近江&京の紅葉(6・了):泉涌寺
(近江&京の紅葉(5)から続く)
東福寺から北へ少々歩いて、皇室の菩提寺であり「御寺」とも呼ばれている泉涌寺へ。
泉涌寺の境内は東山山麓へ向かって東西に長々と延びていますが、仏殿に至る手前に今熊野観音寺があります。泉涌寺の塔頭のひとつで西国三十三箇所第15番札所。
本堂。今熊野観音寺は「頭の観音」として有名。頭痛封じ、ぼけ封じ向けに枕カバー(枕宝布)を売っているのは珍しいかも。
本堂東側の山上には「医聖堂」。その名が示す通り、医界に貢献された多くの方々が祭祀されているとのこと。
大師堂。その前に「ぼけ封じ観音」があり、念入りにお参り。
泉涌寺境内の仏殿。後方は舎利殿。仏殿に安置されている三尊仏のうち、弥勒は改修作業中で二体のみ。
仏殿前では菊の展示会。
「御在所庭園」の紅葉が圧巻。別料金(300円)ですが、これなら納得!!!
なお現在の御在所は、明治天皇によって京都御所内にあった皇后宮の御里御殿を移築されたもの。
もっとも目につきやすい新幹線西口改札傍の売店にはJR東海系の駅弁がずらり。もともと京都はこれといった駅弁がないところだったのに、これじゃますます駅弁を買う意欲が薄れてしまいますが、コンコース奥の地元業者用駅弁売り場でなんと神戸の駅弁業者「淡路屋」が京都向けの駅弁を売っていました。「京都牛膳(980円)」。京都祇園「原了郭」の「黒七味」でピリ辛に仕上げたのが売りのようです。
で、その「黒七味」ですが、山椒と何が違うのかよく判らず・・・・ また肝心の牛肉も薄味のかやくご飯も冷えて固まり気味でイマイチ。一応京漬物「すぐき漬け」共々ビールのアテにはなったかな?という程度。無理に京都向けを作らなくても神戸の牛肉弁当を売ってくれたほうが無難な気がしますが・・・
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