのパターンでやられているような・・・・

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2010.10.28

トナリ(丸の内店)@東京

 東京駅丸の内南口のさらに南外れにある”TOKIA”のB1F。本来なら会社帰りに立寄るべき店ですが、いつも混んでいるとの話を聞いて、日曜昼に往訪。

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 店に着いたのは開店後10分過ぎくらいでしたが、既に店は大盛況で残席わずかに3。一時は店外に行列が出来ていましたが、その後客足が続かず、食べ終わった頃には4割くらい空席ができていました。

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 「タンメン(720円)」だけでも十分なんですが、「タンギョウ」「タンカラ」という言い回しが妙に気に入って「タンギョウ(880円)」を注文。スペースがないためか、券売機なしで後払い。伝票すらありませんが、注文も会計も特段トラブルはない様子。丸の内店は「タンつけ」が売り物みたいですが、全く興味なし。

 店は横長で20席弱くらいでしょうか? 見通しが利かないのでスタッフの数は判らず。時折中華鍋から上がる巨大な炎が店内を明るく照らします。

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 出来上がる直前になってスタッフが「生姜を入れますか?」と聞いてきましたが、なるほど生姜がどっさり!

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 普段タンメンって食べないので、タンメンの標準的な姿を忘れがちですが、この店はシャキシャキのモヤシがたっぷり。それにニラ、ニンジン、キャベツ、豚肉、ゲソなどを混ぜ炒めています。

 スープはまるでチャンポンみたいな白濁した鶏&豚骨ベース。生姜を入れずに胡椒を振り掛ける人がいても不思議はありません。

 麺は平打ちの太麺で、ざらざらした口当たり。白っぽくてもちもちっとしたゆえか、うどんを食べている感じすらします。モヤシをかなり片付けてからじゃないと麺に到達しませんが、麺の量も多め。同じタイミングで配膳された隣の若い会社員は二人も箸が止まってました(苦笑) この量を会社帰りに食べるのは自殺行為で日曜に往訪して正解。入店時の客は老人もかなり見受けられましたが、みんなちゃんと食べたのかなぁ?

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 ギョウザはサイズこそ小さめながら、ジューシーでいて肉感たっぷり。これならタンメンを食べずにギョウザ+ライスを頼む人がいてもなんら不思議はないかと。もっとも量的には全くの蛇足でしたが。

 こういう店は丸の内でやたら派手に営業せずに、地元民に熱狂的に支持される店であって欲しいものですが、情報伝播が早い今はそうも行かないんですなあ・・・

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磐田2010

 行きは鈍行乗継。遠征する赤サポの絶対数が大幅に減少しているのに加え、キックオフが14:00とやたら早いせいもあってか、どの電車も赤サポはちらほらと見かける程度。清水戦と比べると、電車を利用するホーム側の客も少ないせいか、結局最後まで立つことなく愛野着。

東京 6:50 (733M サハE231-1063) 8:11 小田原

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小田原 8:17 (737M モハE231-1071) 8:40 熱海
熱海 8:46 (1425M クモハ313-2507) 10:07 静岡

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静岡 10:12 (147M モハ313-2515) 10:24 焼津

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試合を見て帰るだけではあまりにもつまらないので、焼津で途中下車。3年前に来たばかりですが、その時は温泉に入っただけ

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駅前商店街はまるでゴーストタウンのように静まり返っています。

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往訪したのはそんな元気のない商店街の一角に店を構えている「魚いち」。ネットで下調べした上での往訪でしたが、それなりに有名な店のようで、店内にはサイン色紙の類がずらり。

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お勧めの品々の中から「海鮮丼」を注文。

開店直後の往訪でしたが、観光客らしき方が3,4人、さらに作業着姿のグループ客が2組ほどやってきました。

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ご飯がいかにも「ジャーで保温してました」てな感じのごわごわ堅かったのが残念でしたが、海鮮モノ自体はそれなりに満足。写真では隠れていますが、変わったところでは生しらすが入っていました。

焼津 11:44 (433M モハ313-2514) 11:54 六合

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六合 12:05 (763M クハ312-3003) 12:31 愛野

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エコパには地元のB級グルメ屋台がずらっと並んでいましたが、海鮮丼を食べたばかりとあってはさすがに食指は伸びず。

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スタジアム外にやたら赤者がいるのを不思議に思ったのですが、磐田@エコパっていつの間にか再入場ができるようになったんですな。エコパはスタジアムが大きい割には売店が貧相なので、外の屋台で補完するのは誠に結構。

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このゆるキャラは結構あちこちで見かけるような気がします。うちのレディアよりは働いていることは間違いありません。

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イエロー数を付記した選手紹介。ありそうであんまりありませんが、柏木3枚は気になります。

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磐田の選手紹介は昨年と変わっていないのかな?

観客はわずか18,000名余。随分少ないように感じましたが、調べてみたら昨年よりわずかに少ない程度でした。この客入りなら下手すれば来年はヤマハに戻ってしまうかもしれませんが、ヤマハだと狭すぎて赤サポが入りきれないのは確実。

2006年のヤマハ地獄はまだ記憶の新しいところで、今後ともエコパでよろしくお願いします。っちゅーか、本来は神戸ウィングくらいの中規模スタジアムで十分なところに、誰も使わないのになんでこんなバカでかいのを作ってしまったんだろう?

    
愛野 16:11 (828M クモハ313-2509) 16:17 掛川
掛川 16:31 (こだま644号 726-739) 18:17 東京

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2010.10.27

俺の空@池袋

 池袋駅東口、豊島区役所の裏あたり。平日夜に往訪。

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 高田馬場にある往年の有名店の支店ですが、もともとは「我空」という屋号で開業。その名残がしっかり残っています。近隣に「KINGKONG」や「狸穴」がある激戦区ですが、最初に出店したのはこの店。

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 メニューは「掛け豚そば」と「浸け豚そば」の2本立て。入口脇の券売機で「掛け豚そば(800円)」を注文。いくつものメニューがテープか何かで消されているのが気になります。

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 店内は無駄に奥行きがあり、しかも都心店の割にはゆったりとしたつくり。しかし、店のスペースの割には座席はL字型カウンター10席強と少なく、しかも席間は広いとは言いがたいというイマイチ何を考えているのか理解しがたいレイアウト。「我空」のまま放置されている看板といい、不恰好なメニューといい、金をかけるべきところとケチるところを間違えているような・・・ もっとも店自体は繁盛していて先客8。その後も五月雨式に客がやって来て、食べ終わった頃には店内に待ち客が3人いました。

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 平ための丼で出てきましたが、口がややすぼまっているので丼というよりは花器のようにも見えます。

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 スープは高粘度の濃厚動物魚介系ですが、動物系がかなり強めで脂っぽい印象。

 それはまだいいのですが、麺はなぜか細麺ストレート。ややごわごわ、ぷつんぷつんとした食感で濃厚スープに負けているわけではないのですが、太麺でもなんら不思議はないところになんで細麺なんでしょうか? 

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 豚角煮を細かく崩したようなものがどさっと入っていて、これをちびちびほぐしながら一応完食。箸休め代わりに刻みネギや刻み玉ねぎも添えられていますが、総じて味が濃すぎてくどい印象は否めず。しかもこれで800円っちゅーのは、濃厚動物魚介だらけの今となってはリピートするにはしんどいね・・・

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肘折温泉(2)

肘折温泉(1)から続く)

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肘折温泉街から1km強離れたところに黄金温泉「カルデラ温泉館」が建っています。多角錐の建物が浴室で、右側が食堂&休憩室。

「肘折いでゆ館」との共通券というのがあって600円(単独だと350円)也。

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ここの売り物は水に多くの炭酸ガスが溶け込んだ炭酸泉。カルデラ館の能書きによると「末期的火山地帯の地層深部から沸き出してくるので、火山国日本では数少ない」らしい。上写真は飲泉所。

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斉藤茂吉も飲んだといわれる炭酸泉を飲んでみましたが、ほんの少しですが確かにシュワシュワと。でもサイダーみたいに甘くはないのでそんなに美味いわけではありません。

浴室内にはしの字型の普通の湯船(かけ流しだが、湯にこれといった特徴はありません)と炭酸泉の湯船。

後者は湯船といっても手足を浸けるだけですが、足湯の上に手を肩の高さまで腕をつける、ちょうどおんぶの格好で手足を水に浸ける格好。泉温が低いのでこの季節には冷たすぎて全く入る気が起こらず。それでも熱心な人はいましたが。

建物の大きさの割には湯船が小さく、カランの数だけは多い印象。

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【温 泉 名】黄金温泉
【施 設 名】カルデラ館
【入浴料金】350円
【交通手段】肘折温泉バス停から徒歩30分くらい
【泉  質】ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉/単純二酸化炭素冷鉱泉
【源 泉 名】黄金温泉組合7号源泉/炭酸泉源泉
【泉  温】源泉:65.5度→供用:42.5度/7.6度
【加  水】あり
【加  温】なし
【循環装置】かけ流し
【消  毒】清掃時のみ塩素系薬剤使用

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肘折温泉へ戻って、温泉街の外れにある「いでゆ館」へ。先ほどの共通券利用(単独では350円)。大蔵村の財政を大いに圧迫していそうな巨大温泉施設で、風呂は3Fにあります。

浴室には大小2つの湯船。共に長方形ですが「小」はぬるくて浅く、寝湯あるいは半身浴用なのでしょう。「かけ湯」の区画もあるにはありましたが湯が張られていませんでした。

外観から想像できるように外壁にはガラスを多用。天井近くまでガラスを張っているので採光抜群。紅葉は完全に終わって枯れ木と増水して激しく流れる銅山川を眺めるだけですが、公営施設にしては破格の出来。

スペースがゆったりしているのはいいのですが、大蔵村にはでかすぎだわなぁ・・・

湯は黄褐色に濁っていますが無臭。適温。

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【温 泉 名】肘折温泉
【施 設 名】肘折いでゆ館
【入浴料金】350円
【交通手段】銀山温泉バス停から徒歩2分くらい
【泉  質】ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
【源 泉 名】組合2号
【泉  温】源泉:86.4度
【加  水】なし
【加  温】なし
【循環装置】かけ流し
【消  毒】使用せず

肘折温泉 14:10 (山形交通)  15:05 新庄

新庄 15:27 (つばさ124号 E329-2009) 18:38 大宮

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2010.10.26

麺や百日紅@新宿3丁目

 新宿3丁目交差点角にある飲食店ビル「セゾンプラザ」のB2F。平日夜に往訪。先客3、後客ゼロ。屋号は「さるすべり」と読みます。

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 セゾンプラザが老朽化していて各種テナントもお疲れ色が強い上、往訪時はビルのあちこちが工事中で、正直一見でビル内に入れるような感じはしません。もっともこの店は出来てさほど経っていないので明るさを保ってはいますが。

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 券売機のボタンは「濃厚つけ麺」「二段味変味噌ラーメン」「極上煮干蕎麦」の順に並んでいましたが、最後の「極上煮干蕎麦(680円)」を注文。店内にはそれなりに煮干しの香りも。

 カウンターはくの字型10席強。厨房内にはオヤジが2人。カウンターとの仕切りが高くて厨房内の様子は窺えず。

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 店内の煮干し臭や「極上煮干蕎麦」というネーミングからすれば意外ですが、スープはそれほど煮干しが効いているとは思えず。実質的には鶏ベースの古典的な醤油ラーメンにちょっと煮干しを効かせて現代風にしたかなぁという程度。しかも食べ始めは煮干しの生臭さがわずかに気になりました。

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 麺は断面が角ばった中太麺。つるつるした口あたりながら、思いのほかコシが強く、食べ応え・噛み応え十分。スープの絡みも良好ですが、スープには強すぎるかなぁ・・・細麺ないし平打ち麺でもいいような・・・場所柄飲んだ後の一杯というニーズもありそうなものですが、飲んだ後ならなおさら細麺のほうが。

 堅めで脂身のほとんどないチャーシューが2枚。他にメンマ、ほうれん草、刻みネギ、刻み玉ねぎ、ナルト。

 これといった欠点はないけれど長所もなし。

 全く方向性の違うメニューを3種類も並べているところに一抹の不安を覚えます。

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肘折温泉(1)

(「新庄城址&とりもつラーメン」から続く)

新庄 8:35 (山形交通)  9:29 第一停留所

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2007年に開湯1200年を迎えたばかりの肘折温泉。新庄市街から銅山川沿いにバスで1時間ほど降ったところにある湯治色の強い温泉です。

温泉街はアクセス道路から急坂を降った谷底に位置していますが、それもそのはず、肘折温泉はカルデラの中にあり、かつ肘折カルデラは活火山扱いなんだとか。

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温泉街中心にある共同浴場「上の湯」。以前来た時と比べると入り口のガラス戸が一新されている様子。宿泊客が宿で配っている無料利用券を持ってやってくる例がほとんどのせいか、番台には料金表が明示されていませんが、番台の婆さんに聞いたところ200円也。

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湯船は台形タイル張り。古い共同浴場としては異例なほど大きな湯舟。新しく据えられたと思しきお地蔵さんの下に湯口がある他、壁際の石柱からも湯が流れ落ちていました。湯は無色透明・無臭でこれといった特徴はありませんが、熱くもなくぬるくもなく、ゆったりと入浴。

浴室の奥角に「あがり湯」が設けられ、ぬるめ湯のが張られていました。

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【温 泉 名】肘折温泉
【施 設 名】上の湯
【入浴料金】200円
【交通手段】肘折温泉バス停からすぐ
【泉  質】ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
【源 泉 名】組合3号源泉、組合4号源泉
【泉  温】源泉:69.0度
【加  水】-
【加  温】-
【循環装置】-
【消  毒】-

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温泉街の川向こうに肘折唯一の食事処「寿屋」。ここもいつの間にか建て替えられていました。

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もっとも玄関を入ると左手に小上がり、右手にテーブル席。さらに道路に面して縁側があるという基本構造は変わっていません。小上がりには4~6人掛けのテーブルが8卓。壁にはこけし飾り。

「板そば(1350円)」を注文。先客2とがらがらなのに水・茶はセルフで、店主は注文を取った後は何をするでもなくぷらぷらっちゅーのはどうなんでしょう?

