浦和のようだが浦和ではない。
「おばあちゃんの原宿」として有名で、最近「ブラタモリ」にも登場した巣鴨地蔵通り商店街での一コマ。
爺さん婆さん相手の店でも時流には敏感なのであった(苦笑)
なんで赤い衣服ばかりを揃えているのかは全くの謎。
赤サポも高齢化が著しいので、埼スタに売店を出したらそれなりに売れる気がします(笑) 浦和仕様なんか出したら特に。
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「おばあちゃんの原宿」として有名で、最近「ブラタモリ」にも登場した巣鴨地蔵通り商店街での一コマ。
爺さん婆さん相手の店でも時流には敏感なのであった(苦笑)
なんで赤い衣服ばかりを揃えているのかは全くの謎。
赤サポも高齢化が著しいので、埼スタに売店を出したらそれなりに売れる気がします(笑) 浦和仕様なんか出したら特に。
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サンパウロFCからFWマゾーラ選手が1年間の期限付きで加入することが公式に発表されました。
本件何が情けないって、またしても報知の報道が先行。それを追認する格好での公式発表となったこと。ここ2年スポーツ各紙や地元メディアにボロクソ、クソミソに書かれ、言われたことがよほど堪えたのか、今年は随分とスポーツ紙等へのリップサービスが目立つような気がしますが、「関係者」とやらは未だに話していいことと話してはいけないことの区別がつかないようです。
これじゃまた怪しげな人事情報だとか、監督への批判だとかが紙面をにぎわせ、クラブ内に無用な混乱をもたらし、ひいてはクラブの信用が失墜するのは必定。まぁそれもいいでしょう、浦和が自ら選んだ道なのですから。
マゾーラ選手がどの程度使える選手なのかは見てみないことにはなんともいえませんが、清水から原を獲得した後にさらにFW、しかも外国人FWを取るのって非常にバランス感を欠いた補強のように思います。
昨年はエジ一人しか得点源がいなかったので、てっとり早く得点力を上げるためにもう一人外国人FWを獲得したといったところでしょうが、いかにも目先の勝ちを拾いに行ったような補強で、浦和の中長期的な成長を考えればこの補強は甚だ疑問。
左利きのアタッカーという触れ込みを額面どおり受け取ると原口とポジションが丸かぶり。昨年どおり4-2-3-1のフォーメーションを採用するのであれば、前の4人のうち3人をブラジル人が占め、残る一つを原口・峻希・達也・セル・原・梅崎・高崎で争うというとんでもない事態に。
原口や峻希あたりは五輪代表で抜けがちなため、前目を厚くしたとの解釈もありえますが、クラブで出番が激減した選手がコンスタントに五輪代表に呼ばれるかなぁ?
まぁ達也・セル・梅崎といったところは怪我がちで、しかも実力的にこの7人全部合わせて10点以上取れるような気がしないため、優勝を狙うとなると外国人FWで!ということになるんでしょうが、若手の成長機会を奪ってまで外国人の個人能力で目先の勝ちを拾いにゆくって06~07年への先祖帰りですね、しかもスケールを随分と小さくした感じの。
さらにこの補強により、前目の選手が過剰な反面、阿部・細貝が抜けたボランチが手薄なままというアンバランス感が一層強まることに。ブラジルトリオにボールが渡れば破壊力十分だが、ボランチが弱くて前にボールが運べないとか、それ以前に相手からボールを奪えないとか、この辺の弊害が顕になって補強の効果が出ず、当然結果もついてこないとなるとお先真っ暗です。
結果がついてくるかどうかはシーズンに突入してみないとなんともいえず、今から心配しても仕方がないことですが、若手を育てながら徐々にチーム力を上げるという道を捨ててしまったのは非常に残念。
またこの補強は監督の希望というわけではないとの報も気になります。
「中長期的な強化なんてどうでもいいから、とにかく目先の勝ちが欲しい。」 今年のフロントの考えがはっきりした今回の補強劇。せめてその願いどおりに結果が出るといいですね。
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南北線麻布十番駅のほぼ真上。祝日夕方に往訪。先客2、後客ゼロ。都内では珍しい「久留米ラーメン」が売り物の店です。
券売機はなく後払い制で早速「久留米ラーメン(700円)」を注文。
店内はI字型カウンター5席と二人掛けテーブルが2卓、4人掛けが1卓。カウンターとテーブルの間がやたら広く、もう少し大きなテーブルを置いても良さそうなものですが・・・ 厨房内には若者が2人。カウンターとの間の仕切りが高くて中の様子は伺えず。
豚骨臭は抑え気味ですが、一見して判るとおり、かなり脂っぽいのが特徴。従って最初の一杯はともかく、替玉を食べる段になると急速にくどくなってきました。またややしょっぱいかなぁ? マイルドな博多とんこつに慣れてしまうと、この脂っぽさは抵抗があるかもしれません。
麺は極細ストレート。特に堅さは訊かれませんでしたが、デフォルトで「堅め」といったところ。ざらざら、ぼそぼそした食感。替玉(150円)は別皿提供ではなく、ざるから直接丼へどぼん。なおラーメンは配膳に時間がかかったのに、替玉はあっという間。
具はぺらぺらのチャーシューの他に刻みネギが多めに添えられている程度。卓上には紅しょうがと白ゴマがあるだけ。スープに天カスの塊みたいなのが浮いていましたが正体不明。
少々食べ手を選ぶ感がありますが、無休かつ中休みなしなので何かと重宝しそう。
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得点機、相手GKに冷や汗をかかせた数でいえば豪州が圧倒的に優勢。日本はボールポゼッションで優位に立つものの、8人でがっちりと自陣を固める豪州をなかなか崩せず、得点機らしい得点機は後半の長友→岡崎と、延長前半の長友→本田圭、さらに決勝点になった長友→李くらい。守っては豪州得意のロングボール攻撃、あるいはCKからの攻撃に終始悩まされましたがそれを良く凌ぎ、少ないチャンスを物にしての勝利。しんどい時間帯に入ってからやたら点が入る今大会の日本の勝負強さを豪州に見せつけた格好になりました。
香川を故障で欠いた日本は既報どおり藤本がスタメン入り。しかし、その藤本はほとんど機能しませんでした。動きまくって豪州守備陣を混乱させるわけでもなく、厳しくマークされている本田圭に代わってゲームを組み立てるわけでもなく・・・前田へのクサビのパスも簡単には入れさせてもらえず、スペースがないため岡崎も活きずと、日本はボールこそ支配しているものの実のところ豪州守備陣の前に手も足も出ない状態。
豪州は徹底してロングボール攻撃。日本は前半こそ無難に対処していましたが、後半は早い時間帯から劣勢に陥ってひやっとする場面の連続。ここでザッケローニ監督が放ったのが藤本→岩政投入。3-5-2にシフトするのかと思いきや今野を左SB、長友を左SHへシフト。岩政がキューエルに簡単に裏を取られてGKと一対一になるとか(シュートは川島が足でセーブ)、連携が乱れてヒヤリだとか、全く危なげないというには程遠い状態ではありましたが、それでもなんとか守備に安定をもたらすことに成功。まぁDF陣それ以上にGK川島の好守を褒めるべきなんでしょうが。
韓国戦で120分を闘った攻撃陣は疲労の色が濃く、特に前田はほとんど動けない状態。そこで監督はやむなく前田に代えて李を投入。李は初戦ヨルダン戦の出来が散々で、その後全く出番が与えられませんでしたが、その李がここ一番で大仕事をやってのけるんですから世の中判らないもの。
延長後半の得点場面は長友の仕掛けから。しんどいのは豪州も同じで、サイドの一対一&ヨーイドンになると無限のスタミナを持つ長友が圧倒的に優勢。相手をいとも簡単に振り切って高精度のクロスを上げた時点で半ば勝負あり。クロスを上げた先には李がどフリー(いったんニアに入ってからファーに逃げてマークを外したのかな?)どフリーではありますが、ダイレクトボレーという難しいシュートをズバリと決めた李も見事。
試合終了直前には岡崎がエリアのすぐ前でハンドを犯して相手にFKを与えてしまう一幕がありましたが、幸いにもFKは壁に当たり、それをクリアした時点で試合終了。
初戦ヨルダン戦は敗色濃厚のところを吉田のヘッドでかろうじて追いつき、続くシリア戦は川島が一発退場。準々決勝カタール戦でも吉田が退場してさらに1点ビハインドに陥る大苦戦。韓国戦は試合終了直前に追いつかれてPK戦にもつれ込むなど、大会を振り返ってみれば楽勝だったのは全くといっていいほど相手にやる気がなかったサウジ戦だけ。準備期間がほとんどなく、しかも短い準備期間中、さらに大会期間中にも怪我人が相次ぎ、加えて毎度お馴染みのことながら謎判定にも悩まされるなど、日本は条件に恵まれるどころか、むしろ逆風だらけでしたが、その逆風をものともせずに勝ち取ったアジアカップ。
豪州はベテランだらけで先行き心配なのに引き換え、南アW杯以来妙に勝負強くなった日本はまだ伸びしろ十分。コパ・アメリカで、そしてコンフェデ杯で日本がどこまで通用するのかが愉しみです。
-----前田-----
岡崎---本田圭--藤本
---遠藤-長谷部---
長友-今野--吉田-内田
-----川島-----
56分:藤本→岩政
99分:前田→李
120分:内田→伊野波
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恵比寿駅西口から通りを渡って恵比寿神社東隣あたり。祝日昼に往訪。先客・後客ともゼロ。「白だし すず」に往訪したところ社員研修とやらで休みだったので、近隣のこちらに転進。和歌山を連想させる屋号ですが、和歌山に関係があるのかどうか不明。
入口脇の券売機でランチメニューのラーメンセットを注文。ラーメン(600円)にチャーシューごはんがついてたった700円ですから相当なお値打ちもの。なおラーメンは正油と味噌がありましたが正油にしてもらいました。他に担々麺やつけ麺も用意。
店内はL字型カウンター8席のみとこじんまりしたもの。小さな背もたれというか尻もたれのついた椅子は堅いのが難ですがサスペンション付き。入口に引き戸が仮普請然としたアルミサッシなのが気になりました。小さな店ですがスタッフは2人いる模様。もっとも他に客がいないので働いているのは一人だけでしたが。
スープは鶏がら中心と思しき、あっさり目の古典的な醤油味。少し生姜が効いているのかな? 表面の脂が目立ちますが、全体のあっさり感を崩すほどではありません。かえしの酸味がやや勝っている程度。
浅草開化楼の麺は、細い縮れ麺でつるつるした食感。並堅でスープとの相性は良好。でもこの麺だと味噌や担々麺はちょっと弱すぎるかも。
具は薄くて丸いバラ肉チャーシュー、メンマ、ナルト、刻みネギ。この値段で半熟玉子が半個ついてくるのは嬉しいもの。海苔がスープの中に沈没した状態で配膳されました、その辺は目を瞑りましょう。
麺の量が少ないのでチャーシューごはんをつけたのは大正解でしたが、昨日からジャーに保温しっぱなしなのか、堅くてパサパサな状態で出てきたのは残念至極。チャーシューごはんといっても実質的には炊き込みご飯で、細切れチャーシューに加えて高菜を混ぜ込んでありました。
チャーシューごはんがかなり残念でしたが、ラーメン自体は満足のゆく出来でした。
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・韓国がカウンターで序盤のうちに先制。早野「イ・ヨンレに御礼」で夜中に脱力。
・その後、敵陣深いところでショートパスを繋ぐ、まるで浦和の完成形みたいな攻撃(苦笑)で加点。さらにクロスボールをヘッドで叩き込んで3点目。
・ウズベキスタンの攻撃は散発的、単発的なものに留まっていたので、韓国が3点取った時点で試合の興味は失われてしまい、その後はほとんど見ず。
・ところが、いつの間にかウズベキスタンが2得点。韓国は前2戦とも120分を戦っているので後半大失速する可能性は十二分にあり、まさにその通りになったのかもしれませんが、それならウズベキスタンは前半もうちょっとやりようがなかったかなぁ・・・
・1~3位はすべて南アW杯出場組が占める結果に。しかも4位のウズベキスタンは準決勝及び3位決定戦で1~3位と比べるとかなり力が劣ることが明らかになり、そのウズベキスタンはグループリーグを楽勝で突破。西アジア開催のアジアカップですが、皮肉なことに中東諸国の退潮ぶりを際立たせる結果になってしまいました。
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都築の現役引退が浦和公式で発表されました。
浦和と来季の契約を結ばないことが決まってから、他チームでの働きの場を探してましたが誠に残念ながらオファーなし。フィールドプレーヤーよりも選手寿命がかなり長く、かつ経験がものをいうGKというポジションで、経験・実力とも十分な都築にオファーが来なかったのは大変な驚き。湘南で野澤からポジションを奪えなかったことで評価が下がったのが良くなかったのかもしれませんし、年棒がネックになったのかもしれませんが・・・
さらに驚いたのは、都築が第二の人生を浦和で過ごす旨を明らかにしていること。私個人としてはてっきり関西に帰るものだと思っていたのですが、浦和を「第2のふるさと」として気に入ってくれたとの由。
”僕は引退しますが、浦和レッズの一番のファンでいたいと思います。サポーターの皆さん、浦和レッズに今まで以上の熱い応援を一緒にしましょう。”
この言葉に思わず目頭が熱くなってしまいました。
長らく浦和を支えていただき、誠にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
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(青森2011(3)から続く)
浅虫温泉 15:23 (573M 青い森700-2) 15:44
新幹線新青森延伸後の青森駅。駅前のバスターミナルが整備されていましたが、駅そのものはほとんど変わった様子がありません。駅ビルに改装されることもなく、青函連絡船時代の名残を随所に残したまま存置なんでしょうかね?
昼の「ほっき丼」はあまり腹持ちがせず、小腹が減ってしまったのでラーメン店へ。前回試食して非常に気に入った「くどう」はもう閉まった時間帯なので近隣の「味の大西」へ。
前回は「味噌カレー牛乳ラーメン」でしたが、ああいうキワモノは一度食べれば十分なので今回は「味噌カレーラーメン(680円)」。中途半端な時間で店内は5~6人の客がいるだけ。厨房では20代くらいに見える若者が一人で腕を振るっていましたが、店長の息子さんか?
