トナリ(丸の内店)@東京
東京駅丸の内南口のさらに南外れにある”TOKIA”のB1F。本来なら会社帰りに立寄るべき店ですが、いつも混んでいるとの話を聞いて、日曜昼に往訪。
店に着いたのは開店後10分過ぎくらいでしたが、既に店は大盛況で残席わずかに3。一時は店外に行列が出来ていましたが、その後客足が続かず、食べ終わった頃には4割くらい空席ができていました。
「タンメン(720円)」だけでも十分なんですが、「タンギョウ」「タンカラ」という言い回しが妙に気に入って「タンギョウ(880円)」を注文。スペースがないためか、券売機なしで後払い。伝票すらありませんが、注文も会計も特段トラブルはない様子。丸の内店は「タンつけ」が売り物みたいですが、全く興味なし。
店は横長で20席弱くらいでしょうか? 見通しが利かないのでスタッフの数は判らず。時折中華鍋から上がる巨大な炎が店内を明るく照らします。
出来上がる直前になってスタッフが「生姜を入れますか?」と聞いてきましたが、なるほど生姜がどっさり!
普段タンメンって食べないので、タンメンの標準的な姿を忘れがちですが、この店はシャキシャキのモヤシがたっぷり。それにニラ、ニンジン、キャベツ、豚肉、ゲソなどを混ぜ炒めています。
スープはまるでチャンポンみたいな白濁した鶏&豚骨ベース。生姜を入れずに胡椒を振り掛ける人がいても不思議はありません。
麺は平打ちの太麺で、ざらざらした口当たり。白っぽくてもちもちっとしたゆえか、うどんを食べている感じすらします。モヤシをかなり片付けてからじゃないと麺に到達しませんが、麺の量も多め。同じタイミングで配膳された隣の若い会社員は二人も箸が止まってました(苦笑) この量を会社帰りに食べるのは自殺行為で日曜に往訪して正解。入店時の客は老人もかなり見受けられましたが、みんなちゃんと食べたのかなぁ?
ギョウザはサイズこそ小さめながら、ジューシーでいて肉感たっぷり。これならタンメンを食べずにギョウザ+ライスを頼む人がいてもなんら不思議はないかと。もっとも量的には全くの蛇足でしたが。
こういう店は丸の内でやたら派手に営業せずに、地元民に熱狂的に支持される店であって欲しいものですが、情報伝播が早い今はそうも行かないんですなあ・・・
| 固定リンク