【閉店】小樽 あっぱれ亭@池袋
池袋東武”SPICE”12F。「武蔵」の後を受けて、「諸国ラーメン探訪区」に本年9月にオープン。平日夜に往訪。
店内のレイアウトは全く変わっておらずテーブル席主体。ざっと見て座席の半分くらいが埋まっていました。もっともこの時間帯だと相席なんてさせませんから、かなり埋まっているとの見方も。
「武蔵」は入口で注文&会計を済ませるシステムでしたが、今回は着席時に口頭注文&後払い。「金ごま」が売り物のようですが945円と会社帰りの晩飯としてはちょっとどうかと思われる価格設定だったので、「醤油(840円)」を注文。他に塩や白味噌、そして10食限定の「北の大地」といったメニューも。
どう見ても味噌ラーメンにしか見えない、一風変わった外観。白濁した豚骨スープに醤油ダレを合わせた結果のようですが、良くある豚骨醤油と違ってとんこつの臭みもなければ、かえしの自己主張もなく、なかなか良く出来ています。ややとろみがあって濃い目の味わいですが、困ったことになんだかインスタントラーメン、具体的にはカップヌードル(シーフード)に相通じる「何か」があるような気がして好みには合わず。
麺は縮れが強めの並太麺(「小林製麺」の暖簾あり)。わずかに柔らか目の茹で上がりで、スープに対してはちょっと弱いかなぁ?
具にチャーシュー(スライス1枚と角切り少々)、メンマ、炒め玉ねぎ、刻みネギ。
スープのほうは好みの問題ですが、この内容でこの値段はないわというのが正直なところ。もっともここ2年ほど、ここに入った店で値段相応のものを出していたところなんてないと思います。
普段ラーメンをあまり食べない方が、百貨店に繰り出してきた「ハレの日」に売り物の「金ごま」を食べて満足して帰るっちゅーのにはいいかもしれませんが。
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