モヤシを中華鍋で炒めてはいましたが、スープにそれほど脂っこさはなく、札幌の濃厚系に慣れるとあっさりした感。モヤシと一緒に麺を食べるとよりいっそうあっさりした印象。但し、麺を食べ終わってスープだけ飲むと出汁はしっかり出ていることが判ります。
麺は太めの縮れ麺。
メンマと薄いチャーシューは冷え切っていて全然だめなので、挽肉の炒め物に変えたほうがいいようが・・・
青森駅の近くに「ねぶた」を展示した「ワ・ラッセ」が新幹線新青森延伸に合わせて開業。青森市街にはそれほど観光名所が多いわけではないので実に良い趣向。
館内では2010年に披露されたねぶたが展示されていましたが、年に一回入れ替えるのかな?
またパネルでねぶたの歴史とねぶたの製作過程、そして歴代ねぶた名人を紹介。名人他、製作側にスポットを当てているのが特徴で、観光客だけではなく、青森市民が見ても楽しめるかも。
ただ縦・横・高さともサイズに制約があるからというわけでもないでしょうけど、どれも似たような構図(武者同士が剣を振りかざして向かい合うみたいな)になりがちっちゅーのが、今のねぶたの観賞上の難点といえば難点かなぁ・・・
青森駅と「八甲田丸」の間にはもともと何もなかったのですが、「ワ・ラッセ」と向かい合うように物産品売り場兼イートイン"A-FACTORY"が出来ていました。
青森 18:12 (676M クモハ701-1) 18:53 弘前
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新橋駅烏森口を出てすぐ。新橋駅ガード下。平日夜に往訪。先客3、後客4。
新橋の居酒屋チェーン「ヒノマル食堂」と目黒のラーメン屋「なおじ」などを展開する新潟の「昔食堂 なおじ」のコラボですが、「なおじ」のほうはともかく「ヒノマル」のほうはこの店にどう関わっているのか不明。
屋号通り「つけ麺」がメインですが、「ラーメン(500円)」を注文。立ち食い形式の店なのに、出来上がりに時間のかかるつけ麺がメインというはちょっと不思議。店内は10人も入ればいいほうでしょうか? なお立ち食い形式にも関わらず客席係が一人いて水を出してくれたり、丼の上げ下げをしてくれました。
浅めの丼が受け皿にのって出てきました。
スープは鶏がら主体の醤油味ですが、中央におろし生姜が添えられていて、これが効き過ぎるくらい効いています。また正面の脂も多めで、鶏がらベースの割にはこってりした印象。
麺は細めのストレート麺。つるつるした食感ですが、総じて茹で時間短縮に重点が置かれたような感じ。
具は薄いバラ肉チャーシューとメンマ、刻みねぎ、半熟玉子半個。
立って出来上がりを待つのが難儀ですが、これで500円なら十分評価できる範囲内でしょう。というか、昨今のラーメンは高すぎですね。
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(青森2011(2)から続く)
三沢は晴れていたのですが、浅虫温泉に着いた頃にはすっかり吹雪になってしまいました。雪には慣れっこのはずですが、電車は随所でノロノロ運転。
浅虫温泉駅の前に、いつの間にか足湯が出来てました。足湯は観光シーズンしか開放していないみたいですが湯は止めていないため、凍結することなく立派に稼働!
温泉街を冷やかそうにも吹雪ではどうにもならず、駅前の道の駅「ゆーさ浅虫」内にある温泉施設で我慢。
浅虫温泉は876年に円仁が発見したとされています。発見後、麻を蒸すことにのみ温泉が使われていたが、1190年にこの地を訪れた法然が温泉への入浴を広めてから入浴用途にも使われるようになったとか。「麻を蒸す」から浅虫ってホンマかいな?
道の駅の5Fに共同浴場「はだか湯」があります。「はだか湯」はもともと温泉街の一角にありましたが、老朽化によりこの地に移転。
湯船は横長の台形を2つに区切ったもので、大きいほうがぬるく、小さいほうが熱い設定。もっとも大きいほうはぬるすぎて困りました。
海沿いの建物の5Fにあるので眺望が売り物ですが、吹雪ではどうにもならず。
湯は塩素臭がきつすぎで、スーパー銭湯に入ったような感じで温泉っぽくないのが困り者。ロッカーが大きいのは高評価。
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【温 泉 名】浅虫温泉
【施 設 名】ゆーさ浅虫「はだか湯」
【入浴料金】350円
【交通手段】浅虫温泉駅から徒歩1分
【泉 質】ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
【源 泉 名】浅虫温泉配湯泉(混合)
【泉 温】59.8度
【コメント】
加水・加温・循環・塩素系薬剤使用。
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延長後半も終わろうかという時間帯に同点に追いつかれた日本。GK川島は今大会いいところがなく、この日も怪しげなプレーを連発。しかも過去PK戦に強いという印象も全くなかっただけに非常に嫌な流れでしたが、その川島がなんと立て続けにPKをセーブ。韓国はこれですっかりビビってしまったのか、3人目はなんと枠外に外してしまうテイタラク。日本は3人目の長友が大きく枠を外してしまう一幕がありましたが、本田・岡崎そして今野がしっかりとPKを決めて決勝に駒を進めました。
試合は前半が日本が圧倒。しかし後半は五分五分に持ち込まれ、最後は韓国のパワープレーの前にアップアップになってしまうというなんとも竜頭蛇尾的な展開。前半のうちに日本が逆転できていれば、あるいは延長前半に日本が逆転に成功した後に監督が的確な策を打っていれば日本完勝だったのではないかと気がしないでもありませんが、そうやすやすと勝たせてはくれないのが韓国の実力なんでしょう。
前半の日本の出来はパーフェクト。怪しげなPKで先制されたものの、韓国は日本のパスワークの前に手も足も出ず。日本が完全に中盤を制圧して、両サイドから3度、前田への縦パスで1度、計4回の決定機を作り、その一つを決めて同点に追いつきました。
日本は中3日、韓国は中2日という日程の差が日本有利に働いたのかもしれませんが、後半は日本も運動量が落ちて攻撃の形が作れなくなり、かといって韓国に決定的な形を作らせるわけでもなく、そのまま延長戦突入。韓国は前半縦ポンか前線の個人技くらいしか攻撃の形がつくれませんでしたが、次第に両サイドでボールをキープできるようになり、日本に暗雲が漂い出した時間帯に香川→細貝でボヤを消しに行ったザックの采配は見事。
延長前半に岡崎がPKをもらい(どう見ても主審の帳尻合わせ臭いんですが・・・)、これを本田圭がまたGK正面に蹴って目の前真っ暗になりかかったところを後方から細貝が猛然と詰めて日本逆転。
韓国はそれまでセットプレーやミドルシュートでのチャンスはありましたが日本守備陣を崩せてはいないのですから、日本は疲労の目立つ選手、あるいは傷んだ選手を順次代えながら十分逃げ切れると思ったのですが、ここでザックは何を血迷ったのか、前田→伊野波で5-3-2にシフト。
日本は中盤が薄くなってボールが拾えなくなり、当然DFラインが下がってべた引き状態。闘莉王も中澤もおらず、高さで分が悪い日本が相手の放り込みに対抗するには最悪の状態になってしまいました。せっかく投入した伊野波は何の効果もなく、おまけに試合を締める趣旨で投入されたはずの本田拓が誠に軽率なファウルで相手にFKを与えてしまい、同点弾の引き金を引く始末。今大会、日本はサウジ戦を除く全試合で失点を喫しており、しかも相手に先制を許す試合が多いというのは気になります。
一人少ない状態で逆転されたカタール戦に続き、日本必敗の流れでしたが、そんな状況下でも勝ちを諦めなかった日本。いやはや逞しくなったものです。
-----前田-----
香川---本田圭--岡崎
---遠藤-長谷部---
長友-今野--岩政-内田
-----川島-----
87分:香川→細貝
105分:前田→伊野波
117分:長谷部→本田拓
得点:36分 前田、97分 細貝
出場停止明けの内田が右SBに戻り、出場停止の吉田に代わって岩政がCBに入った他はいつもの面々。韓国は高さのない長友&今野へのロングボール&ハイクロスを多用して怪しげなPKをもらうのに一応成功したものの、その後は長友&今野もそれなりに対応して決定機は与えず。むしろ岩政の地上戦に対する脆さとGK川島とのメロメロな連携でヒヤリ。内田は前半の攻撃参加こそ見事でしたが、後半は消えてしまいました。ザックが伊野波を用意した時はてっきり内田に代えるものと思ったのですが・・・
チーム立ち上げから半年経っておらず、試合どころか練習時間すらそれほど長く取れていないためどうしてもスタメンは固定がち。攻守とも信頼しうる控え選手が少なくて、競った試合になっても監督に打つ手が限られるのは不憫といえば不憫。そんな中でよくぞ決勝まで進んだものと思います。
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御徒町駅南口を東側に出て、そのまま直進。地下鉄仲御徒町駅とのほぼ中間に位置。平日夜に往訪。先客1、後客5。
入口脇の券売機で「らーめん(680円)」を注文。つけ麺と2本立てで、ボタンはらーめんが上ですが、つけ麺のほうがよく出ている模様。
店内は壁沿いに5人掛けのカウンターが二セットと2人掛けテーブルが1卓、4人掛けが1卓。
スタッフは店奥の厨房に2人と客席係が1人。客席係は店内がガラガラなのに、なぜか出入りの多い券売機そばの席にコップを置いてそこへ座らせようとします。もちろん文句を言って奥に座らせてもらいましたが。
スープは店内のウンチクによると「豚骨・鶏ガラ・魚介等をじっくり12時間かけて炊き上げた」とありますが、実際のところは豚骨を中心とする動物系が強めに出たこってり系スープに魚粉等でアクセントを加えたという感じ。かえしもきつめで若干しょっぱく、また食べ進むにつれてややくどくなってきますが、万人受けする範囲内。
麺は心持ち太目のストレート麺(ウンチクには「細麺」とありますが、麺を変えたのでしょうか?)で、濃いスープにはよく合います。
具は薄いチャーシューとカイワレ、タケノコ、刻みネギ、そして挽き肉。タケノコは目新しい具材ですが、単に目新しいだけで無難にメンマにしたほうがよさげ・・・
無難といえば無難な出来ですし、駅から近いですし、価格もリーゾナブル。元木選手(元巨人)がプロデュースした店だというのが個人的にはアレですが、雨の日にはそれなりに重宝しそう。次は「辛味噌らーめん(750円)」を試してみます。
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(青森2011(1)から続く)
三沢駅から南へ、十和田観光電鉄の線路沿いに歩いたところに、この付近では数少ない巨大温泉「古牧温泉」があります。
もともとは「古牧グランドホテル」として営業していましたが、2004年11月に経営破綻。ゴールドマン・サックス主導で経営再建が行われ、現在は「青森屋」として営業を続けています。
青森屋の敷地は広大で、駅から近いとはいえ冬に歩くのはかなり面倒。駅からもっとも近いところにあるのが「元湯」。
フロント係に「小さいお風呂だけですがよろしいでしょうか?」と念を押されましたが、風呂は小さいどころではなくご立派な岩風呂風の大浴場。
平地にある風呂なので眺望は望めませんなが、採光が良くて明るい風呂。アルカリ性らしいつるつるした湯ざわりが楽しい湯でした。
休憩スペースもたっぷり。
地元の方が朝から車で三々五々やって来てひと風呂浴びて帰るという、まるで銭湯みたいな位置づけの「元湯」ですが、風呂の大きさといい、休憩スペースといい、最初から日帰り専用の施設だったわけではなさそう。
線路沿いに10分ほど歩いて本館へ。
本館の階下は「大江戸温泉物語」のミニチュア版みたいな構成。その一角でとりあえず昼食を。
注文したのは店が売り出し中の「ほっき丼(950円)」。
ほっき貝の下には山芋やしょうが、細かく刻んだ野沢菜。
総じて淡白な味わいで、概して塩辛いイメージがある東北の味付けとは一線を画してます。ほっき貝のコリコリした食感を味わうのが正しいあり方なんでしょうが、コリコリというほどにはほっき貝が固くないのに加え、山芋を添えたがためにつるつる、ねばねばという食感が先に立ってしまったような・・・
ほっき丼に付いてきた鶏ベースのすまし汁に浮かぶ、白くて平べったいものが少々不気味でしたが、食べてみたら何のことはない「せんべい」でした。汁に浸かってすっかりふやけているので、せんべいというよりは餅に近い味わいですが、当然ながら餅ほど粘り気がないので御年寄りも安全(笑)。軽い味わいなので腹も膨れずにすみますし。
1200円と高いのが困り者ですが、せっかくなので「浮湯」にも入湯。湯は「元湯」と全く同じ。
青森ヒバを多用した内湯にはほぼ正方形の「あつ湯」と「ぬる湯」が並んでいました。
売り物の「浮湯」は池の中に円形の露天風呂を内湯側から突き出したような格好で配したもの。内湯から見ると池の中に湯船が浮かんでいるように見えます。
入湯料が高いためか、日帰り客向けには無料で昼飯が付く「湯めぐりセット」を売り出していますが、その昼飯がラーメンないし焼き物とあまりそそらないのが難。
広大な敷地内に巨大ホテルが立ち並んでいますが、冬季はいくつ稼動しているのかなぁ・・・
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【温 泉 名】古牧温泉
【施 設 名】古牧温泉 青森屋
【入浴料金】浮湯 1200円 元湯300円
【交通手段】三沢駅から元湯徒歩3分くらい 浮湯15分
【泉 質】アルカリ性単純温泉
【源 泉 名】古牧温泉
【泉 温】源泉43度 → 使用位置 42度
【コメント】加温。塩素系薬剤使用。循環の有無についてはコメントなし。
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毎年開幕前恒例の「レッズフェスタ」延期が正式に発表されました。PSMを3試合も組むことが判った時点でレッズフェスタはないだろうと予想は出来ましたが、やはりその通りに。
PSMをたくさん組むのは新監督の意向でしょうし、そのマッチメークが最優先でレッズフェスタの日程設定&会場確保がどうしても後回しになってしまった結果、延期やむなしとの結論に至ったのでしょう。
