2010年暮れのG大阪(3):巡礼街道
(2010年暮れのG大阪(2)から続く)
清荒神から2駅先にある中山寺までの道のりは「巡礼街道」という名がつけられています。
一応案内板が立っていますが、微妙な分岐点といった肝心なところに立っていないのが玉に瑕。まぁ等高線に沿うように歩くのが正解で、坂を下って阪急の線路にぶつかってしまう道は間違いという基本さえ押さえて追えば問題ありませんが。
売布神社。「めふ」と読みます。
阪急の駅名になるくらいなので大きな神社だと思っていたのですが、この日訪れた寺社仏閣の中で最も衰微しているような印象を受けました。
空き缶を再利用した飾り物。この辺が神社の衰退っぷりを象徴しているような・・・
下照姫神は当地の里人が飢えと寒さで困窮しているのを愁い、稲を植え麻を紡ぎ布を織ることを教え、その後豊かになった里人が下照姫神を祀ったという伝承が残っているそうですが、「売布」という変わった名前との関係は微妙。
中山寺のほど近くにある「市杵島姫神社」。
近所の人々が総出で餅つき。師走らしい光景です。
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