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蕎麦湯も最初から出てきました。客が大勢来るのは週末の昼だけで繁閑の差が極めて大きいためか、そこそこの規模の店なのに仲居さんをおかずに頑張っているのはいいんだけど、サービスの手抜きが目立つんだよな・・・

薬味はネギが板の隅っこに添えられているだけ。つゆは薄口でやや甘め。蕎麦は並太、並堅で、黒いぶつぶつの目立つ田舎蕎麦。冷水でしっかり締められて口当たりも良く、食べ応えもあるんだけど、蕎麦が突出して美味いだけかなぁ・・・

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2010.10.25

新庄城址&とりもつラーメン

銀山温泉(2)から続く)

銀山温泉 14:55 (尾花沢市営)  15:31 大石田

大石田 15:41 (1439M クハ700-5507) 16:02 新庄

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銀山温泉を堪能した後、大石田駅へ戻って山形県最北部の街である新庄へ歩を進めます。

新庄は7万石程度の小さな城下町ですが、戊辰戦争の最中に新政府側に寝返り、それに激怒した庄内藩にボコボコにされたため、町中に古いものはあまり残っていない様子。

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新庄城址も本丸を囲むお堀が残るだけ。

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本丸には「戸沢神社」。もうすっかり日も沈んでしまって、田舎の人気のない城跡をいつまでも徘徊していると通報されかねないので(苦笑)そそくさと撤収。

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新庄にわざわざ立ち寄ったのは城址ではなく、「とりもつラーメン」が目当て。事前にピックアップしておいた店のうち、市役所前にある「一心亭」は明かりがついておらず、駅前の「一茶庵分店」はお休みの札が。そこでやむなく3番手候補の「急行食堂」へ。

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屋号から容易に想像できるように、大昔はちょっとした駅ならどこでも当たり前のようにあった「駅前食堂」の名残を強く留めた店です。先客3。後客1。先客のうち2名がJRの職員っちゅーあたりに「駅前食堂」の香りが。店内はテーブル席のみで4人掛けのテーブルが10卓以上所狭しと並んでいます。

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メニューの頭のほうには丼物。その次にラーメン類が並んでいるので食堂といってもラーメンにもそこそこ力を入れているのかもしれません。天国ラーメンや地獄ラーメンといった得体の知れないメニューも並ぶ中、早速「鳥もつラーメン」を注文。550円と極めて安価。娘さんが専ら接客にあたっていて、店奥の厨房の様子は窺えず。

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巨大な味噌汁茶碗みたいな丼で出てきました。もともと蕎麦用の丼なのかも。スープが並々と注がれているのは実に嬉しいもの。

スープは鶏がらベースなのかもしれませんが、後味から察してかなり化調きつめ。食べているうちは非常にあっさりしていて悪くないんですが、残念ながら食後のヒリヒリ感、渇水感は相当なもの。

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麺は中太縮れ麺。スーパーで売っている生麺みたいに安っぽくてイマイチですが、スープはよく絡みます。

そして中に鳥もつがゴロゴロ。コリコリしているものあり、ちょっとざらざらしているものありといろんな分位が混ざっているようですが、この出来だとあっさり系醤油ラーメンのチャーシューに代えて鳥もつを入れてみただけに過ぎないような・・・鳥もつがスープに何らかの影響を与えていると面白いんだけど・・・、やや甘みを感じるのは鳥もつ効果なのかどうか・・・ 他に具は刻みネギだけ。

ラーメン専門店ではない、基本的に何でも屋な食堂で期待値が低かっただけに、そこそこ美味かったとは思いますが、新庄名物として全国に名乗りを上げるには企画力(=他を圧倒する独自性)・クォリティーともまだまだかなぁ・・・

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2010.10.24

【移転】麺屋武蔵二天@池袋(2)

 池袋南口・東通り沿い。土曜昼、1年半ぶりに往訪。開店直後の入店で、後客2。かつての盛況ぶりからすれば、客足は大幅に落ちている様子。

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 「らー麺(750円)」を注文。並・大盛りが同料金だったので大盛りに。つけめんの貼り紙や旗が目立つので、つめけんメインに切り替えたのかと思いましたが、券売機のボタンはらー麺が先でした。他に期間限定ながら「辛らー麺」も。

 店内はJ字型カウンター10席ちょっと。奥に階段が見え、スタッフが2人上がって行きましたが、客用に使用しているのかどうかは不明。1Fに残ったスタッフは2人。空いているせいか、「武蔵」系御馴染みの湯きりパフォーマンスも大人し目。

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 丼は口が狭くて深めのものに一新。

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 スープは動物系+魚介系で魚介というか魚粉が強めに出ています。表面の脂も多め。かえしがかなり強いせいか、しょっぱいのが難で出汁の旨味を損なっています。らー麺なのにスープ割りが欲しくなるくらい。

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 麺はストレート太麺。つけ麺と共用かな? 表面に若干ざらつきを感じますが、もちもちっとした食感でスープもよく絡んで悪くありません。

 売り物だった「豚天」を止めたという話は聞いていましたが、分厚くて柔らかいチャーシューが1個だけゴロリ。これなら豚天よりはるかにマシ。ただスープが濃くてしつこいわりにメンマなりネギなりといった野菜分が少ないのは困り者。

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【観戦記】10年第27節:磐田 2-1 浦和

 前半は押し込みながらも決定機を作れず、磐田のカウンター攻撃に脅かされる嫌な展開。後半早い時間帯に待望の先制点を上げながらもたちまち逆転され、その後は反撃らしい反撃もできずに久々の敗戦。

 宇賀神、セル、そして途中から梅崎と怪我明けの選手を複数起用した割には試合内容はそんなに悪くはなかったと思いますが、残念ながら今日は最終ラインの安定感が乏しく、それが敗因になってしまいました。

 そして浦和の最終ラインが不安定になったのは結局のところ前田とジウシーニョの執拗なフォアチェースが効いたのでしょう。1失点目は前田が暢久に絡んだことから。暢久は前半同様難なく前田を交わすかと思ったのですが、前田と接触して(?)あえなく転倒。その後は前田にライン際をスルスルと抜け出され、おっとり刀で帰ってきた平川もこれまたあっさり交わされ、中央に詰めたジウシーニョがゴール。

 暢久がセーフティーに蹴りだしていれば何のことはない場面ですが、それをやらずに極力繋ごうとするサッカーなんで、こういうことは避けられないのかもしれません。それにしても坪井ならまだしも暢久がやらかすとは・・・ もっとも大絶賛に値するプレーを披露したかと思えば、ありえない凡ミスを犯してしまうのも暢久なんですが。

 前半はGKへのバックパスが緩くて危うく掻っ攫われそうになった場面が2度あり、いずれも山岸が寸前でクリアして事なきを得ましたが、その際に山岸がジウシーニョと交錯して膝を強打。これがその後のプレーに影響したかどうかは判りませんが、2失点目は右からの磐田CKを山岸が被ってしまい(一応触ってはいるようですが、コースを変えるには至らず)、ファーにいた那須がどフリーでズドン。山岸はその後同じようなボールをもう一回被っていましたから、やはり何がしか問題を抱えていたように思うのですが・・・

 浦和は後半立ち上がりから猛攻を仕掛け、強烈なプレスによる中盤でのボール奪取から3度チャンスを掴んでそのうちの一つを決めて見事に先制しましたが、その代償は大きく、若い両SHはたちまち疲弊。細貝もこのところ調子がいいとは言いがたく、ボールを奪いきれない場面が多々。

 従って先制された直後に磐田が早めに両SHを代えて反撃に転じたのに対し、いつフィンケが守護神堀之内を投入するかが見物だったのですが、あっという間に同点に追いつかれてその機を逸してしまいました。もっとも2失点は選手交代の遅さとはほぼ無関係でしたが・・・

 峻希はまだしも今日の原口の出来は良いとはいいがたく、かつ消耗度を考えれば梅崎投入は遅すぎた感もありましたが、大怪我から復帰後実戦経験が一度も無い梅崎の投入を躊躇するのも道理で、実際梅崎は赤サポの期待も虚しく大した働きはできないまま試合終了を迎えてしまいました。いかにも試合感がなさそうで、リターンパスに対して明後日の方向へ走っていたり・・・

 終盤は超前掛りになって磐田をエリア内にくぎ付けにしましたが決定機には至らず。交代枠を一つ余したまま敗れてしまいましたが、投入されなかった高崎は前節でダメ出しを食らったんでしょうな。長身の割にはハイボールへの反応は良いとは言いがたく、しかも後方から高精度のボールを蹴れる選手が柏木しかおらず、さらにその柏木を前目に上げたので「高崎大作戦」なんてやりようがありませんし。

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-----エジ-----
原口---セル---峻希
---細貝--柏木---
宇賀-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

77分:原口→梅崎
85分:峻希→啓太

得点:56分 エジミウソン

 引いてカウンター狙いの磐田を攻め倦む浦和。構図は今年埼スタで敗れた試合と似ていましたが、前回はシュート数こそ多いものの決定機らしい決定機はほとんどないまま試合を終えたのに対し、この試合、特に後半の立ち上がりはゴールを予感させるプレーがてんこ盛り。

 サイドを深く抉る、あるいは速いパス交換や浮き玉で相手DFライン裏の狭いスペースを突く。そういう試みが何度も見られました。もっともボールがちょっと長くてシュートを撃ち切れない場面がほとんどでしたが、サイドから可能性の感じられないクロスを上げては相手DFに跳ね返されるの連続だった昨年と比べれば長足の進歩。そのお膳立てとしてエジのポストプレーが絶大な効果を発揮していました。

 怪我明けのセルはやはりキレを欠いていてイマイチでしたが、それでも持ち前のフィジカルの強さを生かして何度か見せ場を作り、エジの得点をアシスト。達也と比べると守備の貢献は遥かに落ちますが、ポンテ不在の現在はボールを持てる唯一の選手なのでそれなりに使い出があります。

 一方これまた久々スタメンの宇賀神の出来は攻守ともイマイチ。原口共々左サイドの攻撃が迫力不足だったのが攻め倦みの一因かと。

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---前田--ジウ---
船谷---------西
---岡田--那須---
脩斗-康珍--古賀-康裕
-----川口-----

56分:船谷→成岡
60分:西→菅沼
90+2分:ジウシーニョ→金沢

得点:62分 ジウシーニョ、71分 那須

 磐田のサッカーは正直面白いとは言いがたいんですが、負けないことを最優先とするならこういうのもありなんでしょうなぁ・・・ハナからどん引きというわけではなく、両FWを中心に相手最終ラインに執拗に圧力を掛ける。それが交わされると徐々に引いて守備ブロックを形成。必然的にボールを取る位置は深くなってしまいますが、ボールを奪ったらロングボールを前線へ放り込んで前田なんとかしてくれ!!! ってな感じ。

 でもそういう相手に、より難しいことをやろうとしているチームが負けてしまうのもこれまたサッカー。

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2010.10.23

【閉店】二代目けいすけ@東京(2)

東京駅一番街「ラーメンストリート」の一角。平日夜に往訪。「二代目けいすけ 海老そば外伝」が正式な屋号。

前回は「海老そば(750円)」でしたが、今回は「伊勢海老そば(850円)」を注文。

店内はテーブル席主体で意外に余裕たっぷり。案内されたカウンター席は当初I字型と思いましたが、背面にも座席があって島式(14席)でした。

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球をななめにスパッと斬ったような独特の丼。しかもレンゲがでかいのに丼の口が狭くて、さらに手前はややもすればスープが溢れそうで食べづらいのは相変らず。デザイン重視で食べ手の都合なんてまるで考えていません。

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「海老そば」よりは海老臭さはかなり強めかな?でもそれが嫌味にはならず、動物系の出汁と合わさって濃厚ながらも食べやすい仕上がりに。糸唐辛子を添えてピリ辛に仕上げられていました。

 麺はやや細めのストレート麺。少々ぼそぼそ、ゴワゴワとした食感でスープとの相性はちょっと微妙。

 具に鶏チャーシュー、ナルト、メンマ、刻みネギ等。鶏チャーシューが箸休めのように思える上、このスープだと柚子はあまり意味がないと思うのは「海老そば」と同じ・・・

 場所がいいので度々お世話になるかとは思いますが、会社帰りの単なる晩飯としては高いんだよなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン

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2010.10.22

【閉店】八頭龍@浦和

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 浦和駅西口、旧中仙道・須原屋の真向かい辺り。戸田に本店があり、自家製麺が売り物。日曜昼に往訪。先客2、後客2。屋号は「オロチ」と読みます。

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 戸田店で「八頭龍ラーメン」を食べた際はイマイチだったので、今回は汁無しの「牛魔王(750円)」に挑戦。「豚骨らーめん」「豚骨魚介らーめん」「鶏和牛つけ麺」等々、随分メニューは豊富ですが、鶏・豚骨・魚介と3種類もスープを揃えて結局何を売り物にしたいのか不明。

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 もともとは何の店だったのか判りませんが、店内に製麺室を設けていてもなお店内はスペース余りまくりで、家賃が経営を圧迫してそう・・・ 4人掛けテーブルが3卓と、6人掛けテーブルが1卓。さらに6人掛けくらいのカウンターが店手前と奥にそれぞれ1セット。厨房内にはスタッフが2人。

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 ネギの緑と白、メンマやキクラゲの茶にゆで卵の黄色が映えて、汁無しそばにしては随分と派手なビジュアル。でも結局まぜまぜして食べるので、あまり意味はないような・・・っちゅーか、ゆで卵は別皿にしてもいいのでは?

 丼の底に背脂がどっぷり溜まっていて、その甘味で食わせるタイプ。最初はなかなか面白いと思ったのですが、あまりにも味わいが単調ですぐに飽きてしまいました。

 麺は中太でつるつる、もちもちとした食感。柔らか目なのが好みに合わず。悪いことに相性の悪い麺に限って量は多め。

 卓上に豚骨ラーメン用の辛子高菜があったので、途中からそれをぶち込んでなんとか完食。

 北浦和と違って浦和駅周辺には美味いラーメン屋がないから、これでもなんとかやってゆけるのかも・・・

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【展望】10年第27節磐田戦

・久しぶりのアウェーらしいアウェーゲーム。

・磐田は今季長らく下位を彷徨っていましたが、8月半ば(19節)以降急激に調子を上げて5勝1敗2分け。ナビスコ準決勝も川崎相手にアウェーで大どんでん返しを演じて、ただいま絶好調といった感。

・中断期間明けにイ・グノがG大阪へ去った代わりに、長らく離脱していたジウシーニョが復帰。今季のイ・グノは不振を極めていましたから、その離脱は特段影響がない様子。

・また中断期間後に菅沼と古賀を柏から獲得。

・但し、パクチュホ、駒野とレギュラー両SBを相次いで負傷で失ってしまい、面子は少々苦しい状況。

・浦和はサヌが出場停止ですが、その代わりは前節試運転済みの宇賀神で問題なし。

・浦和の試合前展望といえば怪我人とその回復状況しか語るものがないのが常態化していますが、前節で達也が負傷退場。その代わりに投入された高崎は全く機能せずに途中交代の憂き目に。

・従って達也が磐田戦に間に合わないとなるとかなり面倒。ポンテは依然全体練習に復帰したとの話は聞かれず。練習に復帰して久しい梅崎はこれまで途中出場すらしていないのでスタメン起用は考えづらく、先週末から練習に戻ったセルも怪我再発のリスクを考えると頭からは使いづらい。

・となると、高崎スタメンで引っ張るだけ引っ張り、途中からセルなり梅崎なりを投入するのが最も現実的なのかなぁ・・・

---高崎--エジ---
原口--------峻希
---細貝--柏木---
宇賀-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

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<前節:広島 1-1 磐田>

---成岡--前田---
船谷---------西
---岡田--那須---
脩斗-康珍--古賀-康裕
-----川口-----

56分:船谷→菅沼
82分:西→金沢
91分:成岡→山崎

得点:58分 前田

・ジウシーニョは出場停止。

<前回:浦和 0-1 磐田>

---前田---李---
成岡---------西
---上田--那須---
朴--康珍--加賀-駒野
-----八田-----

66分:成岡→金沢
69分:西→山本康
86分:上田→岡田

得点:55分 西

ボール支配率もシュート数も相手を上回っていたけれどもベタ引きの相手を崩す術がなく、カウンター一発に沈んで敗戦。初戦鹿島戦に敗れた後、浦和はここまで無敗で突っ走ってきましたが、この敗戦を機に急失速。今季チャンスの数は多いが一点が入らない試合が随分ありましたが、振り返ってみればその嚆矢となった試合でした。

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2010.10.21

【閉店】塩中華の店 まるきゅう@池袋

 今夏に訪れたばかりの「立教通りのにぼきゅう」が屋号を代えて再出発。土曜昼に往訪。先客2、後客1。

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 従来店内にあった小さめの券売機が店外に出ていました。屋号に敬意を表して「塩中華(700円)」を注文。他に「塩つけめん」や「中華そば」も。