昨年は(そして大昔も)駒場、2008年は埼スタで開催しましたが、子供連れが多いレッズフェスタを厳冬期の屋外でやるのは観客・選手ともやや辛いものがあります。かといって、随分人出が減ったとはいえ未だに1万人強がやってくる観客を収容できる会場となるとかなり限られますし。
それはともかく、「東武動物公園で開催される」との噂をまき散らしていた御仁もいらっしゃったようですが、いかにも「秘密の情報源を持っている」と言わんばかりのしたり顔で誤報を垂れ流しまくる、地元メディアのあの方にはほとほと参りますわ(苦笑)
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東北新幹線が新青森まで延伸したのを機に、青森の温泉やB級グルメを堪能してきました。
大宮 6:54 (はやて11号 E226-102) 9:33 八戸
新しく開業した八戸~新青森間を試乗する前に、八戸駅の変貌ぶりを観察すべく途中下車。新幹線ホームは売店が閉店したくらいで大きな変化は見られず。
八戸駅が新幹線終着駅ではなくなったため、在来線乗換え口は非常に不自然な形で塞がれてしまいました。別会社となってしまった在来線「青い森鉄道」はおろか、同一会社であるJR八戸線への乗換もいったん改札外へ出なければなりません。
新幹線乗換駅という駅弁業者にとって最高の立地を失ってしまった八戸駅ですが、駅弁コーナーはまだ目立った縮小の動きは見られず。ぱっと見では前回来た時とほとんど変わっていなさそう。
八戸 9:45 (2551M 青い森700-3) 10:05 三沢
東北新幹線新青森延伸で新幹線に素通りされ、もっとも割りを食った格好の三沢市。三沢へは八戸からは第三セクター鉄道「青い森鉄道」で。
青森行き特急がバンバン走っていた新幹線開業前と比較すれば、三沢行きの列車本数はガタ減りでしょうな。
駅舎はいつの間にか高架化。
新幹線が三沢に来なかった恨みつらみがあるゆえではないと思いますが、やたらめったら「大空のまち」を掲げています。
在日米軍基地でもある三沢空港を抱える街ゆえでしょうけど、三沢空港の東京便もいつまで存続するかなぁ・・・
青い森鉄道三沢駅に隣接して、ローカル私鉄「十和田観光電鉄」の駅舎が。社名に「観光」が冠せられていますが、もはや鉄道は観光には使い物にならず、専ら地元の高校生や老人の輸送でなんとか生き残っている状態。というか、今までよくぞ生き残ったものだと感心。
駅舎内はいかにもローカル私鉄然とした佇まい。驚いたことに駅舎内には蕎麦屋が健在!JRでは地方の駅そば屋なんてなくなる一方なんですが、帰りに店をのぞいてみたら、沿線の農業高校の学生を中心に大賑わいでした。
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上野広小路駅・松坂屋から中央通りを南へ下って上野3丁目交差点手前。平日夜に往訪。
店内で少し待たされましたが回転も良く、すぐに席を案内されました。店内は入口脇に10人掛けくらい巨大テーブルと、店奥に6人掛けテーブルが3卓。さらにカウンターが10席くらい。接客態度はかなり良い方でしょう。
一風堂の各店には何度も来ていますが、「一風堂からか麺(850円)」を初めて頼んでみました。辛さは「ふつう」から「超特辛」まで5段階で調節可能ですが、辛いもの好きな割には辛さへの耐性がなく、翌日必ずと言っていいほど体の一部(苦笑)に変調を来たしてしまうため、明日の仕事のことを考えて「ふつう」で自重。麺は「かため」で。
半球状の、博多ラーメンの割には深めの丼で出てきます。スープのベースは白丸元味と同じマイルドな豚骨。その上に挽き肉やナッツを混ぜた辛子味噌を加えたもの。「ふつう」だとピリ辛といった程度でかなり拍子抜け。これだと1ノッチ上げて「三辛」にすべきだったなぁ・・・ かといってスープを味わうには辛子味噌が邪魔になり、ちょっと中途半端な印象。
一風堂の麺ってこんなに細かったっけ??? ここまで細いと食べ応えが無くてイマイチ・・・
クォリティー自体はもう一度食べてもいいかなと思いますが、具らしい具なんてほとんどないのに替玉(120円)を頼むと1000円近くするコストパフォーマンスの悪さを考えると、年末年始とかゴールデンウィークとか、他の店があんまり開いてない時期じゃないと行く気にならないのも事実だったりします。
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(富山周遊(2)から続く)
富山 12:06 (サンダーバード26号 クモハ683-1506) 12:18 高岡
セントラム試乗が済んでしまうと富山で特段やることがないので、高岡へ足を伸ばしてみました。ちなみに高岡駅には北陸新幹線が乗り入れて来ません。ボロボロの駅舎をそのまま放置するのは不憫と思ったのか、JR西日本は高岡駅改装に着手していました。
高岡にも一応城址があって、現在は「高岡城址公園」になっています。
城址といっても建築物は全くなく、石垣も本丸と二の丸とを結ぶ土橋にかろうじて残っているだけ。
水堀が良く残っていて縄張りが判りやすいのが見所かなとは思いますが、観光的な視点からすればしょぼさは富山城と五十歩百歩。
そもそも高岡城は前田利長が富山城の代わりに築城したものですが、江戸初期に早々と廃城になってしまいました。
高岡 13:22 (441M クモハ419-1) 13:42 富山
JR西日本は北陸本線の特急こそそこそこ力を入れているものの、ローカル列車は全くやる気なし。国鉄時代のボロ電車が未だに現役。寝台電車を改造した419系が依然幅を利かせています。
妙にゆったりとしたボックス席。
今や何のためにあるのか判らなくなってしまった側壁の穴。
網棚に覆いかぶさるように作られた謎の収納扉。
民営化後も国鉄臭漂いまくりのJR西日本ですが、誠におそまきながら今年3月にはこのボロ電車もとうとう退役するようです。
富山 14:50 (はくたか17号 クハ681-2001) 16:54 越後湯沢
越後湯沢 17:02 (とき336号 226-1075) 17:54 大宮
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一人少なくなってからの逆転勝利!相手はホスト国。しかも怪しげな主審の判定にも悩まされながら掴んだ劇的な勝利でした。
決勝ゴールを上げたのがそれまで攻守とも日本の足をひっぱりまくった伊野波だったというのは皮肉としかいいようがありませんが、そのゴールに至る過程 - 長谷部の鋭い縦パス→エリア内でボールを受けてすぐさま前を向く香川→後方からの悪質なタックルを受けて香川が倒れるも伊野波が詰める - は見事でした。一人少ない状況なので伊野波が長駆して詰めていること自体驚きで、この攻撃に失敗していれば相手にカウンターのビッグチャンスになったのは間違いないところですが、この辺が勝負のあやなんでしょうな。
結果が全ての一発勝負ですから内容を云々しても仕方ないのですが、この日の日本は守備陣がズタボロ。攻撃でもビルドアップでミスが目立ち、お世辞にも良い出来ではなかったと思います(カタールが先行する展開だったので相手が引いてしまう時間が長かったこともあるでしょうが)。ただ驚くべきことに、日本はチャンスで点を決めまくりました。チャンスで決まらなかったのは後半の長友→岡崎ヘッドくらいでしょうか。何度も良い形を作りながらも決めきれず、内容は悪くないものの勝ちきれないのがちょっと前までの日本の通弊でしたが、南アW杯で芸風を一変したんでしょうかねぇ?
ダイレクトパスの連続で相手守備陣を崩す日本らしい展開はあまり見られず(崩すどころか、往々にしてパスミスで自滅・・・)、ボランチの位置あたりからの縦パス一本で相手DFの裏を取ろうとする攻撃が非常に多かったように伺えましたが、2列目からの飛び出しが持ち味の岡崎がサウジ戦に続いて活躍した他、香川も文句のつけようがない出来。一方、負傷が癒えてスタメン復帰した本田圭は下がり目の位置からの球出しで得点に絡んではいるものの、トップ下としては疑問符。1トップの前田もヨルダン戦に戻ってしまったのような出来。日本はCFが極端に人材不足なのでなんだかんだといっても前田は起用し続けざるを得ないかと思いますが、本田圭のポジションはおいおい再考せざるを得ないかと。
それでも3得点を上げ、しかも一人少なくなってから2点取っている攻撃陣が悪く言われる筋合いは全くありません。問題は守備陣。カタールの攻撃は縦ポンからスピードがあるFWの個人能力に依拠するところが大きく(浦和の「保守本流」みたいな(笑))、1対1での対応さえ間違えなければさほど怖いとは思わなかったのですが、残念ながら両CB、特に吉田が経験のなさを曝け出してしまいました。
吉田は途中から今野とポジションを代え、カタールのエース、セバスチャンと対峙する場面が多くなりましたが終始苦戦。厳しいといえば厳しい判定ですが、イエローカードを2枚もらって退場してしまいました。アジアレベルでこのテイタラクだとVVVで苦労しているのも道理。闘莉王、中澤、栗原、槙野とCBに怪我人が出まくっている中で吉田に今大会チャンスが回ってきましたが、この出来だと次があるかどうか微妙・・・
吉田以上に微妙なのはGK川島。2失点目のFKへの対応があんまりすぎ・・・ニアへのボールをゴールマウスの内側でキャッチってなんやねん??? 南アW杯直前で突然スタメン起用され、そのまま本番で大活躍しましたが、この日の川島は川崎でよく見た滑稽なそれだったような・・・移籍先でも苦労しているようですが、なんか「偉大な一発屋」で終わってし合う気配が・・・
出場停止の内田に代わって右SBに入った伊野波。FC東京時代に経験のあるポジションなので全くのど素人ではないのですが、FC東京でやらかしまくっていた悪い意味での「経験」は伊達ではありませんでした。1失点目は伊野波が残っていてオフサイドを取れなかったのかなぁ? また長らくSBをやっていないせいか真っ先に消耗してしまい、一人少なくなった後は自殺プレーを連発。気力を振り絞って走る長谷部の努力を全部ぶち壊してしまう伊野波の凡ミスには殺意が(苦笑)。
内容はイマイチでしたが、非常に難しい状況下で勝利をもぎ取った日本の選手・スタッフは盛大に称えられてしかるべき。準決勝はこの一戦以上に厳しい戦いになるのは必定ですが、ザッケローニ監督がどのように修正してくるのかが見物です。
-----前田-----
香川---本田圭--岡崎
---遠藤-長谷部---
長友-今野-吉田-伊野波
-----川島-----
64分:前田→岩政
90+3分:香川→永田
得点:28分 香川、70分 香川、89分 伊野波
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川口駅東口、ふじの市商店街南端入口に立地。祝日昼に往訪。先客6、後客ゼロ。
2009年11月に開店。途中朝飯を始めてはすぐに止めたりと試行錯誤を繰り返していましたが、なんとか近所の固定客を掴んで営業は軌道に乗ったようです。とんこつ臭がいつも店外に漂っていますが、店上の安くはないであろうマンションの住人から苦情が出ないのかなぁ?
入口脇の券売機で「とんこつ醤油ラーメン(600円)」を注文。いつの間にか開店後に開発した「つけ麺」がメインの店になってしまったようで、ボタンはつけ麺とそのオプションだらけ。「宮崎とんこつラーメン」を売り物にしていたはずですが(笑)
店内は厨房に沿ってカウンターが6+4席。4人掛けくらいのボックス席が3卓。厨房を広めにとってあるのか、外観ほど客席は広くありません。厨房内にはオヤジが2人。水セルフ。
とんこつベースのスープは臭みがほとんどないのは良いのですが、かなり甘めで正直やや苦手。少々にんにくを効かせているのかな?
麺は若干細めのストレート麺でつるつるした食感。スープの絡みは良好。店の能書きを読むと「細麺の替玉」を推奨しているようですが、替玉が必須というほど量が少ないわけではなく、そもそも甘ったるいスープがイマイチだったので替玉は割愛。それ以前に替玉を頼むにはスープが少ないような・・・
具はメンマ、海苔、刻みネギ、さらに細い茹でモヤシ。堅めのバラ肉チャーシューが2枚入っていますが冷えていてがっかり。
近所で、しかも安いので、会社帰りにやむを得ず(?)来ることもあるかと思いますが・・・
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・浦和2011シーズンの背番号が昨日公表されました。
・選手の入れ替わりが多かったことも相まって、ほとんど変化がなかった2010年とは一転。随分背番号が変わりました。背番号に自分勝手な思い入れを込め、妄想を巡らせるのはシーズン前の楽しみ。
・最大の衝撃はエジの9番。まぁ個人的にははえぬき(他チームでのプロ経験がないという意味で)のFWに9番をつけてもらいかったところですが、セルにせよ原口にせよ、「浦和生粋のストライカー」を象徴する意味で9番を背負わせるのは全くの実績不足。しかも、ちょっと芽が出た選手はすぐに海外へ出て行ってしまう昨今の情勢を見ると、9番を背負わせるに値する「浦和生粋のストライカー」なんて今後出てくるんかね?という気がしないでもありません。
・9番を背負うに値する選手の出現をずっーーーと待つよりは、もう9番に妙な重みづけなんて止めてしまって単にレギュラーを期待されたFWの番号と考えればエジが9番になるのは至極当然ですね。
・新加入、かつレギュラーCBの一角を担う可能性が高い永田は3番か5番だと思っていたのですが、意外にも17番。長谷部→エジと前目の選手がつけていた期間が長いのでちょっと違和感あり。
・違和感といえば宇賀神の3番。一応CBもできる細貝を含めて、ずっとCBがつけていた背番号をSH/SBの宇賀神がつけるとは驚き。レギュラーを期待されて番号を若返らせようとしたけど、しっくり来る空き番がなかったのかなぁ・・・
・5番も伝統的にはCB/DMFの番号だったので、高橋のWGっぽいプレースタイルからすればちょっと違和感がありますが、サヌが5番をつけた時点で意味合いが変わったのかなぁ・・・
・レンタル先の熊本から戻ってきた堤はもとの背番号である12ではなく、熊本時代の19を選択。心機一転の意味合いを込めてかな?
