« 2010年暮れのG大阪(4):中山寺 | トップページ | 【閉店】とろ丸@新橋 »

2011.01.10

【TV観戦記】日本 1-1 ヨルダン

 赤サポ的には見慣れた場面の連続。最後の最後で「大作戦」を敢行して同点に追いつき、最悪の事態だけは回避できたところだけが浦和とは違うといっても過言はないかもしれません。

・一方的にボールを支配している割には決定機は僅少。
・相手の守備ブロックの前でボールをぐるぐる回すだけで、なかなか相手の急所に縦パスが入らない。
・盛んにサイド攻撃を仕掛けるも、クロスの質が劣悪で誰にも合わずに逆サイドへボールが転々・・・
・CKが全くチャンスにならない。
・ようやく掴んだ僅かな決定機も決められず。
・相手の攻撃は単発的なカウンターしかないのに守備陣が慌ててしまって失点。

とまぁこれでもかこれでもかと「ふだん着の浦和」な試合だったわけですが、10月に韓国と親善試合をやってからほぼ3ヶ月ぶりの試合。練習期間は短く、年末年始にちょこっと集まっただけ。リーグ戦真っ最中の者や天皇杯が終ったばかりの者もいれば、オフに突入して久しい者もいてコンディションもばらばら。さらに前2戦とは打って変わって守備的な相手との対戦。監督就任わずか3試合目にして「本番」を迎えるザッケローニには気の毒な条件が揃いまくったような気もします。

従ってグループリーグは半ば調整期間で、内容ぐだぐだだろうが何だろうか、2位通過であってもとにかくグループリーグ突破という結果だけ残せば問題ありません。国際舞台ではほとんど実績のないヨルダン相手に引き分けで少々がっかりなのも正直なところですが、日本は尻上がりに調子が良くなるものと前向きというか希望的観測をもってすれば初戦引き分けはまずまずといっても差し支えないでしょう。

いかにも整備途上然とした日本とは対照的にヨルダンの守備は実に見事でした。DFラインを押し上げてコンパクトな陣形を維持しながらセンターライン付近から積極的にプレッシング。日本はパスを回しながらヨルダンのプレスをかわし、不用意にボールを失う場面はありませんでしたが、効果的な組み立てもできず。ヨルダンがバテバテになった後半半ば以降になってようやく日本の攻撃が様になりはじめましたが、シュートは悉く枠を捉えきれず。

反省点の多い試合でしたが、最悪の結果でもなく、監督が次戦で修正してくれることを期待します。

-----前田-----
香川---本田圭--松井
---遠藤-長谷部---
長友-今野--吉田-内田
-----川島-----

HT:前田→李
58分:松井→岡崎
90分:本田圭→藤本

得点:90+2分 吉田

 スタメンは韓国戦からGK(西川→川島)とCB(栗原→吉田)を入れ替えただけでノーサプライズ。しかし、全くの初顔合わせというわけでもないのに、この布陣はあまり機能しませんでした。

 お話しにならないのは前田と松井。本田圭もトップ下としての適性に疑問符が付く出来で、前田とのコンビネーションもあって無きが如し。このままだと茸に代わって「固定式砲台」の汚名を襲名しそうですな・・・香川がトップ下に入ったほうがはるかにマシ。

 遠藤も浦和戦での活躍が幻にすら思えるほどの大不振。基本的に長谷部が前に出て再三攻撃に絡み、遠藤が後ろに控えるような格好でしたが、そういう使い方だと遠藤の守備の軽さが目立ちます。前半終了間際の日本の失点も遠藤が不用意に飛び込んであっさり交わされたのが全て。この調子だと遠藤が代表スタメンの座を失うのはそう遠い先の話ではなさそう。

 前半の前田の出来を見ればハーフタイムで李に代えられてしまうのは致し方ないかなと思いましたが、李の出来は前田よりもさらに悲惨。総じてボールが足に付かない印象で、全く何もしない(「できない」ではなく)まま試合終了。森本が欠場している現在、当面FWの人選には悩まされそう。

 誰とも噛みあわず、自己満足的なプレーを繰り返す松井に代えて投入された岡崎は及第点。次戦シリア戦ではスタメン起用されて然るべきかと。

|

« 2010年暮れのG大阪(4):中山寺 | トップページ | 【閉店】とろ丸@新橋 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17585/50542838

この記事へのトラックバック一覧です: 【TV観戦記】日本 1-1 ヨルダン:

« 2010年暮れのG大阪(4):中山寺 | トップページ | 【閉店】とろ丸@新橋 »