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2010.10.26

麺や百日紅@新宿3丁目

 新宿3丁目交差点角にある飲食店ビル「セゾンプラザ」のB2F。平日夜に往訪。先客3、後客ゼロ。屋号は「さるすべり」と読みます。

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 セゾンプラザが老朽化していて各種テナントもお疲れ色が強い上、往訪時はビルのあちこちが工事中で、正直一見でビル内に入れるような感じはしません。もっともこの店は出来てさほど経っていないので明るさを保ってはいますが。

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 券売機のボタンは「濃厚つけ麺」「二段味変味噌ラーメン」「極上煮干蕎麦」の順に並んでいましたが、最後の「極上煮干蕎麦(680円)」を注文。店内にはそれなりに煮干しの香りも。

 カウンターはくの字型10席強。厨房内にはオヤジが2人。カウンターとの仕切りが高くて厨房内の様子は窺えず。

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 店内の煮干し臭や「極上煮干蕎麦」というネーミングからすれば意外ですが、スープはそれほど煮干しが効いているとは思えず。実質的には鶏ベースの古典的な醤油ラーメンにちょっと煮干しを効かせて現代風にしたかなぁという程度。しかも食べ始めは煮干しの生臭さがわずかに気になりました。

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 麺は断面が角ばった中太麺。つるつるした口あたりながら、思いのほかコシが強く、食べ応え・噛み応え十分。スープの絡みも良好ですが、スープには強すぎるかなぁ・・・細麺ないし平打ち麺でもいいような・・・場所柄飲んだ後の一杯というニーズもありそうなものですが、飲んだ後ならなおさら細麺のほうが。

 堅めで脂身のほとんどないチャーシューが2枚。他にメンマ、ほうれん草、刻みネギ、刻み玉ねぎ、ナルト。

 これといった欠点はないけれど長所もなし。

 全く方向性の違うメニューを3種類も並べているところに一抹の不安を覚えます。

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