銀山温泉(1)
山形県は温泉が豊富なんですが、天童以北となると山形戦のついでではなかなかフォローしきれないので、折を見て銀山温泉→肘折温泉と巡ってみました。
大宮 6:38 (つばさ101号 E329-2001) 9:37 大石田
大宮駅で買ったJRE大増「穴子押寿司(550円)」。押寿司なんでご飯が冷えて固まってしまっているのはともかく、穴子蒲焼状のベニヤ板、いやベニヤ板状の穴子蒲焼がなんとも・・・とにかくふっくら感皆無。まぁ値段が値段なんでやむを得ないとは思いますが・・・
銀山温泉最寄の大石田駅到着。小さな陸上競技場敷設のスタンドみたいな格好をしていますが、駅前でイベントがある時にはそのまんまスタンドになるのでしょうか?
銀山温泉行きのバスは尾花沢市営。尾花沢の名物がスイカ。そしてやおら柱谷GMを思い出してしまうのはもはやお約束。
40分ほどで銀山温泉到着。銀山温泉は平地が少ないのと景観保護のため車の乗り入れを規制しています。路線バスも温泉街までは入れず、温泉街を見下ろす坂上でストップ。
銀山温泉はちょっとした見学コースにもなっているようで次から次へとわんさか団体さんがやって来ますが、大型バス用の駐車場なんてほとんどなく、さして広くもない一本道に路駐しまくっているのが実情。
しかも路線バスのバス停よりもさらに温泉街から遠いところに路駐しているので見学客も面倒。足が悪いのか、温泉街まで行くのを断念してバス停の待合室でへたりこんでいる観光客も。
あいにく当日は雨。散策は後回しにして共同浴場「しろがね湯」へ。川沿いかつ背後はすぐ山になってしまい、平地に乏しいためか、わずかに残った三角形の敷地に無理やり建てた風。しかも風雨ですっかり色褪せた風のこげ茶色の外観ゆえ、廃屋のようにも見えます。
三角形の頂点が入り口。中に入ると玄関先にオヤジが腰掛けていました。番台を設けるスペースすらない様子。500円と共同浴場にしてはやや高い気がしますが、なんとタオルがついてきました。
風呂は1Fと2Fに分かれていて男女日替わりで入れ替え。私がこの日初めての客だったのか、オヤジはいきなり男女の札をひっくり返して2Fへ案内。しかも風呂の湯をよくかき混ぜるサービスも。
湯船も建物の形状そのまんまの二等辺三角形風。細かい湯の華が浮かぶ湯はほんのり硫黄臭も。蛇口が黒ずんでいます。
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【温 泉 名】銀山温泉
【施 設 名】しろがね湯
【入浴料金】500円
【交通手段】銀山温泉バス停から徒歩5分くらい
【泉 質】ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
【源 泉 名】協組2・3・6号
【泉 温】源泉:63.8度
【加 水】なし
【加 温】なし
【循環装置】かけ流し
【消 毒】使用せず
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