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2010.10.15

【展望】10年第26節C大阪戦

・今季のC大阪の際立った特徴はとにかく失点が少ないこと。第25節終了時点で失点23は鹿島と並んでリーグトップ(ちなみに浦和は28)。

・セレッソといえば伝統的には守備が脆くて「ザルッソ」と揶揄され、しかも誰から見ても守備再建が急務にも関わらず、補強といえば前目の選手ばかりというなんともバランスの悪いチーム。当然ながら成績は安定せず、優勝争いをしていたかと思えば、その翌年には残留争いに加わっている始末。

・久しぶりにJ1に上がってきた今年も初戦で大宮に0-3と粉砕され、第4節浦和戦でも出入りの激しい試合を繰り広げていましたから、「ザルッソ」の伝統は綿々と引き継がれているものだと思っていたのですが、いつの間にか芸風を一新。

・中断期間中に香川が離脱した後も、清水とG大阪に負けただけで、依然好調を維持しています。

・一方、浦和は例によって戦術的な留意事項云々以前にメンバー編成が大変。細貝・サヌ・岡本と代表招集組が戻ってきますが、故障組の全体練習復帰の話は聞かれず。特にポンテの離脱が長引いているのが気になります。

・長旅のサヌのコンディションに問題がないとすればスタメンは大宮戦と全く同じ以下のような構成になる可能性が大。

---高崎--エジ---
原口--------達也
---細貝--柏木---
サヌ-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

・但し、気になるのは柏木が不満を顕わにしているように、高崎が徳島相手ですらポスト役として全く機能しなかったこと。原口との相性が良い峻希をSHに起用してエジ&達也の2トップのほうが遥かにマシじゃないかと思うのですが・・・

-----エジ-----
原口---達也---峻希
---細貝--柏木---
サヌ-坪井--暢久-平川
-----山岸-----

・サヌの状態が芳しくないようなら左SB平川、そして右SBにまたしても岡本が学徒出陣・・・

※夕方の監督コメントによると

・サヌの状態は問題なし
・宇賀神が練習に復帰したがスタメンは難しい
・ポンテはまだ様子見

とのこと。

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<前節:C大阪 2-1 新潟>

-----播戸-----
--丸橋-乾--清武--
---マル--アマ---
石神-上本--茂庭-高橋
-----松井-----

70分:播戸→小松
88分:清武→藤本

得点:27分 播戸、84分 丸橋

アドリアーノ&家長が出場停止でしたが、長居での対戦時と比べると、

・フォーメーションが3-4-2-1から4-2-3-1へ。
・それに伴ってかCB羽田がスタメン落ちし、MF丸橋の登用回数が増加。
・香川がいなくなった代わりに家長がスタメン
・GKキムの負傷により第17節から松井が出場。
・セレッソ伝統の怪しげな守備を披露していたWB尾亦がベンチからも外れ、清武(元大分)がスタメン。

といった変化が見られます。

<前回:C大阪 2-3 浦和>

-----アド-----
--香川-----乾--
尾亦-マル--アマ-高橋
-上本--羽田--茂庭-
-----キム-----

71分:茂庭→家長
77分:尾亦→石神

得点:21分 アドリアーノ、79分 香川

・C大阪戦らしいというか何というか、何とも落ち着きのない試合。どちらも守備に難があることを露呈しただけでなく、どちらも得点直後に失点を食らい、要するにどちらも大して強くはないことを印象づけたような試合でした。

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