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2011.01.06

【観戦記】天皇杯決勝:鹿島 2-1 清水

今更感が漂いまくりで恐縮ですが、天皇杯決勝の観戦記をば。

実力差はそれほどないけれども、ゲームの入り方に失敗したチームが負けてしまったという点では、その前のINACvs浦和とそっくり。

清水は長谷川健太監督の下、天皇杯で2回、ナビスコ杯で1回決勝に進出しながらも一度もタイトルを取れず。その間リーグ戦では一度もACL圏に進んだことがないので実力不足といってしまえばそれまでですが、「ここ一番」では無類の強さを発揮する鹿島を前に漫然と試合に入ってしまったかのような前半が、清水がタイトルから遠ざかっている原因を如実に表している感がありました。

決勝の面子を見ると鹿島はマルキーニョス、ジウトン、岩政を欠いている一方、清水は兵働を欠いているくらいでほぼフルメンバー。ところがその兵働を欠いたのが響いたのか、前半の清水は鹿島のプレッシングを受けて中盤で劣勢に陥ってしまいました。

中盤が崩壊しているためか、清水の攻撃はロングボールがヨンセンなり岡崎なりに直接通った時になんとか形になるくらい。守っては鹿島にDFライン裏を徹底的に狙われてしまいました。結局のところ前半の鹿島の得点は小笠原CK→フェリペの1点に留まりましたが、その直前に興梠がDFライン裏に飛び出した場面は決定的。90分を通じて右SB市川が抉られまくりなのが気になりました。

ところが、清水がフォーメーションを4-1-2-3から4-2-2-2に変更した後半は中盤の形勢が逆転。主に左サイドに張った小野を軸に何度かチャンスを作り、小野→本田拓のフィードを受けたヨンセンがループシュートを決めて同点。この時間帯、鹿島が前半の出来から一変して、小野をあそこまで好きにやらせているのが不思議でした。

先制に成功した後の鹿島は当然のようにカウンター狙い。後半同点に追いつかれる前に、野沢が清水DFライン裏に飛び出してGKと一対一になる場面もあり、それを決めていれば鹿島楽勝だったはずでしたが・・・

しかし、それを決められなかったどころか同点に追い付かれ、並みのチームならそこから往々にしてガタガタになってしまうものですが、そこで鹿島が繰り出したのが本山。本山投入で形勢を再び五分に戻し、野沢のFK一発で再度リード。

一方清水は非常に不可解なことに攻撃のキーマンである小野を下げてしまいます。誰がどう見ても下げるのはこの試合を通じて何もしていないに等しい藤本だと思うのですが・・・ 自殺行為としか思えない選手交代で清水は終盤のパワープレーも虚しく敗戦。

後半の鹿島の出来はそれほど良いとは思いませんでしたが、流れを変えられる控え選手の存在と、苦しい時にセットプレーで点が取れるあたりが勝負強さなんでしょうなぁ・・・

<鹿島>

---興梠--大迫---
フェリペ--------野沢
---青木-小笠原---
宮崎-中田-伊野波-新井
-----曽ヶ端----

63分:フェリペ→本山
88分:新井場→當間
90+2分:大迫→遠藤

得点:26分 フェリペ、77分 野沢

<清水>

岡崎---四千---藤本
--山本真---小野--
-----本田-----
太田-ボスナ--岩下-市川
-----山本海----

67分:山本真→伊東
82分:小野→原
87分:本田→大前

得点:59分 ヨンセン

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