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 店内には手を加えていないようで(ウンチク等々の貼り紙がなくなってすっきりしたくらい)、L字型カウンター10席ほど。厨房内には太っちょのオヤジと若い女性の2人体制でしたが、オヤジは特に何をやる風でもなく・・・ただいま教育指導中なのかも。

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 表面の脂がてかっていてクリアとは言いがたい外観。それはともかく、塩ダレが強すぎて魚介ベースと思しき出汁の旨味を損なっているような・・・

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 麺は細麺ストレート。つるつるとした口当たりで柔らか目なのはともかく、ちょっと玉になっている上に、スープの絡みが良くありません。

 チャーシューは味がやや濃い目かなぁとは思いますが、柔らかく、ホロホロと崩れながらもまずまずの味わい。他にメンマ、ネギ、ナルト、海苔。

 なんで「にぼきゅう」から路線を変えたのか判りませんが、良くなったところは特段見出せず。学生街なのに量が少なくてコストパフォーマンスが良くありませんから、先々どうかなぁ・・・

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銀山温泉(2)

銀山温泉(1)から続く)

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銀山温泉は日帰り利用客にとっては食事処が限られているのが難。温泉バス停に近い「伊豆の華」へ。たまたま団体客と重なってしまいましたが、団体さんは2Fの座敷へ。当方は運転手やガイドさん共々1F(というか半地下)へ。

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「板そば(1300円)」。団体用に予め用意してあったのか、あっという間に出てきました。田舎蕎麦にしてはやや柔らか目でしたが、

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銀山温泉の老舗旅館の一つ「古山閣」。木造3階建ての旅館には面白いことに、月の移り変わりを象徴するような絵が描かれてます。この絵は「鏝絵(こてえ)」といって、左官職人が顔料を混ぜた漆喰で描いたもの。

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店先には「招きお多福」。子供がこんなん見たら怖くて泣くで・・・

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こちらは銀山温泉の顔ともいえる「能登屋」。銀座温泉は1913年の大洪水で壊滅した後に地元財界の尽力で復興したため、その当時モダンとされた三層四層の木造バルコニー建築がまとまって残っています。

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大抵の温泉客は温泉街最奥部の「白銀の滝」まで来て引き返してしまいますが・・・

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銀山温泉にはその名の通り昔は銀鉱山がありました。

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これといった見所があるわけでもありませんが、南鉱山から北鉱山へ通り抜け可能。

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鉱山を発見したといわれる人物の銅像が建っていますが

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よりによって顔面が破損しとるがな・・・

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鉱山跡から降りてきた後のお楽しみは「カリーパン」。「んだスタ」に出店する屋台の中でぶっちぎりの人気を誇る、あのカリーパンです。

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外はかりっとしていながら、中のパンはふっくら。そしてカレーはどろっと。辛さはピリ辛程度。

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銀山温泉にはしろがね湯の他に「大湯(かじかの湯)」という共同浴場があります。一応入っては見たものの、熱すぎて湯には入れず(´・ω・`)ショボーン

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2010.10.20

中華ソバ鳴門@川口

 川口駅東口からミエル川口方面へ。栄町2丁目交差点を左折、オートレース通りを北へ。オートレース通りをちょっと西に折れた、商・工・住が混然となった川口らしい街の一角に店を構えています。

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 店内は「レトロ調」のビール会社のポスターがちらほら。そんなポスターがなくても外観・内装とも昭和そのもの。「中華ソバ(600円)」を注文。つけ麺も用意。オプション類やつまみ、飲み物等々、壁に貼られたメニューには品目がびっしりと書かれていますが、ラーメン専門店の域を出てはいません。

 店内は厨房沿いにカウンターが8席と、4人掛けテーブルが2卓。もともと飲み屋だったのかもしれません。厨房内にはオヤジが2人。

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 外観は古典的な醤油ラーメンそのものですが、内容も古典的な醤油ラーメンそのまんま。

 スープは鶏がらベースですが、後味から察して化調がちょっときついかなぁ・・・表面に鶏油が少々。

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 麺は細めの縮れ麺で、つるつるした口当たり。スープの絡みはやや微妙。

 脂身が少なくやや堅めのチャーシューは肉感がそれなりに味わえてまずまず。他にメンマ、ナルト、刻みネギ、海苔。

 狙い通りに「昔ながらの中華ソバ」を出してはいるんだけど、ただそれだけ。これといった個性が何にもないんだよなぁ・・・

 夜は居酒屋メインにして、中華ソバも出すような形態に変えたほうがよさげ。

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銀山温泉(1)

山形県は温泉が豊富なんですが、天童以北となると山形戦のついでではなかなかフォローしきれないので、折を見て銀山温泉→肘折温泉と巡ってみました。

大宮 6:38 (つばさ101号 E329-2001) 9:37 大石田

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大宮駅で買ったJRE大増「穴子押寿司(550円)」。押寿司なんでご飯が冷えて固まってしまっているのはともかく、穴子蒲焼状のベニヤ板、いやベニヤ板状の穴子蒲焼がなんとも・・・とにかくふっくら感皆無。まぁ値段が値段なんでやむを得ないとは思いますが・・・

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銀山温泉最寄の大石田駅到着。小さな陸上競技場敷設のスタンドみたいな格好をしていますが、駅前でイベントがある時にはそのまんまスタンドになるのでしょうか?

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銀山温泉行きのバスは尾花沢市営。尾花沢の名物がスイカ。そしてやおら柱谷GMを思い出してしまうのはもはやお約束。

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40分ほどで銀山温泉到着。銀山温泉は平地が少ないのと景観保護のため車の乗り入れを規制しています。路線バスも温泉街までは入れず、温泉街を見下ろす坂上でストップ。

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銀山温泉はちょっとした見学コースにもなっているようで次から次へとわんさか団体さんがやって来ますが、大型バス用の駐車場なんてほとんどなく、さして広くもない一本道に路駐しまくっているのが実情。

しかも路線バスのバス停よりもさらに温泉街から遠いところに路駐しているので見学客も面倒。足が悪いのか、温泉街まで行くのを断念してバス停の待合室でへたりこんでいる観光客も。

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あいにく当日は雨。散策は後回しにして共同浴場「しろがね湯」へ。川沿いかつ背後はすぐ山になってしまい、平地に乏しいためか、わずかに残った三角形の敷地に無理やり建てた風。しかも風雨ですっかり色褪せた風のこげ茶色の外観ゆえ、廃屋のようにも見えます。

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三角形の頂点が入り口。中に入ると玄関先にオヤジが腰掛けていました。番台を設けるスペースすらない様子。500円と共同浴場にしてはやや高い気がしますが、なんとタオルがついてきました。

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風呂は1Fと2Fに分かれていて男女日替わりで入れ替え。私がこの日初めての客だったのか、オヤジはいきなり男女の札をひっくり返して2Fへ案内。しかも風呂の湯をよくかき混ぜるサービスも。

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湯船も建物の形状そのまんまの二等辺三角形風。細かい湯の華が浮かぶ湯はほんのり硫黄臭も。蛇口が黒ずんでいます。

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【温 泉 名】銀山温泉
【施 設 名】しろがね湯
【入浴料金】500円
【交通手段】銀山温泉バス停から徒歩5分くらい
【泉  質】ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
【源 泉 名】協組2・3・6号
【泉  温】源泉:63.8度
【加  水】なし
【加  温】なし
【循環装置】かけ流し
【消  毒】使用せず

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2010.10.19

【閉店】豚喜@川口

 川口駅東口・樹モール商店街の一角。「ごとく」のあった場所に本年9月出店。平日夜に往訪。亀戸に本店がある人気店です。

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 二郎パクリ系のような量志向の店にはあまり食指が伸びなくなってしまいましたが、川口店も開店以来人気を維持していると聞いて、半ば宿題を片付けるような気持ちで往訪。

 カウンターは一席を残して満席。店内に待ち客2。その後も断続的に客がやって来て、店内には最大6人くらいの待ち客が発生。

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 店内の券売機で「らーめん小(680円)」を注文。麺堅めにした以外、オプションは特につけず。

 小でも250gあるので、女性客は麺少なめを頼む方がほとんど。大は400gで100円増し。つけめんや汁なしといったメニューも。「豚入り」は売り切れ。

 店内はカウンターI字型カウンター10席強。「ごとく」時代の残骸と思しきボックス席が店奥に残ってはいましたが、配膳が面倒なためか使用せず。

 たまたまなのかもしれませんが、この手のラーメン屋にしては客層が変わっていて、ヤンキー風の若いカップルはともかく、家族連れや夫婦、はては女性同士という客も。ただでさ麺え茹で時間が長くて回転が良くないのにこの客層では少々辛抱が必要でした。

 厨房内にはスタッフが2人と接客係が1人。接客係は実に手馴れたもので、注文やオプションの間違いといったトラブルは特段見受けられず。

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 ニンニクを入れなかったためかもしれませんが、スープはこの手のラーメンにしてはかなりマイルドというかライトというか、かえしこそしっかり効いているものの脂がかなり控えめで食べやすい仕上がり(もっともスープを飲める域ではありませんが)。逆に言えばガツンと食べたい人はアブラ増しにしないと満足できないかも。

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 特筆すべきなのはチャーシュー。一個だけですが大きくて食べ応えがある上に、脂身が少なくて、それでいて柔らかく、箸で簡単にほぐれてゆきます。

 もやしはやや細め、かつ柔らか目かな? もうちょっとシャキとしたほうが好み。

 麺は堅めにして個人的にはちょうどいいくらい。もやしなり、キャベツなりを絡めながら、緩く縮れた太麺をワシワシと片付けてゆきましたが、夜に250gはやっぱしんどいわ。

 ただ、最近食べた二郎パクリ系の中ではかなり気に入ったほうです。

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ひので三ツ沢つるつる温泉

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 ハイキングだとか秋川渓谷でキャンプとか、そんなことでもない限りまず乗る機会の無い五日市線。周りを山に囲まれた終点武蔵五日市で下車。高架にしたのは何か理由があるのかなぁ?

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 「つるつる温泉」へは機関車を模したようなトレーラータイプのバスで20分くらい。温泉所有の送迎バスではなく、れっきとした西東京バス保有のバスで、当然ながら一般の路線バスと同様、途中のバス停でも乗り降り可能。但し、自由乗降区間であってもバス停にしか停まれない制約があるとのこと。

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 「つるつる温泉」に来たのは10年ぶりくらいかなぁ? 傍目にはやや傷みが目立ってきました。浴室は2Fで、1Fは休憩スペース&食堂。

 浴室には日帰り専用温泉には珍しいくらい大きな湯船が一つと、ごくごく小さな檜風呂が一つ。戸外にひょうたん型の露天風呂が一つ。露天風呂といっても目の前は山林、かつ周りは塀、そしてすっぽりと庇を被せられているので開放感はありません。

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 湯はアルカリ性単純温泉で、温泉名どおりつるつるした湯触りが楽しめますが、残念ながら加温・循環・塩素殺菌。

 カランの数は十分。但し、サウナ脇の水風呂から冷水が浴室入口付近に流れてしまうのはいただけません。また湯船以外のスペースが無駄に広く、湯上りに腰掛けて休めるような椅子なり、ベンチなりなどがほとんどないのは困り者。

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 その代わりといってはなんですが、1Fだけでなく、浴室のある2Fにも休憩コーナーを用意(上写真は2Fの吹き抜けから1F休憩スペースを撮影したもの)。ビールは2Fこそスーパードライ(500ml 400円)だけでしたが、1Fにキリンやサッポロも用意。

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【温 泉 名】ひので三ツ沢つるつる温泉
【施 設 名】ひので三ツ沢つるつる温泉
【入浴料金】800円
【交通手段】JR五日市線武蔵五日市駅からバスで20分
【泉  質】アルカリ性単純温泉
【源 泉 名】生涯青春の湯 ひので三ツ沢つるつる温泉
【泉  温】27.1度

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 拝島駅がいつの間にか小奇麗になっていたのにはびっくり! 乗り換え駅なので駅ナカ商売が成り立つとの判断なんでしょうが、拝島よりも圧倒的に乗降客数の多い川口駅は放置されたまんまなんだよなぁ・・・

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2010.10.18

【閉店】和っ2@立川

 立川駅南口、モノレール立川南駅正面の「アレアレア2」内にある「ラーメンスクエア」に入居。日曜昼に往訪。先客2、後客6。この手の施設は店によって客の入り不入りの差が激しくのが通例ですが、この店は明らかに流行っているほう。

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 券売機のボタンは実に賑やかで目移りしてしましたが、「和歌山らーめん(680円)」を注文。「和らーめん」との二本立てのようですが、「和らーめん」には醤油と味噌があり、「和歌山らーめん」には濃厚タイプも。さらにつけ麺も用意。

 店内は白でまとめられていますが、椅子といいテーブルといい、安ぼったい感じ。L字型カウンターが10席強と4人掛けテーブルが4卓、2人掛けテーブルが1卓。厨房の様子は全く窺えず、接客係が一人で忙しく立ち回っていました。

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 底が急速にすぼまった円錐形の丼で出てきました。

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 少々とろみのついたスープには若干豚骨臭が残っているため食べ手を選ぶ気がしますが、豚骨中心の出汁は良く効いていますし、かえしも強めで少々しょっぱいかなとも思いますが、総じて妙な癖はなく食べやすい仕上がり。「濃厚」タイプが気になりますが、これ以上濃くしてどうするんやろうという気も。

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 麺は細麺ストレート。ざらざら、ごわごわとした食感でこれも好みが分かれるかもしれませんが、細麺ながら濃いスープをしっかり受け止めています。

 和歌山らーめんは概して量が少なめ。従って「早ずし」を一緒に食べるのがフツーですが、残念ながらこの店には早ずしがありません。その代わり替え玉が出来るようですが。

 チャーシューはやや堅め。値段の割りには厚みがそこそこありましたが、タレに浸かりすぎ。他にナルト、青ネギ。

 早ずしがないので和歌山らーめんを食べた気がしないのは否めないところですが、ラーメン自体は十分満足できました。

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別所温泉(4・完)

別所温泉(3)から続く)

別所温泉 15:04 (上田電鉄 1101) 15:33 上田

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帰りは上田電鉄のお世話に。 東急の系列会社ということもあって、東急の中古車両だらけなんですが、帯まで東急色そのまま・・・orz

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下之郷駅で交換。やってきた7200系は丸窓電車風にクリーム&紺色に塗り分けられた「まるまどりーむ号」。良くみると一部の窓が楕円形に。

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日も翳ってきたところで、上田の有名店「刀屋」で早めの夕食。大昔に一度来たことがあります。有名店ですが、混雑する時間帯はとうに過ぎてしまったせいか、店外に待ち客は折らず、店内も半分くらいの入り。でも入り口脇の席で、相席を強いられました。

店内は4~6人掛けのテーブル席が3卓と小上がりに2卓。かなり手狭。

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ここは量が多いことで有名。「ざるそば・普通(700円)」を注文。前回来た時、店員が「大」は一見さんにはお勧めしていなかったのを思い出して「中」を頼んだところ、「中」は「普通」より量が少ないとのことで「普通」にチェンジ。前のテーブルで「大」を食っているオヤジがいましたが、ありゃ人間の食う量じゃないですなぁ、確かに。

麺は太めで、若干堅めで、ごわごわ・ざらざらとした食感。基本的な好きな「田舎蕎麦」なんだけど、山形で「板そば」を食べた時に感じるほど美味さを感じないのはなぜだろう? 質はともかく量を求める人向けですな・・・ 「梅もと@池袋」のつけ麺みたいな。

客足もぱったり止まって、従業員も4,5人一テーブルに集まって休憩兼軽食。

客が観光客ばかりなのはともかく、太っている人がやたら多いのは気になりました。

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腹ごなしに上田城に立ち寄り。城内は真田幸村とか真田十勇士とか、とにかく真田頼みの上田城。3年ほど前に一度紹介しているので、細かいことは割愛。

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その中で幸村のオヤジ昌幸の影が余りにも薄いのは不憫・・・二度にわたる上田城攻防戦の功績者は圧倒的にオヤジなんですが・・・

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上田 17:03 (あさま540号 E226-219) 18:06 大宮

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2010.10.17

月と鼈@新橋

 新橋駅から赤れんが通りを南へ。大規模再開発の進む通りを越えて、新橋4丁目交差点を東へ曲がってすぐ。「愛宕」が近くにあります。平日夜に往訪。先客4、後客ゼロ。屋号は「つきとすっぽん」と読みます。

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 店内の券売機のボタンの位置からすれば「つけ麺」がメインのようですが、「濃厚煮干蕎麦」を注文。店内にははっきりと判るくらい煮干しの香りが立ち込め、煮干しが売りもののラーメンは往々にして量が少ないことを思い出して大盛(780円)を注文。つけ麺、らーめんとも「濃厚煮干」と「煮干一段絞り」とがあります。

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 なお、ここの券売機は基本メニューをボタン大、トッピング類をボタン小に割り当て。利幅がでかそうなトッピングだらけの高額メニューをボタン大に設定する店が少なくない中で、実に良心的。

 店内はカウンターが2段に屈曲したW字型で10席強。厨房内にはスタッフが2人。

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 意外にも随分と深い丼で出てきました。この時点で大盛りにしたことを後悔(苦笑)

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 確かに煮干しを効かせてはいるんですが、ちょっと生臭さが出てしまって嫌いな人は多いかも。また表面の脂が少々多いのと、食べ進むにつれて動物系から来ると思しきくどさが目立ってきました。煮干しを売り物にしているものの、実質的には魚介を強めに効かせた魚介+動物系の範疇にはいってしまうかな?

