【閉店】太麺堂@西早稲田
高田馬場・馬場下交差点角。祝日昼に往訪。先客1、後客ゼロ。昨年期間限定との触れ込みで出店した時はえらい人気だったようですが、どういうわけかその後通年営業になって大行列もどこへやら。
東池袋の「黒なべ」とのコラボによる期間限定の「ブラック太郎ラーメン(780円)」を注文。並(150g)と大(225g)が同値段なので大にしてもらいました。
麺を前面に出した屋号ゆえ、てっきりつけ麺専門店だと思っていたのですがどうもそうではなさそうで、券売機のボタンは「太醤油」が最初。他に「油そば」や「つけめん」も用意
店内はコの字型カウンター17席。コの字といっても間口が狭くて奥行きが深いタイプ。厨房は奥にあって様子は伺えず。
「ブラック」を冠しているのでてっきり「富山ブラック」みたいなやたらしょっぱい品が出てくるのだと思っていたのですが、全くの杞憂。かえしに黒醤油、そして焦がしネギを多用してスープを黒っぽく仕上げているだけで、実態はやや渋めの濃厚とんこつ醤油といった感。焦がしネギは黒こげで香ばしさはどこかへ消えてしまい、彩りとしてしか役に立っていないような・・・
麺は断面が丸い極太。コシが強くて噛み応え、食べ応え十分。こってり度の高いスープに良く会います。
多めに添えられた茹でもやしはさっぱりしすぎてこのラーメン内での存在感はちょっと微妙。大ぶりのメンマも好みじゃないし、チャーシューは厚めなのが嬉しいけれども、冷えているのがイマイチ。値段の割りにチャーシューの量が多めなので、香辛料を絡めたひき肉炒めは少々屋上屋を重ねた感がなきにしもあらず。
具に難点があるとはいえ、スープと麺は気に入りました。通常メニューで再訪していみる価値大。
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