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2011.02.28

喜楽@渋谷

 渋谷道玄坂から百軒通りに入ってすぐ。風俗街のど真ん中で、斜向いに「道頓堀劇場」。日曜昼に往訪。渋谷の老舗中の老舗ですが、前回来たのはいつだったか思い出せないほど久しぶりの往訪。

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 店に到着したのは開店直後だったはずですが、すでに1F(カウンター6~7席くらい)は満席。2Fに案内されましたがそこも8割の入りと、開店前から随分並んでいた様子。その後も続々と客がやって来て食べ終わった頃には2Fに6~7人の待ち客。店外にも行列5~6人。客層も老若男女実に幅広いのが特徴。2Fは大小のテーブルがぎっしりと置かれ、20人くらいのキャパでしょうか?

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 昼時は当然のように相席。店員がこまめに注文を取って回り、「もやし麺(750円)」を注文。隣のオッサンは炒飯&餃子でビールを飲んでいましたが・・・

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 「もやし麺」と称していますが、実態としては中華麺の上に肉野菜炒めをどっさり乗せたような格好。もっとも極端にもやしが多く、極端に肉が少ない「肉野菜炒め」ですが、ニラやニンジン、そしてほんの少しの豚肉が、ともすれば単調になりがちなもやしの味を救っています。

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 スープはこの炒め物のために表面の脂が目立ちがちですが、それを割り引けばすっきりした古典的な醤油味。焦がしネギが良いアクセントに。

 麺は太いストレート麺で、つるつる、もちもちとした食感。スープと合わせるにはもうちょっと細い麺でも良さそうなものですが、炒め物と一緒に食べると実に良い感じ。

 これといった面白さはありませんが、食べ手を選ばないラーメンは安心感があっていいですね。

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【観戦記】栃木 0-1 浦和

 終盤栃木の運動量がやや落ちたところで原口→高崎のゴールが決まって勝つには勝ちましたが、試合内容はPSM3試合で最悪。攻めては栃木の守備ブロックをほとんど崩せず、守っては何度も決定機を許す始末で、栃木に決定力があれば惨敗していた試合でした。

 栃木の守備力はおそらくJ1でも十二分に通用し、新外国人トリポジが期待通りの活躍を見せさえすればJ1昇格もありうるだけの力を持っていると思います。

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 浦和は新外国人マゾーラがついにスタメンデビュー。大宮戦で垣間見せてくれた実力を栃木相手に爆発させてくれるだろうと期待したのですが完全に不発。っちゅーか、どう見ても相手ナメすぎでしょう、マゾーラ。栃木は4人×2列のきれいなブロックで浦和にスペースを与えず、マゾーラに出たボールへはSBとSHの2人できっちり対応。

 マゾーラは2人に囲まれても無理やり抜きにかかってボールロストの繰り返し。敵陣深い位置で仕掛けるならまだしも、自陣深い位置でもドリブルを仕掛けようとするのはチームにとって迷惑千万。これじゃスタメンは当面無理で、今のところは相手がバテてきた時の切り札としてしか使い道がないでしょう。

 マゾーラに相手を引きつけて逆サイドの達也を使えれば面白いのですが、それ以前にマゾーラがボールを失いまくる上に、たまに達也へボールが回ってもこれまた何も出来ず。浦和がボールを振ったところで栃木はブロック全体がスライドしてきっちり対応してくるのでサイドでの1対1がなかなかできないんですなぁ・・・栃木のシステマティックな守備はさぼる選手が一人でもいたら破綻してしまうのでしんどいでしょうけど。

 この日の前半で面白かったのは前2戦から一転してSBの攻撃参加が目立ったこと。SH、SB、そしてマルシオあたりまで加わってのパス回しには前年の残り香を漂わせていましたが局面打開には至らず。狭いところでボールを回してから逆サイドへの展開という、フィンケのやりたいサッカーとペトロのやりたいサッカーのアウフヘーベンってまだないのよね・・・ で、決定機どころかシュートらしいシュートもなく前半終了。

 攻撃の形が全く出来なかった以上に腹立たしかったのは序盤のミス続出。特に柏木のバックパスがそのままFWロボに渡ってしまう大失態にはペトロのお仕置きが下っていることでしょう。スローインをいきなり相手に奪われてカウンターを食らうって90年代の浦和でよく見た光景も再現・・・・

 この日の柏木の出来は最悪で、出しどころを探しているうちに栃木のプレス網に引っ掛かってボールを失う場面もしばしば。柏木のみならず、マルシオへボールが入ったところも栃木のプレス網に徹底的に狙われてしまいました。

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 何の役にも立たないどころか、チームの足を引っ張りまくったマゾーラを前半で諦めて原口を投入したのは当然。原口は投入直後に一通り見せ場を作ったものの、その後しばらくフェードアウト。後半は柏木の位置を上げて4-1-4-1ないし4-1-2-3っぽい形に変えてきましたが、これが失敗で後半は栃木の攻勢を許す結果に。

 前半の栃木はマゾーラや柏木からボールを奪ってもそこから前線まで繋げずに苦心していましたが、浦和がフォーメーションを変えたことで一転して中盤で優位に立ち、ボールを繋いでの攻撃が出来るようになりました。エリア前へのこぼれ玉に反応した河原が強烈なシュートを放ったのを皮切りに、栃木が怒涛の攻勢。

 浦和の守備は栃木と好対照。ボールホルダーに対して一人が追いかけるだけで他の選手との連動性が乏しく、全くといっていいほど「網」を形成していません。両サイドに選手が張りがちで選手間の距離が遠いせいだと思いますが、昨年の遺産はものの見事に雲散霧消。栃木クラスですらボールを繋がれてしまいます。またSHがそれほど積極的に守備に関わらないためかSBはしばしば一対一を強いられてしまいます。

 栃木の右サイドから大きく左に振っての決定機が後半何度か見られましたが、浦和のやりたい攻撃を栃木にやられているようでもあり・・・そしてその攻撃でやられまくる平川にも困ったものですが、組織的な対応が全く出来ない浦和は相当やばい状態のような・・・ この試合無失点で済んだのはひとえに栃木のシュート精度のなさのおかげ。クロスバーにも助けられました。攻撃以上に守備の立て直しのほうが難しそう。

 後半の浦和の攻撃は徹頭徹尾原口頼み。後半早い時間帯に達也→セル、柏木→高崎と代え4-2-2-2にシフト(マルシオがボランチへ)しましたが、困ったことにセルが何の役にも立たず。強引なドリブル突破を試みて潰されるばかり。中盤の優位性を失ったためか、SBの攻撃参加は全くといっていいほどなくなってしまい、SHの個人的な頑張りに全権委任になってしまいました。

 ところが、栃木もさすがに終盤は運動量が落ち、原口が3人をひきつけてからのクロスに高崎が飛び込んでゴール!高崎はその前にも惜しい場面があり、「大原得点王」は伊達ではないことを証明。また2トップになってからのエジは潰れ役としてそれなりに機能しており、少なくとも大宮戦よりは状態が上向きの様子。

 先制した後もつまらないミスから決定機を許すなど、最後までぱっとしない内容で試合終了。先日の"Talk on together"では社長が「目標は優勝」と高らかに宣言したそうですが、それは絵空事でしかないのを実感したお寒い試合でした。

 松田監督3年目でJ1昇格を掲げる栃木の目標設定が極めて妥当かつ現実的なのと好対照。昨年までとはほぼ真逆のサッカーをやっている以上、混戦の中でACL圏に届けば御の字で、現実的な目標は「J1残留」でしょうなぁ・・・

 「継続」を諦めてしまった浦和が踏み入れるべくして踏み入れてしまった棘の道。傷つき、血まみれになっても目標に辿り着こうという強い意志がこのクラブにあるのでしょうか?

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-----エジ-----
マゾ---丸塩---達也
---柏木--啓太---
宇賀神-永田-摩周-平川
-----山岸-----

HT:マゾーラ→原口
60分:柏木→セル
60分:達也→高崎
87分:マルシオ→青山

得点:74分 高崎

 お寒い試合内容の中で収穫だったのは両CB。怪我明けのスピラは試合感がないためか、相手に絡まれて小さなミスもありましたが、永田は90分やって満点といって差し支えない出来。中盤でろくにプレスも掛からず、両SBの守備も心もとない状態で、両CBにかかる負担は甚大になりそうですが・・・

 マルシオと柏木をIHに配した4-1-4-1は机上論としては面白いのですが、アンカー啓太一人でバイタルエリアをケアするのは今日の試合を見る限り無理っぽいような・・・かとってマルシオをボランチに下げてしまうのは大駒の無駄遣いでもあり・・・

 達也もセルもチャンスメーカーとしては役に立ちませんでしたから、攻撃が左サイド一辺倒になるのを覚悟の上でマルシオを右SHに配し、エジ&高崎の2トップで4-2-2-2にシフトしたほうが攻守ともバランスがよさげ。でも、チームの作りはじめの段階でフォーメーションをいじくるようなことはやらんでしょうな、多分。

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---ロボ--チェ---
高木--------河原
---鈴木修-パウ---
那須-大久保-渡部-西澤
-----武田-----

HT:西澤→宇佐美
65分:河原→水沼
77分:チェ→トリポジ
84分:ロボ→廣瀬
84分:高木→杉本
88分:鈴木修→大和田

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2011.02.27

【閉店】中華そば 清水@堀切菖蒲園

 京成本線堀切菖蒲園駅前の通りを渡って北へすぐ。ラーメンのスープにうどんを入れた饂麺(うーめん)が有名な「糀や」が昼はメニューと屋号を変えて営業を始めたもの。平日昼に往訪。先客1、後客ゼロ。

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 メニューは中華そばとそのバリエーションのみで、基本の「中華そば(650円)」を注文。安いので量が少ないかもと思い、ライス(小・100円)も付けました。

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 店内はL字型カウンターのみ9席ですが、そこそこゆったり。厨房内には男女のスタッフ。兄ちゃんが赤、姉ちゃんが黒のTシャツ着用でしたが系列店「大」「天照」「糀や」のバックプリントが。水セルフ。

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 「糀や」のスープは魚介+とんこつベースのとろみがついたタイプでしたが、「清水」のスープは全く違っていて、塩ラーメンに見えるくらい透明度の高いタイプ。但し表面の脂が多いのとニンニクを少し効かせてあるため、あっさりというわけではありません。出汁は鶏ガラベースでしょうか?その旨味はそこそこ伝わってきましたが、食べ進むにつれてしょっぱく感じるようになるのは残念。

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 麺はやや太目の平打ちっぽい縮れ麺。つるつるした食感でスープの絡みも良好ですが、かなり堅めの仕上がりで噛み応えがあるため好みが分かれるかもしれません。個人的には非常に気に入りました。

 チャーシューは極薄。他に穂先メンマ、ナルト、刻みネギ、青菜。この具でライスを食べるのはちょっとしんどく、量が欲しいなら大盛りにすべきでしたが後の祭り。柚子は蛇足のような・・・

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2011.02.26

向島百花園

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向島百花園の梅が見頃を迎えています。

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ここに来るのは初めて。向島百花園って六義園や小石川後楽園のような大名屋敷の庭園じゃなくて、もともと民間人の庭園だったんですな。のちに東京市に譲渡され、東京大空襲で壊滅したものの、1949年に百花園として復興。

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最初は梅林だったためか、梅の種類が豊富。

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といっても、「百花園」なんでスイセンや福寿草など早春に咲く花々も楽しめます。

浅草観光のついでに立ち寄るにはやや距離があるのか、あるいは単に知名度が低いせいか、園内には観光客らしい人はほとんどいませんでしたが、花を愛でているのは爺さん婆さんばかりっちゅーのは気になります・・・

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龍が如し@草加

 草加駅西口から西へ。氷川神社(東)交差点そば。土曜日昼に往訪。先客ゼロ、後客2。

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 入口脇の券売機で「らーめん(650円)」を注文。他に「あっさりらーめん」「つけめん」を用意。食券を渡した際に店員から「こってりでよろしいでしょうか?」と聞かれましたが、「あっさり」のほうが売れ筋なのかな?

