九州逍遥(1):別府&九州横断特急
羽田空港 8:00 (JAL1783 A300-600R) 9:50 大分空港
大分空港 10:00 (大分交通) 10:46 別府北浜
大分がJ2に降格し、しかも当面上がって来れそうにもないからというわけではありませんが、昨年は2回も行く羽目になった大分を再度往訪。
到着したらすぐに一風呂。別府駅前の「別府駅前温泉」。並湯なら100円と激安。
外観は洋館風ですが、中は古典的な外湯そのもの。脱衣所との間に仕切りがありません。浴室は半地下で、階段を4、5段下りて入浴。
半円形というよりはカマボコ型に近い湯船。やや熱め。単純温泉なのでこれといった癖はありませんが、人通りの多い立地の割には落ち着いて湯を楽しめます。
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【温 泉 名】別府温泉
【施 設 名】駅前高等温泉
【入浴料金】並湯:100円、高等湯:300円
【交通手段】別府駅から徒歩2分
【泉 質】単純温泉
【源 泉 名】駅前高等温泉
【泉 温】源泉:44.5度
【コメント】加水なし、加温なし、掛け流し、入浴剤・消毒なし
別府 11:42 (九州横断特急3号 キハ185-2) 14:38 新水前寺
もっとも今回の主目的な大分観光ではなく、半ば未乗だった「九州横断特急」に乗りに来たようなもの。
普段は2両編成で、特急なのにワンマン運転と聞いていましたが、この日は3両編成&車掌付き。3連休の初日で指定席は60%くらい埋まっていたので、自由席は1両ではしんどいと見て増結したのかな?
別府では一応駅弁を売ってはいましたが、どれも値段の割りにイマイチっぽかったので、ビールのつまみ代わりに「とり天」を購入。
カップの蓋を開けると車内にガーリックの香りがほんのり漂ってきます。中にはポン酢の小袋が。小皿にとってちょっとずつ浸けて食べるのがほんとはいいんだけど。冷えているのもやむを得ないとはいえ、300円でこの内容は嬉しい! しょーもない駅弁を買うよりよっぱど良かった。
大分から谷筋に沿って山を登り、カルデラ内に突入してからが見所。広い田んぼの向こうに長大な崖のよう阿蘇の外輪山がそびえ立っています。
なお昔は「阿蘇カルデラは世界一の規模」と言っていたような記憶がありますが、日本では屈斜路カルデラが最大で、阿蘇はその次。但し、巨大カルデラの中に多くの人が住んでいて国道や鉄道が敷設され、ぐるっと外輪山を見渡せるどころは世界でも稀。
カルデラの西端は急勾配。外輪山の切れ目を一気には下れず、Z型のスイッチバックで立野駅に到着。
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