九州逍遥(6):久留米ラーメン:大砲 & 大栄
(九州逍遥(5)から続く)
西鉄大牟田 13:23 (西鉄 8063) 13:52 西鉄久留米
大牟田まで来たついでといってはなんですが、九州有数のラーメン処・久留米にも立ち寄り。
最初に往訪したのは「大砲ラーメン」。 西鉄久留米駅から徒歩5分強。大通りから少し奥まったところにあるのでやや見つけづらいかもしれませんが、超有名店のようで駐車場には「福岡ナンバー」どころか「長崎ナンバー」までやって来ました。
店外に行列6人、と思ったらオヤジだけ寒空の下に並んで家族は車で待機っちゅー人もいたので全部で行列8。さらに後ろに行列5、6人。待っていると案内係がメニューを持ってきたので「ラーメン・並(480円)」を注文。
見ての通りの巨大店舗でL字型カウンターが20席ほどと小上がりが6、7卓。客捌きは非常に上手く、グループ客と1、2人客とをニーズに合わせて要領よく捌いてゆきます。
往訪したのは昼飯時はとっくに終わった2時半くらいだというのに混んでいるのは妙と思ったのですが、たまたま遠来の高校生が10人単位で入っていたようで、彼らが捌けた後は店もすっかり落ち着きました。
表面にうっすら幕が張っているのでこれは濃厚タイプか?と思ったのですが、これまた見た目よりはあっさり。まじりっけのない豚骨です。わずかに茶濁していますが、かえしはさほどきつくありません。
麺は細麺ストレートで堅さも並。堅麺を注文している人が結構いました。ここは大盛もある一方、替え玉もあり、替え玉を頼んでいる人も結構いました。またセット物にも力を入れているようです。
具は薄いバラ肉チャーシューと刻みネギ、海苔、さらに珍しいことにわずかひとかけらですが、輪切りのゆで卵が入っていました。
久留米に来ることなんてそうそうないので、もう一軒。
こちらは「大栄ラーメン」。西鉄久留米駅からJR久留米駅方面へ明治通りを歩くこと10分程度。潰れた井筒屋を越えて「六角堂」のフードショップ街の一角に店を構えていました。
外観からは小奇麗な感じがしますが、入店してびっくり。店内に強烈なとんこつ臭が漂っているだけではなく、かなり煮詰まった風のどよーんとした空気が流れています。先客2、後客1。店員が遅い昼飯を食べていたりします。「ラーメン・並(480円)」を注文。ここは替え玉がありません。
I字型カウンター8席、そして広い店内には形状がバラバラのテーブルが6卓ほど雑然と並べられています。「豚足」を売り物しているあたり、ラーメン屋というよりは飲み屋として活用されているのかもしれません。
ここのスープも豚骨ストレート、かつあっさり目。最初は物足りない気がしましたが、食べ進むにつれて豚骨の旨みがじわじわと伝わってきました。小さなあぶらげみたいなものがプカプカ浮いていますが、なんでしょう?
麺はつるつるした食感の並太ストレート。柔らか目の茹で上がりなのが残念。具は薄いバラ肉チャーシューと刻みネギ。
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