 店内はI字型カウンター9席。カウンターに魚介系の「かんづめ(200円)」が置いてあるのが珍しいのですが、おつまみにしては安っぽいっちゅーか、かんづめで飲むなら家帰って飲むほうがはるかに安上がりなのにね・・・厨房内にはスタッフが2人。厨房との仕切りがかなり高いので、スタッフはカウンターをぐるっと回って配膳。

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 茶濁したスープにほうれん草。そして太めの麺とぱっと見は家系のようですが内実は全く違いました。スープは濃厚豚骨を主体に魚粉で魚介風味を出したような感じ。かえしがきつくてご飯が欲しくなるほどしょっぱいのが難。レモンが添えてありますが、スープがこうもしょっぱいとあまり意味がないような・・・

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 麺は太めのストレート麺。つるつる、もちもちっとした食感でスープとの相性は良好。

 チャーシューもタレに浸かりすぎでスープ以上にしょっぱくて残念。他に海苔、メンマ、生姜。

 まぁ流行のタイプなので近所の方ならどうぞといったところでしょうか。

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2011.02.24

【閉店】旬麺しろ八@新宿御苑(3)

 丸の内線新宿御苑駅2番出口から東へ。新宿通りから1本北側へ入ってすぐ。平日夜に1年ぶりの再訪。今回は冬季限定の「味噌らーめん(780円)」を注文。今年の味噌は「ずいずいずっころばし」

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 店内はL字型カウンターのみ15席ほど。先客2、後客2。

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 味噌は白味噌主体なんでしょうか、やや甘ったるい感じ。味噌らーめんなのに胡麻ダレを舐めているような不思議な味わいがしましたが、この辺が今年の味噌「ずいずいずっころばし」の所以なんでしょう。辛くて、しかもやたら脂っぽい濃厚味噌が増える中で異彩を放っています。糸唐辛子がほんのちょっとアクセントに。難をいえば麺に比べるとスープの量が心持ち少ない気がします。

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 麺はやや太目の縮れ麺。かなり堅めの仕上がりで歯応え十分、しかもスープをしっかり受け止めてくれます。

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 今月の野菜は栃木産の「ちぢみほうれん草」。他に、ネギ、大根、もやし、そして切り昆布。柔らか目のチャーシューは食べているうちに型崩れしてスープに埋没してしまい、ちょっと勿体無かったかな?

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鳥栖2011(4・了):博多湯&鳥栖の食事情

鳥栖2011(3)から続く)

博多 8:34 (1385M クハ810-105) 8:52 二日市

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 飲みすぎでぼんやりした頭をシャキっとさせるには温泉が一番!というわけではないんですが、福岡近郊の温泉「二日市温泉」で開門までの時間をまったりと過ごしました。

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 今回入ったのは「博多湯」。対面の「御前湯」より風呂の規模はかなり小さいのですが源泉掛け流しが売り物。但し、冬はかけ流しだとぬるくなってしまい勝ちのようで、よく言えば長湯が楽しめ、悪く言えば温泉気分が盛り上がりません。でもぬるい割りには湯上り後の体は意外にもぽっかぽか。このあたりは泉質のよさのなせるわざでしょうか。

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 なお2Fは休憩室として開放。飲食物は売っておらず、持込も認めていないので純粋に風呂上り後にまったりしてゆくだけのスペースですが、たった300円で風呂上りに寝て過ごせるだけで大助かり。

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二日市 10:12 (3389M クモハ810-106) 10:27 鳥栖 *実際はダイヤより30分以上遅れ

 日豊本線で起きた事故の余波で鹿児島本線のダイヤも朝から乱れ気味でしたが、鳥栖行きにはさしたる支障なし。6番線ホームのうどん屋で鳥栖駅名物の「かしわうどん(320円)」を賞味。

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 うどんのコシがやや弱めなのが難ですが、出汁は文句なし!

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 うどんだけでは昼飯にはちょっと寂しいので鳥栖駅名物「焼麦弁当(700円)」も併せて購入。

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 焼麦は「しゃおまい」と読みますが、要はシュウマイ。これにかしわめしを添えたもので、かしわめしのおかずにして良し、ビールのアテにして良しの逸品。

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もっとも当日はビールを賞味するには寒すぎ、しかも弁当も冷えて固まってしまい、冷えても食べられるように濃い目の味付けで作ってあるとはいえ、コンディション不良で焼麦弁当の真価を発揮するには至らず。

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 ベアスタの売店で目を惹いたのは焼酎を何銘柄もずらりと並べてお湯割りを売っていたこと。このあたりはさすが九州!

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 売店でも焼麦やかしわめしを販売。

鳥栖 16:03 (4358M クハ813-108) 16:39 博多

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試合後は博多駅ビル内「博多めん街道」にある「博多一幸舎」へ。向いの「だるま」のほうが明らかに繁盛していましたが・・・

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「ラーメン(650円)」を麺堅めで注文。30席はあろうかと思われる大きなキャパを誇っていますが、作り手がそれに追いつかないのか、細麺でさっと出来上がるはずの博多ラーメンで待たされるのはかなり鬱。

卓上には高菜やしょうがが置いてありましたが、白ごまは見当たらず。

麺はまずまず。スープはとんこつ臭こそ本場風なんですがコクに乏しいような・・・ 高菜をぶちこんでなんとか完食。替玉は割愛。この出来ならわざわざ博多に来なくてもっちゅー感じ。 

博多 17:05 (福岡市交 モハ302-101) 17:10 福岡空港

福岡空港 18:40 (ANA266 747-400) 20:15 羽田空港

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2011.02.23

柏の葉2011

柏の葉に来たのは3度目。大雨でボールがまともに転がらない中、ストイチコフ一人にスキルの違いを見せつけられた、あのこけら落としの試合。そしてもう一回柏の試合を見たっきり。

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その時はまだつくばエクスプレスが走ってなくて、東武野田線江戸川台駅からてくてく歩き。見辛い上にアクセス劣悪と、悪評プンプンの柏の葉、別称「葉っぱ」ですが、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」が出来て多少アクセスがマシに。

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つくばエクスプレスの駅って原野の中に忽然と建っているイメージしかないんですが、駅周辺はそれなりに開発が進んでいました。でも商業施設が駅前にしかないっちゅーのは住んでると退屈やろうなぁ・・・

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「柏の葉キャンパス駅」の駅名は東大・柏の葉キャンパスがあることから来ているはずですが、より駅に近いところに千葉大もあるんですな。

公園の中へ入り、野球場の横を通ってスタジアムまで20分ほど。浦和美園~埼スタと似たような距離ですが、埼スタ以上に途中何もないので遠く感じます。駅ができても劇的に近くなったわけではないのでシャトルバスを利用する人も結構いましたが、バス待ちしている間に歩いたほうがよさげでもあり。

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徒歩であれ、シャトルバス利用であれ、最も便利なのはバックスタンド。メインスタンドはさらにスタジアムを半周しなければなりません。しかも行きはスタジアム沿いにぐるっと回れたのに、帰りはメインスタンド周辺の通行が規制され、公園の外周を回らされる羽目に(´・ω・`)

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陸上競技場兼用でピッチが遠い上に高さが全くなく、とにかく見辛いことで悪名高い「葉っぱ」ですが、それはゴール裏ないしバックスタンドのことであって、メインスタンドの上の方にいる分には「万博よりはだいぶマシ」といった印象。大きな屋根にすっぽり覆われていることを考え合わせると「万博よりもはるかにマシ」といって差し支えないかと。

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でも今時オーロラビジョンどころか電光掲示板もなく、時計とスコアしかないスタジアムってそうそうないで・・・

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2011.02.22

五ノ神製作所@新宿

 新宿高島屋から明治通りを挟んだ向かい辺り。但し、店は明治通りに面しているどころか、大きな建物を挟んで新宿御苑側に入った路地の一角にあり、しかも外灯をかなり落としているので店の近くまで来てもかなり判りにくいかも。平日夜に往訪。

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 看板に海老をあしらってあることで判るように、店内は海老の香りで一杯。券売機で「海老つけ麺(750円)」を注文。なお麺は270gあるので、小盛りも可能とのこと。大盛+100円。他に「海老味噌つけ麺」「海老トマトつけ麺」といったメニューも。

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 先客13と大賑わいでしたが、食べているのはなんと一人だけ。後の12人は出来上がり待ちだったのでオペレーションが滅茶苦茶悪いのかもとぎょっとしたのですが、たまたまそういう巡り会わせだっただけでオペレーションに特に問題はなく、2ロット目に無事出てきました。後客は5~6人。厨房内にはスタッフが3人。うち一人は店奥でずっと洗い物をしていて音はすれども姿は見えず。

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 粘度強めのつけ汁は当然ながら海老の出汁が効いているものの、動物系出汁とのバランスが非常に良い様子。最後まで生臭さ、えぐみといったものを感じることなく、しかも動物系の脂っぽさを感じさせることもなし。

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 中に大ぶりかつ三角形のメンマが入っています。かなり堅くて最初はなんじゃこれ?と思いましたが、麺にのせてあるキャベツ共々、野菜類の歯応えがともすれば後半飽きがちになる濃厚つけ麺を救っているような気も。他にチャーシューや刻みネギ。底のほうにはちょっと生姜を効かせているのかな?

