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2010.11.15

ポンテ考

まだポンテの契約満了&退団が決まったわけではない時点であれこれ物申すのは、我ながらどうかと思いますが、なんとなく時期を失ってしまいそうなので、思いつくところをつらつらと。

そもそも今夏の契約更新時に半年しか契約を延長しなかったのだから、今季一杯でポンテの契約満了&退団は半ばというかほとんど既定路線と考えるのがフツー。但し、後任の目処がはっきり立っているわけじゃないから、GMがポンテの去就を明言できないのも当然といえば当然。

来年の立ち位置がはっきりしないポンテが「残念ながら裏でいろんなことが起きている。(クラブを)出なければならないのなら、面と向かって言ってほしい」と愚痴をこぼすのは心情としては理解できるが、交渉事ってすべからく裏で進むものなので、ベテラン選手としては少々大人げないような・・・

で、そもそもポンテ契約満了&退団が妥当なのかとなると、昨年から今年にかけての働きぶりを見るに「90分持たず、他の選手の守備負担が増える」「しかも盛夏になると極端にパフォーマンスが落ち、特にイージーなボールロストが増える」「少々怪我がち」「FK&CKの精度は著しく低下」と年間と通じてのスタメンを張るのは少々しんどくなってきたのは事実。

昨日のようなスーパーサブ的な起用法ならまだまだ十分やれると思いますが、それは貴重な外国人枠を一つ潰し、しかも高給を払ってやるべき方策とはとても思えず(そもそも、常にベンチスタートという立場に当のポンテが甘んじるかどうか・・・)。

従って、同等以上の働きができる、相対的に若い新外国人を入れるためにポンテとの契約を更新しないのは妥当な判断だと思います(もちろんその新外国人がスカだったというリスクはありますが)。

ポンテが浦和史上屈指の大功労者であることは間違いないのですが、どんな偉大な選手とも別れの時がやがてやってくるもの。でもポンテとの別れが妙にゴタゴタしそうだというのは残念至極です。

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