湖北散策(6・了):多賀大社
(湖北散策(5)から続く)
彦根 13:43 (近江鉄道 803) 13:58 多賀大社前
ちゃんぽんに満足したところで、古くから「お多賀さん」として親しまれた多賀大社へお参り。
首都圏の知名度は高いとは言い難い神社ですが、古事記にも「伊邪那岐大神は淡海の多賀に坐すなり」とその名が現れるほどの歴史を持ち、中世から近世にかけて伊勢・熊野とともに庶民の参詣で大いに賑わいました。
多賀大社は特に長寿祈願の神として信仰されてきました。
豊臣秀吉は母の延命を祈願し、それが成就したとして社殿改修や多額の寄進を行うなど多賀大社との縁が深く、境内に正面にある石造りの太鼓橋(大僧正慈性により寛永15年〈1638年〉造営)は「太閤橋」の雅名でも呼ばれています。
江戸時代の多賀大社は何度も自然災害に見舞われ、現在の社殿は1932年(昭和7年)に再建されたものです。
多賀大社のお土産として有名な「多賀杓子」。この杓子でご飯を盛ると延命長寿の幸せを得ることができるとのことで、絵馬も杓子型。
元正天皇が重い病になられた時に、病気平癒を祈って多賀大社では境内のシデの木で飯杓子を作って祈願をこめて献上したところ、その杓子で食事をされた日から快方に向かったとの言い伝えが多賀杓子のもと。
多賀大社前 15:54 (近江鉄道 224) 15:59 高宮
高宮 16:08 (近江鉄道 804) 16:32 米原
「ひこにゃん」の人気にあやかって作られた「いしだみつにゃん(左)」と「しまひこにゃん(右)」。どう見てもひこにゃんに比べて作りが甘いというか、中国製っぽいパチモノ感ありありなゆるキャラ。
なんで島左近や石田光成が猫になってしまったのかは謎ですが、関が原で敗れ、居城佐和山を乗っ取られた恨みを果たすべく、ひこにゃんの隙を始終つけ狙っているのでしょうか?
米原 16:54 (ひかり524号 328-71) 19:10 東京
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