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 灰褐色の麺は四角い断面の太麺。冷水でしっかり締めてあり、かなり堅めの歯応え。見た目や歯応えはつけ麺というより田舎蕎麦に近いような感じですが、濃厚つけ汁との愛称は言うこと無し。ただ如何せん冷たいので、極寒期に食べるのはちょっとしんどかったです(苦笑)

 つけ汁・麺とも文句なし。暑くなったら再訪します。

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【観戦記】柏 0-1 千葉

 「さいたまシティカップ」はテレ玉で中継があることが判ったため、面倒なチケ取りをさっさと放棄して「ちばぎんカップ」を観戦。

 結果はほとんど攻撃の形を作れず、終始押されっぱなしの千葉がPKを得て先制し、そのまま逃げ切り勝ち。まぁ世界三大カップのうちの一つと称される「ちばぎんカップ」なので勝つに越したことはないんですが、千葉のほうは見所が少なかったような・・・ 残念ながら第三者的には退屈な試合でした。

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 この試合、半ば以上「Jリーグ史上最長身204cm」を誇るオーロイを見に行ったようなものですが、超高々度からヘディングシュートをドッカーン!!!なんて漫画みたいな場面は最後まで見られず。

 ポストプレーはしっかりこなしているのですが、オーロイと周囲の選手の連携がメロメロで、オーロイがハイボールに競り勝ったところで、ボールを落としたところに誰もいない場面が前半は頻出。後半は米倉との距離感が多少マシになりましたが、中盤で柏にボロ負けしていることもあって攻撃の形を作るには至らず。

 千葉の攻撃は今の浦和と似ていて、両サイドに張ったSHを軸としたサイド攻撃が主体。但し、SHが相手のサイドを深く抉るなんてことはほとんど期待されておらず、早めにオーロイに放り込んでくる感じ。もっともそのクロスの精度が劣悪な上に、オーロイに渡ったところでフォローが遅くてその先がありません。セットプレーで見せ場があるかと思ったのですが、あんまり良いキッカーがいないのか、これといったチャンスは作れず。

 一方柏はブラジル人3人の個人技と連携の良さから中盤を一方的に支配。千葉もなんとか中盤でボールを取りに行こうとはしていましたが、個人技であっさり交わされる場面もしばしば。

 ところが柏が攻撃に手数をかけているうちに千葉の守備陣が引いてしまって、前半は立ち上がりにCKからビッグチャンスを得た他は、ワグネル→ホジェルの絶好機(シュートはバーの上)があったくらい。また昨年は不発だったらしいホジェルはポストプレーヤーとしてはそれなりに機能していましたが、シュートが下手なのかなぁ・・・

 さらに先制された直後から猛攻を仕掛けましたが、途中で左SHに投入された大津のクロス→レアンドロのシュートがバーを叩いたのが惜しかったくらいで、シュートは放てどもベタ引きの千葉守備陣を崩しきれず。

 攻撃がブラジル人の個人技&パスワーク頼みっぽくて、林なり、交代出場の工藤なり、日本人FWが機能しているとは言いがたい上、キープ力のある外国人選手が揃っているのにSBの攻撃力がしょぼいのが、ベタ引きの相手を崩せなかった要因かな?

 J2クラブに無得点で終ったのは残念ですが、それでも新外国人ワグネルが十分使い物になるのが判っただけでも大きな収穫だったかと。っちゅーか、昨年は全く柏の試合を見たことがないせいか、ポゼッションで相手より優位に立つ柏に違和感が・・・

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<柏>

---林--ホジェル----
--ワグネル---レアンドロ--
---大谷--栗澤---
橋本-近藤---朴-村上
-----菅野-----

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<千葉>

-----オーロイ-----
深井---米倉--青木孝
--伊藤--佐藤勇---
坂本-青木良-竹内-山口
-----岡本-----

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2011.02.21

【TV観戦記】大宮 3-0 浦和

 PSMとはいえ大宮に大敗。もっとも大差がついたのは暢久が謎の一発レッド&PKを食らってしまったためで、試合内容に点差ほど差があったわけではありません。

 もっともサイドから攻めまくっている割には点が入る気がしないのは鳥栖戦と変わらず。柏木がボランチに入って左右に玉を散らせるようになった分、鳥栖戦よりは攻撃の幅が広がった感じはしましたが、90分を通じて決定機らしい決定機は前半の達也→マルシオ→原口のみ。

 攻撃は昨年より圧倒的に縦に早くはなりましたが、所詮SHが「やあやあ我こそは!」とばかりに一人でドリブルで仕掛けているだけなので、そうこうしているうちに相手にエリア内を固められてしまいます。プロセスは180度昨年と異なりますが、結果は全く同じような・・・GMが主張する「継続」ってこのことなんですな(自嘲)

 当然ながらこの攻撃スタイルはSH、特に達也が疲れたらジ・エンド。SHへのSBのサポートは皆無に等しく、エジへクサビのボールを入れてみる等相手DF陣を中央へ引き寄せてサイドにスペースを作る工夫もなく、現状では相手のSBがよほどヘタレでもない限り点が入らないでしょうな。

 前半の終わりのほうに、昨年の遺産を髣髴させるようなSBの攻撃参加を絡めた分厚い攻撃がちょっとだけ垣間見られましたが、ああいうのがどんどんできないとなぁ。

 攻撃陣ではエジミウソンの動き、キレが良くないのが気になりました。エジにDFラインの裏を狙わせて、相手DFラインが下がったところをマルシオなり、柏木なりが飛び出してサイドからのボールを受けれれば良いのですが、現状のエジは満足シュートが撃てず、囮にもならず。

 マルシオは献身的に動き回り、守備で何度か見せ場を作りましたが、依然攻撃面ではその良さが出せず。CK、FKもかなりもらいましたが一つもチャンスにならないどころかGK北野に楽々処理されてしまうこともあってちょっとがっかり。マルシオはトップ下に適性がないのか、あるいはこの陣容でそもそも4-2-3-1を敷くこと自体が間違いなのか。マルシオの使い道を探しあぐねているうちに序盤戦が終わりそう。

 後半途中から投入されたマゾーラ。一瞬にして相手を置き去りにしてしまう場面もあって、これはこれで面白そうですが、マゾーラがサイドから作ったチャンスをいつになったら中央で生かせるのかなぁ・・・

 守備は鳥栖戦よりマシかなと思いましたが、失点はセットプレーからの流れ。CKを山岸が弾いたところを大宮に拾われ、ロビングボールへの暢久の対応があんまりだったような・・・ 失点直後もCKからラファエルに一発を食らいかかり、CBに永田一人が入ったところでセットプレーに対する脆さは大して変わっていないような・・・

そして先制点を許すと急にバタバタしてしまう悪癖だけはしっかり継続・・・若い選手が多かった昨年はやむを得ないかなと思いましたが、今は若手らしい若手は原口しかいないのになぁ。3人総とっかえがバタバタ感に拍車。

 一発レッドを食らった暢久への処分が開幕戦に及ぶのかどうかは判りませんが、暢久は目覚めないうちに開幕に突入してしまうようで。永田の守備が比較的安定しており、しかもロングフィードに良いところを見せていたので、スピラが復帰すれば暢久スタメン落ちは免れないような・・・

 また両SBはほとんど守備専業状態にも関わらず、サイドの脆弱さが見え隠れしていたのは気がかり。

 3失点目は数的不利にも関わらず前掛りになって、ものの見事にカウンターを食らったものですから致し方なし。暢久退場後、坪井を入れるのかと思ったら啓太がDFラインに下がっていましたが、全くお話しになりませんでした。

 マゾーラに夢を見いだせた(苦笑)のがこの日唯一の収穫といっても過言ではない試合内容。ゼロからチームを作り直しているに等しい状態なので、現状ではリーグ戦序盤のロケットスタートは期待薄。むしろ勝ち点が伸びずに下位に低迷する可能性のほうが強いくらいですが、フロントからペトロビッチ監督に与えられた使命は「とにかく勝て!」。7月の中断期間中に何があっても不思議はないような・・・

-----エジ-----
原口---丸塩---達也
---柏木--啓太---
宇賀神-永田-暢久-平川
-----山岸-----

63分:柏木→セル
63分:原口→マゾーラ
63分:達也→原

3人いっぺんに交代って本番ではまずやらないでしょうし、柏木を下げたのは浦和に合流して日が浅く、コンディションの問題もあったかと。でも柏木を下げたために、ただでさえ単調な浦和の攻撃がますます単調になってしまいました。

-----李------
ラファ--藤本---渡部
---上田--青木---
村上--金--坪内-杉山
-----北野-----

63分:藤本→東
63分:杉山→渡邉
77分:村上→深谷
79分:ラファエル→石原
83分:李→金久保
83分:上田→金澤

得点:53分 金、74分 ラファエル、90+3分 東慶悟

大宮はフォーメーションを昨年までの4-2-2-2から4-2-3-1に代えてきましたが、先制点が入るまでほとんど機能していなかったような・・・2列目からDFラインの裏へボールを入れてイ・チョンスを走らせる狙いなのかもしれませんが、先制点が入るまではアクティブにチャンスを作れたとはいえず、結局のところカウンターとセットプレー頼みだった感じ。ただ上田はCKで相当良いボールを蹴ってきます。

浦和を完封した守備は見事。前半こそ両SBがやられ気味でイエローをもらってしまいましたが、後半は複数人で組織的に対応。独力でなんとかしてしまうマゾーラはまだしも、大宮の仕掛けている網にわざわざ掛かりに行くセルのアホさ加減にはがっかり・・・ 

攻撃はまだしも守備は昨年からの積み上げが感じられる大宮に対し、リセットボタンを押してイチからやり直している浦和の立ち位置の差がはっきりと表れた試合でした。

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2011.02.20

【閉店】麺屋 こうめい@入谷

 日比谷線・入谷駅から言問通りを東へ進んですぐ。店は言問通りに面しておらず、ちょっと南側へ引っ込んだところにあるので見落としやすいかも。平日夜に往訪。先客1、後客1。

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 「つけそば」「らーめん」「あぶらそば」を用意していますが、「らーめん(690円)」を注文。麺は太麺と中細麺が選べるとのことですが、太麺は茹で時間が8~10分もかかるそうなので中細麺に。麺は普通盛(茹でる前で200g)・中盛(300g)・大盛(400g)すべて同値段ですが、普通盛に。

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 店内はL字型カウンターのみ9席。全般にやや手狭。厨房内にはオヤジが2名。券売機はなく、後払い制。

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 スープは能書きに「とんこつ・魚介のWスープ」とあるものの、表面の魚粉がやたら目立つ割には魚介っぽさはさほど感じられず、どちらかといえば豚骨がメイン。食べ始めはやたら薄く、醤油の酸味ばかりが目立つような気がしましたが、食べ進むにつれて旨味が広がりだしました。また表面の脂・背脂が多めでスープを熱々に保つのに役立っていますが、その分生姜を効かせてすっきり感を出す工夫も。

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 麺は並太というよりも若干太めといってもいいくらいのストレート麺で、「中細麺」というネーミングには違和感を感じます。つるつるした食感はともかく、困ったことに柔らかいのを通り越して、伊勢うどんみたいにコシが全くないぶよぶよ状態。おまけにスープの絡みも良いとは言いがたく、量が多めなこともあって最後はちょっと苦痛に・・・

 具はチャーシュー、メンマ、刻みネギ、海苔。値段の割りにチャーシューに厚みがあるのは結構。

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2011.02.19

梅祭り@亀戸天神

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都内屈指の梅の名所「亀戸天神」へ出かけてきました。名所と言っても所詮神社の境内に過ぎませんから、ナントカ公園とかナントカ梅林のそれに比べると規模は至ってささやか。

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亀戸天神からもはっきりとスカイツリーが見えます。っちゅーか、もはや下町の観光地にかかせないビュースポットになっているような・・・ 境内から藤棚越しに見るスカイツリーも亀戸天神の売り物になるんでしょうな、おいおい。

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2月も半ばを過ぎましたが、残念ながら未だ満開にはほど遠く、見頃はもうちょっと先といった様子。でも来週から本格的にフットボールシーズンに突入してしまうので、週末にホイホイと花を愛でているわけにもいきませんし・・・

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帰りに名物の「亀戸餃子」に寄って見ましたが、相変らずの繁盛振り。もっとも昼にらーめんを食べて間もないので、餃子を食べようにも食べれないのですが(´・ω・`)

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麺屋 ほたる@板橋

 板橋駅東口から線路沿いに北側へ歩いてすぐ。真正面に"concept"跡に開店した「玉彦」があり、さらに北へ進むとつけ麺の「本城」があるちょっとした激戦地。日曜昼に往訪。先客2、後客2とこちらはまずまずの繁盛でしたが、帰りに見たところ「玉彦」のほうは客がいなかったような。