・直輝は阿部を継いで22番。このまま固定なのか、あるいはおいおい6番ないし8番を背負うことになるのか・・・
・28番までびっしり空き番なし。新外国人のために空き番を作っておくようなことはせず。っちゅーか、外国人枠を一つ空けたまま開幕なのかなぁ・・・
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1:GK 山岸 範宏
2:DF 坪井 慶介
3:MF 宇賀神 友弥(←35)
4:DF スピラノビッチ
5:MF 高橋 峻希(←33)
6:DF 山田 暢久
7:MF 梅崎 司
8:MF 柏木 陽介
9:FW エジミウソン(←17)
10:MF マルシオ リシャルデス(新)
11:FW 田中 達也
12:DF 野田 紘史(復)
13:MF 鈴木 啓太
14:DF 平川 忠亮
15:FW エスクデロ セルヒオ
16:FW 高崎 寛之
17:DF 永田 充(新)
18:GK 加藤 順大
19:DF 堤 俊輔(復)
20:DF 堀之内 聖
21:FW 原 一樹(新)
22:MF 山田 直輝(←34)
23:MF 青山 隼(新)
24:FW 原口 元気
25:GK 大谷 幸輝(←29)
26:DF 濱田 水輝
27:MF 小島 秀仁(新)
28:DF 岡本 拓也(←31)
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中野駅南口から中野通りを南へ。中野五差路の手前。平日昼に往訪。先客2、後客1。
本来は近隣の「地雷原」へ行くつもりでしたが、開店時刻を20分過ぎても開店の気配無し。店員が出てきて「業者の不手際で開店が大幅に遅れる」との話を聞いてあえなく断念し、近所にあったCHABUTONを往訪した次第。
メニューは豊富ですが、基本のちゃぶとんらぁ麺(700円)を注文。
店内は厨房に沿って大小のカウンターが10席ほどと、4人掛けテーブルが1卓、2人掛けが1卓。
スープは臭みのないマイルドなとんこつ。でも味に深みが感じられません。極論すればインスタントっぽいんだよなぁ・・・
麺は細麺ストレート。やや柔らか目でつるつるした食感。量が非常に少ないので替玉は必須。替玉が30円と非常に安いのは助かります。
具は薄いバラ肉チャーシューが一枚。他に刻みネギ。また白ごまが随分目立ちます。
替玉はお椀で出てきます。卓上にある紅しょうが、白ごまなどを入れてとりあえず完食。
従前秋葉原のヨドバシカメラ内で食べた時と随分変わってしまったような気がしますが、現状では「博多天神」「博多風龍」等のワンコインラーメン店とクォリティーに大差なく、値段が高い分先々しんどいような気がします。
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(富山周遊(1)から続く)
西町電停からほど近いところにある「大喜」本店。富山ブラックで有名な店ですが、老舗らしいというかなんというか、随分とボロい外観。富山ブラックは既に駅前店で試食済みで、一度食べれば十分との結論に達しているので今回は見送り。
その代わりというわけではありませんが、富山駅構内にある「白えび亭」を往訪してみました。「白えび亭」は富山駅ビル内の「とやま特選街」3Fのどん詰まりに立地。建物の老朽化は否めませんがテナントはきっちり埋まっていてうらびれた感じはしません。
「白えび」とは富山湾でしか採れず、しかも傷みが早いので冷凍技術が進んだ現在でも流通範囲は限られています。
店外の券売機で食券を買ってから入店ってまるで立ち食いそば屋。もちろん「白えび天丼」を注文。お吸い物と漬物が付いて730円。昼飯時ですが先客は4名くらい。後客6名。
カウンターで食券を渡すと、小さな番号札を渡されてしばし待機。もちろん水セルフ。店内は大小のカウンターが4本並んでいて全部で30席弱くらいでしょうか? 観光客が来そうな立地にも関わらずテーブル席が全くありません。
えび系の天丼といえば由比・蒲原あたりの「さくらえびのかき揚げ丼」が思い浮かびますが、白えびは桜海老よりもかなり大きくて身が詰まっているので、それなりにもっちりとした歯ごたえ・食べ応えがある代わりにサクサク感に乏しく、好みは分かれると思います。
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昨日、ペトロビッチ新監督の就任会見が行われました。
新米ではありませんが監督のキャリアは浅く、しかも過去これといった成果を上げていないにも関わらず、浦和フロントから「とにかく結果を出すこと」を求められたペトロビッチ新監督。
とうとう最後までフロントからペトロビッチを招聘した理由は明らかにされず、従って内実の明らかではない「レッズスタイルの構築」とやらをペトロビッチがどのように継続してゆくのか、そしてその取り組みは上手くいったのかどうかをロジカルに検証するのは極めて難しいかと思います。当方としては一年間生暖かく見守る所存です。
まぁペトロが「自分のやりたいサッカーを目指してやろうと思います。」「いろいろな指導者を見てきましたが、私はペトロヴィッチであって、他の誰でもありません。」と語るのは当たり前で、ペトロのサッカーが見掛け上フィンケのサッカーとまるで違ったものになるかもしれません。もっとも、そうだとしても「レッズスタイル」とやらは一貫しているのかもしれませんが(苦笑)。
記者の質問は相変わらず醜悪なものがちらほら。ペトロからフィンケ監督の悪口を引き出そうとする意図がまる見え。刺激的なコメントをもらわないと記事が書けない記者にとって木村和司監督みたいなのが理想的なんでしょうけど、さすがにペトロはその手には乗らず。
「みんなが一緒に1つの目標に向かっていくということ。」「全員が1つになって、鼻の先を同じ方向に向けて進むことができれば、どんな監督が来ようと、クラブとしてブレることなく仕事ができるのではないかと、私は思っています。」と浦和に最も欠けているものをズバリ指摘。もっともその会見を横で聞いている社長・GMがいつまでいるかは神のみぞ知る世界ですし、結果を出すことをやたら強調する本年はちょっと負けが込むとフロントがぶれまくることは容易に想像できますし・・・
「サポーターについて、私自身は、結果が悪かったらサポーターが怒り出す、もしくは自分に対してネガティブな発言をするということは、少し信じられません。」「ですので、どんなに結果が悪くても、サポーターは私の後ろについていてくれると信じています」とペトロが考えるのはかなり甘いような・・・ 今の浦和のファン・サポーターは目先の勝ちに拘る人が少なからずいて、そういう人がFMラジオで煽ったり、雑誌で駄文を書いたり、「語る会」で大声を上げたりしているのが現実です。
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COREDO日本橋の真裏(永代通りから北へ入る)。目の前に「たいめいけん」。平日夜の往訪。
非常に大きな店舗で厨房沿いにL字型カウンターが20席ほど。さらに壁沿いにカウンターが数席設けてあり、全部で30席くらいありましょうか?ひっきりなしに客が入れ替わって、入店時から退店時まで10数人くらいの客足をキープ。
「ラーメン(750円)」を注文。また麺の堅さ・背脂の量・辛さを調整できるので「麺堅め」を注文。なおほとんどの客が「麺堅め」を注文していました。
また夜にも関わらずライスも無料サービス。「普通でいいですか?」と言われたのでその通りにしたところ、なんと茶碗というよりも小さめの丼でライスが出てきました。ラーメンに付けるライスとしては明らかに多すぎ・・・店内の案内を良く見ると無料のライスは「小・半・普通・大盛」の4段階あるんですな。半で十分でした・・・
店のウンチクには 「上層は甘味がありマイルド、中層はさっぱり醤油味、最後にピリっとアクセントがあります」とあり、昔はその味の変化が楽しめたような記憶がありますが、久しぶりに食べてきたら初手からピリ辛・・・ オペレーションが簡略化されたためでしょうか? 背脂は表面にさっと浮いている程度で味に大きな影響を与えるには至らず、ピリ辛に仕上げたさっぱり目の鶏がらベース醤油味といった感。
麺は細いストレート麺。心持ち口当たりがわずかにざらざらしており、堅めにしたため粉っぽい感じもしますが、スープとの相性はまずまず。
具はペラペラのチャーシューが数枚と九条ネギ、メンマ、キクラゲ。「普通」サイズのライスのおかずには余りにも力不足。
具がしょぼいわりには750円というのは非常に割高に感じますが、本格的なラーメン好きはさておき、「さくっと飯でも食って帰るか?」といった程度のニーズを捉えるには十分なクォリティーは維持しています。
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勝てばもちろん、引き分けでもグループリーグ突破が決まる一戦でしたが、相手の不甲斐なさにも助けられて序盤で事実上勝敗が決し、終わってみれば5-0の圧勝。Bグループ首位突破が決定しました。
前試合一発レッドの川島が出場停止の他、松井、本田圭が負傷したため、ザッケローニ監督はスタメンに西川・柏木・岡崎を起用。これまで途中出場ながら良い働きをしていた岡崎がスタメン起用に応えて序盤に2得点。弱い相手にはとことん強く、「雑○専」の名を欲しいままにする岡崎が本領を発揮したというべきか、サウジの守備があんまりというべきか・・・
サウジの中盤のプレスは無いも同然。かといって引いて自陣を固めるわけでもなし。これでは日本に好き放題にパスを回され、かつDFラインの裏を狙われまくるのも当然。遠藤に全くプレスがかかっておらず、2列目からDFライン裏に飛び出した岡崎に絶妙のタイミングでパスを出されて早々と失点。
さらに香川からのクロスに対してDFが二人ともボールウォッチャーになり、しかもニアの前田に釣られてファーの岡崎をどフリーにしてまた失点。いずれも後方からの飛び出しが持ち味の岡崎らしい得点ですが、サウジの守備があんまりといえばあんまり。
続いて前田が左右からの単純なクロスを単純に合わせて3点目、4点目。ヨルダン戦は全くいいところがなく、シリア戦ではかなりマシにはなったものの決定機を決められずと、1トップに起用しつづけた監督の期待に応えられなかった前田。ところがこの日はキープして良し、叩いて良し、しかも足でも頭でも点が取れる万能型FW前田の良さを思い存分発揮した感。最後は壁パスで岡崎のハットトリックをアシスト。
本田圭の負傷を受けて、いきなりスタメン起用された柏木。サイドでは活きないタイプのためか、SHとはあまりポジションを代えず(後方から飛び出してくる遠藤とはしばしばポジション交代)に専らトップ下でプレーしていましたが、まぁいきなりのスタメン出場としては無難だったかと。最初は長友→前田の得点の基点になったくらい。ボールロストが目立って一時はどうなることかと思いましたが尻上がりに機能し始め、遠藤が退いた後はセットプレーのキッカーにもなっていよいよこれから!という時間帯に試合が終わってしまったかのよう。
このまますぐに本田圭や香川を押しのけてトップ下に入るのはさすがに時期尚早だとは思いますが悪い出来ではなく、海外組の出ない国内親善試合ではスタメン起用される機会は十二分にあると思います。代表で場数を踏んで監督の信頼をちびちびと勝ち取ってもらいたいもの。
サウジは中盤がどうしようもない出来なので日本守備陣を全く崩せず、日本DFラインの前から無理やりシュートを放つのが精一杯。あとはセットプレーにチャンスを見出すしかありませんでしたが、サウジのチャンスらしいチャンスは最後のFKぐらいでしょうか?しかし、これも西川がやや遅れながらもセーブ。
監督は前半イエローをもらって次戦出場停止の内田をハーフタイムに下げて伊野波を投入。さらに一枚イエローをもらっている吉田に代えて岩政を試運転。さらには最後はこれまで出場機会のない本田拓までピッチに送り出す余裕すら見せて全く危なげなく試合終了。
不安材料といえば、試合終了後NHKのスタジオにいたはずの肩さんがなぜかいなくなってしまったことくらいでしょうか?
-----前田-----
香川---柏木---岡崎
---遠藤-長谷部---
長友-今野--吉田-内田
-----西川-----
HT:内田→伊野波
63分:吉田→岩政
82分:遠藤→本田拓
得点:8分 岡崎、13分 岡崎、19分 前田、51分 前田、80分 岡崎
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2009年12月に開業した富山地鉄市内線の環状線、通称「セントラム」に試乗してきました。
大宮 7:26 (MAXとき303号 E459-214) 8:11 越後湯沢
越後湯沢 8:20 (はくたか2号 サハ681-205) 10:15 富山
富山市は市街中心部の再活性化策の一環として路面電車の活用に取り組んでおり、旧JR富山港線を転換して出来た「ポートラム」がその嚆矢で、今般の「セントラム」は第2弾。
富山駅は北陸新幹線乗り入れに伴い高架化される予定で、高架化工事完了後に、富山駅の北側にあるポートラムと南側にあるセントラムを接続し、直通運転を行うことが計画されています。
富山駅ともともと富山一の繁華街だった総曲輪(そうがわ)周辺を半時計回りに10分おきに巡回。
一周20分なので車両は3編成あれば十分で、白、銀、黒に色分け。もっとも乗ったのは3回とも白でしたが。車両は「ポートラム」と全く同じ。
富山城址に近い丸の内でいったん下車。天守らしきものが見えますが、史料上天守の存在は確認されておらず、いわばパチモノ。
富山・総曲輪で唯一残った百貨店「富山大和」前を走る黒バージョン。目の前に電停が出来ましたからセントラムの恩恵を最も受けたかも。
残念ながら富山の中心部は空洞化が進みまくっていて、閉店後もテナントが入らず、野ざらしになっているビルがやたら目立ちました。「セントラム」が再活性化の起爆剤たりうるかどうか・・・
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高田馬場駅から早稲田通りを東へ。地下鉄東西線出口の東端(7番)よりもさらに東にあります。平日昼に往訪。先客3、後客3。埼玉県鶴ヶ島の人気店が移転してきたもの。
「よし丸」「和風」「とんこつ」「つけめん」等々メニューが豊富ですが、基本の「よし丸らーめん(750g)」を注文。量自慢の店のようで並でも250gあり、麺少な目を頼むと味玉が付いてくるとのこと。量自慢の店は往々にしてつけ麺中心になってしまいがちですが、券売機のボタンがらーめん類が上。しかも季節柄かつけ麺を注文する客は一人もいませんでした。
間口が狭くて奥行きが深い店で、しかも店のほぼ中央に柱があって奥が見通せませんでしたが、厨房沿いにI字型カウンターが10席ほどと、入口付近の壁沿いにカウンター4席。寒い時期なのに、大して客が入っていないにも関わらず後客を入口付近の席に誘導するのはどうかと。
自家製麺が売り物の一つで、店奥に「栗原製麺室」と書かれた一角がありしたが、「栗原」とは何者なんでしょうか?