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 麺は緩く縮れの入った太麺。食感はざらざらとしており、コシも強め。つけ麺と共用なのかなぁ?ラーメンには少々強すぎる印象。

 具にチャーシュー、ほうれん草、ナルト、メンマ、刻み玉ねぎ、ネギ。

 ボタン配置どおり、この店はつけ麺が売りもので、らーめんはその延長線上に過ぎないみたい。それ以前にそもそも煮干しを味わいたいなら「凪」なり「伊藤」なりの系列のほうがよさげ。

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【観戦記】10年第26節:浦和 2-0 C大阪

 シュート数6対10、CK数3対11という数字が示す通り、浦和が劣勢の時間帯が長く続いたしんどい試合でした。

 しかし、わずか6本しか撃っていないシュートで2点を上げての完封勝ち。20本近くシュートを撃ちながら1点も取れない試合が非常に多かったことを思えば感慨もひとしお。相手エリア内で峻希がボールを奪い返してから原口→達也→エジときっちり繋いで先制。そして長い時間押し込まれて苦しい中、原口が左サイドから得意のカットインでのゴラッソ!

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 得点場面はいずれも見事なものでしたが、この日褒めるべきはむしろ守備陣の奮闘。特にCB暢久の出来は秀逸でした。

 驚異的な攻撃力を誇るC大阪(以下「桜」)攻撃陣ですが、なんだかんだといっても最も怖いのは1トップのアドリアーノ。キープ力があり、スピードがあり、2人がかりでもなかなか止められない。そしてアドリアーノにボールを持たれると、3シャドーが蠢動して非常に面倒。従ってアドリアーノをどう抑えるかがポイントでしたが、そこで暢久が獅子奮迅の働き(もっとも本人は例によって例のごとく飄々とした表情のままでしたが(笑))。アドリアーノはポジショニングに難があるのか、暢久のラインコントロールで何度となくオフサイドにかかっていましたし、1対1でも暢久には完敗。前半坪井が後方から倒してしまった場面(こぼれ玉を拾った清武のシュートはわずかに枠外)と、後半サヌがぶち抜かれた場面が非常にヤバかったのですが、アドリアーノ自身にには決定機を許さず。

 アドリアーノさえ抑えておけば、3シャドーが厄介とはいえ中央に偏りがちな桜の攻撃は両サイドが絞ってバイタルエリアを固めてしまえば問題なし。桜もSBやマルチネスが盛んに空いたサイドのスペースに進出してはきますが、サイドからのハイクロス攻撃はないに等しく、サイドチェンジを繰り返すとかピッチをワイドに使う発想に乏しいのが浦和にとって幸い。4人×2で作る浦和の守備ブロックはなんとか破綻せずに最後まで持ちこたえました。両SHの守備が心もとない分、暢久と柏木が2人分、細貝が1.5人分くらい働いている気もしますが。

 終ってみれば桜の決定機は前半CKから山岸の弾き損ねがポストに当たった場面だけ。それ以外には後半乾に際どいシュートを2本撃たれたくらいで、シュート数、CK数の差の割にはチャンス自体に大差があったわけではなく、スコアどおり浦和完勝といって差し支えないのかもしれません。

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-----エジ-----
原口---達也---峻希
---細貝--柏木---
サヌ-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

25分:達也→高崎
66分:サヌ→宇賀神
77分:高崎→堀之内

得点:14分 エジミウソン、79分 原口

 終ってみれば完勝とはいえ、浦和劣勢の時間帯が長かったのは確か。そしてその主因は残念ながら達也の負傷退場に代わって投入された高崎にあると言わざるを得ません。攻撃力のあるチームに対して先制後に投入された以上、守備を重視した動きになってしかるべきところ、守備面での貢献はほぼゼロ。フォアチェックを怠らない達也とは対照的で、必然的に浦和の中盤、特に柏木や細貝の負担が激増。元来守備意識の低かった原口すら上手いとは言いがたいながらも守備に奔走しているのと見ると、高崎の守備意識の低さには心底がっかりさせられました。

 守備はエジに任せて最前線でポスト役になってくれればまだ良いのですがそれも敵わず。ハイボールに対しては間違った場所で間違ったタイミングでジャンプ。しかも得意のはずのDFライン裏に抜けるプレーも完璧に封じられ、この日は良いところなし。桜が攻撃的な選手を2枚代えたところで、堀之内を投入して守備固めに入ったフィンケが下げたのはへろへろの原口でも峻希でもなく、途中投入の高崎だったのは至極当然。フィンケは試合終了後「戦術的な交代だった」と高崎を庇いましたが、懲罰的な意図を含んでいるのは明白かと。

 また不出来だったのはサヌも同罪。ブルキナファソ代表として試合をこなし、長旅後の出場なのでコンディションが良かろうはずがないと思ったら案の定。守備が拙いのはもはや目を瞑るしかありませんが、この日はドリブルで攻めあがってはボールロストを連発。宇賀神も怪我明けで無理をさせられない以上、サヌのスタメン起用はやむを得ない選択なのでしょうが、どう見てもスタメンが妥当と思える出来ではありませんでした。後半アドリアーノにぶち抜かれそうになってイエローをもらい、かつ負傷してしまいましたが、サヌには申し訳ないながら良い時間帯での「名誉の負傷」でした。

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-----アド-----
--乾--家長-清武--
---マル--アマ---
丸橋-上本--茂庭-高橋
-----松井-----

75分:アドリアーノ→播戸
75分:清武→小松
86分:上本→藤本

 桜が芸風を一新して失点が激減した理由を探りながら試合を見ていたのですが、守備ブロック自体はそんなに堅いようには見えず。割りと簡単にバイタルエリアに入られるものの、最終ラインでなんとかシュートを撃たせずに堪えているといった印象。前線はキープ力がある選手だらけで、しかもシュートで終る意識が高いせいか、攻撃の最中に変な形、変な位置でボールを失わない(ここは浦和と好対照)上に、攻守の切り替えが早い。さらにいえば達也が早々と負傷交代に追い込まれたのに象徴されるように、ダーディーなプレーを平気で仕掛けてくる。失点が少ない理由はそんなところでしょうか。かつての大分同様、何かの拍子で堅守が瓦解するような・・・

 終盤上本のラフプレーに対して珍しくぶち切れたエジが「怒りのフォアチェース」を繰り返していたのが妙に心に残りました。

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2010.10.16

無鉄砲@沼袋

 西武新宿線・沼袋駅北口からバス通りを北へ。新青梅街道と交わる沼袋交差点を右折。日曜夕方に往訪。駅前広場が狭小で、しかも狭い通り沿いに伸びる商店街の中にバスが突っ込んでくるっちゅーのはいかにも西武沿線。

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 関西に数店舗を有する有名店で、東京へは初出店。今年8月の開店で、初物需要も一巡したかなと思って出かけたのですが、店内は盛況。店外に行列こそ出来ていませんが、ひっきりなしに客がやってきて常に8~9割の入りをキープしていました。

 券売機で「とんこつラーメン(750円)」を注文。他に「魚正油ラーメン」も。麺の堅さやネギの量を聞かれましたが、麺は堅め&ネギはフツーで。隣で食べていた人はネギが別皿で出てきました。

 店内はL字型カウンターが10席ほどと壁に向ったカウンターが数席(店内の見通しが利かないので数えられず)。カウンター背後の通路が狭小で、丼を持った店員が粗相しないかと心配になります。券売機を店内、しかもカウンターの裏に置いたため、ただでさえ狭小な通路がますます狭くなっています。また接客係の出来がイマイチなのか、未だに配膳に混乱が生じているようです。

 卓上には高菜、すりごま、紅しょうが等々、定番の品々を用意。

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 話には聞いていましたが、スープは豚骨ラーメンにしては恐るべき粘度、恐るべきどろどろっぷり。茶濁しているので、豚骨醤油に近いのかなと思ったのですが、味わいは純然たる豚骨らーめんそのもので塩辛さはさほど感じませんし、見た目ほどとは裏腹にさしてくどくもありません。

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 麺は並太縮れ麺。堅めにしたためか、食感はごわごわっとしていました。

 量は多いとは言いがたいので替玉(100円)を注文。替玉は親子丼を作る際に使う、取っ手のついた小さな鍋というか皿みたいな器に盛られて少量のスープに浸かった状態で出てきます。そして店員がいきなり替玉を丼にどぼん! なお替玉は細麺に代えることも出来るとのこと。

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 一杯目の味わいが非常に心地よかったのですが、残念ながら替玉注文は大失敗。急速にくどくなってしまって、終盤はすっかり足が止まってしまいました。替玉とあわせても量はさほど食べたとは思えないんですが、駅へ向う頃には胃がずっしり・・・店が途中であっさりスープを追加する「割りスープ」を勧めている理由が良く判りました。

 具はぺらぺらのチャーシューが数枚と海苔、刻みネギ。くどさを感じずに食べきるにはネギを増量したほうがよさげ。

 一杯目だけなら大満足して帰ったかなと思いますが、話の種に一回食べれば十分かなぁという気も。

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2010.10.15

別所温泉(3)

別所温泉(2)から続く)

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安楽寺、常楽寺と回った後に、北向観音参道入口近くにある「大師湯」へ立ち寄り。脱衣所が狭いのが難。先客3。後客ゼロ。

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半円形というよりはU字型に近いタイル張りの湯船が一つ。硫黄臭はほとんど感じませんでしたが、湯船に硫黄がうっすらとついていました。

こちらは3号泉がメインで気温の低い期間のみ4号泉を混入。

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【温 泉 名】別所温泉
【施 設 名】大師湯
【入浴料金】150円
【交通手段】別所温泉駅から徒歩分
【泉  質】単純硫黄泉
【源 泉 名】別所温泉3号源泉
【泉  温】源泉:40.4度 → 浴槽温度:42.0度
【加  水】なし
【加  温】気温の低い期間のみ4号源泉混入
【循環装置】なし
【消  毒】月2回休日に塩素系薬剤を使用して清掃
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大師湯脇から北向観音へと向う参道が延びています。

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北向観音は平安時代初期の開創と古い歴史を持っていますが、江戸時代に火災に遭い、現在の御堂は1721年(享保6年)の再建。

北向観音はその名の通り北向きで、南向きの長野善光寺と向きあっていて、善光寺が来世の利益をもらたすのに対し、北向観音が現世の利益をもたらすということで善光寺のみの参拝では「片参り」になってしまうんだとか。

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驚くべきことに境内に温泉が! しかもしっかりと硫黄臭。

温泉とお参りという「爺・婆ホイホイ」を持つ別所温泉。さらに近隣には真田氏ゆかりの史跡が残り、しかも蕎麦処でもある上田があることを考えれば、「爺・婆ホイホイ」としては相当強力かも。

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別所温泉の旅は「石湯」で締め。脱衣所と湯船は地下。新しいせいか、北向観音や安楽寺に近いためか、観光客でいつも混んでいます。その割りに脱衣場が狭小。

中には琴欧州に似た外国人客もいましたが、相当の日本通なのか、ちゃんとかけ湯してタオルを頭に乗せて入浴。マナーの悪い日本人よりよほどしっかりしています(苦笑)

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ここも硫黄臭なし。岩風呂のうえから湯が流れ落ちてくる仕組みですが、岩に硫黄がついている感じもせず。

岩風呂風の湯船。無色透明。地下なので採光が良くありません。こちらは4号泉のみで3号泉には一切触れず。

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【温 泉 名】別所温泉
【施 設 名】石湯
【入浴料金】150円
【交通手段】別所温泉駅から徒歩分
【泉  質】単純硫黄泉
【源 泉 名】別所温泉4号源泉
【泉  温】源泉:50.9度 → 浴槽温度:42.0度
【加  水】気温の高い期間のみ加水
【加  温】気温の低い期間のみ加温
【循環装置】浴槽内のみ循環ろ過装置使用
【消  毒】使用せず

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【展望】10年第26節C大阪戦

・今季のC大阪の際立った特徴はとにかく失点が少ないこと。第25節終了時点で失点23は鹿島と並んでリーグトップ(ちなみに浦和は28)。

・セレッソといえば伝統的には守備が脆くて「ザルッソ」と揶揄され、しかも誰から見ても守備再建が急務にも関わらず、補強といえば前目の選手ばかりというなんともバランスの悪いチーム。当然ながら成績は安定せず、優勝争いをしていたかと思えば、その翌年には残留争いに加わっている始末。

・久しぶりにJ1に上がってきた今年も初戦で大宮に0-3と粉砕され、第4節浦和戦でも出入りの激しい試合を繰り広げていましたから、「ザルッソ」の伝統は綿々と引き継がれているものだと思っていたのですが、いつの間にか芸風を一新。

・中断期間中に香川が離脱した後も、清水とG大阪に負けただけで、依然好調を維持しています。

・一方、浦和は例によって戦術的な留意事項云々以前にメンバー編成が大変。細貝・サヌ・岡本と代表招集組が戻ってきますが、故障組の全体練習復帰の話は聞かれず。特にポンテの離脱が長引いているのが気になります。

・長旅のサヌのコンディションに問題がないとすればスタメンは大宮戦と全く同じ以下のような構成になる可能性が大。

---高崎--エジ---
原口--------達也
---細貝--柏木---
サヌ-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

・但し、気になるのは柏木が不満を顕わにしているように、高崎が徳島相手ですらポスト役として全く機能しなかったこと。原口との相性が良い峻希をSHに起用してエジ&達也の2トップのほうが遥かにマシじゃないかと思うのですが・・・

-----エジ-----
原口---達也---峻希
---細貝--柏木---
サヌ-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