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 つけめんが人気のようで、実際それを注文している客もいましたが、券売機ボタン先頭の「鶏旨味らーめん(650円)」を注文。

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 店内はL字型カウンター8席程度。面白いことに店奥の2席ほどがローカウンターになっている様子。ハイカウンターの椅子が個人的には高すぎて落ち着かないので、早く気づけば低いほうに座ったんですが(笑) 厨房内には若いスタッフが2人。

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 透明感のあるスープに白髪ネギが映えてビジュアルはまずまず。スープは「鶏旨味」の名前どおり鶏がらベースですが、表面の油はともかく、ややしょっぱくて出汁を味わうにはちょっと難儀。また食べ終わることに揚げネギが入っていることが判りましたが、味に大きな影響を与えているようには思えず。

 麺は細めのストレート麺。つるつるした食感でやや柔らか目の仕上がりでしたがスープの絡みや相性に問題はありません。外にカネジン食品と浅草開花楼の麺箱が積み重ねてありましたが、つけ麺とは麺を変えているのでしょう。

 チャーシューにはちょっとスパイスを効かせているようですが、このスープには合わないような・・・ 他に白髪ネギ、水菜、ナルト、メンマ、ネギ。

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2011.02.18

鳥栖2011(3):柳川温泉&もつ鍋

鳥栖2011(2)から続く)

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船下りを堪能した後は、冷え切った体を温めるべく柳川温泉「かんぽの宿」へGO!ロビーには、この季節の柳川名物「さげもん」がずらり。

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1Fの露天風呂と5Fの展望風呂を日帰り客に開放していて、今回は「御花」が見える展望風呂へ。加水・加温・循環・塩素系薬剤投入と4拍子揃っており、実際相当塩素臭いのが難ですが、アルカリ性らしいつるつるした湯ざわりが特徴。

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斜向かいにある洋風の建物が「御花」。女風呂からのほうがより正面に近い角度で見れるようですが、せっかくの展望風呂なのにガラスの手入れが悪く、眺望が台無しなのは残念。

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【温 泉 名】柳川温泉
【施 設 名】かんぽの宿 柳川
【入浴料金】300円
【交通手段】西鉄柳川駅からからかんぽの宿行き堀川バスで約15分、終点下車すぐ
【泉  質】ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
【源 泉 名】柳川温泉第3号井、第4号井混合
【泉  温】源泉48度

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西鉄柳川 17:05 (西鉄 8061) 17:52 西鉄福岡

西鉄電車で天神へ戻り、夜は「もつ鍋」を賞味。訪れたのは福岡出身の同僚に紹介してもらった「楽天地」という店でしたが、相当の有名店のようで帰る頃には階段が待ち客でぎっしり!

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ニラが円錐状に高々と盛り付けられていて、「もつ鍋界の二郎かよ!!!」と恐れおののきましたが、キャベツに火が通ってしまえばニラも崩れてフツーのもつ鍋に。

デフォルトだともつは案外少なくて野菜ばかり食べている感じだったので、その後にもつなり豆腐なりを追加。さらに〆にちゃんぽんを投入。それなり満足するほど飲み食いして、一人頭わずか2500円とは恐れ入りました。

天神 20:24 (福岡市交 1526) 20:30 博多

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2011.02.17

【閉店】土曜の牛の日@小川町

 小川町交差点下って東側路地入る。「きび」が土曜日だけ屋号とメニューを代え、牛骨らーめんを提供しているもの。先客2、後客5。

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 基本の「牛骨らーめん(780円)」を注文。夜の部と違って小梅は出てきませんでした。またこの店に来るたびに喫煙者に悩まされてきましたが、この日はセーフ。厨房内には店主が一人だけ。

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 丼も「牛の日」専用で登場。わずかに濁りのあるスープは非常に判りやすい牛骨ベース。塩ダレは控え気味なせいか、ラーメンのスープというよりスープ単体で楽しめそう。

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 麺はやや細めで緩い縮れ入り。堅さは並。スープとの相性を考えるともっと細い麺でもよさそう。

 チャーシューはローストビーフ風のものが数枚と牛筋着込み風のものが少々。ローストビーフ風は味がはっきりしなくてイマイチ。

 他に揚げゴボウ、レタスと変わった具がのっています。スライスレモンが入っている趣旨が良く判りませんが、絞って味を変えて愉しむためのものなら別皿で出すのが筋では?

 昼飯には量が少ないのが難ですが、全体に薄味なのでご飯のおかずには不向き。かといって「牛筋ごはん」をつけると全体で1000円を超えてしまいます。品自体は悪くはありませんが、コストパフォーマンスが良くないので一回食べれば十分でしょう。

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鳥栖2011(2):柳川船下り

鳥栖2011(1)から続く)

「せいろ蒸し」を賞味した後は、水郷柳川名物の「船下り」。柳川駅近く乗り場から柳川観光の中心地「御花」までの4km程度を70分でゆっくり楽しませてくれます。

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運行会社はなんと5社もあり、どこからどう見ても過当競争に陥っている感がありますが、今のところ会社別の船の色を見るとオレンジとピンクの2社が優勢のよう。

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寒い時期なので船には「こたつ」を用意。もっとも「こたつ」といってもやぐらこたつ状にセットした布団の中に火鉢を置いただけなので、座った場所によっては大して暖かくならないという問題が・・・乗船前にカップ酒の熱燗を買っておいて正解でした(笑)

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また橋の下を客が身をかがめて通過しないといけないような箇所もあるので、屋形船のように屋根をつけるわけにもいかず、冬の船下りの営業はかなりしんどそう。

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この手の観光は船頭さんの当たり外れに左右されるところが大ですし、乗り合わせた客にも左右されますが、この日は客の反応が鈍くて船頭さんはちょっと張りあいなさげ。でもクソ寒いんでお客がなかなか温まらないのはやむを得ないような・・・

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途中3箇所ほど売店を通りますが、誰一人手を出さず。暖かい時期ならビールに手を出すところですが・・・

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柳川の船下りはそれなりに開発の進んだ市街地を巡るものなので、城のお堀を回る松江や古い商家が残る佐原に比べると見所はそれほどありません。船頭さんのトークが楽しみの8割くらいかも。でも1500円相当の価値はありました。

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2011.02.16

鳥栖2011(1):柳川のうなぎ

羽田空港 7:20 (ANA241 747-400) 9:15 福岡空港

福岡空港 10:33 (西鉄バス)  11:19 西鉄久留米

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西鉄久留米 11:29 (西鉄 8053) 11:46 西鉄柳川

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水郷柳川に到着したのはちょうど昼飯時。柳川での定番中の定番「うなぎ」を求めて老舗の「本吉屋」へ。

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店内は既に予約客等で満席でしたが、空き待ち客はわずか2名だったのでその後でしばし待機。しかし、店は先客の注文を捌いたり、食後の後片付けをするのにてんてこ舞いで、その後も続々とやってくる客の人数すら把握しようとせず完全に放置。

また途中でやってくる常連客らしき団体だけこっそり(といっても行列客に丸聞こえなんですが(苦笑))優先的に対応したりと、気が短い人なら間違いなくぶち切れる接客態度。観光的にはオフシーズンの冬ですらこんな感じ。ちなみに土用の丑の日の状況を聞いてみたところ「三時間待ちです!」とキッパリ。

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ようやく個室に通されて「特上せいろ蒸し(3100円)」を注文。普通の「せいろ蒸し(2800円)」との違いはご飯の中にうなぎが1枚加わっているだけとのこと。本格的な鰻屋で出来上がりに時間がかかるのはいずこも同じ。本来なら「う巻き」なんぞをつまみに一杯やりながら出来上がりを待つところですが、そんなもんを頼んだところでいつ出てくるか判らない状態なので割愛。

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お茶を何杯を飲みながらひたすら出来上がりを待つことしばし。ぞんざいな接客、結構な値段、相当の待ち時間という三重苦に耐えてようやくありついたせいろ蒸しは、鰻のふっくらとした食感といい、余分な脂を落として旨みだけを残した匠の技といい、なかなかのものでございました。

もっとも市内には鰻屋がごろごろあって、行列どころか客がいるのかどうか判らない店もあるわけですが、それらの店と比べてレベルが高いのかどうかは何とも言えず。でも、後で乗った船下りの船頭によると「最も高い店」だそうです(さすがに最も美味いかどうかという問いには答えてくれませんでしたが(笑))。

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2011.02.15

【移転】つけ麺 素家@浅草橋

 総武線浅草橋駅東口から総武線高架下南側を西へ歩くこと1分ほど。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客3。屋号は「すや」や「もとや」ではなく、「そや」と読むようです。

 

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 屋号通りつけ麺(店では「つけそば」と呼んでいます)がメインのようですが、「中華そば(650円)」を注文。大盛無料とのことでしたが並で。店左奥にある券売機の設置位置がやたら高くてコインを入れにくいのは困り者。

 

 店内はL字型カウンター9席で、総じてやや手狭。厨房内には店主と女性アシスタントの2人。アシスタントは入ったばかりのようで店主が終始指導中。カウンターに魚粉の他、つけ麺用に「りんごの甘酢」が置いてあるのが一際目につきます。

 

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 やや底が浅めの丼で登場。

 

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 スープは節系が強めに出たとろみのある動物魚介で若干オイリー。わずかに小エビが確認できましたが、味へ影響を与えているようには感じず。

 

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 麺はつるつるとした食感の並太縮れ麺。こってり感のあるスープに対してもうちょっと太い、強い麺のほうがよさげ。

 

 具はチャーシュー、ナルト、メンマ、ほうれん草、海苔、刻みネギ。チャーシューが堅めなのがちょっと残念。

 

 麺彩房系のラーメンはどこで食べても似たような感じで、悪く言えば面白み・意外性はありませんが、良く言えば高いレベルで安定していて外れが滅多にないので個人的には結構気に入ってます。

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織田vs武田の最前線を行く(6・完):日本大正村

織田vs武田の最前線を行く(5)から続く)

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岩村城から山を降って岩村の街を散策。

岩村も古い町並みを観光の目玉にしようとしており、看板や壁の色をこげ茶色で統一するなど郵便局や銀行、主要商店を巻き込んで景観作りに務めているようではありますが、古い町並みという点ではすぐ近くに馬籠・妻籠といった超弩級の観光スポットがあるだけに、現状ではちょっときついかなぁ・・・

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真冬で最も観光に適さない時期だったのも相まって、ほとんど人気がないのは町歩きには幸いでしたが。

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酒屋の店先で朝からせっせと五平餅を焼いていたので2本(@90円×2)買ってみました。

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お餅に味噌醤油をつけて焼いただけの素朴なもの。味噌はやや甘めながら、焼き上げたばかりの香ばしさも加わってなかなかの逸品。

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岩村 10:59 (7D アケチ12) 11:18 明智

岩村から明智鉄道の終点明智まで歩を進めます。明智駅のある恵那市明智町は「日本大正村」として売出し中。

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一応昔の建物が残ってはいるのですが、一つ一つがしょぼい上に、全体としてまとまりがなく、町全体が「大正」でもなんでもないのが致命的かなぁ・・・

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しかも大正ロマン館なんて平成になってから建てたパチものだからなぁ・・・さほど大きな町ではないので豊後高田の「昭和」みたいに徹底的にやれば面白いと思うんですが・・・

この後名古屋城まで足を伸ばす予定でしたが、春日井~勝川間で人身事故発生。多治見駅で1時間半も抑止を喰らって計画瓦解。雨も降り始めたので1時間半も新幹線の予定を繰り上げての帰京となりました(´・ω・`)ショボーン

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2011.02.14

【観戦記】PSM:鳥栖 2-1 浦和

 昨年に続いてPSMでJ2クラブに敗戦。まだ開幕まで修正の時間はたっぷり残されていますが、ペトロビッチ新監督がチームの方向を大転換している最中なのは誰の目にも明らか。多少修正が進んだところで序盤苦戦を強いられることが多分に予想できる試合内容でした。

 フィンケと違って与えられた時間は短く、しかも結果を出すことを強く求められているペトロビッチ。非常に困難なタスクをペトロビッチはものの見事に遂行できるのでしょうか?