厨房内にスタッフが3名。「つけ麺 8分 らーめん 3分」と茹で時間を表示していますが、オペレーションが良くないのか、茹で時間及びスタッフの人数の割りには提供に時間がかかりました。
麺の量にあわせて大きめの丼で登場。写真を撮ろうとしたら、寝ていた海苔を慌ててスタッフが立てる一幕も(苦笑)
スープは魚介+豚骨のWスープですが、魚粉を中心に魚介系が強め。しかもかなり甘めの味わい。表面は脂たっぷりで熱々なのは季節柄結構なんですが、麺の量が多いため終盤は急速にくどくなってきます。無化調だそうですが。
麺は丸い断面の太麺ストレート。少々ざらざらした口当たりで、太麺の割りにはもっちりした噛み応え。スープとの相性は悪くはありませんが、なんとなくつけ麺用の麺をらーめんに転用したみたいな無理やり感が少々。
具に海苔、大ぶりのメンマ、ゆで卵半個、刻みネギ。丸いバラ肉チャーシューは厚みがそこそこありました。
コストパフォーマンスが良いので学生受けしそうですし、競合店が少ない鶴ヶ島で人気だったのはよく判りますが、競争の激しい高田馬場だとワン・オブ・ゼムに留まるかと。
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(2010年暮れのG大阪(6)から続く)
宝積寺。724年(神亀元年)聖武天皇の勅命を受けた行基による開基と伝えられ、聖武天皇が夢で竜神から授けられたという「打出」と「小槌」を祀ることから、地元では「宝寺」(たからでら)の別名で知られているようです。
山崎合戦では秀吉の本陣が置かれ、禁門の変では尊皇攘夷派の真木和泉を始めとする十七烈士らの陣地がおかれました。歴史あるお寺ですが、格好悪いことにシロアリ被害で本堂の床が突如崩壊。
本堂よりやや坂を下ったところに三重塔。
山崎駅。アーチ状の入口が印象的で私鉄の駅みたいですが、1927年(昭和2年)竣工。 サントリー山崎蒸溜所の最寄駅でもあります。
離宮八幡宮。八幡宮の神官が搾油器を発明し「荏胡麻油」の製油が起こったことで日本における製油発祥地とされており、本殿をよく見ると奉納されたと思しき油の一斗缶がゴロゴロしています。
神社自体よりは、鎌倉時代から室町時代にかけて「大山崎油座」の制度で荏胡麻油の販売権を独占して大いに栄えたことのほうが遥かに有名かも。もっとも戦国期に入ってからはそのような特権が次第に新興勢力に侵食され(例:若き日の斎藤道三が油屋「奈良屋」として成長)、楽市楽座政策を掲げる織田信長によって止めを刺されてしまいました。
油座の衰退とともに製油業界の儀式も途絶えてしまいましたが、1986年になって日清製油を中心とする製油業界が復活させたとか。
山崎駅から少し南へ下ると大阪府・京都府との県境に。石柱には「従是東山城国」と記されています。
県境脇に「関大明神社」。創建は不詳ですが、古代の関所「山崎関」跡といわれ、平安時代に関所が廃止された後は「関戸院」として貴族や官人の宿泊施設に使われたといいます。古代から現代にいたるまで山崎は交通の要衝として重要視されていたことを象徴する神社です。
山崎 15:12 (180B モハ321-58) 15:27 京都
京都 17:02 (のぞみ246号 786-56) 19:23 東京
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ドンキホーテ向かいの路地を西へ入って2ブロック目。平日夜に往訪。先客8、後客1。
秋葉原で開店して以来かれこれ26年になるとのこと。出来た頃はまだ秋葉原が家電を中心とする電気街として成り立っていて、パソコンを中心とする街へと移り変わる過渡期。またその頃は秋葉原に外食できる店が少なく、「九州じゃんがら」は味もさることながら、競合店が無きに等しいという条件のよさにも恵まれて連日大盛況だったように記憶しています。
原宿の1・2Fや日本橋店には何度か往訪したものの、いつも混んでいるという記憶が災いしてか、秋葉原本店に入るのは実はこれが初めて。
店内は非常に狭小でくの字型カウンターが10席ほどと2人掛けのテーブルが3卓。やたらとメニューが多く、トッピングやサイドメニューも豊富な割りには券売機なし。「ぼんちゃん(700円)」を注文。トッピングは?と聞かれましたが、さっと食ってさっと帰ってしかるべき博多系のラーメンにあれこれぶちこむのってそもそもどうかと思うんだよなぁ・・・
ちょっととろみがかっていて、豚骨臭がしっかり漂ってくる「ぼんちゃん」は濃厚豚骨といってしまうにはちょっと微妙ですが、豚骨の旨味はそれなりに活きています。
麺は極細ストレート。とりあえずデフォルトで出してもらいましたが、やや堅めの茹で上がりで出てきました。スープの絡みは最初はイマイチでしたが、すぐに馴染んできました。
具は小さなバラ肉チャーシューが2枚とキクラゲ、刻みネギ。デフォルトでは量が足りないので替玉(150円)を追加。卓上にある高菜や紅しょうが、あたりごまを入れて賞味。ちなみに替玉は皿で提供ではなく、ざるから直接丼へ。
「一風堂」など豚骨を売りにするラーメン店が増えたせいか、「東京じゃんがら」の名を聞くことは少なくなりましたが、今でも十二分に美味いと思います。
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半ば覚悟していたことではありますが、都築選手との契約満了が公式発表されました。
西野監督との確執からG大阪を退団し、03年に浦和加入。その後同世代の山岸と正GKの座を巡って厳しい争いを続けながら、浦和の数々のタイトル獲得に貢献。とりわけACL準決勝での城南一和とのPK戦での活躍は末代に渡って語り継がれることでしょう。イメージ論になってしまいますが、山岸より圧倒的にフィードが正確で、しかもPKに強いとの評が専らでした。
また激しい気性の持ち主であり、主審への異議でイエローをもらうこともしばしば。ラフプレーを犯した相手へ詰め寄る際の初速はメッシより速いと評され(笑)、GKなのにイエロー累積で出場停止になってしまうあたりも都築選手を語る上でかかせないエピソードです。もっとも激しいのは試合上だけで、ピッチを離れると後輩への思いやりが深い、後輩にとっては頼りがいのある選手だったとか。
負傷もあって09年第25節山形戦での出場を最後に浦和では出番を失い、昨年はベンチ入りもままならない状態に。出場機会を求めて湘南にレンタル移籍となりましたが、意外にも反町監督の評価は野澤とどっこいどっこいだったようで、野澤が怪我から復帰するとあっさりポジションを奪われてしまいました。どうしてもファン・サポーターは全盛期の力量で比較しがちですが、都築に対する現場の見方はかなりシビアなものだった様子。
横浜Mの松田がJFL松本山雅へ行ったことに象徴されるように、契約満了となったベテラン選手が再びJでプレーするのは厳しい環境下ではありますが、都築の勇姿を再びどこかのスタジアムで目にすることができるよう祈願しております。
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「総括」の中身がアレでしたので「方針」のほうも全く期待しておりませんでしたが、結果は案の定。
方針の冒頭に掲げる「レッズスタイル構築」って何なんでしょう? 「レッズスタイル」って私個人としては「国体護持」とか「構造改革」とか、そんな人によってどうとでも受け止められる一種の「スローガン」だと認識しています。従って、クラブは時と場合によって「このやり方がレッズスタイルの構築なんだ!」と適当に読み替えながら具体的な方針を変えまくるんでしょうなぁ、きっと。
「過程と結果の両面を同時に追求する」なんてそんなおいしい話はまずありえませんし、「一体感のあるチーム運営、クラブの全面的なチームサポート体制」って、昨年監督に対するサポートを放棄しまくったクラブが、どのように態勢・対応を立て直すのかも謎。
経営環境が厳しい中での経費削減については、「外部委託業務や試合運営費用をはじめとする見直しは、これまでの費用削減を強化・継続します。」と従来の策の延長に留まり、付帯事業の見直しについては具体的な言及がなく、総じて踏み込み不足。
小学生世代のジュニアユースを持たない浦和が「小学生対象のジュニアプログラムを創設」と言い出したのが目を惹くくらいかなぁ?
もっともらしいことをずらずら掲げているんだけれども、おいしいどころ掲げまくりというか、総花的というか、メリハリがないというか、これまでの実績を踏まえれば「どうやってそれらを実現するの?」という疑問が沸きまくりで、まぁこんな方針を掲げられた現場は苦労するやろうなぁというのが「方針」に対する感想です。
「まるで某政党のマニフェストそっくりやな」と評されるのも道理。
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久りぶりに痺れる試合でした。
いや、先制した日本が優勢のまま試合を終えるべきところ、主審が香辛料を振りかけまくってやたら「痺れる」試合になってしまったといって差し支えない試合でした。
不可解なPK&川島一発レッドで同点に追いつかれた上に一人少なくなった日本でしたが、全く慌てることなくすぐさま反撃開始。岡崎が最前線で粘りに粘ってどう見ても帳尻合わせ臭いPKをゲット。PKキッカーは遠藤ではなく本田。本田はなんとど真ん中に蹴り、横に飛んだGKの脚に危うくぶち当ててしまうところでしたが、幸運にもボールは脚の間をすり抜けました。
その後足が止まりがちになった日本はシリアの攻勢にひやっとする場面もありましたが、川島に代わった西川が好セーブ。追加タイム6分にも驚かされましたが、最後はシリアDFが愚かしくも立て続けに2枚イエローをもらって退場してしまい、日本はなんとか逃げ切りに成功。
一緒に練習する機会の少ない代表はこういうしんどい試合を通じて強くなるもの。これがW杯予選だったらタマランかったでしょうけど、チーム作りの早い段階、しかもアジアカップという公式試合の場で経験できたのは結果的に良かったかと。
-----前田-----
香川---本田圭--松井
---遠藤-長谷部---
長友-今野--吉田-内田
-----川島-----
65分:香川→岡崎
75分:前田→西川
90+2分:松井→細貝
得点:35分 長谷部、82分 本田(PK)
シリア得点:76分 Firas Al Khatib (PK)
ヨルダン戦でひと叩きした日本は選手のコンディション、連携とも格段に良くなっていました。シリアは立ち上がりからヨルダン以上に積極的にプレスを仕掛けてくるものの、日本は少ないタッチ数で軽快にボールを回し、再三右サイドから良い形を作りました。ヨルダン戦と比べて明らかに変わったのは2列目が盛んにポジションを変えているのと、本田の上下動が目立つようになったこと。
先制点はその本田の飛び出しから。その後香川、松井、長谷部と次々攻撃陣がエリア内に飛び込んで長谷部がゴール!コンビネーション・サッカーが結実したかのような実に素晴らしいゴールでした。
その後も、謎のPKに至るまで日本がほぼ一方的に攻勢。しかし残念なのはこの日も前田。全般にヨルダン戦よりはマシと思いましたが、序盤に内田のクロスに対しどフリーになりながらもヘディングシュートは枠外。その後もDFラインの裏に良い飛び出しを見せながらもシュートを撃ち切れなかったり、うまくマークを外しながらもシュートは枠外だったりとJリーグでの好調ぶりからすればイマイチ、イマニ・・・ 香川も先制点に絡んだ以外は消えている時間が長く、また香川をフォローする長友が攻撃面ではほとんど何もできない有様で、共に日本の攻撃が右サイドに偏りがちな一因になってしまいました。
攻撃はややもどかしさを抱えながらも守備はほぼ完璧。シリアはロングボールを多用した縦に速い攻撃しかないので、相手FWへの対応に間違いがなければさほど怖くはなく、実際謎のPKに至るまでシリアのチャンスはゼロ。従って日本がCKからのチャンスも含め、何度かあった好機に追加点を挙げていれば日本完勝で終わるはずでしたが・・・
謎のPKは、相手のロングボールに対してDFとGKの連携が一瞬ずれて、GKがやや遅れて飛び出さざるを得なかったのが遠因かなぁ? その後もボールを外に出せそうなところで出せずに、謎のPK判定へ。PK自体は謎としか言いようがありませんが、守備陣の連携に拙さが垣間見えた場面でもありました。
一人少なくなった日本は少人数で縦に速い攻撃を仕掛けるしかなくなったわけですが、シリアが勝ちを焦って中盤を削って前目の選手を入れてくれたのが幸い。スカスカになったシリアの守備陣は、少人数になったとはいえ日本攻撃陣の格好の餌食になり、岡崎が走り回って見事PKを獲得。既に1勝しているシリアは勝ちを焦る必要はなく、数的優位を生かしてじっくり攻める手もあったはずですが、じっくり攻めようにもそういう術を持ち合わせていないのかも・・・
日本は1勝1分で、ヨルダンと勝ち点4で並びながらも得点で上回って首位。日本・サウジの2強と見られたB組ですが、なんとサウジが連敗で早々とグループリーグ敗退。日本も苦戦の連続で、アジア各国の力の差が接近していることを如実に示す結果になっています。
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日暮里駅北改札口から西口を出て、坂を登って降ること5分ほど。谷中銀座のほぼ中央に位置しています。平日夜に往訪。先客1、後客1。休日の昼間は観光客で賑わう谷中ですが、平日の夜ともなると店仕舞いしているところも少なくなく、実に静かなもの。「はしご」は銀座阪急の店には何度か行ったことがありますが、谷中店は初めて。
定番の「だんだんめん(800円)」を中辛で注文。辛さは「マイルド→普通辛→中辛→大辛」で調節可能。
店内はI字型カウンター10席ほど。カウンター背後のスペースがやや手狭。厨房内には坊主頭のオヤジが一人だけ。小ライスが無料で付き、しかもお代わり可能。
「はしご」でいつも思うのは麺がやたら細くて、しかも柔らかく、さらに量が少ないこと。量が少ないのはライスで補えますが、麺は好みにほど遠くて残念。
スープは旨味こそ十分ですが、中辛にしてみたところでさほど辛くはなく、また胡麻だれも控えめなためか、むしろ酸味が目立つ感じ。挽き肉がないためか、担々麺にしてはあっさりした印象を受けます。
挽き肉がない代わりにバラ肉チャーシューが一枚とチンゲン菜。麺の量が少ない分をご飯で補おうにも具が非常に少ないのは困り者。太肉なり排骨なりを頼むべきなんでしょうが、それだと1000円もしますし・・・
味のほうはともかく、下町の店なのにコストパフォーマンスの悪さが際立っています。