・サヌの状態が芳しくないようなら左SB平川、そして右SBにまたしても岡本が学徒出陣・・・

※夕方の監督コメントによると

・サヌの状態は問題なし
・宇賀神が練習に復帰したがスタメンは難しい
・ポンテはまだ様子見

とのこと。

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<前節:C大阪 2-1 新潟>

-----播戸-----
--丸橋-乾--清武--
---マル--アマ---
石神-上本--茂庭-高橋
-----松井-----

70分:播戸→小松
88分:清武→藤本

得点:27分 播戸、84分 丸橋

アドリアーノ&家長が出場停止でしたが、長居での対戦時と比べると、

・フォーメーションが3-4-2-1から4-2-3-1へ。
・それに伴ってかCB羽田がスタメン落ちし、MF丸橋の登用回数が増加。
・香川がいなくなった代わりに家長がスタメン
・GKキムの負傷により第17節から松井が出場。
・セレッソ伝統の怪しげな守備を披露していたWB尾亦がベンチからも外れ、清武(元大分)がスタメン。

といった変化が見られます。

<前回:C大阪 2-3 浦和>

-----アド-----
--香川-----乾--
尾亦-マル--アマ-高橋
-上本--羽田--茂庭-
-----キム-----

71分:茂庭→家長
77分:尾亦→石神

得点:21分 アドリアーノ、79分 香川

・C大阪戦らしいというか何というか、何とも落ち着きのない試合。どちらも守備に難があることを露呈しただけでなく、どちらも得点直後に失点を食らい、要するにどちらも大して強くはないことを印象づけたような試合でした。

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2010.10.14

初めての牛鍋丼@吉野家

・わざわざここで取り上げるほどの話でもないんですが、値下げ競争についてゆけずに牛丼業界で一人負け状態だった吉野家が起死回生をかけて投入した「牛鍋丼」を初体験。

・往訪したのは川口駅東口店。すぐ近くに「松屋」があり、さらに周辺に「日高屋」だの「Sガスト」だのがある、安モン外食産業の強烈な激戦区です。

・っちゅーか、最初赤羽駅構内の吉野家で食べようとしたら、そこでは牛鍋丼を扱っていなかったのよね(´・ω・`) ショボーン

・見たところ、案の定といってはなんですが、ほとんどの客が牛鍋丼を注文。牛鍋丼投入の効果はてきめんで、吉野家の9月の売上高は劇的に回復したとか。

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・ぱっと見は、すき焼きの余りモンをご飯にかけたっちゅー感じ。しらたきにコストダウン感が切々と漂いますが、280円ならこんなものかとそれなりに満足。味付けは個人的には甘すぎでしたが・・・ 「つゆだく」を頼んでいる人も何人かいましたが、体大丈夫なのかなぁ・・・・

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・吉野家がBSE問題の影響で牛丼販売を一時休止する直前、吉野家に長蛇の行列ができ、果ては暴行騒ぎにまでなりましたが、あれはいったいなんだったんでしょうね?

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別所温泉(2)

別所温泉(1)から続く)

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駅から緩い坂を上り詰めたところに建つ「大湯」。この地に療養にきた木曾義仲と葵御前にちなみ「葵の湯」とも呼ばれています。駅から近い上に、別所温泉の中心部からやや外れているせいか、いつ来てもあまり混んでいないため、別所温泉の共同浴場の中では一番のお気に入り。

先客2、後客2。全員地元客風。こちらものんびりしたつもりですが、先客は随分と長湯で念入りに体を上がっていました。

湯船は長方形で循環式。天井が高く、吹き抜け風。

少し硫黄臭がする湯は透明ですがほんのり黄色みがかって見えるのはタイルのせいかな?

4号泉に大湯源泉を加えて温度調整しているとのこと。贅沢なことに上がり湯にややぬるい別源泉(3号泉)のお湯を利用。

戸外に小さな露天風呂あり、こちらには無色透明の湯に湯の花が浮かんでいましたが、ぬるすぎて入る気が起こらず。

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【温 泉 名】別所温泉
【施 設 名】大湯
【入浴料金】150円
【交通手段】別所温泉駅から徒歩分
【泉  質】単純硫黄泉
【源 泉 名】別所温泉4号源泉/別所温泉大湯源泉
【泉  温】源泉:50.9度(4号)/38.9度(大湯)度 →浴槽温度:42.5度
【加  水】大湯源泉を注入して温度調整
【加  温】気温の低い期間のみ加温
【循環装置】浴槽内のみ循環ろ過装置使用
【消  毒】月2回休日に塩素系薬剤を使用して清掃

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ネットで昼飯の候補としていた「そば久」ですが、団体貸切が入ったとのことで昼営業は13時半からorz

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やむなくプラプラと歩いて石湯前の「日野出食堂」へ。

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「大ざる(1000円)」。ざるそばより300円も高い(´・ω・`)ショボーン

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ざるから溢れんばかりの量で出てきましたが、2玉分かなぁ・・・

蕎麦専門店ではなく、くたびれたなんでもありの食堂風(しかも壁にベタベタ貼ってある有名人色紙も色あせたもの多数・・・)だったので全く期待しなかったのですが、意外に美味しゅうございました。麺はやや細めで、堅さは並ながら冷水でしっかり締められていましたし。

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信濃国の武家の中心というわけでもなく、海にも面していないのに、別所温泉が「信州の鎌倉」を名乗るのは甚だ違和感がありますが、古い寺社仏閣が多いのは確か。

上写真は少なくとも鎌倉時代には建立されていたと見られる安楽寺。

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国宝「八角三重塔」。四重塔に見えますが、一番下の屋根はひさしに相当する裳階(もこし)です。安楽寺は鎌倉時代に北条氏の庇護を受けて栄えたものの、室町時代以降次第に衰退したため、鎌倉時代から残るのはこの三重塔のみ。

寺社建築洋式としては「禅宗様」の典型らしいんですが、薬師寺や東寺の塔と比較すると装飾過剰というかやたらごてごてしているというか、あんまり好きじゃないですわ・・・

山腹に建っているため、高さがある割には周囲のスペースが狭くて塔全体を鑑賞しにくいのは困り者。

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2010.10.13

【閉店】美豚@川口

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 川口駅東口・樹モール商店街内。「刀削麺荘」が撤退した後、「雷電」が開店したと思ったらあっという間になくなってしまい、その跡に開店。平日夜に往訪。先客1、後客ゼロ。

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 表には手書きの案内!

 つけめんが売り物のようですが、「らーめん(700円)」を注文。接客にあたった女の子は注文が聞き取れず、店長にアシストされていたのもアレですが、その子がやおらスープを雪平鍋で温めだしたのにはびっくり! もっとも麺の茹で上がり後は店長が仕上げていましたが・・・

 店内はカウンター8席。奥にテーブル席があるようでしたが、席数は確認できず。

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 ビジュアルはかなり難あり。魚粉を多用したような豚骨魚介系、とろみがあり、濃厚というよりはかえしが強すぎてややしょっぱめ、しかも食べ進むと甘ったるさとくどさが正面に出来てます。

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 麺はやや細めのストレート麺で、わずかにごわごわ、ざらざら感あり。チャーシューはタレに浸かりすぎて甘ったるいのが難。他にメンマ、ネギ。

「坂内」「魚らん坂」「リンガーハット」が並ぶなんとも微妙な激戦地、しかもちょっと離れたところに「豚喜」が開店する中で、ダントツに客入りが悪いのは一目瞭然。

 居抜き開業はいいんですが、内装の改装費をけちったためか、新店の割にはくたびれています。おまけに客が入らないので店の雰囲気が悪く、雰囲気が悪いのでますます客が入らないという悪循環に陥っているような・・・

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【TV観戦記】韓国 0-0 日本

・宿敵韓国に対し、アウェーでがっぷり四つの闘いを挑んだ日本。駒野が序盤で負傷交代、しかも重傷を負うアクシデントがあったのは残念でしたが、試合内容は全くの互角で、実に見ごたえのあるスコアレスドローでした。

・岡田政権末期、5月に対戦した時は韓国に中盤を完全に制圧されて完敗(あの惨敗で岡田監督が方針を大転換したのが結果的に吉と出ましたが・・・)しましたが、ザッケローニは代表監督に就任してわずか2試合目にも関わらず、守備網の再構築に成功。韓国の得点機は後半日本右サイドからのクロス→ヘディングシュートがGK西川の正面だった1回きり。

・栗原&今野はDFラインを極力高く保ってコンパクトな陣形を維持。中盤では長谷部がフィジカルの強さを発揮して攻守に奮闘。コンディション不良とはいえアルゼンチンを完封した守備網はこの日もほとんど綻ぶことなし。さすがに後半半ばあたりから押し込まれ気味になり、韓国のセットプレーが続いた時は気持ち悪さを覚えました(西川はハイボールへの対応がイマイチなんだよなぁ・・・)が、韓国もそのチャンスを生かせず。

・一方攻撃のほうはまだまだ。本田のミドルシュートが2、3本(終盤ぼビッグチャンスではどフリーの前田に出すべきでは?)、長谷部が絶好機で宇宙開発、そして韓国のエリア内でのハンドを見逃し?といった場面もありましたが、日本も韓国守備陣を崩しきるには至らず。

・森本に代えて1トップで起用された前田は2列目とのコンビネーションが出来ておらず、ほとんどいいところなし。そのためかどうかは判りませんが、日本の攻撃はサイドに流れた本田なり、松井なりが基点となるパターンばかり。

・しかも本田、香川、松井とボールを持ちたがる選手を2列目に3人並べるのはかなり無理があったような・・・松井は南アW杯以前の最悪期に戻ってしまったかのようでしたし、香川も厳しいマークにあって何もできず。その点韓国のチェックを弾き返しまくる本田は別格でした。

・途中で出てきた選手はいずれもぱっとせず。細貝は何をやったらいいか判らんままに放り込まれた感じで空回り。4-3-3のアンカーだったようですが、動きまくる細貝はそこじゃ生きないんだがなぁ・・・

-----前田-----
香川---本田△--松井
---遠藤-長谷部---
長友-栗原--今野-駒野
-----西川-----

15分:駒野→内田
72分:香川→細貝
79分:松井→金崎
86分:遠藤→中村憲

・親善試合とはいえ、A代表の試合で阪神のパチモノみたいなマスコットが選手と共に整列って違和感ありまくり・・・

・韓国テレビ局が作成した画像をフジが垂れ流しているんでしょうけど、発煙筒を2度も放映するっちゅーのはイマドキないんじゃないかなぁ?

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2010.10.12

川口家@川口

 川口駅東口から産業道路を北へ。かつて「大ふく屋」があったところ。平日夜に往訪。

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 今年5月に城北地区から埼玉県にかけて散在していた「大ふく屋」がせたが屋グループから離脱し、赤羽店等すぐさま看板を架け替えて営業を再開したところが多かったかと思いますが、川口店はなぜかしばらく放置され、7月になってようやく横浜家系の「川口家」として営業再開。

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 店外にある券売機で「ラーメン」を注文。600円とかなり安いのが特徴。麺堅めで注文。麺の堅さや脂、味の濃さを調整できるのは当然ながら、醤油か塩かを聞かれたのには意表を突かれました。とりあえず醤油で。

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 店のレイアウトは大ふく屋時代と全く変わらず、I字型カウンター7席と、4人掛けテーブル席が2卓。但し店内にあった券売機が店外に出たのと、店の左側にあった入口をカウンター中央辺りに移したのが大きな変更点。換気のためか、入口は開け放ちになっていました。

 先客2、後客1と客足は寂しく、それに即してかスタッフは作り手と接客係の2人だけ。

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 スープは豚骨出汁、かえし共々やや弱めのライトな豚骨醤油。脂も適度に抑えられている上、豚骨の臭みとか、獣臭さみたいな家系にありがちな癖が少ないので、家系好きには物足りない反面、万人受けするかも。

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 麺は緩く縮れた太麺で、堅めを頼んだこともあってまずまずの噛み応え、食べ応え。スープとの相性も文句なし。

 チャーシューは家系には珍しく脂身が多め、かつ柔らか目。他にうずら卵、ほうれん草、海苔三枚。刻みネギが心持ち多目かな?

 「大ふく屋」離脱組は、看板架け替え後どこも概して評判がよろしくなく、すぐに店を閉めたり、別のラーメンに転換したりしています。従って「川口家」も全く期待していなかったのですが、期待値が非常に低かった上に、値段が安いのも手伝ってそれなりに満足。

 川口駅周辺に家系はありませんから、このレベルならなんとかやってゆけるのではないでしょうか?

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【観戦記】10年天皇杯3回戦:浦和 2-0 徳島

 昨日のレディースに続き、10月とは思えないほど厳しい陽射しの中での一戦。終始まったり感が漂いまくり、双方決定機も少なく、正直面白いとは言いがたい試合でしたが、前半に2点先制した浦和がそのまま無難に逃げ切って4回戦に駒を進めました。

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 相変らず怪我人だらけの上に代表召集で細貝とサヌが不在。その代わり離脱していた峻希と啓太が戻ってはきましたが、苦しい台所事情に代わりはなく、2回戦に引き続き濱田がボランチでスタメン出場。

 浦和の立ち上がりはぱっとせず。前線にボールが収まらない(ポストプレーが全くこなせない高崎にはホンマ参った・・・)こともあって、浦和は引き気味にブロックを作って守る徳島に対してビルドアップでミスを連発。徳島のカウンターを浴びる場面が二度、三度。徳島がシュート精度を欠いているおかげで事なきを得ましたが・・・

 また主審の判定がなぜか浦和に厳しく、徳島に甘いのにも閉口。似たような接触プレーで浦和が倒れても笛はならず、徳島が倒れると笛が鳴り、しかも浦和が流して欲しい時に限って笛を吹く迷捌き。もっとも原口や高崎が倒れてもおいそれとファウルを取ってもらえないのはそれなりの原因があるのでしょうけど。

 ただ迷裁きでスタジアムが騒然とし始めたことで多少浦和の選手達にもスイッチが入ったのか、右サイドから壁パスでエリア内に突入した達也が倒されてPK獲得。エジがそれを難なく決めてようやく浦和が先制。

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 これで前に出てこざるを得なくなった徳島に対して、浦和はまったりと流し気味に応対。徳島のツートップは裏さえ取られなければ大丈夫なタイプ(逆に言えばポストプレーは苦手)のようで暢久&坪井は楽々対応。クソ暑い中、リスクを負って攻め急ぐようなことはせず、最終ラインでパスを回す時間帯がやたら長かったような気もしますが、前半終了間際に達也が中央へ切り込んだのを機にやおら急襲。右に流れた原口のクロスを徳島DFがクリアしきれずにオウンゴールで2点目。クロスに対して浦和はニアにもファーにも飛び込んでいましたから、徳島DFは「前門の虎、後門の狼」状態でどうにもならず。

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 後半の浦和はさらにまったり度満点。怪我明けの達也を早めに下げて林を投入。さらに前半終了間際怪しげな応対でピンチを招いてしまった峻希にフィンケは不安を覚えたのか、原口を下げて峻希を右SHに上げ、空いた右SBになんと堀之内を投入。平川を右に回して永田を左SBに配する手もあったはずですが、この交代を見ると永田の前途は極めて厳しそう。一方堀之内は短時間かつ攻撃さえ要求されなければどこでも使えることを実証した感じ。

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 さらに終盤は濱田に代えて長期離脱から復帰したばかりの啓太を試運転。その後左サイドに流れた啓太からのクロス→高崎や、同じようなパターンで柏木→エジがありましたが、どちらも決められず。後半の徳島の攻撃はCKからヘッドで際どいのを一発撃たれただけで、危なげなく試合終了。

---エジ--高崎---
原口--------達也
---柏木--濱田---
平川-坪井--暢久-峻希
-----山岸-----

50分:達也→林
61分:原口→堀之内
74分:濱田→啓太

得点:31分 エジミウソン(PK)、43分 オウンゴール

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 リーグ戦ではなかなか出番のない選手が多数起用されましたが、冒頭にも記したように高崎の出来にはがっかり。ボールを引き出す、ポスト役となって確実に味方に繋ぐという仕事が苦手なのは大宮戦でも良く判りましたが、今日はハイボールへの対応もイマイチなところを露呈して、フィンケ監督のもとではスタメン起用は難しいことを再確認。前半CKからのヘッドだとか、終盤の左クロスからのヘッドとかを決めていれば、スーパーサブ的な生き残り方もあったかもしれませんが、現状だと高原以上に使いどころが難しいかも・・・

 濱田は細貝や啓太のような運動量がありません。ポジショニングの良さで何とかするタイプなのかもしれませんが、この試合を見た限りではそんな感じも見受けられず。玉際は良く頑張っていましたが、現状だと層の薄いCBに転用したほうが出番が多そう。

 後半投入された林は良く動いてはいましたがフィジカルが弱すぎて倒れまくり。SHは最大の激戦区だけにかなり厳しいかなぁ・・・

 SBだと「和製サヌ」としか思えないレベルですが、SHに上がって生き返った峻希。途中投入で合格点の働きだった堀之内と啓太。2回戦同様、リーグ戦でスタメンを掴んでいる、あるいはコンスタントにベンチ入りしているメンバーとそうではないメンバーとの差が良く判ったような試合でした。

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2010.10.11

三者三様

10日の千葉L戦を最後に駒場が約2年に及ぶ改修に入るとのことで、メインスタンド2Fコンコースにレディース各選手からのメッセージが掲げられていました。

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やたら作りこんでいる堂園選手。

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シンプルかつ堅実なプレースタイルそのまんまの矢野選手。

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まるで退団のご挨拶なんですが、まさかね?