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 攻撃は今のところ大きくサイドチェンジしてSHが相手SBに一対一を仕掛ける場面パターンしかないといって差し支えない状態。この日唯一の得点は青山→達也と大きく展開して、エリア内に突入した達也がPKを得たところから。

 後半も達也が右サイドを深く抉ってからのクロス→マルシオヘッドもわずかに枠外とか、原口から大きく右に展開してセル→原のシュートはバーの上と決定機は一応あるにはありましたが、むしろそれだけしかチャンスはなかったといったほうがいいでしょう。

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 問題なのはこの攻撃がどう見てもSHの個人能力頼みなこと。達也や途中で投入されたセルはこのレベル相手なら独力で局面を打開できた一方、原口は何度仕掛けても鳥栖守備陣を崩せず。マゾーラが評判どおり、額面どおりの働きを見せてくれれば原口はベンチ要員どころか、ベンチにも入れないようになってしまうかもしれませんが、それ以前にマゾーラが外れならペトロビッチの構想は画餅に終ってしまう可能性大。

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 また独力での仕掛けが基本のためか、SBのフォローは概して遅く、しかもフォローに回ったところで有効に使えていないのは気になりました(特に宇賀神と原口の関係は最後までメロメロ・・・)。さらにSHほどではありませんが、SBも単独での局面打開が求められているようで、SHあるいはFWと連携を取って「使い、使われながら敵陣を崩すタイプ」のSB(要するに岡本)は重用されないんでしょうなぁ・・・

 鳥栖は中盤フラットに近い4-2-2-2で構えているため、浦和SHがまごまごしているとすぐに鳥栖のSH&SBに囲まれてドツボに嵌ってしまいます。浦和の運動量が落ちた後半半ば以降はこのドツボ現象が頻発。また2点目が入った後の鳥栖は引いてしまったので浦和SHが狙うべきスペースがなくなったのもドツボ感に拍車をかけていたようでもあり。

 さらにいえば、SHが相手SBと一対一になる局面を作るためには一気に逆サイドへ展開できるボランチなり、CBなりが必須となりますが、啓太に展開力はもとより期待できず、青山はちょっとプレスを掛けられるとすぐにオロオロしてしまうようで、このボランチ陣でペトロの志向するサッカーをやるのは無理だろうなと思いました。青山が下がった後になんとマルシオがボランチに入りましたが、柏木に万一のことがあれば案外マルシオのボランチ起用が常態化してしまうかも・・・

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 前半は浦和がボールを持っている時間こそ長いものの、これといった攻撃の形を作れず。後半はあろうことかボール支配率も落ちてしまいました。エジがボールを持って前を向いている記憶がほとんどありませんが、そもそもエジまで良い形でボールが来ていませんから、この日点が入る気配がしなかったのはエジの責任ではないでしょう。得意とは言いがたいポストプレー役としての仕事が減った分、フィニッシャーとして頑張ってもらいたいものですが、ボールが来なきゃどうしようもありません。

 それでも攻撃は「こういうことがやりたいんだ!」というのが判っただけまだマシ。今年の浦和の守備は相当ヤバイ気がします。鳥栖がロングボールを多用してきたためでもありますが、浦和が中盤で良い形でボールを奪えなくなっているような・・・2失点目は浦和右サイドで鳥栖にきっちりボールを繋がれてのものですが、前半終了間際にも同じように右サイドを崩されてやられかかりました。

 サイドをずこずこにやられるのは浦和SHが攻撃のキーマンになっているせいか、相手にボールを奪われた際にSHとSBの間のスペースを使われ、浦和SBが一対一を強いられがちなためでしょうか?(自信なし)

 SHが昨年ほど下がって守備には来ない分、ボランチがSBの面倒を見ないといけないはずですが、相手がサイドでボールを持った際の浦和の守備の約束事がメロメロのような・・・ J2クラブであそこまで完膚なきまでにやられたとなると先行きかなり心配で、来週大宮とのPSMでどこまで修正できているかが見所になるかと。

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-----エジ-----
原口---丸塩---達也
---青山--啓太---
宇賀神-坪井-暢久-平川
-----山岸-----

70分:山→原
70分:達也→セル
72分:暢久→スピラノビッチ

浦和:18分 エジミウソン(PK)
鳥栖:7分 豊田、67分 野田

浦和の1失点目は誠にお粗末。鳥栖左CK→豊田ヘッドでしたが、なんと最も警戒すべき豊田がどフリー・・・ 暢久なにをやっているんだ・・・ 前半終了間際にも全く同じパターンで豊田をフリーにしてしまいました(山岸のセーブでなんとか事なきを得ましたが・・・)

この日の暢久は浦和J2時代を思い出させるくらい集中力を欠いていて、玉際の競り合いは実に淡白な上、致命傷になりかねないパスミスを連発。とうとうスピラに代えられてしまいましたが、試合終了後は間違いなくペトロの「鉄拳制裁」を食らっているでしょうな。

マルシオ・リシャルデスはFKでの見せ場があったくらいで、まだ試運転状態。体は十二分に動いているのですが、極端にサイド攻撃を多用する今の戦術で居所を掴みかねている様子。動き自体には何の問題もないので、マルシオの生かし方が浦和の攻撃をステップアップさせるための鍵のなるかと。

原はトップ下なのか、2トップで下がり目の位置にいるのかよく判りませんでしたが、唯一のチャンスはせめて枠に飛ばして欲しかったなぁ・・・ でも短い時間で積極的に動いていて好感が持てました。

(試合終了時)

-----エジ-----
原口---原----セル
---丸塩--啓太---
宇賀神-坪井-スピ-平川
-----山岸-----

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2011.02.13

神田家@神田

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 神田駅南口を西側へ出て、南西方面へ徒歩1、2分ほど。平日昼に往訪。先客5、後客3。

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 ただでさえ斜めの道路が多くて方向感覚の掴みづらい神田界隈の車が入れない路地にあって、一見さんではまず判らないためか、表通りに電飾看板が出ています。

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 店外に置かれた小さな券売機で「醤油ラーメン(700円)」を注文。大盛無料なので大盛にしてもらいました。っちゅーか、「醤油」よりも大盛無料のほうがはるかに目立つんですが・・・他に塩も用意。

 店内はL字型カウンター7席のみ。非常に手狭で、道路側の3席は引き戸との間のスペースがほとんどありません。厨房内には若い店主と女性アシスタント。卓上にはからしみそ、無口臭にんにく、しょうがなど。

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 スープは典型的な家系豚骨醤油のそれですが、近隣の「わいず」と比べるとかなりマイルド。人によっては出汁が薄いと感じるかもしれません。個人的には「わいず」はしょっぱすぎてちょっと苦手なのでこの程度で差し支えありませんが。

 「酒井製麺」の麺箱が見えた麺は「堅め」を頼んだはずなのに、並堅程度で出てきてちょっとがっかり。また一般的な家系の麺と比べると形状が平たいような気がします。スープとの相性が崩れるほどではありませんが。

 チャーシューは小さめ。他にほうれん草、海苔×3枚。

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2011.02.12

【移転】らぁ麺 波 神田錦町店@小川町

 東京電機大や神田警察署の真裏あたり。近隣に担々麺の「かつぎや」あり。平日夜に往訪。先客2、後客1。北綾瀬に本店があり、その2号店とのこと。「波」と書いて「シー」と読むよう。

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 カウンターの背後、店中央に券売機を設置。塩・味噌・醤油・つけ麺と用意されていますが、ボタンが一番上の「塩らぁ麺(770円)」を注文。

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 店内はL字型カウンター12席。壁面にサーフボードを飾っていますが、店の内装が概して小汚く、飾りに凝る以前の問題のような・・・

 店内には若い女性が一人だけで不審に思ったのですが、その女性がそのまま調理。麺を茹でている間にオバハンがやって来てそのままアシスタントに。当方のが出来上がった後に店主らしいオヤジが登場。オヤジが後客の分を作っているうちに、最初の女性は身支度をして帰ってしまい、さらに高校生くらいの兄ちゃんがやって来て後片付けを始めるって、なんなんだこの店は?

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 妙にトロピカルなデザインの丼で登場。

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 スープは動物系の白湯。食べ始めはやや甘味を感じたので「山頭火」っぽいのかな?と思いましたが、食べ進むにつれて塩辛さが気になってしまいました。塩ダレが強すぎる上に、少々脂っぽいのも手伝ってて出汁の旨味を愉しむには至らず。フライドガーリックみたいなのが振りかけられていますが、こういうのは食べ手の好みに任せたほうがいいのになぁ・・・

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 麺はつけ麺に出てきそうな極太縮れ麺。堅めの仕上がりで、これはこれで美味いのですが、スープに最適かとなるとちょっとどうかなぁ? 

 分厚いチャーシューは程よい脂加減で悪くはありませんな、これもちょっとしょっぱいのが難。またキクラゲや茹でもやしは正直スープに馴染んでいないかと。他に刻みネギ。

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2011.02.11

指宿激励式2011

10日、10時30分からのトレーニング開始前に指宿市・鹿児島県南薩地域振興局・いぶすき農業(協)、山川水産加工業(協)合同の激励式が行なわれた。指宿市の豊留悦男市長から激励のお言葉をいただいたほか、たくさんの差し入れもいただいた。その内訳は、かごしま黒豚70kg、ねじめ黄金かんぱち2尾、フルーツ10万円相当、そら豆12kg、さつま山川鰹節5kg。

ちなみに昨年は

15日の午前のトレーニングを前に、指宿いわさきホテル内サッカー場では、鹿児島県・指宿市・JAいぶすき・山川水産加工業協同組合による、キャンプ合同激励式が行なわれた。
冒頭では、フィンケ監督に、指宿市観光協会から花束贈呈。その後、伊藤祐一郎鹿児島県知事代理の南薩地域振興局・川久保常雄総務企画課長、豊留悦男指宿市長代理の指宿市産業振興部・大岩本稔観光課長からそれぞれ激励のご挨拶をいただいた。その後、かごしま黒豚70kg、かごしま茶4kg、フルーツ10万円相当、そら豆12kg、さつま山川鰹節5kgが、選手を代表して山田暢久、堀之内 聖、鈴木啓太、田中達也、加藤順大に手渡された。