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新春早々からスポーツ紙上で取り沙汰されていた原の獲得が本決まりになりました。なにはともあれ、清水より実力下位、かつこんなややこしいクラブに来ていただいた原選手には厚く御礼申し上げます。
それはともかく、この補強の意図は少々謎。そもそもペトロ新監督がどんなサッカーをするのか皆目判らない状態で補強の是非を議論するのはかなり虚しい気もしますが・・・
昨年同様4-2-3-1がベースの場合、FWで補強が必要と思われるのはエジにアクシデントがあった場合のバックアッパー。要するに典型的なCF(エジがCFとして適任だったかどうかはさておき)タイプですが、原はスピード系のFWでエジの代わりにはならなさそう・・・
2トップを採用した場合、エジの相方として達也、セル、原口、高崎と頭数は揃っていますので、補充が急務だったとも思えず・・・ただ達也とセルは通年での活躍が見込めず、原口は絶賛伸び悩み中。高崎は単に能力不足とそれぞれ難点があるので、その意味では有益という評価ができるかも。85年生まれの26歳というのもチームの年齢構成的には最良。
と、一応原獲得にそれなりの意義は見いだせるものの、そういう合理的な説明よりは「安いし(=移籍金掛からず)、とりあえず買っとくかぁー!」というスーパーに出かけたオカンみたいな補強といったほうが妥当なような・・・あとはそのまま冷蔵庫に放り込んで腐らしてしまうことのないよう願うばかりです。
で、ここまでの主なIN&OUTをまとめると
・ポンテ→マルシオリシャルデス
・IN 永田
・阿部・細貝→青山
・サヌ→堤・野田
・高原→原
といったところで、層が極端に薄かったCBの補充としての永田と、セットプレーでの得点が期待できるマルシオの加入はプラスですが、J1での実績がない青山に多くは期待できず、守備的MFに大穴が空いたまま。これじゃ昨年より得点は多少増える可能性があるものの、失点も増加する気配濃厚で、リーグ優勝なんて絵空事にすぎません。残る外国人枠1の活用が望まれます。
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久しぶりにサカダイを買い、今季の浦和に関するコメントを見ていたら、クラクラするようなコメントが載っていました。
コメントの主は河野正氏。
「クラブが”恒久的な社是”を確立し、クラブの”憲法”や”土台作り”に心血を注げるかにこそ着目したい。」
「チーム作りよりクラブの”憲法策定”が優先事項」
これらって過去2年間浦和が取り組もうとしたこと(3年目にして放り投げてしまった気配濃厚ですが・・・)であって、しかも当の河野氏はその取り組みを「勝てない」ことを理由に一貫して否定的だったように記憶しています。何で今になって「憲法」だの「土台」だのと言い出したのか不思議でなりませんが・・・
昨年まではこうした珍妙な意見を「まともな人なら誰も相手にせんだろう」とばかりに放置しておりましたが、その結果が浦和の大転換。ダメなものにははっきりとダメと言わないと、得てして足元を救われるのが昨年の教訓でした(´・ω・`)ショボーン
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(2010年暮れのG大阪(5)から続く)
十七烈士の墓。幕末、京都市街で長州軍と幕府軍が激突した禁門の変(1864年)の後、敗走する長州軍を見送ってから天王山中で自刃した隊長真木和泉守以下十七名の眠る墓です。山崎の地が戦国史だけではなく幕末史にも出てくるのはちょっと意外かも。
山頂近くにある通称「酒解神社」。正式には自玉手祭来酒解神社(たまでよりまつりきたるさかとけじんじゃ) 。もともとは「山崎天王社」だったそうで、天王山の名称はこの神社に由来。
神輿庫。三角柱を重ね合わせた校倉形式ではなく、厚板を積み重ねた板倉形式の神輿庫の例は少なく、その中でも鎌倉時代建立の当庫は最古とのこと。
苦労して山頂に到着しましたが、これといったものは何もなく、眺望もとりたてて良いわけでもありません(´・ω・`)
旗立松から先の要所要所には、山崎合戦以降の秀吉の足跡を挿絵付きで 記した解説が立っています。
山を下る途中、大阪方面の眺望が少し開けました。桂川・宇治川・木津川が山崎で合流して淀川となります。
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井の頭線神泉駅から南へ。実際は電車賃をケチって渋谷から歩いてゆきましたが、道玄坂を登りきって首都高速と合流するあたりまで歩くのでかなり遠く感じました。祝日昼に往訪。
開店ちょっと前に着きましたが、すでに行列1名。開店前にさらに2名来ましたが、その後は食べ終わるまで後続なし。店は軒先に小さな看板が出ている他、メニューや能書きを記した紙が玄関先に貼られているだけなので、うっかり見過ごしてしまうかもしれません。
券売機のボタンは「らーめん」が先頭でしたが、数量限定というのが気になってつい「わんたんめん(880円)」を注文。他に「つけめん」「辛麺」「坦々麺」など。
店内はL字型カウンター(といっても奥のほうは厨房が少し張り出した格好で屈曲)10席ほど。小さくて背の高い椅子に難儀。厨房内にはスタッフ2名。
微妙な歪みというかひねりが入った面白みのある丼で登場。
表面に脂が浮かぶスープは、鶏ガラと豚骨の動物系、干し椎茸・昆布を水に浸したダシ、煮干・鯖節などの魚介ダシを併せたトリブルスープとの触れ込みですが、味わった限りでは鶏がらが一番強く出ているような気がしました。魚介は言われないと判らないかも。醤油ダレに島根奥出雲の「井上古式醤油」を使っているそうですが、辛いとか酸味が強いとか妙な自己主張が無くて結構気に入りました。ただ終盤戦にはちょっとしょっぱさが気になってきました。
麺は細めのストレート麺。つるつるした口当たり、かつ柔らか目でスープには合っていますが、個人的には可もなく不可もなし。長野の製麺業者に依頼しているとのこと。
チャーシューは柔らかめながら肉の味がそれなりに楽しめる逸品。ワンタンも飴がきっちりしていて、トッピングを増やしただけの甲斐はあるかと。 他にメンマ、水菜。
合格水準は十二分にクリアしていますが、突き抜けるような加点材料に乏しいかな? 機会があれば他のメニューを試してみます。
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(2010年暮れのG大阪(4)から続く)
中山 10:46 (阪急電鉄 5117) 10:55 池田
池田 11:35 (阪急電鉄 7688) 11:51 十三
十三 11:53 (阪急電鉄 9805) 12:12 高槻市
高槻市 12:13 (阪急電鉄 8815) 12:20 大山崎
中山寺から阪急電車を乗り継ぎ、大阪府を素通りして一気に山崎へ。ちょうど大阪の北西端から北東端に動いた格好。
阪急大山崎駅から10分ほど西国街道沿いに北へ歩くと「山崎聖天」の鳥居があります。
天王山と男山に挟まれた山崎は東海道屈指の交通の要衝。手前に阪急。その向こうには東海道本線(青い電気機関車が見えます)。写真では判りませんが東海道新幹線や高速道路も山崎に集まってきます。
仁王門へと続く石段。
山崎聖天の正式の寺号は「観音寺」。899年(昌泰2年)に寛平法皇(宇多天皇)により創建されたとされるものの、その後衰退。江戸時代初期に再興されたものの、幕末には禁門の変に巻き込まれ、事前に避難させた本尊の十一面千手観世音菩薩と歓喜天像以外を残して焼失。
従って現在の建物は明治時代に再建されたもの。
本堂。ご本尊は十一面千手観音菩薩ですが、「山崎聖天」の通称どおり、聖天(歓喜天)信仰のほうが遥かに盛んで、本堂の隣の聖天堂で聖天が祀られています。
山崎聖天の境内裏から天王山山頂へと続くハイキング道に合流。
山崎は明智光秀と羽柴秀吉が覇権を争った合戦の舞台。山の中腹に記念碑が立っています。
旗立松。山崎合戦の時、秀吉が味方の士気を高めるため老松の樹上高く千成ひょうたんの旗印を掲げたとの逸話が残っています。
もっとも枝ぶりで判るように枯れては植え、枯れては植えの繰り返しで、現在の松は6代目。
旗立松から京都方面を望む。
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新橋駅烏森口から南西へ2,3分。平日夜に往訪。先客2、後客2。
「もやしあんかけそば とろ丸」が正式な屋号で、その名の通り「もやしあんかけそば」が売り物。しかも黒・白・赤・マグマというバリエーションを用意しています。今回は「もやしあんかけそば・黒(680円)」を注文。
券売機にコインを入れている最中から接客係の女性がやってきて麺の量と脂の量を聞かれましたが「小&普通」で。小150g、中220g、大300g。全て同値段。
店内はやや狭く、カウンター9席に2人掛けテーブルが3卓。飲み屋街に隣接した立地上やむを得ないのでしょうが、喫煙可で狭い店内に煙草の煙がこもっているのは困りモノ。厨房にはスタッフが2人。
随分と浅くて広口の丼で出てきました。丼たっぷりにあんかけそばが入っていて、夜はどう見ても小で十分ですな。
具はもやしを主体に白菜、ニラ、豚肉、ネギの炒め物や桜海老などを溶き玉子を混ぜてあんかけで閉じ、さらに糸唐辛子、刻みネギをちょこんと乗せた感じ。なぜかおこわが二かけら混じっていますが、正直これは蛇足の極み。
醤油味のスープはあっさりめ。脂はあんかけにかき消されてしまったせいか、良くも悪くも全く存在感なし。最後までぐいぐいと食べられるほどの旨味はないので途中から一味を入れて見ましたが、卓上にやたら調味料を置いているところを見ると、もともと客が自分の好みに応じて味を変えて楽しめるようにスープに個性を出さないようにしているのかも(もっとも良く言えばですが)。
麺はやや細めの縮れ麺。やや安っぽい感じは否めませんが、つるつるとした食感といい、適度な噛み応えといい、あんかけの絡み具合といい、結構気に入りました。
コストパフォーマンスは文句なし。日曜も営業しているので、この界隈では結構重宝するかも。
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赤サポ的には見慣れた場面の連続。最後の最後で「大作戦」を敢行して同点に追いつき、最悪の事態だけは回避できたところだけが浦和とは違うといっても過言はないかもしれません。
・一方的にボールを支配している割には決定機は僅少。
・相手の守備ブロックの前でボールをぐるぐる回すだけで、なかなか相手の急所に縦パスが入らない。
・盛んにサイド攻撃を仕掛けるも、クロスの質が劣悪で誰にも合わずに逆サイドへボールが転々・・・
・CKが全くチャンスにならない。
・ようやく掴んだ僅かな決定機も決められず。
・相手の攻撃は単発的なカウンターしかないのに守備陣が慌ててしまって失点。
とまぁこれでもかこれでもかと「ふだん着の浦和」な試合だったわけですが、10月に韓国と親善試合をやってからほぼ3ヶ月ぶりの試合。練習期間は短く、年末年始にちょこっと集まっただけ。リーグ戦真っ最中の者や天皇杯が終ったばかりの者もいれば、オフに突入して久しい者もいてコンディションもばらばら。さらに前2戦とは打って変わって守備的な相手との対戦。監督就任わずか3試合目にして「本番」を迎えるザッケローニには気の毒な条件が揃いまくったような気もします。
従ってグループリーグは半ば調整期間で、内容ぐだぐだだろうが何だろうか、2位通過であってもとにかくグループリーグ突破という結果だけ残せば問題ありません。国際舞台ではほとんど実績のないヨルダン相手に引き分けで少々がっかりなのも正直なところですが、日本は尻上がりに調子が良くなるものと前向きというか希望的観測をもってすれば初戦引き分けはまずまずといっても差し支えないでしょう。
いかにも整備途上然とした日本とは対照的にヨルダンの守備は実に見事でした。DFラインを押し上げてコンパクトな陣形を維持しながらセンターライン付近から積極的にプレッシング。日本はパスを回しながらヨルダンのプレスをかわし、不用意にボールを失う場面はありませんでしたが、効果的な組み立てもできず。ヨルダンがバテバテになった後半半ば以降になってようやく日本の攻撃が様になりはじめましたが、シュートは悉く枠を捉えきれず。
反省点の多い試合でしたが、最悪の結果でもなく、監督が次戦で修正してくれることを期待します。
-----前田-----
香川---本田圭--松井
---遠藤-長谷部---
長友-今野--吉田-内田
-----川島-----
HT:前田→李
58分:松井→岡崎
90分:本田圭→藤本
得点:90+2分 吉田
スタメンは韓国戦からGK(西川→川島)とCB(栗原→吉田)を入れ替えただけでノーサプライズ。しかし、全くの初顔合わせというわけでもないのに、この布陣はあまり機能しませんでした。
お話しにならないのは前田と松井。本田圭もトップ下としての適性に疑問符が付く出来で、前田とのコンビネーションもあって無きが如し。このままだと茸に代わって「固定式砲台」の汚名を襲名しそうですな・・・香川がトップ下に入ったほうがはるかにマシ。
遠藤も浦和戦での活躍が幻にすら思えるほどの大不振。基本的に長谷部が前に出て再三攻撃に絡み、遠藤が後ろに控えるような格好でしたが、そういう使い方だと遠藤の守備の軽さが目立ちます。前半終了間際の日本の失点も遠藤が不用意に飛び込んであっさり交わされたのが全て。この調子だと遠藤が代表スタメンの座を失うのはそう遠い先の話ではなさそう。
前半の前田の出来を見ればハーフタイムで李に代えられてしまうのは致し方ないかなと思いましたが、李の出来は前田よりもさらに悲惨。総じてボールが足に付かない印象で、全く何もしない(「できない」ではなく)まま試合終了。森本が欠場している現在、当面FWの人選には悩まされそう。
誰とも噛みあわず、自己満足的なプレーを繰り返す松井に代えて投入された岡崎は及第点。次戦シリア戦ではスタメン起用されて然るべきかと。
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(2010年暮れのG大阪(3)から続く)
清荒神から寄り道を重ねながら40分くらいで西国三十三箇所第24番札所「中山寺」に到着。大門は1646年徳川家光が再建。
阪急の中山駅が近すぎるためか、参道の賑わいは清荒神に大きく劣っていますが、日が高くなってきたこともあって人出は圧倒的に上。