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【観戦記】10年第15節:浦和L 2-0 千葉L

庭田長袖、秋深し。

午前中は雨模様で寒々としていましたが、正午前ぐらいには一転して晴天。秋半ばにしては厳しいと感じられるほどの陽射しの中での試合になりました。ピッチコンディションが心配でしたが、天皇杯2回戦で見た時よりはだいぶマシかなといった印象。

試合は立ち上がりに2度大ピンチがありましたが、それを凌いだ後は浦和が終始優勢。しかし浦和もこれといった決定機は少なく、結局FKで2点取っただけ。流れの中からの決定機は前半岩倉のシュートがゴールライン上でDFに跳ね返された場面だけかも。

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伊賀戦、新潟戦と前半に自らのミスでビッグチャンスを与えてしまう傾向は変わらず。中断明け後、失点こそ伊賀に1点を与えただけで済んでいますが、スコアほど守備が堅いとは言いがたいような・・・ 浦和CB陣はスピードがないのが泣き所で、中盤のミスからショートカウンターを食らうといきなり大ピンチになってしまいます。また千葉が中盤でかなりがつがつ当たってきて、主審がレディースには珍しく接触プレーでもあまりファウルを取らないタイプだったことも災いしてか、浦和が中盤で嫌な形でボールを失う場面も目立ちました。

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得点は共に左からの庭田FK→熊谷。一昔前の浦和は上背のある選手がいなかったのでセットプレーでの得点が非常に少なく(せいぜい高橋が直接FKをぶちこむくらい)、これが接戦を勝てない一因になっていましたが、昨年熊谷が加入したことで状況が一変しました。この日の1点目はGKの凡ミス(ハイボールをパンチしきれず、詰めていた熊谷に当たる)でしたが、2点目はファーに流れてからどんぴしゃりのヘッド。

しかし、90分を通じて優勢に試合を進めながらも決定機は僅少。千葉は4-1-4-1だと思いましたが、引き気味の位置でコンパクトな陣形を保って浦和のパス回しを封じ、かつ荒川を自由にさせず。浦和は前線でボールが収まらないためか、SBの攻撃参加があまり見られず、前半は柳田、後半は岩倉が走り回ってなんとか攻撃を成り立たせているような格好。当然ながら両者とも終盤にはへろへろになってしまって、良い形を作りながらもパスの精度を欠いて決定機には至らず。前半左サイドに流れた柳田のクロス→荒川→岩倉のシュートがゴールライン上にいたDFにクリアされた場面がこの日最大の決定機。

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千葉は立ち上がり2度のビッグチャンスを決められず、その後はチャンスらしいチャンスはなし。後半丸山を投入してきましたが、独りよがりにドリブルで仕掛けるだけで周囲との連繋らしいものは見受けられず。2点先制した浦和の優位は揺るぎようがないまま試合終了となりましたが、これから神戸、東電、日テレと厳しい相手との3連戦を迎える前にしては内容はイマイチかなぁ・・・

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-----荒川-----
北本---庭田---岩倉
---柳田--岸川---
熊谷-矢野--西田-土橋
-----山郷-----

60分:土橋→森本
69分:荒川→後藤
83分:庭田→藤田

得点:16分 熊谷、55分熊谷

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・この日は前節ベンチからも外れていた西田がCBに復帰。前節CBでスタメン入りした岸川が本職のボランチで引き続きスタメン。藤田がベンチに押し出された格好。で、その岸川ですが、前半はミスで大ピンチを招いてしまった他、致命傷になりかねないミスが散見されて先行きが危ぶまれましたが、後半は無難に。トップでの試合経験が少ないので、ユースでは通っていたパスが通らずに前半はミスを繰り返していたのかもしれませんが、きっちり修正してきました。ただ柳田&岸川の組み合わせはやや攻撃力不足かも。

・4-2-2-2は新潟戦で失敗したせいか、あっさり放棄。といっても、北本が左SHとして覚醒したわけでもなさそうですが・・・

・土橋が後半相手と交錯して負傷。しばらくはそのままプレーしていましたが、2点目が入った直後に大事をとってか森本と交代。これまで怪我らしい怪我もなく、初戦高陽教大戦を除いてフル出場してきただけに、万が一次節欠場となると代わりとなりうる選手が見当たらずチト心配。

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【閉店】でびっと@新お茶の水

 新御茶ノ水駅を南側に出て、駿河台交差点を西へ。「とくや」などがある通りの並びかと思ったのですが、路地を少し南側に折れたやや判りにくいところに立地。平日夜に往訪。先客8、後客3。

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 メニューから基本と思しき「豚骨醤油らーめん(700円)」を注文。他に「赤と黒」「つけ麺」「塩つけ麺」も。券売機なし。

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 店内はテーブル席主体で4人掛けが3卓、2人掛けが1卓。厨房と向い合わせのカウンターが5席。スタッフは4名も。

 随分繁盛しているなと思ったのですが、どうもどの客も今しがた着席したばかりの様子。しかも最近メニューに加わったばかりで安売りサービス中の餃子を皆頼んでいて、厨房が餃子作りに手間を取られているせいか、こちらはらーめんしか頼んでいないのに随分待たされました(´・ω・`)ショボーン

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 半球に近い、大ぶりの丼で出てきました。

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 豚骨「醤油」をわざわざ謳うだけのことがあってスープはほんのり茶濁していますが、醤油はそれほど強いわけはありません。でも肝心の出汁はマイルドとか、ライトとかという形容を飛び越えて、単に薄いような・・・ にんにくが強めで、しかも表面に背脂を乗せてこってり感を演出していますが、それ以前の問題のような・・・

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 麺は細麺ストレートで、デフォルトでも若干堅め。なお替玉を頼む人には堅さを聞いていましたが、最初の一杯には何も聞いてきません。全く持って謎。もっとも替玉を頼む意欲もありませんでしたが。

 スープがイマイチなんで辛子高菜でも入れて味を変えようかと思ったのですが、なんと辛子高菜は有料・・・ ちなみに卓上に紅しょうがもすりごまも見当たらず。

 チャーシューはやや堅めながらボロボロと崩れやすいタイプ。他にきくらげ、もやし、刻みネギ。

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2010.10.10

【閉店】IPPUDO TAO TOKYO@東銀座

 東銀座駅A2出口から京橋方向へ入る。「元楽」「銀座ラーメン」「矢場とん」などがある通りの並び。平日夜の往訪。

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 一風堂グループの新店ですが、TAOとは新進気鋭のラーメン店主田尾氏とかそういう意味じゃなくて、和太鼓グループとのコラボとのこと。店内にもそれらしき映像が流れていますが、単にラーメンを食べにきた客にとっては意味不明なコラボですな。

 店員がいそいそと注文を取りに来て、「TAO・黒(850円)」を麺堅めで注文。他に辛味噌入りの「TAO・赤」やノーマルとんこつの「TAO・白」も。

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 店内はカウンターのみ。但し8人掛けないし6人掛けの島式カウンターが3卓と、厨房沿いにカウンター10席ほどと巨大なキャパを誇っています。もっとも入った時間帯が良くなかったか、先客5、後客2と客足は寂しい限りで、何人もいるスタッフも暇そう。暇すぎるためか、カウンターに置かれたお茶だとか、辛もやしだとかの補充もなされておらず。

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 半球に近い、随分と大きな丼で出てきました。もっとも丼の足でかなり嵩上げされてもいますが。

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 とんこつスープの白に香油の黒、辛味の赤、そしてネギの緑が映えてビジュアルは誠にご立派! ただベースとなるとんこつはかなりライトで、くっさい濃厚豚骨に慣れると物足りないのも確か。香味や辛味をちびちび溶きながら味の変化を楽しんでは見ましたが、辛味の効果はほとんど感じられず、また見た目とは裏腹に渋味はほとんどなく、むしろ甘味が増したような気がしました。

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 麺は平打ち。つるつるとした食感でスープとの相性も良好ですが、丼が大きめで茹で上がりにそれなりに時間がかかる(従って平打ち麺の替玉はなく、細麺のみ)にも関わらず、麺の量は多いとは言いがたいような・・・

 具はペラペラのチャーシューが数枚ときくらげ、刻みネギ。

 総じて味自体は悪くないんだけど、一風堂伝統の「コストパフォーマンスの悪さ」が目立ちました。銀座はあまり美味いラーメン屋がないので、また来るかもしれませんが・・・

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別所温泉(1)

首都圏外にも関わらず日帰りで簡単に行ける温泉の中でお気に入りの一つ。それが信州上田郊外の別所温泉です。

大宮 6:50 (あさま501号 E226-320) 7:51 上田

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「峠の釜めし」で有名な「おぎのや」が上田に駅そば屋を出しています。上田駅といっても上田電鉄への乗り換え口に位置しているので、新幹線で上田にやってきてそのまま表口に出てしまうと気づかないでしょう。

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メニューを見ると都内の立ち食い蕎麦屋よりちょっと高い感じ。しかもなんと定番の「天ぷら」が売り切れ。9時ごろ来るといっていたので「釜飯」と同時に補充するのかもしれませんが、やむなく「山菜そば(400円)」を注文。

ここは生そばが売り物で、確かに立ち食い蕎麦屋では当たり前に利用される茹で麺と比べるとやや茹で時間が長い。田舎の時間の流れならこれでもいいんでしょうけど、首都圏の駅そば屋では採用しづらいでしょうな。

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確かに「山菜そば」だがワカメも入っています。さらに天かすをおまけしてくれました。蕎麦の風味を感じるところまでは至らないけれど、つなぎの粉っぽさがなくて立ち食い蕎麦屋の割にはつるつると美味くて、それなりに満足しました。つゆは関東風ながらやや薄め。

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暑くも寒くもなく、長距離歩行が全く苦にならない季節になので、塩田平の秋を楽しみながら別所温泉まで約10kmを歩いてみました。8時20分から歩き始めて10時過ぎに別所温泉駅着。

上田駅を出るをすぐに千曲川を渡ります。上田は千曲川の河岸段丘上に広がった旧城下町。

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上田は旧城下町ゆえ道路が狭くて車社会には向かず、大型店は千曲川の南に建つ傾向にあるようですが、歩く分にはどこにでもある郊外の風景が広がるばかりで面白くともなんともありません。

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途中で見かけた石材屋にはウルトラマン。

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1時間以上歩くとようやく田舎の秋らしい風景に。

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別所温泉に近づくとやや坂が急になります。「わて、もう登れまへんねん」といわんばかりに、温泉街までやや距離を残したところにある別所温泉駅。

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別所温泉駅近くに、いつの間にか大型日帰り温泉施設「あいぞめの湯」が出来ていました。もともと上田市の「社会福祉センター兼立ち寄り湯」みたいな形で利用されていた「相染閣」をリニューアルしたもの。

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別所温泉駅脇に留め置かれている上田交通モハ5250形電車、通称「丸窓電車」。ドアの戸袋の窓が丸く繰り抜かれているのが特徴で、上田交通のシンボル。

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2010.10.09

【閉店】小樽 あっぱれ亭@池袋

 池袋東武”SPICE”12F。「武蔵」の後を受けて、「諸国ラーメン探訪区」に本年9月にオープン。平日夜に往訪。

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 店内のレイアウトは全く変わっておらずテーブル席主体。ざっと見て座席の半分くらいが埋まっていました。もっともこの時間帯だと相席なんてさせませんから、かなり埋まっているとの見方も。

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 「武蔵」は入口で注文&会計を済ませるシステムでしたが、今回は着席時に口頭注文&後払い。「金ごま」が売り物のようですが945円と会社帰りの晩飯としてはちょっとどうかと思われる価格設定だったので、「醤油(840円)」を注文。他に塩や白味噌、そして10食限定の「北の大地」といったメニューも。

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 どう見ても味噌ラーメンにしか見えない、一風変わった外観。白濁した豚骨スープに醤油ダレを合わせた結果のようですが、良くある豚骨醤油と違ってとんこつの臭みもなければ、かえしの自己主張もなく、なかなか良く出来ています。ややとろみがあって濃い目の味わいですが、困ったことになんだかインスタントラーメン、具体的にはカップヌードル(シーフード)に相通じる「何か」があるような気がして好みには合わず。

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 麺は縮れが強めの並太麺(「小林製麺」の暖簾あり)。わずかに柔らか目の茹で上がりで、スープに対してはちょっと弱いかなぁ?