一昨年は

19日、午前のトレーニングに先立ち、指宿市いわさきホテル室内練習場で、地元観光協会などによる「2009年浦和レッドダイヤモンズ激励式」が執り行なわれました。
まずは指宿市観光協会からフォルカー・フィンケ監督に花束が贈呈されました。続いて鹿児島県の伊藤祐一郎知事代理の南薩地域振興局長・田村洋一氏と、指宿市の田原迫要市長代理の指宿市副市長・上曽山満氏から、それぞれ激励の挨拶があり、「フィンケ新監督の下、26日までの指宿キャンプで十分に調整をし、すべての大会に優勝できるよう、期待したいと思います」との言葉をいただきました。
続いて鹿児島県、指宿市、指宿市観光協会、いぶすき農業(協)、山川水産加工業(協)からチームに、かごしま黒豚70キロ、フルーツ10万円分、そら豆12キロ、花かつお5キロが贈呈され、チームを代表して坪井慶介、阿部勇樹、鈴木啓太、加藤順大が受け取りました

毎年微妙に差し入れが変わっていて、今年はかごしま茶4kg→ねじめ黄金かんぱち2尾 となりました。まぁチーム的にはかんぱちのほうが嬉しいでしょうな。

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銀座 いし井@銀座1丁目

 中央通り・銀座2丁目交差点(松屋の角)を東へ3ブロックほど。近くに場外馬券売り場(WINS銀座)あり。平日夜に往訪。先客6、後客3~4。

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 店外に設置された券売機で「中華ソバ(750円)」を注文。ボタンは「中華せいろ」が先で、実際そちらを注文する人のほうが多そう。

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 店内はL字型カウンター10席強。ボックス型の椅子は手回り品収納可。また席間は割りとゆったりめで客サイドとしてはありがたいのですが、賃料の高い銀座で単価の安いラーメン屋を続けるには相当客数をこなさないといけないでしょうし・・・ またスタッフは2人だけ。しかもアシスタントと思しき若者は店外に出て客の誘導にあたっていたかと思えば、厨房内に入ってひと働きと実に忙しそう。

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 スープは動物系が強めに出た動物魚介系。動物系が強めといってもくどさ皆無、また魚介混じりといっても魚粉はさほど目立たず。スープにとりみがついている割には意外なほどすっきりとした食後感。

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 三河屋製麺の麺は並太縮れ麺。食感にこれといった特徴は感じませんでしたが、スープとの相性は文句なし。

 具はチャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギ。チャーシューは柔らか目ながら肉の味をしっかり楽しめました。

 店主は「つじ田」出身だそうですが、椅子といい、丼のデザインといい、卓上といい、そして肝心の中華ソバの味わいといい、「つじ田」そのものじゃないかと・・・なんで「つじ田・銀座店」ではないのかが謎です。

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2011.02.10

【閉店】二代目 にゃがにゃが亭@三河島

 三河島駅改札口前の道路を渡り、線路北側の路地を東に入ってすぐ。回りは韓国料理屋だらけ。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客3。

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 メニューは「中華そば」と「つけ麺」の二本立てですが、券売機のボタンは「中華そば」が先。「中華そば」より40円高い「中華そば・さんま香油入り(720円)」を注文してみました。

 店内はL字型カウンター10席ほど。厨房内には店主と女性アシスタントの2名。店主はひたすら黙々と調理にあたっており、その分アシスタントが店の雰囲気を和らげています。水セルフ。

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 表面でテカテカ光る脂のせいかスープは熱々で厳冬期には嬉しい限り。当然ながら焼いたさんまの香りがほのかに丼から漂ってきます。スープは鶏ガラベースでしょうか? 表面のテカテカほどには脂っぽさはなく、雑味のないあっさり、すっきりした味わいですが、ややもすれば単調になりがちなところをさんま香油が良いアクセントになっています。

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 麺は手打ちっぽい平打ち麺。つるつるした食感で、しかもコシも強め。スープの絡みも文句なく、非常に気に入りました。

 モモ肉チャーシューは脂身が少ないながら柔らか目のものが2枚。他にほうれん草、メンマ、刻みネギ、ナルト、海苔。

 微妙に行きにくいところですが、次はつけ麺で。

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織田vs武田の最前線を行く(5):岩村城

織田vs武田の最前線を行く(4)から続く)

名古屋 6:37 (3703M モハ313-1003) 7:51 恵那

恵那 7:59 (3D アケチ12) 8:29 岩村

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翌朝は中央本線で木曽路を遡って岩村城へ。織田vs武田の争奪戦が繰り広げられたところで、一時は武田側の武将秋山信友が攻略に成功したものの、長篠の戦いの後に信長が岩村城奪還。開城の際、助命を約したはずの織田方がこれを翻し、信友夫妻ら処刑されてしまったとか。

岩村の町から延びるだらだら坂を登りつめたところに岩村城。そのすぐ麓で学校を建設中。

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城址入口で一際目立つのが太鼓櫓。でも岩村城の見所は藩政の中心部だった山麓部ではありません。

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岩村城は備中松山城・大和高取城と並ぶ「日本三大山城」の一つとされ、本丸へは登城口から徒歩20分ほど。日本一標高の高い山城(717m)とも言われていますが、山麓部の標高自体が高いので、登る距離はさほど長くはありません。

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藤坂。急坂ですが石畳できっちり整備されているのはありがたいもの。もっとも滑りやすいので登りよりも降りのほうが気を使ったりします。

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岩村城で圧巻なのは本丸虎口を固める石垣群。これを見ただけで急坂を登ってきた甲斐があるというもの。

石垣群は城が織田方に渡って、この地を治めた河尻秀隆以降に整備されたものとされています。

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本丸には櫓が二基あっただけで天守らしき構造物は確認できず。三の丸にあった三重櫓が天守代わり。

日本最高所の山城の割には木々に遮られて眺望が効かないのが難点。

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2011.02.09

織田vs武田の最前線を行く(4);台湾ラーメン

織田vs武田の最前線を行く(3)から続く)

豊川稲荷 15:38 (名鉄 6925) 15:49 国府

国府 15:53 (名鉄 1365) 16:33 金山

金山 16:42 (名古屋市交 2319) 16:47 矢場町

「名古屋の味」を代表する「台湾ラーメン」を食すべく、台湾ラーメンの有名店「味仙」へ行ってみました。

訪れたのは味仙・矢場町店(本店は今池にあります。)。名古屋地下鉄・名城線「矢場町」4番出口から久屋大通を南へ。高速道路をくぐって若宮通りを西へ。「矢場町」交差点を渡ってすぐ。

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「矢場町」交差点そばには味噌カツで有名な「矢場とん」の本店が。

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正面がまるでコンビニかファミレスのようなガラス張りで全く中華料理屋らしくない外観。味仙は「あじせん」ではなく「みせん」と読みます。

夕方の営業が始まって間もない時間帯のせいか先客はまばらでしたが、フロア係に導かれるまま着席。その後続々と客がやってきて、巨大店舗のテーブルというテーブルがどんどん埋まってゆきます。4人掛けの小テーブルばかりなので、大人数で円卓を囲む本格的な中華料理屋ではなく、巨大ではあっても限りなく街の中華料理屋という位置づけなんでしょう。

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早速メニューのトップを飾っている「台湾ラーメン(580円)」を注文。量が少ないという話を耳にしたので「ごはん・小(110円)」もつけてもらいました。夜営業のためかもしれませんが、セットメニューは見当たらず。注文を取りにきた男性は中国系の方と思いますが、注文を復唱するものの何を言っているのかよく判りません(苦笑) 従ってこちらからメニューで指差し確認。

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大人気店のせいかフロア係だけで10人くらいますが、全員外国人風。ほとんどが中国系と思しき中、一人だけ明らかに中東系の方がいて異彩を放っていました。厨房には6~7人の姿が見えましたが、ここも中国系っぽい方がちらほら。結局どう見ても日本人と思われるのはフロア係にしきりに指示を出している番頭さん(?)と会計を預かっている支店長(?)だけのような・・・

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丼が到着。確かに小さい。

スープは見ての通り激辛。「最初に旨みが来て、その後から辛さがぐっとくる」のではなくて、ストレートに辛さが来る感じ。気になるほどではありませんが、わずかに香草を効かせているかなぁ・・・ 台湾には存在しない「台湾ラーメン」ですが、個人的には苦手な南方系の辛さだと思いました。

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麺は並太ストレートでやや柔らか目。スープとの相性はまずまずですが、残念ながら好みに合わず。

表面にはひき肉をニラばかりが目立ちますが、底のほうにモヤシが入っていました。麺はあっという間に食べ終えてしまうので、ひき肉をサルベージしながらご飯をパクパク。

個人的にはやや苦手で、話の種に一回食べれば十分かなと思いましたが、食べ終わった後の体の火照りが半端ではありません。実に心地よい火照り。味そのものよりもこの火照りを楽しみに「味仙」に通うのが正解なのかもしれません。

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2011.02.08

【閉店】麺屋 立葵@高田馬場

 高田馬場駅早稲田口前の「さかえ通り」に入って、さらにファミマ前の路地を西へ入る。駅から近い割りには判りにくいところに立地。日曜昼に往訪。先客0、後客3。

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 厨房に沿って少し中折れしたカウンター6席だけの手狭な店で券売機はなく後払い。「豚骨魚介らぁめん」が一番出ているようですが、店内のメニューの先頭は「豚骨らぁめん(650円)」だったのでそれを注文。他に胡麻担々麺も。

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 小さな店なのに、店主の他に見習い中らしい方や接客係までいて経営は大丈夫なのか心配になります。

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 豚骨らーめんといっても博多風のそれではなく、どちらかといえばとんこつ醤油に近い濃厚タイプ。スープはやや甘めですが、豚骨出汁をしっかり味わえるなかなかの出来。揚げネギやニンニクチップが良いアクセントになっています。

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 麺は並太で緩い縮れ入り。やや柔らかめなのが残念で、スープに対してちょっと弱いような・・・ ちなみに後客はいずれも麺堅めを注文していました。替玉もできるようですが、この麺で替玉はちょっと無理があり、量を求めるなら大盛にしたほうがよさそう。

 炙りチャーシューは肉の旨みを十二分に引き出した優れもの。炙りチャーシューに自信があるのか、炙り焼豚寿司というサイドメニューも。

 一方茹でモヤシはこのスープにはちょっとどうかな?と思いますし、ほうれん草も微妙。他にメンマ、刻みネギ、海苔。

 麺と具に改良の余地があると思いますがコストパフォーマンスは良好で、次は「豚骨魚介」を試してみます。

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 隣の店とオーナーが同じなのでしょうが、怪しい店やなあ・・・

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織田vs武田の最前線を行く(3):豊川稲荷

織田vs武田の最前線を行く(2)から続く)

三河東郷 14:11 (540M クモハ119-7) 14:42 豊川

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設楽原古戦場を一巡りした後は、豊川稲荷へ足を伸ばしてみました。豊川稲荷はJR豊川駅及び近隣の名鉄豊川稲荷駅から徒歩5分ほど。駅前にキツネのモニュメントも。

豊川稲荷は日本三大稲荷の一つとも言われていますが、何が「三大」なのかは諸説紛糾(笑)。赤坂に東京別院があります。

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伏見稲荷とは違って豊川稲荷は神社ではなく、あくまでも寺。でもどういうわけか千手観音を安置する本堂の周りには人気がありません。

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豊川稲荷は本堂ではなく、当寺の信仰の中心になっている荼枳尼天(だきにてん)を祀った本殿がメインなんですね・・・ で、その荼枳尼天が「稲荷」と称されていることから、お寺なのに「稲荷」になったとか。

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本殿の裏に「奥の院」が広がっています。「奥の院」といえば山奥深く入っていくようなイメージがありますが、豊川稲荷の境内はほぼ平坦で、単に本殿・本堂の奥という意味合いでしかありません。無数の幟が建っています。

