富山周遊(1):セントラム試乗
2009年12月に開業した富山地鉄市内線の環状線、通称「セントラム」に試乗してきました。
大宮 7:26 (MAXとき303号 E459-214) 8:11 越後湯沢
越後湯沢 8:20 (はくたか2号 サハ681-205) 10:15 富山
富山市は市街中心部の再活性化策の一環として路面電車の活用に取り組んでおり、旧JR富山港線を転換して出来た「ポートラム」がその嚆矢で、今般の「セントラム」は第2弾。
富山駅は北陸新幹線乗り入れに伴い高架化される予定で、高架化工事完了後に、富山駅の北側にあるポートラムと南側にあるセントラムを接続し、直通運転を行うことが計画されています。
富山駅ともともと富山一の繁華街だった総曲輪(そうがわ)周辺を半時計回りに10分おきに巡回。
一周20分なので車両は3編成あれば十分で、白、銀、黒に色分け。もっとも乗ったのは3回とも白でしたが。車両は「ポートラム」と全く同じ。
富山城址に近い丸の内でいったん下車。天守らしきものが見えますが、史料上天守の存在は確認されておらず、いわばパチモノ。
富山・総曲輪で唯一残った百貨店「富山大和」前を走る黒バージョン。目の前に電停が出来ましたからセントラムの恩恵を最も受けたかも。
残念ながら富山の中心部は空洞化が進みまくっていて、閉店後もテナントが入らず、野ざらしになっているビルがやたら目立ちました。「セントラム」が再活性化の起爆剤たりうるかどうか・・・
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