近江&京の紅葉(2):石山寺
(近江&京の紅葉(1)から続く)
岩間寺から急坂を降ること5kmほどで、西国三十三箇所観音霊場第13番札所「石山寺」に到着。紫式部が石山寺参篭の折に源氏物語の着想を得たとする伝承でも有名。
石山寺の紅葉を引き立てているのが、国の天然記念物「硅灰石」。石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触し、その熱作用のために変質したものだそうですが、巨大な岩山のグレーと鮮やかな紅葉のコントラストが見事。
なお「石山」という名称はこの硅灰石に由来。また多宝塔は1194年(建久5年)の建立で、年代の明らかなものとしては日本最古。
現在の本堂は1096年(永長元年)の再建。
本堂の一角は「紫式部源氏の間」に。
そして困った時の紫式部頼み。
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