大門をくぐると総持院、宝蔵院等々の塔頭が並んでいて、それぞれが七福神を祀っています。
中山寺はバリアフリー化が随分進んでいて、本堂への石段にはエスカレーターを併設。
現在の本堂は豊臣秀頼が片桐且元に命じて1603年(慶長8年)再建。安産祈願の霊場として有名だそうで、豊臣秀吉が祈願して豊臣秀頼を授かったとされています。
また幕末には中山一位局が明治天皇を出産する時に、安産祈願して無事出産したことから、日本唯一の明治天皇勅願所に。
本堂で安産祈祷を受け付けています。朝から寒い中を大行列。
護摩堂。背後に大師堂。
中山寺は新し物好きなのか、「参拝記念撮影ポイント」に立つとライブカメラを通じて自分の姿をネットで配信できるとか。
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岡山市街を走る路面電車・東山線「県庁通り」駅を降りて南へ。表町のバスターミナルを越えて「あくら通り」を右入る。
日曜の3時という非常に中途半端な時間に往訪したにも関わらず、店内はほぼ満席で待ち客すらいる盛況ぶり。待ち客は家族連れだったので、1席空いていたカウンターへ先に入れてもらいました。先客は皆地元客風で、観光客っぽい人はいませんでした。
支那そば(600円)を注文。ラーメン屋であると同時にカツ丼屋でもあるという不思議な店。近くにある「やまと」は洋食屋がラーメンも出している形式ですが、ここはメニューがそもそも支那そば(及びそのバリエーション)とカツ丼しかありません。
支那そば定食(1100円)だと支那そばに小さいカツ丼が付いてきます。普段ならそれを頼むところですが、この日は昼に軽食を取ったばかりなので、カツ丼付きは断念。小さい支那そばと小さいカツ丼という半々定食(1000円)というのもありますが、どう見ても割高です。
店内は狭小で厨房沿いに3人掛けくらいの木製ベンチシートが3脚、さらに小上がりにテーブルが4卓。テーブルも小さくて大人は2人しか座れないかと。観光客が大きなバックを持って入店するのは自殺&迷惑行為です。
厨房内には店主と思しき厳しい面のオヤジとオカンら3人。客席には学生バイト風の2人。後払い制。
スープはかなり濃い色をしていてびっくりしましたが、見た目と違ってしょっぱさはさほど感じず。醤油の渋みが少々強めに出ているように感じましたが、鶏がらベースと思しき旨みをしっかり生かした上々の仕上がり。若干魚介系も混じっているようです。
麺はわずかにざらついた食感がある細めのストレート麺。醤油の色が付いて茶色っぽくなっていますが、スープの絡みは申し分なし。「堅め」を注文している人が何人かいたので柔々なのかと思いましたが、並といってさしつかえない程度。量が多くはないので何か一品追加したくなるのは道理。そこでカツ丼の登場・・・
チャーシューは薄めのものが一枚だけですが、適度な歯ごたえを残しつつ、しかもしょっぱくない程度にしっかり煮込まれていて非常に気に入りました。他にメンマ、ネギ。メンマの仕込み過程で白い粉を大量に振りかけていましたが・・・
次回は支那そば定食でカツ丼にトライですな。でもその組み合わせはどう見てもヘビー過ぎだし、そもそもこのあっさり系のラーメンとカツ丼が合うのかどうか・・・
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(2010年暮れのG大阪(2)から続く)
清荒神から2駅先にある中山寺までの道のりは「巡礼街道」という名がつけられています。
一応案内板が立っていますが、微妙な分岐点といった肝心なところに立っていないのが玉に瑕。まぁ等高線に沿うように歩くのが正解で、坂を下って阪急の線路にぶつかってしまう道は間違いという基本さえ押さえて追えば問題ありませんが。
売布神社。「めふ」と読みます。
阪急の駅名になるくらいなので大きな神社だと思っていたのですが、この日訪れた寺社仏閣の中で最も衰微しているような印象を受けました。
空き缶を再利用した飾り物。この辺が神社の衰退っぷりを象徴しているような・・・
下照姫神は当地の里人が飢えと寒さで困窮しているのを愁い、稲を植え麻を紡ぎ布を織ることを教え、その後豊かになった里人が下照姫神を祀ったという伝承が残っているそうですが、「売布」という変わった名前との関係は微妙。
中山寺のほど近くにある「市杵島姫神社」。
近所の人々が総出で餅つき。師走らしい光景です。
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岡山市街を走る路面電車・東山線「県庁通り」駅を降りてすぐ。城下筋を挟んで中国銀行本店の向かい。土曜日夕方に往訪。先客・後客ともゼロ。
間口が狭くて奥行きが深い店で、厨房に沿ってカウンターが12席ほど。奥に階段が見えますが2Fのトイレを使っているだけの模様。
普段なら基本の「とりそば」で済ますところですが、旅行先なので張り込んで「とり玉そば(870円)」を注文。塩も用意してある他、「鶏飯」が売り物の様子。厨房内には若い男女が一人ずつ。
ラーメンというより蕎麦のほうが似合いそうな小さめの丼がお盆に乗って出てきました。麺の上には大量の刻みネギ、丼一面に敷き詰められた鶏チャーシュー、そしてゆで卵と、丼は随分と賑やか。
スープは鶏ベースですが、かなり甘めではっきりと好みが分かれるかも。
麺は細めの平打ちストレート。食感もつるつるしているのでそうめんのような印象すら受けます。コシはそこそこ保たれているのは良いんですが、スープはさっと絡む程度。スープが薄味なので麺との相性は改善の余地があるかと。
鶏チャーシューは柔らかくて脂が少なく、素材をそのまま生かしたあっさり仕上げ。少々スパイスを効かせているのが個人的には不満。半熟に近いゆで卵はこれといった仕掛けはなし。ネギにはすりゴマが少々混じっているのかな?
面白い一品だとは思いますが、もう一度来たいと思うような求心力には欠けるなぁ・・・
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(2010年暮れのG大阪(1)から続く)
十三 7:33 (阪急電鉄 8786) 8:02 清荒神
小雪が舞った土曜日とは打って変わって、翌日曜日は気温こそ上がらないものの風は至って穏やかで、体感的には絶好の散策日和。観光的には非常に地味ですが、阪急宝塚沿線の寺社を回ってみました。
最初に訪れたのは清荒神(きよしこうじん)。終点宝塚の一駅手前の小駅ですが、初詣対応なのか、臨時きっぷうりばを備えています。
駅から清荒神までは緩やかな坂を登りながら徒歩20分強。参道には商店が立ち並んでいますが、いかんせん早朝なので開いている店はほんのちょっとだけ。
駅近くに一の鳥居。
中国道をくぐる手前には大灯篭。
もっとも緩やかとはいえ駅からずっと上り坂というのはお年寄りには面倒なせいか、参拝客は山上まで車で乗り付けるのが主流の様子。朝から駐車場の空き待ちの車の行列ができていました。
駐車場脇の露店は朝から繁盛。これじゃ参道の露店・商店は衰退する一方かも・・・
駐車場から境内にかけての露店は早々に開店。
ようやく清荒神の山門に到着。
清荒神は正式には「清荒神清澄寺」といい、紛れも無く寺院なのですが、清澄寺のご本尊、大日如来様の守護神として三宝荒神様が祀られており、地元では「荒神さん」と呼ばれています。
荒神さんは「かまどの神」の一種として、ここで受け取ったお札を台所の神棚に祀るなどの信仰が根付いているためか、境内の雰囲気はお寺というよりは限りなく神社。上写真は拝殿。
護法堂。荒神様を祀る寺社は全国各地にありますが、清荒神は宇多天皇より「日本第一清荒神」の称号を与えられています。
賑やかな拝殿とは対照的に本堂周辺はひっそり。
火箸納所。厄年にお祀りしていた厄除け火箸を、厄が明けた年の節分以降に納める所です。「かまどの神様」として信仰される三宝荒神王にあやかり、厄年の人が火箸で厄をつまみ出してもらうとか。
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新橋駅銀座口から昭和通り沿いに海へ向って歩いて第一京浜を渡り、さらに蓬莱橋交差点の大きな歩道橋で海岸通りを越えたところにあるのでかなり遠く感じます。しかもガソリンスタンドの裏辺りの人目につきにくい路地にあるので、予め下調べしてゆかないと店に着くのも大変。住所は「銀座8丁目」ですが、銀座というより限りなく築地です。平日夜に往訪。先客2、後客1。
外観、内装ともラーメン屋ではなく小料理屋風で、テーブルには予めお盆や箸、れんげなどがセットされていますが、ラーメンも出す小料理屋ではなく、純然たるラーメン専門店。
券売機で「銀笹白醤油らーめん(800円)」を注文。他に銀笹塩らーめん、銀笹塩つけめん、銀笹白醤油つけめん。また鯛飯もこの店の売り物。
店内はテーブル席のみで4人掛け×4卓+2人掛け×1卓。スタッフは厨房内に男性が2人いた他、接客係の女性が一人。接客態度は好感度大。
先付が出てくるラーメン屋ってあんまりないですね。白菜のおひたしに鮪のフレーク?がちょこんとのっています。
注ぎ口のついた変わった丼で出てきました。スープを鯛飯にかけてお茶漬け風にして食べるのを推奨しているようです。
塩ラーメンと紛うほど透明度の高いスープ。店先の能書きによれば「昆布、鰹節、煮干などの魚介でとった出汁をベースに、鶏ガラ、豚骨を合わせたもの」とのことですが、魚介風味が全面に出ているためか、ラーメンのスープというより限りなくお吸い物。動物系の脂がかろうじてラーメンであることを成り立たせている感じ。
麺は細めでゆるく縮れています。柔らか目なのはいいとしても、ちょっとぶよぶよっとした食感になってしまっているのはいただけません。
具で面白いのは鯛つみれ。中に入っているのは山芋かな? チャーシューは少し炙りを入れているようで美味いことは美味いんですが、全体が和風で統一されている中に一品だけ洋風が混じっている違和感は拭えず。他に水菜、糸唐辛子、メンマ、ネギ。
麺が好みではないし、行きにくいところなので再訪はないと思いますが、オリジナリティーが高いので一度行く価値はあります。
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今更感が漂いまくりで恐縮ですが、天皇杯決勝の観戦記をば。
実力差はそれほどないけれども、ゲームの入り方に失敗したチームが負けてしまったという点では、その前のINACvs浦和とそっくり。
清水は長谷川健太監督の下、天皇杯で2回、ナビスコ杯で1回決勝に進出しながらも一度もタイトルを取れず。その間リーグ戦では一度もACL圏に進んだことがないので実力不足といってしまえばそれまでですが、「ここ一番」では無類の強さを発揮する鹿島を前に漫然と試合に入ってしまったかのような前半が、清水がタイトルから遠ざかっている原因を如実に表している感がありました。
決勝の面子を見ると鹿島はマルキーニョス、ジウトン、岩政を欠いている一方、清水は兵働を欠いているくらいでほぼフルメンバー。ところがその兵働を欠いたのが響いたのか、前半の清水は鹿島のプレッシングを受けて中盤で劣勢に陥ってしまいました。
中盤が崩壊しているためか、清水の攻撃はロングボールがヨンセンなり岡崎なりに直接通った時になんとか形になるくらい。守っては鹿島にDFライン裏を徹底的に狙われてしまいました。結局のところ前半の鹿島の得点は小笠原CK→フェリペの1点に留まりましたが、その直前に興梠がDFライン裏に飛び出した場面は決定的。90分を通じて右SB市川が抉られまくりなのが気になりました。
ところが、清水がフォーメーションを4-1-2-3から4-2-2-2に変更した後半は中盤の形勢が逆転。主に左サイドに張った小野を軸に何度かチャンスを作り、小野→本田拓のフィードを受けたヨンセンがループシュートを決めて同点。この時間帯、鹿島が前半の出来から一変して、小野をあそこまで好きにやらせているのが不思議でした。
先制に成功した後の鹿島は当然のようにカウンター狙い。後半同点に追いつかれる前に、野沢が清水DFライン裏に飛び出してGKと一対一になる場面もあり、それを決めていれば鹿島楽勝だったはずでしたが・・・
しかし、それを決められなかったどころか同点に追い付かれ、並みのチームならそこから往々にしてガタガタになってしまうものですが、そこで鹿島が繰り出したのが本山。本山投入で形勢を再び五分に戻し、野沢のFK一発で再度リード。
一方清水は非常に不可解なことに攻撃のキーマンである小野を下げてしまいます。誰がどう見ても下げるのはこの試合を通じて何もしていないに等しい藤本だと思うのですが・・・ 自殺行為としか思えない選手交代で清水は終盤のパワープレーも虚しく敗戦。
後半の鹿島の出来はそれほど良いとは思いませんでしたが、流れを変えられる控え選手の存在と、苦しい時にセットプレーで点が取れるあたりが勝負強さなんでしょうなぁ・・・
<鹿島>
---興梠--大迫---
フェリペ--------野沢
---青木-小笠原---
宮崎-中田-伊野波-新井
-----曽ヶ端----
63分:フェリペ→本山
88分:新井場→當間
90+2分:大迫→遠藤
得点:26分 フェリペ、77分 野沢
<清水>
岡崎---四千---藤本
--山本真---小野--
-----本田-----
太田-ボスナ--岩下-市川
-----山本海----
67分:山本真→伊東
82分:小野→原
87分:本田→大前
得点:59分 ヨンセン
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小川町交差点下って東側路地入る。平日夜に1年半ぶりくらいの往訪。
先客7、後客1と繁盛しているのは結構なんですが、喫煙者がいるようで店内が煙臭いのなんの・・・さして広くもない店だけに至極残念。頼んだのは「支那そば(650円)」。
5席ほどのカウンターに大・小のテーブルが1卓ずつ。着席すると水とともに小梅が出てきます。
スープは鶏がらベース古典的な醤油ラーメン風ですが、表面の脂がかなり多め。かえしも特にこれといって変わったところはありません。
麺は細い縮れ麺。堅さは並。スープがよく絡みます。
具は味玉半個に青菜、メンマ、海苔。柔らかく煮込まれたチャーシューはやや醤油ダレに浸かりすぎた感がありますが、まずまず。
これで店が煙草臭くなければ文句ないんですが・・・
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東京 6:00 (のぞみ7号 786-7) 8:25 新大阪
新大阪 8:30 (1114B モハ207-510) 8:44 茨木
