近江&京の紅葉(1):岩間寺
岩間寺は「岩間山正法寺」が正式な名称。西国三十三箇所観音霊場第12番札所。
JR石山駅/京阪石山駅から京阪バスで10分ちょっとの「中千町」バス停で下車し、あとは歩くこと1時間弱。しばらくはなだらかな上り坂が続くだけの楽チンな行程でしたが、京滋バイパスをオーバークロスする辺りから急坂が続きます。
毎月17日に法要があり、その日だけは岩間寺までバスが出るそうですが、徒歩だとかなりきつい行程。
ようやく岩間寺に着いたかと思いきや、今度は小雨が降ってきました。天気予報じゃ雨が降るなんて一言も言っていなかったはずですが・・・しかもこれは山の上にある岩間寺に限った話ではなく、この日一日中降ったり止んだりの気まぐれな天気に悩まされる羽目に。
「ぼけ封じ三十三観音」っちゅーのもあって、岩間寺はその第四番札所とのこと。
縁起によれば、岩間寺は加賀白山を開いた泰澄大師が元正天皇の33歳の大厄の病を法力により治した褒美として建立したことに始まる元正天皇の勅願寺院とのこと。「雷除け」「厄除け」「ぼけ封じ」のお寺として知られています。
本堂は、1577年(天正5年)に再建されたもので、寛永年間に解体修理。
寺まで車で行けますし、月に一度とはいえバス便がありますから岩間寺を三十三箇所巡りの「難所」という人はいないんだと思いますが、麓から歩いてゆくと結構きついですよ、ここ。
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