 具にチャーシュー(スライス1枚と角切り少々)、メンマ、炒め玉ねぎ、刻みネギ。

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 スープのほうは好みの問題ですが、この内容でこの値段はないわというのが正直なところ。もっともここ2年ほど、ここに入った店で値段相応のものを出していたところなんてないと思います。

 普段ラーメンをあまり食べない方が、百貨店に繰り出してきた「ハレの日」に売り物の「金ごま」を食べて満足して帰るっちゅーのにはいいかもしれませんが。

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【TV観戦記】日本 1-0 アルゼンチン

・まさかアルゼンチンに勝ってしまうとは! しかも90分間シュートを撃たれまくり、ボコボコにされながらもGKが当たりに当たって、半ば偶然転がり込んだ1点を守りきったというよくあるジャイアントキリングじゃなくて、内容も互角以上。アルゼンチンに押し込まれている時間こそ長いものの、要するにアルゼンチンはメッシが飛びぬけて怖いだけ。決定機の数は日本のほうが多いくらいで、日本完勝といっても差し支えないでしょう。

・遠来のアルゼンチンのコンディションは万全にほど遠かったのでしょうが、遠来なのはいまや欧州組を多数抱える日本代表もさして変わらず。

・ザッケローニ新監督の初戦でしたが、岡田前監督のW杯仕様を上手く生かしたという印象。DFラインはやや低いものの、1トップ以外の9人がコンパクトな陣形を維持しながらアルゼンチンの攻撃陣を封じ込めるのに成功。但し、メッシだけはどうにもなりませんでした。囲い込んだところでボールは奪えず、奪う寸前でパスを出され、前半はひやっとする場面が頻出。

・もっともアルゼンチンの攻撃は中央突破に偏り勝ちで、あまりピッチをワイドに使わないのが日本にとって幸い。メッシを筆頭に個々人の能力は恐るべきものがありますが、全体として見れば日本のコンパクトな網の目に引っかかりやすいタイプ。

・またマラドーナ前監督の「負の遺産」なのか、案外メッシが低めの位置でボールを持つ場面も多く、これも日本にとって幸いでした。

・一方アルゼンチンの守備は実に不甲斐ない出来に終始。立ち上がりから自陣深い位置でボールを失う場面が多く、その一つが失点に直結。自陣左サイドでのトラップミスを岡崎に攫われて、そのまま速攻を食らってしまいました。この出来じゃアルゼンチン国内でボロクソに叩かれ、バティスタ暫定監督の首が吹き飛んでもなんらおかしくはないでしょう。

・日本のチャンスは前後半ともカウンター中心。ボールを奪った位置が低くても、南アW杯と違って前でボールを持てる人材が本田△に加え、香川がいるのが非常に大きく、攻め上がりの人数も南ア時よりも格段に増えていました。内田の攻撃参加が目立ったのがその傍証。

・もっともボールキープ役は本来1トップの森本が担わないといけないのですが、今日の出来だと前田に1トップの座を奪われても不思議はないかと。また攻撃時に遠藤が精彩を欠いて、らしくないパスミスを連発していたのが気になりました。

・この試合の印象だと、日本は「堅守速攻」というイタリアそのまんまなチームになってしまいそうです。W杯本番で勝つにはそれが早道なことは確かなんですが、原がザッケローニに決める前はスペイン化を目指していたような気がするのですが、あれは何だったのかなぁ・・・もうオシムジャパンはなかったことになるのかなぁ・・・

-----森本-----
香川---本田---岡崎
---遠藤-長谷部---
長友-栗原--今野-内田
-----川島-----

65分:森本→前田
71分:遠藤→阿部
71分:岡崎→関口
77分:香川→中村
85分:川島→西川 (右内転筋に違和感)

得点:19分 岡崎(長谷部のミドルシュート→GKが弾いたところを詰める)

・ロスタイムに本田△→細貝を用意していたら、本田△がチンタラ歩いているうちに試合終了。もっともそれ以上に、わずか1分しかなかったロスタイムはTBSへの配慮がありあり・・・試合開始が4分ほど遅れたため、試合終了直後に放送終了。インタビューはなし。試合開始の1時間前からだらだら放送しててこの終り方はないやろう・・・ っちゅーか、これがTBSなんやね・・・

・埼スタは大入り満員(緩衝帯もちょっとしか設定していないのに観客数が6万人を切ったのは驚かされました)。相手がアルゼンチンとはいえ代表人気のV字回復ぶりを見ると、やっぱ本番は内容ではなく勝ってナンボですなぁ・・・ 勝てば次の親善試合で強国が相手になってくれるし。

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2010.10.08

巾着田(下)&まきばの湯

巾着田(上)から続く)

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巾着田の中にも出店が一杯。但し、難儀なことに人出と比べると明らかに座るところが足りません。湿気こそありませんが、陽射しがきつい日だったので、一度テント下に入った人はなかなか出てきませんし・・・

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ひときわ目立つ「高麗鍋うどん」の幟。いかにもアジュンマ然としたオバハンが500円で販売。

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食べる前から結論が出ているようなものですが、山菜きつねうどんにキムチを入れただけのような・・・天カスが妙にたくさん入っている上に、屋台のうどんの割りにはコシがしっかりしていたのには感心しましたが。

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こちらには長い行列ができていましたが、さすがにここまでは食指が伸びず・・・

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巾着田の見所は曼珠沙華だけではなく、コスモス畑もそれなりに広大。っちゅーか、歴史的には曼珠沙華は不吉な花の代表格だったはずで、いつから観賞の対象になったのかなぁ?

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 巾着田から同じ日高市内の日帰り温泉「まきばの湯」まで無料シャトルバスを運行。途中観光スポットに寄り道してゆくためか40分ほどかかりました。

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 「まきばの湯」は本来なら1500円のところ、キャンペーン料金とのことで1200円で入館。郊外かつ館内着どころかタオルすら付かないのにこの値段とは随分強気です。

 ただ高いだけあって館内はゆったりしていました。浴室は「花鳥の湯」と「風月の湯」を日によって入れ替えるそうですが、パンフレットを見る限り構造に大差はなさそう。内湯、露天風呂、サウナといったものはともかく、歩行湯だとか足湯だとか、たる湯だとか、まるでスーパー銭湯並みにごてごてと施設を取り揃えています。

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 ありがたいことに、いずれの湯も40度前後のぬる目の温度設定。塩分の濃さそうなナトリウム-塩化物泉にのんびり浸かっていると、冬場はいかにも温まりそう。

 浴室の前がちょっとした休憩スペースになっていますが、ビールの自販機はなし。「温泉レストラン」を付設しているのでそちらで飲んでくれということなんでしょうけど。また2Fに無料休憩所 & 仮眠室がありました。

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風呂上がりにはさっそく「温泉レストラン」へGO!

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サイボクハム自慢のウインナーで一杯を行きたかったところですが、頼んだ品がなかなか出て来ず。

文句をいったらすぐに出てきたところから察するに、人手不足でデリバリーされずに茹であがりを放置されていたくさいんですが・・・(´・ω・`) ショボーン

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【温 泉 名】サイボク天然温泉
【施 設 名】サイボクまきばの湯
【入浴料金】1500円(キャンペーン料金で1200円)
【交通手段】JR川越線笠幡駅から東武バスで5分
【泉  質】ナトリウム-塩化物泉
【源 泉 名】サイボク天然温泉
【泉  温】40.6度

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2010.10.07

スープ道 連@西巣鴨

 都営三田線西巣鴨駅A2出口を出てすぐの大きな交差点を右折し、明治通りに入ってすぐ。平日夜に往訪。先客2、後客3。

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 入口脇の券売機で「らー麺(680円)」を注文。ボタンは「らー麺」が先ですが、売れ行きNo.1は「つけ麺」との表示。ボタンの数もつけ麺のバリエーションのほうがはるかに多い様子。

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 店内はL字型カウンター10席と4人掛け、2人掛けテーブルがそれぞれ一卓ずつ。店内は割とゆったりしています。厨房内ではエンジ色のシャツを着たオヤジが2人。テーブルには魚粉が置いてありました。

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 スープはライトな豚骨醤油といってしまうにはなんとも微妙な味わい。ライトな家系といってしまうには豚骨出汁が弱く、麺彩房風の動物魚介といってしまうにはかえしと動物系出汁が強く出すぎているというなんとも中途半端な立ち位置。

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 厨房上のウンチクでは「ゲンコツと豚がら、鶏がらを煮込んだ濃厚とんこつスープに宗田かつお」云々とありますが、とろみがあってあっさりとは言えないものの、濃厚とも言いがたいような・・・

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 麺は緩く縮れの入った太目の麺。やや堅めの茹で加減で、歯応えがしっかりしてます。この麺だとスープをがつんと強めに作っても良さそうなものですが・・・

 具はチャーシューが一枚とメンマ、海苔、ナルト、そして刻みネギ。チャーシューは提供前に炙っていたようですが、力を入れるべきところがずれているような・・・

 屋号に「スープ道」を掲げているにも関わらず人気の品がつけ麺だという辺り、矛盾というか破綻というか挫折というか、そんな単語を想起せざるを得ません。

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巾着田(上)

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猛暑で開花が遅れていた巾着田の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)がようやく見ごろを迎えたとの報を聞きつけて、高麗の里まで出かけてみました。同じ埼玉県内とはいえ高麗は遠く、池袋から電車を乗り継いで1時間。

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駅前には朝から観光客を当て込んだ屋台がぞろり。高麗に着いただけでそれなりに達成感が沸いてしまうせいか、朝からビールで一杯やっている一団も(苦笑)。

上写真は埼玉の「B級グルメ」で優勝したとの触れ込みで売り出していた秩父名物「みそポテト(200円)」。

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ポテト自体はカリカリ、サクサクっとした仕上がりで結構気に入りましたが、味噌のほうがやたら甘ったるくて正直苦手。これならうす塩味だとが、ガーリック味でポテトの風味を生かしたほうがナンボかマシなような・・・

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高麗駅から曼珠沙華の群生地として知られる巾着田までは徒歩20分弱。途中、これまた観光客を当て込んだ地元農家が続々とにわか作りの店を出していて、それはそれで面白いのですが・・・

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Ω(オメガ)を逆さにしたような格好で蛇行する川に囲まれた一帯が巾着田。日の当たり具合が違うせいか、西側が早咲きで東へ向かうにつれて遅咲きになる模様。

ほぼ川沿いに散策路が伸びていますが、横に2人並ぶのが精一杯ぐらいの幅しかないんで朝から人で溢れかえっていました。

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入園料(200円)を取るのは結構なんですが、一方通行に仕切るわけでもなく、おまけに途中三脚を立てる奴もいれば、犬を連れてくる奴もいたりして、有料の割には運営はもうわやくちゃですなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン

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ドレミファ橋 。もともとは飛び石を並べたような橋だったのですが・・・

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2010.10.06

能登・金沢の城巡り(6・完):近江町市場

能登・金沢の城巡り(5)から続く)

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金沢城をぐるぐる回っているうちに昼飯時になったので、金沢の台所「近江町市場」へ。地元では「おうみちょう」ではなく「おみちょ」と読むとのこと。

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生鮮食料品を中心に食堂や生活雑貨等の小売店が延々と連なる巨大アーケード街。食堂には観光客の行列が目立ちましたが、平日でこれだと休日はえらいことになりますなぁ・・・

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一見して判るように近江町市場の老朽化が著しいのは否めないところ。そのため周辺では再開発事業が進められており、その一環として「近江町いちば館」が完成。でもアーケード街とのコントラストがでかすぎ。

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訪れたのはいちば館内の「ひら井」。近江町市場内にも店舗があり、そちらは長蛇の列が出来ていましたが、こちらは若干待ち客がいる程度。

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近江町海鮮丼、2000円也。まぁ美味いことは美味いんですが、半分は見てくれに金を払っているだけのような・・・

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ひがし茶屋街だとか

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武家屋敷といった定番の観光地はさておき

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再び金沢城へ戻ってきました。上写真は石川門を見上げながら百間堀を進んだところ。

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本丸下の「いもり堀」は復元工事中。金沢城の南西を固める堀で、幅が広いところで30m、深さは10m以上。いもり堀はその後復元作業が進んで、現在は往時通りに再び水が張られたとのこと。

金沢城はその他にも続々と復元計画が建てられており、往訪時は工事中だった「河北門」も堂々完成。埋蔵文化財や古絵図、古写真などの調査と学識者の意見を基に往時の姿をできる限り忠実に再現されたとのこと。

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次に金沢に来るのは北陸新幹線金沢開業時かなぁ・・・ 現状では埼玉からだと微妙に遠い金沢。

金沢 15:12 (はくたか19号 サハ681-207) 17:52 越後湯沢
越後湯沢 18:02 (MAXとき340号 E155-1) 18:54 大宮

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2010.10.05

【閉店】麺武 虎龍@神田

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 神田駅西口商店街の西端近く。「じゃんがら神田店」の跡地。平日夜に往訪。歌舞伎町に本店があります。

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 店外に設置された券売機で基本の「味噌(850円)」を注文。「辛味噌」や「つけ麺」以外に「醤油」や「塩」も用意。

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 「系」の文字が小さくて、しかも消えかかっており、公取委にイチャモンをつけられてもやむを得ない看板。っちゅーか「純連すみれ系」が意味するところが判るのはある程度ラーメンに詳しい人だろうし・・・

 店内は奥行きが深く、手前が2席ほど折れただけのL字型カウンター12席ほど。先客5、後客7~8で、店を出るときにはちょうど満席に。「じゃんがら」よりは明らかに客足が良さそう。

 厨房内はスタッフが2人と中国人風の接客係が1人。店長と思しき方を含め、全員若者。油跳ね除けを兼ねてか、厨房とカウンターの仕切りが高くて厨房内の様子ははっきりとは判りませんが、中華鍋で野菜や挽き肉などをスープと炒め混ぜ合わせています。

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 チャーシューの上にちょこんと生姜がのっているあたりは相変らず。スープはニンニクが効いている上に脂も多めで、濃厚とはいわないまでもかなりこってり。味噌は本店で食べた時よりはだいぶ渋めに感じました。

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 麺はこってりした味噌らーめんにしては心持ち細めの縮れ麺。但しコシはしっかりしているのでスープとの相性は問題ありません。食べ始めはちょっと絡みが悪いように感じましたが、食べ進むにつれて馴染んできました。

 周囲を炙ったようなチャーシューが一枚ある上に、サイコロ状のチャーシュー、さらに玉ねぎと一緒に炒められた挽き肉もたっぷり入っています。ちょっと肉が多すぎて少々バランスが悪いのも相変らず。刻みネギやメンマがのっていますが、モヤシ増やしてくれないかなぁ・・・

 クォリティーは十分ながらも基本メニューで850円というのは神田という場所柄を考えれば強気だと思いますが、長持ちするかどうか。

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能登・金沢の城巡り(5):金沢城(下)

能登・金沢の城巡り(4)から続く)

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復元された五十間長屋と比べると随分と煤けていますが、こちらは本丸に残る「三十間長屋」。1858年築造の2層2階の多聞櫓で重要文化財。藩政時代から金沢城に残る建築物はあまりないだけに貴重。

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こちらは鶴丸倉庫。東の丸附段と呼ばれた曲輪に建っているのに、なぜか「鶴丸」倉庫と呼ばれています。江戸時代末期の建築と推定されています。

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東ノ丸北面を固める石垣。自然石、あるいは石材を綺麗に整形せず粗割りのまま緩い勾配で積み上げる「野面積み」によるもので、金沢城初期の形式を留めています。

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菱櫓等が復元されるまでは金沢城の顔だった「石川門」。金沢城の搦手門に相当し、1788年の再建で重要文化財。百間堀を挟んで兼六園があります。

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二の丸の外れにぽつんと建つ旧第六旅団司令部。金沢は戦災に遭わなかったこともあって旧陸軍関連の施設が市街のあちこちに残っています。

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2010.10.04

能登・金沢の城巡り(4):金沢城(上)

能登・金沢の城巡り(3)から続く)

和倉温泉 8:01 (サンダーバード14号 クハ682-506) 9:02 金沢

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翌日は金沢へ戻って、金沢城を中心に市内観光。上写真は金沢駅前の鼓門&それに覆いかぶさるガラス製の「もてなしドーム」。

無駄に巨大で、無駄に豪華なあたりがいかにも金沢。どんよりと曇っているのもいかにも金沢。

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先を急いでも仕方がないので、ぷらぷらと歩いて金沢城へ。上写真は加賀藩の藩祖前田利家を祀った尾山神社。もっとも外様大名である前田家が公然と藩祖を祀るのは幕府に対して憚りがあったようで、尾山神社の創設には紆余曲折があった模様。

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尾山神社最大の特徴をなす、洋風デザインを取り入れた「神門」。オランダ人ホルトマンの設計によるもの明治8年の建築。最上部に日本最古の避雷針が備えられています。

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ようやく金沢城到着。尾坂門(大手門)から城内へ突入。

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尾坂門を抜けると、なーんにもない新丸広場に出てきます。一段高くなったところが二の丸で菱櫓が少し顔を出しています。

金沢城は百万石に相応しい広さを誇ってはいますが、城内はあまり高低差がなく、またそれを補う巨大なお堀を備えているわけでもありません。大きな城の割にはいかにも守りづらそう。

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橋爪門一の門とそれに連なる続櫓、五十間長屋。いずれも2001年に復元。

金沢城は長らく城内に金沢大学があって観光的にはイマイチでしたが、大学が郊外に移転し、さらにNHK大河ドラマ「利家とまつ(内容的には「まつと利家」でしたが(笑))」の放映前に櫓が続々と復元されて、近隣の兼六園と合わせて周回可能な一大観光スポットに成長しました。

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五十間長屋の端に菱櫓。三層三階で、文字通り菱形の櫓。復元されたものですが、石川門に代わって今は金沢城の顔役かも。

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2010.10.03

鳥空海@戸塚安行

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 戸塚安行駅からけやき通りへ出たところに位置。土曜日昼に往訪。ちょうど開店したところに到着。先客ゼロ、後客1。

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 夜は焼き鳥屋で、昼間はラーメンを提供。醤油ラーメン(680円)。他に塩ラーメンやつけ麺も。「地鶏パイタン麺」というのを大書していますが、わずか限定10食。

 店内は居酒屋然としており、狭いながらもテーブル席中心でカウンターは4席のみ。券売機はなし。スタッフが3人いましたが母子かも?