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駅前から伸びる大通りではなく、稲荷正面の小道が表参道。

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一見賑わっているように見えますが、流行っているのは稲荷に近い6、7軒の店だけで後は格段に客足が落ちます。

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当然といえば当然のことながら参道では稲荷寿司の店が目立ちます。でもなぜか「ちくわ」の店もちらほら。

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2011.02.07

織田vs武田の最前線を行く(2):設楽原古戦場

(織田vs武田の最前線を行く(1)から続く)

長篠城 13:02 (536M クモハ119-5330) 13:12 三河東郷

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長篠城が予想以上にしょーもないかったので、「長篠合戦」の本来の舞台である「設楽原古戦場」に足を伸ばしてみました。長篠城駅からJR飯田線で3駅、距離にして6kmほど豊橋方面へ戻る格好。

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設楽原古戦場は三河東郷駅から徒歩20~30分。丘陵の間に田畑が広がるのどかなところですが、織田・徳川連合軍が築いた「馬防柵」が復元されていました。徳川方と織田方とでは柵の作り方が違うとのことですが、具体的にどう違うのか案内板は「痒いところを掻いてくれず」ちょっと不親切。

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戦場の中央を流れる連吾川って、今となってはただの農業用水ですね・・・

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現地に来てみると戦場は思いのほか狭いのに驚かされます。当時の鉄砲の有効射程距離が短いので、それを有効に活用しようとすれば戦場も狭くなるのは当然といえば当然ですが、鉄砲隊にボコボコにやられた武田勢からすれば敵は眼前にいるのに手も足も出ずといったところで誠に無念。

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2011.02.06

【閉店】げんまん@人形町(2)

 人形駅A5出口を出てすぐ。交差点角近くというこれ以上ない好立地。極めて判りやすい場所だけにどでかい看板はほとんど意味がないかも。土曜夕方に1年ぶり2度目の往訪。先客5、後客2。

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 メニューは基本的に「みそ」と「醤油」の2本立て。前回は「醤油こってり」だったので、今回は「味噌こってりらーめん(750円)」を注文。

 店内はコの字型カウンターのみ15席くらい。暇な時間帯のためか、厨房には若者が1人だけ。

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 広口で背の低い丼で出てきました。京橋の「ど・みそ」と全く同じかな? 大きな海苔とコーンが彩を添えています。

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 スープの表面には背脂がびっしり。それゆえ「こってり」と銘打っているのでしょうが、意外にも脂っぽさ、くどさはあまり感じません。むしろ味噌の辛さが目立つくらい。能書きによると「鶏ガラと豚骨のベーススープに和の素材で取った和風スープを合わせて」とあり、その辺の工夫が脂っぽさ、くどさを抑えるのに効いているのでしょう。

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 浅草開化楼の麺は平打ちに近い手揉みっぽい縮れ麺。入り。つるつるとした食感ながらコシは強く、濃厚スープにはぴったり。以前「ど・みそ」で食べた時は麺がやわやわで閉口しましたが、今回は全く問題ありません。しゃきしゃきのモヤシを箸安め代わりにぐいぐいと食べ進んであっという間に完食。

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2011.02.05

レッズレディース、新加入選手&新背番号発表

一挙6選手の引退が公表された翌日、レッズレディースの新加入選手及び新背番号が発表されました。

レギュラーだった北本選手はもちろん、森本・窪田・松田選手もベンチ入りの機会が多く、チーム事情によってはスタメン入りしてました。従って他クラブ主力級の移籍でもあるのかと思っていたのですが、そのような選手は先に発表された安田選手だけ。安田選手と入れ替わりに櫻本選手が出ましたから、4人加入&7人離脱と減量。かつ少数のベテランと若手大勢というややバランスを欠いた体制で新シーズンに臨むことになりました。

背番号も大きな変化があり、北本の9番が空き番になった代わりに、空いていた10番(旧安藤)を吉良が継承。さらに

4:森本→西田
6:木原→堂園
11:窪田→後藤
12:西田→竹山
14:吉良→安田
15:堂園→岸川
17:後藤→柴田
19:(旧若林)→坂本
20:堀田→加藤(JY)
21:松田→池田
22:櫻本→長嶋(JY)

と玉突き的に背番号が入れ替わる中、荒川がポツンと28番を維持しているのが目を惹きます。

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焼麺 劔@高田馬場

 高田馬場駅早稲田口からほぼ神田川沿い、川より一本南側の通りに沿って歩くこと5分ほど。祝日昼に往訪。先客1、後客ゼロ。

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 麺を茹でて、さらに鉄板で焼きを入れる「焼麺(750円)」が売り物で、もちろんそれを注文しましたが、普通のラーメンもあります。普通盛(150g)と大盛(200g)が選べるとのことで大盛りに。

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北斗晶夫妻からお祝いが来ており、店内にも佐々木選手のポスターが貼ってありましたが、お知り合いなんでしょうか?

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 着席するといきなりすり鉢入りの鰹節を渡され、しばしすりこぎでゴリゴリ。店内はL字型カウンター11席。厨房内にはスタッフ2名。

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 食べ方のウンチクに従ってまずは茶濁、かつ少々とろみがついたスープを賞味。

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 かえし控えめの豚骨醤油といった風。豚骨出汁がしっかりと楽しめ、非常に気に入りました。

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 麺は平ための太麺。噛み応えよし、つぶつぶ感良しと麺自体はまずまずなんですが、せっかく焼きを入れたのに香ばしさなんて全然なくて、単に麺同士がくっついて大玉になって食べにくいだけのような・・・大盛りにしたために麺とスープの量的なバランスが崩れて食べにくいのもあるでしょうが。

 大ぶりのメンマはやたら堅くて、しかも筋っぽくて最悪。また大きなチャーシューは良くも悪くも印象に残らず。

 途中で鰹節を投入したところ、はっきりと味が変わって面白いことは面白いんですが、ベースのスープが結構気に入っていただけに蛇足という感も。

 現状だとラーメンで食べたほうが美味いような気がしますし、具の内容からすればコストパフォーマンスも良くありませんね・・・

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大黒家@木場

 地下鉄東西線木場駅の東側出口(2番)から徒歩5分足らず。沢海橋を渡ってすぐ。土曜日昼に往訪。先客5、後客3。

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 屋号通り、いわゆる「家系」の店。店先の券売機で「醤油ラーメン・中(700円)」を「麺堅め」で注文。家系には珍しく「とんこつ塩」がある他、つけ麺も用意。並は160gで600円。

 店内は意外に奥行きがあり、縦長のL字型カウンター15席ほど。厨房は割りとゆったりしていてスタッフが三人いる他、店長らしいオヤジが特に何をするわけでもなく店内をウロウロしていました。傍目にはあまり気持ち良いものではありません。水セルフですが、暇なら水くらい出せばいいのに・・・

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 スープは典型的な家系らしいとんこつ醤油ですが、妙に塩辛いわけでもなく、またやたら脂っぽいわけでもなく、とんこつの味をしっかり楽しめるなかなかの出来。

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 麺はこれまたいかにも家系といった感じの太いストレート麺。ただ「堅め」を頼んだはずなのに、並堅くらいの出来でちょっと不満。麺を6ロットいっぺんに茹でていましたが、その後盛り付けや配膳に手間取り、しかも私のところに出てきたのは最後の奴だったのが良くなかったか・・・また中で240gあると表示されていましたが、それほど量が多いようには感じず。なお「長多屋製麺所」という聞いたことがない麺を使っているようです。

 具にうずら卵が入っているのが面白い他は、薄いチャーシュー、ほうれん草、海苔、刻みネギといつもの面々。スープが割りとマイルドで、しかも具が寂しいので、量が欲しい場合はライスを付けるよりも中ないし大を頼んだほうがよさげ。

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2011.02.04

織田vs武田の最前線を行く(1):長篠城

奥三河から木曾にかけての、かつて織田家&徳川家と武田家が覇権を争った諸城を中心に散策した際に記録です。

東京 8:33 (ひかり505号 326-3409) 10:00 豊橋

豊橋 10:43 (519M クハ118-18) 11:38 長篠城

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豊橋から飯田線に揺られて1時間弱で長篠城駅到着。武家屋敷を模したような駅舎が建っていますが、実態はただの無人駅。

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織田・徳川連合軍と武田軍が激突し、武田が大敗して滅亡の直接の原因となったことで知られる「長篠合戦」序盤戦の舞台、長篠城址へはここから徒歩10分弱。

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本丸と帯郭の間の空堀が最大かつ唯一の見所。

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後はこれといった特徴がない本丸をうろうろだけで見学終了。なんでこれが「百名城」の一つに選ばれているのかさっぱり判りません。せめて長篠城を特徴づける渓谷美を楽しめればいいんですが、本丸からは木々に遮られてそれも叶わず。

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飯田線の電車が長篠城駅に着く直前、左手に長篠城本丸が見えるので、時間のない方はそれで十分じゃないかと・・・ 

本丸前を通過する直前に川を渡ります。上写真の縄張図で良く判るように長篠城は川に挟まれたV字型の台地の先端に築かれています。長篠城を天然の要害たらしめている渓谷の深さは、一瞬ですが電車から眺めるのが一番よく判るのかも。

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2011.02.03

【閉店】麺屋 八兵衛@御徒町

 御徒町駅南口から徒歩2,3分。松坂屋南館の1ブロック南辺り。平日夜に往訪。先客1、後客3。

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 「濃厚和風」が売り物で、券売機のボタンはつけ麺が上位でしたが、「濃厚和風らぅ麺・並(750円)」を注文。並でも180gあり、大(250g)は800円。またらぅ麺、つけ麺とも辛バージョンがある模様。

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 店内は縦長のL字型カウンター10席ほど。厨房内にはスタッフが2人。スタッフ募集のポスターの出来を見ると個人経営ではなさげ。水セルフ。

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 広口かつかなり容量の多そうな丼で出てきました。食べる前から丼の縁にべっとりと魚粉が付いているので嫌な感じがしましたが、スープはまさに魚粉だらけでドロドロ。その割には肝心の出汁がしっかり取れていない様子。ただドロドロなだけで濃厚とはとても言いがたく・・・ 無化調らしいのですが、明らかにそれが悪いほうに出ています。能書きにはずらずらと食材が書き連ねてありますが・・・

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 麺は太目の縮れ麺。つるつるとした食感で、それなりに噛み応えもあって麺自体は悪くないのですが・・・ 最後は麺を持て余し気味になり、卓上にあった七味をぶちこんでなんとか完食。

 他に大ぶりのメンマ、半熟玉子、、モヤシ、刻みネギ、そして柔らかくて薄いチャーシューが一枚。これらがドロドロの液体の中に埋没しています。

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青森2011(7・完):弘南鉄道&新青森駅

青森2011(6)から続く)

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時間的には前後しますが、大鰐温泉から黒石まではローカル私鉄弘南鉄道の大鰐線・黒石線を乗り継いでみました。弘前の人口は20万人程度しかないのに2路線を維持しているのは誠に立派なもの。

でも、青森県には弘前よりもさらに小さい五所川原を拠点とする津軽鉄道が残っているんですなぁ・・・

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ぱっと見て判るように、車両は東急の中古。

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りんごを象ったつり革。津軽らしさを表していますが、「東急百貨店」のまんまで利用されているほうが多いかも。

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弘前駅でみかけたラッセル車。いかにも維持費がかかりそうな代物ですが、平野部と走る鉄道とは言え豪雪地帯を走る以上かかせないもの。

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終点黒石駅には農協を併設。駅よりも農協のほうがずっと大きくて、「庇を貸して母屋を取られる」みたいな。

黒石 13:20 (弘南鉄道 7022) 13:48 弘前

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「黒石つゆやきそば」を堪能した後は弘前へとんぼ帰り。弘前城は2011年で築城400年。東北新幹線新青森延伸と重なったことから、弘前も観光客誘致に力を入れています。

上写真は弘前駅構内で催された高校総体のカウントダウンイベント。

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頭に三重櫓を載せた、なんともつくりの甘いマスコット。ちなみに本体は鴨でも雀でもなく鷹で、ゆるキャラの名前は「たか丸」。弘前城の別名「鷹岡城」の鷹から来ているらしんですが・・・

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もともと弘前駅にはこれといった駅弁はなかったと記憶していますが、「弘前城築城400年」に合わせて駅弁を新規開発した模様。でも、弘前発の特急はなくなってしまい、しかも新青森までちょこっとだけ電車に乗って新幹線に乗り換えという立地条件は駅弁販売には非常に不利。駅弁に力を入れるなら、弘前発の特急「つがる」があった新幹線八戸開業時じゃなかったかなぁ?