朝からビールのアテ代わりになる駅弁ということで、東京駅・新幹線ホーム内の売店で「あぶり鯖・穴子・たこ 三役揃い踏み」という押し寿司を購入。
横浜・保土ヶ谷のイズミ食品が製造したもので、伝統的な駅弁業者ではなく、JR系の会社でもないのに東京駅に販路を持っている経緯は不明。
押し寿司は二重三重に包装されています。味わいを保つには必要不可欠なんでしょうが、食べるとなるとかなり面倒。
あぶり鯖は文句なしに美味いと思いましたが、穴子は押し寿司にするとふっくら感がなくなるためイマイチ。たこに至って薄い割にはやたら堅くて全くいいところなし。
穴子やたこはどちらかといえば瀬戸内海を中心とする西日本の食材で、横浜の業者に多くを期待するほうがおかしいのかもしれませんが。
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ようやくベストメンバーが揃い、ついにガンバ撃破と勢い込んで万博へ乗り込んだものの、結果は完敗。敗残兵どもは悲しい記憶をかき消すために、大阪屈指のディープな街「十三」へ繰り出しました。
大阪育ちのワシ的には、十三って鶴橋や新世界と並んで「行ったらあかん」ところだと親に聞かされていたのですが、今やこんな姿になってしまいました・・・(´・ω・`)
頼むもの頼むもの、間髪を入れず出てきます。
フツーの人がフツーに飲んでいる時間帯なので、店内は特に変わった様子はありません。隣の店は朝から開いていて、朝から飲んでいる人はフツーじゃないのでかなり異様らしんですが(笑)
どて焼きとか
牛刺しとか
子持ちしゃことか
もうたまりまへんなぁ・・・
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目黒駅西口から権之助坂を下って目黒新橋の手前。商店街のアーケードも尽きようとするくらいのところに位置。開店5分くらい前に到着しましたが、既に行列2。そのまま開店となり、後客7。
券売機のボタンは「つけ麺」が先頭でしたが、「中華そば・大(750円)」を注文。並と大は同値段ですが、中華そばのほうは量が明記されず。他に1日15食限定の「焼きあじ中華そば」や新作の「肉らーめん」といったメニューも。
店内はL字型カウンター9席。店奥に2Fへの階段があり、トイレの案内が出ていますが、客席として使用しようしているのかどうかは不明。厨房内には2名の若者。
丼はごくごくありきたりなラーメン丼で登場。
超濃厚を売り物にしている店で、スープ割りも可。確かに粘度は相当高めですが、麺を食べる際に最初からスープ割りが必要となるほどしょっぱいわけではなく、普通に食べ進められます。味が濃厚というよりは節系を中心とする魚介系の出汁が濃厚といったほうが妥当かも。動物系の出汁も合わさっていますが、どろどろスープの割りにはさほどくどさも感じず。
麺は断面が角ばった感じの太麺で堅めの茹で上がり。スープとの相性を考えればこれしかありません。米粉入りとのことですが、言われなかったら判らなかったかも。大盛にしてもらいましたがさほど多くは感じず。また麺だけ増えてスープが不足気味といったアンバランス感も特になし。
チャーシューは脂身がほとんどないのは良いとしてもかなり堅くてイマイチ。メンマは歯ごたえがコリコリして気に入りました。他にナルト、刻み玉ねぎ、青ネギ。スープが濃厚すぎてネギも玉ねぎも薬味としては役に立っていないような・・・食感を楽しめるにしても。
さすがにスープをこのまま飲むのは躊躇われるのでスープ割りにしましたが、スープ割りにしてしまうと一般的な動物魚介とさほど変わらない印象。なおスープ割りは小さな器で登場。
隣の客が食べていた「焼きあじ中華そば」が面白そうだったので、また再訪します。
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1-1で90分を終えて、無念のPK負け。
但し、終盤は押せ押せになったとはいえ概して試合内容は芳しいものではありませんでした。またPK戦もきっちりGKにコースを読みきられたあげく3本も止められてしまい、くじ引きではなく極めて順当なPK戦敗戦だったかと。
カップ戦、リーグ戦、そして全女と全て準優勝。今年は肝心の試合、観客の多い試合に悉く敗れてしまいました。特に全女は宿敵ベレーザが常盤木に破れる大波乱があったため、浦和優勝の絶好機でしたが、その好機を生かせず。
---北本--荒川---
堂園--------岩倉
---藤田--柳田---
竹山-熊谷--矢野-土橋
-----山郷-----
66分:竹山→西田
得点:68分 堂園
今年の全女は準決勝まで一試合も見なかったので、これまでの試合内容は全くわかりませんが、面子を見るとボランチの庭田が不在で藤田を起用。また竹山が左SBに復帰して、熊谷がCBに戻っています。
これまでの出来はともかく、この試合についていえば竹山・藤田といった若い2人の不出来が浦和苦戦の主因になってしまいました。もっとも2人に責任を押し付けるのは妥当ではなく、前半の浦和は出足も連携も神戸に完敗。ここ一番にも関わらず、悪い意味で普段着モードで試合に入り、それがPK戦にもつれ込む結果に繋がってしまったような印象を受けました。
神戸は立ち上がりからDFラインを積極的に押し上げて、コンパクトな陣形で浦和に激しくプレッシング。浦和はそのプレスにたじたじとなってボールを繋げずに大苦戦。浦和は藤田がボールを持ったところをかなり狙われていたように窺えました。相手が激しくプレスをかけてくるとボールがなかなか落ち着かないのはリーグ戦でもよく見られた光景で、結局ボールを落ち着かせられる高橋が引退した穴が埋まらないまま一年を終えてしまったような・・・
逆に神戸はボールを奪うと縦に速い攻撃を仕掛けてサイドからクロス。攻撃パターンは限られていますが、中盤で劣勢に陥った浦和は両サイドとも危険な状態に陥り、特に竹山のポジショニングが怪しげで何度も絶好機を作られてしまいました。浦和の失点は結果的にセットプレーからの1点だけでしたが、前半はヒヤっとする場面の連続。
但し神戸の猛プレスも90分持つわけがなく、後半はパスミスが増えて攻撃の怖さが半減。神戸のプレスが甘くなって荒川のポストプレーが活きだした後半15分くらいから浦和が猛反撃。FW荒川のポストプレーを受けて左サイドから飛び出したSH堂園が豪快な一発を決めて同点。さらにボールを回して神戸をゴール前にくぎ付けにし、またもは堂園が豪快なダイレクトボレーを放ったもののGK正面。竹山→西田で熊谷が左SBに回り、左サイドの守備が多少改善されたのが堂園大爆発の遠因だと思います。
残念なのは右サイドが最後まで不発だったこと。SH岩倉が何度かフリーでボールをもらいながら、対面のSBとの1対1で完敗。SB土橋に至っては全くといっていいほど攻撃に絡めず。土橋は故障明けでコンディションが万全でないのかもしれませんが。
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徳島ラーメンの人気店「ラーメン東大」が京都駅ビルJR伊勢丹の10階にある「京都拉麺小路」の一角に出店しているのを知って、旅行帰りに往訪。
店外の券売機で「肉入りらーめん・並(700円)」と「ライス・中(150円)」を注文。
店内は10数席分ある島式カウンターを中心にカウンター主体。4人掛けテーブルも3、4卓。
らーめんが出てくるより随分先にライスを持ってきましたが、ライスをどうせーっちゅーねん? 冷めるだけやん・・・
徳島ラーメンって量が少ない印象があったのですが、並でも十分な大きさで出てきました。
卓上の生卵は無料サービス。割りいれるとビジュアルが引き締まります。
麺はやや細めで緩く縮れていますが、なにせやたら脂っぽくて、しかも飲むにはしょっぱすぎるとんこつ醤油スープに圧倒されて良くも悪くも麺の印象はあまり残りません。
しかし、この癖の強いスープといい、砂糖入りのすき焼きのようにかなり甘ったるく煮込まれた豚すじ肉といい、これらがご飯のおかずにはぴったりなんですな。ただらーめん(並)の肉の量だとライス(中)はやや多すぎた感がありましたが。
ラーメン単体としての評価は微妙だけれども、ご飯のおかずとしては高得点。そんな徳島ラーメンのイメージは良くも悪くも微塵も揺るぐことなし。
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(西九州の温泉巡り(3)から続く)
嬉野温泉からJRバス→JR大村線と乗り継いで長崎に到着した頃には、夜中になってしまいました。
晩飯にと中華街へと繰り出しましたが、いつ来ても長崎の中華街はしょぼいですな。中華街というより「中華通り」といったほうが実態に近いような・・・ しかも十字をなす「中華通り」のうち賑やかなのは北側だけ。
しかも観光シーズンとは言いがたいためか、人通りも少なく、北門脇の2大店だけがやたら賑わっているだけで、他の店はほとんど人が入っていないし・・・・
往訪したのは「京華園」。早速「ちゃんぽん(800円)」を注文。御立派な中華料理店でちゃんぽんだけというのは少々気がひけますが、夜はそんなに食えんし・・・
スープはトンコツ+鶏がら。かなりあっさり目で、癖がなくて万人向けなんでしょうけど、なんとなく物足りない気も。具に小さいながらイカやカキが入っていました。
翌日は長崎の定番中の定番というか、まるで修学旅行生みたいなルートで観光して回りましたが、そんなもんの詳説をしても仕方がないので割愛。
眼鏡橋にほど近いところにある飾り気の無い、街の食堂風のちゃんぽん屋「共楽園」を往訪。「ちゃんぽん(700円)」也。中華街より100円安いです。
店内は4人掛けテーブルが2卓と2人掛けが1卓、そしてカウンター5席だけかと思ったのですが、意外に奥行きが深い店で店奥に小さなカウンターと丸テーブルがありました。
家族経営っぽい店ですが先客4、後客4とまずまずの繁盛振り。
鶏がら主体で「京華園」よりも一段とあっさり。具にアサリやイカが入っていました。
場数をこなしているわけではないのに暴論を吐くのもどうかと我ながら思いますが、「ちゃんぽんはリンガーハットで十分」というのは当たらずといえども遠からずなような・・・
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千代田線湯島駅から春日通を東へ進んですぐ。御徒町駅からだと「六代目けいすけ」の先。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客3。
もともと「火の国らーめん てっぺん」があったところで、入口上の大看板を含め、依然として「てっぺん」時代の名残がちらほら。店先の歩道で3、4人の男が何をする風でもなくずっとたむろしていて、しかも時折店に入ってくるのが非常に気になりましたが、てっぺんFC本部の人が様子を見に来たのかもしれません。
入口脇の券売機で「ブタキムチラーメン(650円)」を注文。他に「とんこつ」や「味噌」も用意。
とんこつ臭が漂う店内はI字型カウンターが厨房に沿って5+6席。さらに入口脇に2人掛けテーブルが1卓。厨房内にはスタッフが一人しかいませんでしたが、この時間帯は客入りが良くないのかなぁ?
麺の上にはモヤシ、キャベツ、白菜、ニラ、ニンジン、玉ねぎ、豚肉等の炒め物がどっさり、さらにその上に辛味噌(といっても甘めですが)で和えた挽き肉が少々。コチュジャンや豆板醤でピリ辛に仕上げてはいるものの、名称に反してキムチは入っていないとの話を耳にしていましたが、確かにキムチらしきものは確認できず。スープのベースはとんこつなんでしょうが、あまり深みは感じません。スープの中にはスライスされたニンニクも少々。
「浅草開化楼」の麺箱が見える麺は並太縮れ麺。玉子麺とのこと。かなり堅めの茹で上がりで、少々ざらざらした食感。スープの絡みは良いとは言い難いのですが、炒め物を絡めながら食べるには悪くありません。
店の外観、内装、そして出てきた一品とどこからどうみてもチープ感は否めませんが、期待値が低かったせいか、値段を考えればそれなりに満足。
問題は近隣の日高屋とおもっきり競合しそうな点ですが・・・
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(前半)
小笠原CK→フェリペで鹿島先制。清水は中盤が劣勢でロングボールが直接四千なり岡崎なりに入った時しかチャンスにならない。
鹿島はサイドから清水DFラインの裏狙い。主力を何人か欠いているが、選手の連動は失われず。
継続は力なりやね(´・ω・`)
(後半)
中盤の形勢が逆転。清水はフォーメーションをいじったか、サイドに張った小野を軸にチャンスメーク。
二三度あったチャンスを四千がようやく決めて同点。
しかし鹿島はしんどい時間帯を凌いで、野沢がFK一発。
あとは鹿島がカウンターをちらつかせながら逃げ切り。
清水はノーチャンスではなかったが前半が悪すぎ。
健太は無冠で終了。
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銀座線末広町駅から蔵前橋通りを西へ、妻恋坂交差点を南へ下がってすぐ。平日夜に往訪。先客3、後客4。神保町店には2年前に往訪しましたが、秋葉原店は初めて。
つけそばが売り物の店ですが、あえて「中華そば(750円」を注文。ランチタイムにはつけそばしか出しておらず、ラーメンは14時半からの提供。なお中華そばは醤油と塩がありましたが、今回は醤油で。
券売機は入口からは死角になる階段上り口脇に据えつけられています。
店内はJ字型カウンターが15席ほどと4人掛けテーブルが2卓。厨房は店奥にあって様子は窺えませんでしたが、店の規模の割りにはスタッフは少なそう。水もセルフ。
スープは動物系を主体に魚介系を少しあわせたような感じ。わずかにとろみがついていますが脂っぽさ、くどさはさほど感じず。魚粉もほとんど目だたず、良く言えば万人向け、悪く言えば何の特徴もないぼやっとした出来。
つるつるした食感の麺は細めで緩い縮れ入り。スープが濃厚というわけではないので、やや柔らか目の細めの麺でも悪くはありません。つけそばとは全く別の麺を使っている辺り、「中華そば」を片手間でやっているわけではなさそう。
薄いチャーシューが3枚ばかり入っていましたが脂だらけで話にならず。他に穂先メンマ、刻みネギ、海苔。
チャーシューは論外として、つけそばが売りの店にしてはラーメンの出来はまずまずと思いましたが、コストパフォーマンスは良いとは言い難いような・・・
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