無鉄砲@沼袋
西武新宿線・沼袋駅北口からバス通りを北へ。新青梅街道と交わる沼袋交差点を右折。日曜夕方に往訪。駅前広場が狭小で、しかも狭い通り沿いに伸びる商店街の中にバスが突っ込んでくるっちゅーのはいかにも西武沿線。
関西に数店舗を有する有名店で、東京へは初出店。今年8月の開店で、初物需要も一巡したかなと思って出かけたのですが、店内は盛況。店外に行列こそ出来ていませんが、ひっきりなしに客がやってきて常に8~9割の入りをキープしていました。
券売機で「とんこつラーメン(750円)」を注文。他に「魚正油ラーメン」も。麺の堅さやネギの量を聞かれましたが、麺は堅め&ネギはフツーで。隣で食べていた人はネギが別皿で出てきました。
店内はL字型カウンターが10席ほどと壁に向ったカウンターが数席(店内の見通しが利かないので数えられず)。カウンター背後の通路が狭小で、丼を持った店員が粗相しないかと心配になります。券売機を店内、しかもカウンターの裏に置いたため、ただでさえ狭小な通路がますます狭くなっています。また接客係の出来がイマイチなのか、未だに配膳に混乱が生じているようです。
卓上には高菜、すりごま、紅しょうが等々、定番の品々を用意。
話には聞いていましたが、スープは豚骨ラーメンにしては恐るべき粘度、恐るべきどろどろっぷり。茶濁しているので、豚骨醤油に近いのかなと思ったのですが、味わいは純然たる豚骨らーめんそのもので塩辛さはさほど感じませんし、見た目ほどとは裏腹にさしてくどくもありません。
麺は並太縮れ麺。堅めにしたためか、食感はごわごわっとしていました。
量は多いとは言いがたいので替玉(100円)を注文。替玉は親子丼を作る際に使う、取っ手のついた小さな鍋というか皿みたいな器に盛られて少量のスープに浸かった状態で出てきます。そして店員がいきなり替玉を丼にどぼん! なお替玉は細麺に代えることも出来るとのこと。
一杯目の味わいが非常に心地よかったのですが、残念ながら替玉注文は大失敗。急速にくどくなってしまって、終盤はすっかり足が止まってしまいました。替玉とあわせても量はさほど食べたとは思えないんですが、駅へ向う頃には胃がずっしり・・・店が途中であっさりスープを追加する「割りスープ」を勧めている理由が良く判りました。
具はぺらぺらのチャーシューが数枚と海苔、刻みネギ。くどさを感じずに食べきるにはネギを増量したほうがよさげ。
一杯目だけなら大満足して帰ったかなと思いますが、話の種に一回食べれば十分かなぁという気も。
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