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 表面の脂がやや多目ながらも透明感のあるスープは鶏がらベースと思しきあっさり、すっきりタイプ。かえしも抑え目で、これといった雑味もありません。

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 麺は細麺ストレート。スープとの相性は文句なし。但し量はかなり少なめ、ランチタイムには小ライスを付けて欲しいところ。

 小松菜がしゃきっとしているのが嬉しい。他にバラ肉チャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、そして刻みネギ少々。

 焼鳥屋が片手間にやっているものと侮っていたのですが、案外しっかりした逸品でした。

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【観戦記】10年第25節:大宮 1-2 浦和

 怪我人多発の上にポンテが出場停止、岡本がU-19代表で離脱で18人揃えるのがやっとという惨状ながら、序盤に2点先制。前半終了間際に失点し、運動量の落ちた後半はやや押され気味になってしまいましたが、大宮の不出来も手伝って何とか逃げ切り。内容は竜頭蛇尾といって差し支えなく、面白いとも言いがたい試合でしたが、これだけ多くの面子を欠きながらも勝ち点3を積み上げられたことには最大限の賛辞を捧げてしかるべきかと。

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 この試合で不可思議だったのは大宮の立ち上がり。ダービーへの思い入れは入れは浦和よりも圧倒的に強く、どんなに下位に低迷していようとも浦和戦には普段の何割増しの力で挑んでくる、まるで日韓戦における韓国みたいな大宮ですが、この日はどういうわけか守備がユルユルでした。昨年からリーグ戦では浦和に負けておらず、「強いほうのさいたま」の称号を欲しいままにする余裕のなせる業なんでしょうか?

 浦和はその大宮のユルユル守備に乗じて早い時間帯に先制。左SBに入った村上は前回の対戦に続き、いつ退場してもおかしくないほどの惨状で、浦和の攻撃は前後半を通じてほぼ浦和右サイドから。エリア内でボールをキープした柏木へのプレスが甘くて、浮き球クロスを高崎がゴール! さらに大宮のミスを突いたエジが右サイドからエリア内へ侵入して柏木のゴールをお膳立て。阿部離脱によってボランチに下がった柏木ですが、鋭い縦パス、機を見た攻め上がり、そして守備でも豊富な運動量を生かして広範囲をカバーと縦横無尽の大活躍。細貝とのコンビネーションも試合を重ねることに良くなり、両方とも前に行ってしまう愚はほぼなくなったかと。

 早々と2点先制して、浦和は攻め急ぐ必要がなくなったせいか、前半終了にかけて最終ライン&GKでゆっくりとボールを回す時間がやたら目立ちました。それは間違ってはいないのですが、最終ラインに相手FWのプレスがかかっていない局面までGKにバックパス&どっかーんっちゅーのはどうなんだろう?まぁスピラがいなくなって足元不如意の方が1名加わったので安全運転に走り勝ちなのはわかりますが、GKからのどっかーんに対してエジはもちろん、高崎もそれほどハイボールを確実にキープできるわけでもないのに。

 前半の大宮はイ・チョンスを縦に走らせるばかりでほとんど攻め手らしい攻め手を見出せず。イ・チョンスとラファエルの間に連携らしい連携もなく、このまま前半終了と思ったのですが、終了間際に村上→藤本→ラファエルと繋がり、ラファエルがサヌを楽々交わして遅まきながら反撃。ラファエルにはサヌと坪井が付いていたようですが、藤本がちょこっと触ったのが効いてか、ラファエルへのマークが簡単にずれてしまいました。

 後半の浦和は頭から飛ばしまくった反動か、運動量が落ちて急失速。後半立ち上がりにエリア内へ侵入した細貝、あるいは25分くらいに左サイドからサヌのクロス→達也ヘッドといった絶好機がありましたが、いずれも決められず。大宮のパスミスに乗じてカウンターのチャンスも何度かありましたが、いずれも決定機には至らず。前半から攻撃の基点として奔走しまくりの達也が疲弊するにつれて攻撃はフェードアウト。

 守っても前半のようにしっかり繋げなくなって、GKのみならずDFもどっかーん連発。ポンテがいないと前でボールがキープできず、DFラインを上げられないのがちょっと辛かったか。

 とはいえ、大宮の攻撃も意図不明のまま。ミドルシュートを山岸が弾いたこぼれ玉に詰められたのが2度あったのと、浦和左サイドからのイのクロスがファーでラファエルに合ってひやっとしたくらい。

 大宮は前監督時代とは打って変わって、ラファエル目がけてガンガン放り込んでから縦に早く仕掛けてくるわけではなく、サイドを使いながら比較的繋いできます。しかし中盤で浦和にボロ負けしてそのパスが良い形で繋がらず。この日唯一の得点となったパターン=サイドから2トップに対して斜めに速いボールを入れるのが狙いかなと思いながら見ていたのですが、この日は両SHがさっぱりわやでした。

 早めに石原を投入してイを右SHに下げましたが、この交代も不発。そしてそのイも市川に代えられてしまいましたが、これまた不発。

 一方浦和はこの日のサブで唯一頼りになる堀之内を投入し、さらに最後は時間稼ぎを兼ねて相次いで2選手を代え、大宮の不出来にも助けられてなんとか逃げ切り。濱田も林もこれが今年リーグ戦初出場。

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---高崎--エジ---
原口--------達也
---細貝--柏木---
サヌ-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

75分:高崎→堀之内
90分:原口→濱田
90+4分:達也→林

得点:4分 高崎、16分 柏木

 大方の予想通り、出場停止のポンテに代わって高崎をスタメン起用。エジと横並びの2トップを組み、最初のチャンスを見事に決めてくれました。勝利に直結する得点を上げたFWが悪く言われる筋合いは全くないとは思いますが、高崎はエジとは全く違うタイプのFWで、エジが不調の際にエジに代わって1トップを務められるFWはでないのは明らかだったかなぁ・・・ DFラインの裏でボールをもらってひたすらゴールを目指すというのはフィンケの求めるFW像じゃないんで・・・ DFを背負うと何もできないっちゅーのはちょっと辛かったなぁ・・・ハイボールはエジよりは可能性がありましたが。

 フィンケが嘆いた通り達也、高崎、原口と3回PKを得てもおかしくない場面がありましたが、松村主審は全般に流し気味だった点で一貫しており、PKをアピールする暇があったらささっと起き上がってボールを追えっちゅー感じ。

 この試合を通じて左サイドがほとんど機能しなかったのは気になりました。原口もサヌもそれぞれ単独で仕掛けてはシュートに至らずの繰り返し。エリア周辺まで進出してくる辺りまでのサヌには物凄く期待感が満ち溢れているのですが、そこでかつての暢久状態=逡巡してしまうだよなぁ・・・ チーム事情でこれまで経験のない左SBで起用され続けてきましたが、今一つフィットしないまま一年を終えてしまいそうな・・・ 一度だけ良いハイクロスを上げましたが、そこに待っていたのはエジでも高崎でもなく達也でしたorz

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---天秀--ラファ--
金久保-------藤本
---金澤--青木---
村上-坪内--福田-渡辺
-----北野-----

60分:金久保→石原
77分:李天秀→市川
83分:金澤→橋本

得点:45分 ラファエル

 張監督時代に獲得した石原は監督交代&イ・チョンスの加入で途中出場が常になっていますが、来年はいないかも。

P.S.

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この試合はアッパー(メイン)で観戦。太っ腹なことに記者席にあたるエリアも開放していたので、ありがたく利用させていただきましたが、当然ながら特段お土産はなし。

浦和のサッカーはアッパーで見たほうが面白いという噂は本当でした。この日は前半だけでしたが(苦笑)

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2010.10.02

【閉店】KINGKONG@池袋

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 池袋駅東口、豊島区役所の裏あたり。隣に人気店「狸穴」があり。平日夜に往訪。

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 フルーツジャムが隠し味との「トロフルつけめん」が売り物の店ですが、夜は上着が必須の時期ともなるとつけ麺のニーズは全くなく、入口そばの券売機で「中華そば(700円)」を注文。

 店内は奥行きがあり、厨房への通路でカウンターがI字型6席+L字型10席強に分断されたような格好。先客4、後客4(見通しが利かないので自信なし)。

 厨房内にはいかにも見習い然とした人も含めて4人と客入りからすれば少々過剰。

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 スープは鶏ベースに煮干しを中心とした魚介系を加えたような格好。わずかに酸味を感じるかえしが強めながら、出汁の旨味を損なうことなく実に良いバランスを保っています。

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 麺は並太ストレート。心持ちざらつきがあり、かつプツンプツンとした食感。食べ始めはスープと合わせるには少々強すぎるかな?と思いますが、食べ進むにつれて馴染んできました。

 ペラペラのバラ肉チャーシューが非常に残念。他にメンマ、刻みネギ、そしてナルト。

 客入りはどう見ても「狸穴」に敵わないようですが、セカンドメニューである「中華そば」の出来は「狸穴」を軽く凌駕しているような。

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2010.10.01

馳走麺 狸穴@池袋

 池袋駅東口、豊島区役所の裏あたり。平日夜に往訪。この界隈では一番の人気店らしいんですが、ちょうど1席空き席があって難なく入店。店を出る頃には店外に待ち客4人。

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 濃厚つけ麺や肉盛りつけ蕎麦が売り物で、しかも並盛から特盛まで同値段というところから察して量指向の店なんですが、濃厚つけ麺には飽き飽きしたのであえて「中華蕎麦・並(680円)」を注文。なお中華蕎麦だけは大盛が100円増し。中華蕎麦でも麺は180gあります。

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 店内はコの字型カウンター12席。厨房が店奥にある上に、カウンターとの仕切りがやたら高くて厨房内の様子はは窺えず。

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 つけ麺の配膳待ち客をすっ飛ばして、麺の茹で時間が短い中華蕎麦が先に出てくるものと思い込んでいたのですが、何のことはなく待ち客を順番にこなしながら最後の提供になったので随分待たされました(´・ω・`)ショボーン 隣でつけ麺食べてたネーチャン2人組は共に半分も食べないうちにお腹一杯になって退出って、行列に釣られて入っちゃったんだろうなぁ・・・

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 スープは鶏がら中心。ほんのり甘味を感じるのは多目に添えられた刻み玉ねぎのせいかな? かえしは良くも悪くも自己主張がありませんが、後味すっきりともいえず。

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 麺は細麺ストレート。スープの絡みは申し分なく、しかも最後までへたることなし。

 チャーシューは脂が多くてあまり好みではありませんが、値段の割には厚みがあって、しかも適度な柔らかさ。

 他にネギ、メンマ、ナルト。

 「品揃えの一環に過ぎない」と一刀両断にしてしまうには惜しいくらいの出来ですが、もう一回食べたいと思うほどの出来でもなく。

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【展望】10年第25節大宮戦

・新潟戦で負傷退場してしまったスピラノビッチは案の定重傷で今季絶望見込み。負傷から復帰し、途中出場ながらも大仕事をやってのけたセルはまたしても負傷離脱。同じく新潟戦で途中出場した岡本はU-19に拉致。さらに間の悪いことにポンテがサスペンデッド。浦和はとうとう物理的に頭数が足りなくなってしまいました。

・動ける面子をかき集めてスタメンを組むとなるとこんな感じ?GK大谷までベンチ入りさせないと18人に足りません。

-----エジ-----
原口---柏木---達也
---濱田--細貝---
サヌ-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

SUB:加藤、永田、堀之内、林、高崎、矢島

・天皇杯での起用状況から見て濱田がスタメンと予想。もちろん濱田ではなく堀之内を入れる手もあるでしょうし、柏木を3列目に下げて、高崎&エジの2トップとか、林を2列目に起用するという手も考えられますが・・・

・足下新聞紙上ではエジ&高崎の2トップが有力視されています。天皇杯で濱田がスタメンを勝ち取ったとはいえその出来は低調だったのに対し、高崎は天皇杯以降短時間ながら途中出場が続いていますから、その選択もなんら不思議ではありません。ただエジの動きとは無関係に相手DFラインの裏を狙いまくる高崎の姿が脳裏に浮かぶんですなぁ・・・なんとなく。

・大宮とは7月末に対戦したばかりなので面子に代わりようがないと思いきや、その間に通称「やかん」ことイ・チョンスが加入。練習参加の報があってから長いこと音沙汰がなかったのでてっきり沙汰やみになったものだと思っていたのですが、18節磐田戦から全試合スタメン出場。その代わりに市川や石原が出場機会を失っています。

・期を同じくして元韓国代表のイ・ホを補強。こちらは馴染むのに時間がかかっているようで、途中出場がほとんど。

・アンヨンハは監督交代で割を食ったようで、ほとんどベンチ外。

・浦和戦では鈴木規が出場停止。深谷が故障離脱中。

・前回の対戦では頭からどん引きでカウンターを狙ってくるわけではないことがはっきりしており、今回もボロボロの浦和に対してがっぷり四つを挑んでくるのかどうかが見どころでしょうか?

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<前節:FC東京 0-1 大宮>

---ラファ--天秀---
金久保-------藤本
---李浩--青木---
鈴木-坪内--福田-村上
-----北野-----

63分:藤本→石原
84分:イ・ホ→アン
89分:金久保→マト

得点:73分 金久保

・シュート数だけみれば20本対12本と大宮が圧倒的に劣勢ですが、後半半ば以降足が止まり始めたFC東京に対していかにも「残留のプロ」らしい粘り勝ち。明らかな誤審による「幻のゴール」もありましたから、事実上完勝といって差し支えないのかも。 

<前回:浦和 0-1 大宮>

---市川--ラファ--
藤本--------鈴木
---金沢--青木---
村上-深谷--坪内-渡辺
-----北野-----

65分 市川→マト
70分 鈴木→杉山
77分 ラファエル→石原

得点:28分 ラファエル

・50分にわたって数的優位だったにも関わらず1点も取れず、FKからのワンチャンスを生かした大宮にまんまと逃げ切りを許してしまいました。

・前半から後半15分にかけて浦和も相応にチャンスを作っており、同じように数的有利を得ながらチャンスらしいチャンスを作れずに惨敗した続く神戸戦よりは格段にマシな試合ではありましたが負けは負け。

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