弘前 14:23 (657M クハ700-17) 15:12 新青森

新青森 15:42 (はやて32号 E224-1112) 18:42 大宮

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弘前から各駅停車で50分程度で新青森駅着。話には聞いていましたが、駅前には何もありません。遠くにレンタカー屋が見えるくらい。駅近くにホテルすらありません。

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改札口のある2Fはやたらばかでかい「みどりの窓口」が目立つ他、観光案内所を兼ねたような公的施設があるだけ。

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土産物屋・売店・飲食店は1Fに固めた格好。新青森駅の構内は乗降客・見物客等々で大にぎわいだけれどもその回りはなんにもないため、駅というより限りなく空港のような感じを受けます。

なお新青森駅構内にも「黒石つゆやきそば」が進出していました。また、新青森駅でも八戸駅弁のエース「小唄寿司」を販売していました。

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新幹線ホーム改札内にも売店あり。

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ホームは3F。北海道新幹線ができることを想定して中間駅そのものの構造。通過列車があるわけでないのにホーム扉があるのは意外。

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見送り客が非常に多いのに驚きましたが、初めて新青森駅を利用する人にぞろぞろ付いて来て、ついでに駅見学なのでしょうか?

新規開業区間は八戸~盛岡ほどではないにせよトンネルが多いため、新青森駅を出発してすぐに青森市街が遠望できるくらいで、それ以外は面白くともなんともなく。

大宮までちょうど3時間。従来より所要時間は短くなったとはいえ、3時間も新幹線に乗るのはだんだん辛くなってきました。「はやぶさ」の登場が待たれるところです。

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2011.02.02

北本ら6選手、一挙引退

森本麻衣子、木原梢、北本綾子、窪田飛鳥、堀田えり子、松田典子の6選手の現役引退が公表されました。

近年試合に出場していない選手は遅かれ早かれこの日が来るのもやむを得ないなと思いましたが、昨年までのバリバリのレギュラーであり、しかも日本代表にも選ばれている北本選手まで引退してしまうのには驚かされました。

「体のほうはまだできる状態」と北本選手自身が語っているので、引退に至ったのは専らメンタルの問題なのでしょう。窪田選手にもそんなニュアンスを感じます。

他の選手たちも他クラブへの移籍ではなく引退という道を選んだのはフィジカル面、メンタル面、そしてお仕事のこと等々、表に書けること、書けないことを含め思い悩んでの結論だと思います。

ある程度予定通りだったのかもしれませんし、また人によっては苦渋の決断だったのかもしれません。

これだけ多くの選手が一度に引退してしまうのはレッズレディース発足以来初めてのことなので、クラブ自体に何かあったのだろうとつい邪推してしまいますが、そんなことはさておき、皆様今まで目一杯、精一杯、闘志と献身性に溢れるプレーを見せていただきありがとうございました。

P.S.

2009年に新潟へ移籍しました法師人選手も1月に退団決定。今年のレディースは随分寂しくなりそう。

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青森2011(6):黒石つゆやきそば

青森2011(5)から続く)

大鰐温泉 9:50 (弘南鉄道 7037) 10:18 中央弘前

弘前 11:00 (弘南鉄道 7103) 11:29 黒石

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 大鰐温泉から一転して、今度はB-1グルメで売り出し中の「黒石つゆやきそば」を試食。

 往訪したのは古い街並みが残る「こみせ通り」の一角にある「すずのや」。B-1グランブリに出た店だそうで、知名度が高いためか観光のオフシーズンにも関わらず先客10、後客9と大繁盛。外観は少々派手ですが、店先には小さな暖簾が出ているだけなので、開いているのかどうか判りにくいのが難ですが、店外にソースの香りが漂っています。。

 店外まで漂うくらいなので、当然ながら店内はソースと油の臭いが充満。往訪する時は服装には十分気をつけましょう。

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 店内は4人掛けテーブルが4卓と2人掛けが1卓。店内には厨房に店主が一人いるだけで、こちらから厨房近くに出向いて注文するシステム。給茶はもちろん、膳下げもセルフ。

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 メニューは「くろいしやきそば(500円)」「つゆやきそば(500円)」の他に「化けやきそば(600円)」というのがあって、「化けやきそば」を頼んでいる人が圧倒的。「化けやきそば」はつゆが御銚子に入っていて、焼きそばを半ば賞味した後につゆを掛けてつゆ焼きそばとしても楽しめるというもの。

 当方は「つゆやきそば」を注文。

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 麺は平たい太麺。「すずのや」のパンフレットによると、うどんのカッターで麺を作ったのでこうなったとのこと。焼きそばという割りには油っぽさ、ソース臭さがなく、食感も焼きそばの割りにはつるつるしているので、限りなく蕎麦といった感じ。

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 一方つゆのほうはソースが乗り移って酸味がかっています。和風出汁というには微妙かな?

 焼きそばとして見た時の際立った特徴は具が少ないこと。玉ねぎはともかく、あとはバラ肉チャーシューがちょっと。キャベツに至ってはごくわずか。天カスがたくさん入っているため、焼きそばというよりはたぬきそばみたい。

 レンゲがどこにもありませんでしたが、ソース臭くなったつゆは飲まない文化なのでしょうか?

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 一軒だけで「つゆやきそば」を語るのは何なので、こみせ通りで最も繁盛していると思しき「御幸」にも往訪してみました。いかにも観光地のレストラン然とした店で、「つゆ焼きそば」はなんと840円! 常識的な焼きそばの値段を超越しています。

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 紡錘型の丼とも皿ともつかない器で登場。海老天や半熟卵、きのこ等の具を加えて単価を上げています。「すずのや」と比べると麺は同じ太い平打ち麺ですが、味わいははっきりしたソース焼きそばで少々ごわごわした焼きそば然とした食感。

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 一方の汁はこれまた非常にはっきりしたかけ蕎麦風。焼きそばとしては一般的な豚肉、キャベツといった具がほとんど見受けられないので、麺以外は焼きそばとはほどとおい感じがします。

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 薬味にネギ、天カス、紅生姜が付いてきましたが、紅生姜はないわ。こちらのほうは単に「つゆ」と「焼きそば」を組み合わせただけで、これといった新たな付加価値を生んでいないような・・・

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2011.02.01

らーめん まとい@小川町

 都営新宿線小川町駅徒歩1分。「つじ田・神田御茶ノ水店」から一筋北側の裏道へ入る。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 券売機ボタン先頭の「しょうゆらーめん(650円)」を注文。他に塩・味噌・つけめんを揃え、各種オプションやサイドメニュー等でボタンは実に賑やか。

 店内はL字型カウンター10席。厨房内では若い店主(?)が一人いるだけ。

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 随分と容量の多そうな、円筒に近い丼が印象的。

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 煮干や節系を中心とする魚介系をメインとしながらも鶏がら等のスープとのバランスが非常に良いあっさり、すっきりした醤油味。かえしも控えめですが、表面を覆った香味油の香りがやや強めに出ていました。また表面の脂のためかスープは熱め。

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 麺は浅草開花楼製で中太、若干縮れ入り。堅さは並ながらつるつるっとした歯ざわり、かつ適度な弾力があって嬉しい限り。もうちょっと細めの麺のほうがスープに合いそうですが、この麺でもスープの絡みは至って良好。

 具に脂身が少なく、柔らか目のチャーシューとメンマ、海苔、白髪ネギ。

 この値段でこのレベルなら大満足。また他のメニューを試してみます。

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青森2011(5):大鰐温泉

青森2011(4)から続く)

弘前 7:51 (636M サハ701-8) 8:04 大鰐温泉

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弘前駅からJRで2駅先の大鰐温泉へ。全国的な知名度を誇るような温泉ではありませんが、江戸時代には津軽藩の湯治場として歴代藩主も訪れた歴史のある湯です。

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大鰐は温泉よりも、バブル期に作ったスキー場などのレジャー施設が重荷になって町の財政が破綻したことのほうが有名かも知れません。「平成の大合併」でも周囲の市町村から相手にされず(´・ω・`)

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 雪が小止みになったためか、消防団の方々が朝から雪下ろし。

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 温泉街は駅から川を渡ってすぐ。対岸に共同浴場「若松会館」が見えます。

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大鰐温泉には共同浴場が散在しています、上写真は「山吹湯」。

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こちらは「羽黒湯」。大鰐温泉にはこれといった大型ホテルはなく、バブルで浮かれまくった行政とは対照的に、地元民向けにこじんまり営業を続けているような旅館がほとんどといった印象。湯治宿も見受けられます。

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温泉街の入口に戻って「若松会館」でひと風呂。

浴室には横長長方形の湯船が一つだけ。普段の手入れが良いのか、ボロボロの外観と比べると浴室は思いの外小ぎれい。

源泉が高温のため加水していますが、それでも若干熱め。掛け流しの湯が心地よく、いかにも湯冷めしにくい湯でした。

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冬季に湯が濁る原因について貼紙がありました。赤湯源泉はその名の通り鉄分が多い温泉。貯湯槽の湯量が一定量より下がった場合は自動的に貯湯槽へ給湯される仕組み。温泉使用量の増える冬季は赤湯からの給湯が増えるため、お湯も濁りかちになるとのこと。

もっともこの日の湯は無色透明でしたが。

2Fに休憩室があるようでしたが、階段を上るのが面倒になって様子は伺わず。

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【温 泉 名】大鰐温泉
【施 設 名】若松会館
【入浴料金】150円
【交通手段】大鰐温泉駅から徒歩5分くらい
【泉  質】ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
【源 泉 名】大鰐統合源泉(青柳3号、植田2号、赤湯2号、石原)
【泉  温】68.0度

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 大鰐の温泉街を歩いていて気づくのは多数の共同浴場を有しているにも関わらず、「湯巡り」の案内が見受けられないこと。町財政が破たんして、温泉街の元気までなくなってしまったのかなぁ・・・・

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大鰐温泉駅からすぐのところにある巨大温泉施設「鰐come」。大鰐温泉には外湯がいくつもあるにも関わらずこういう施設を作ってしまうのが謎なんですが、昔ながらの外湯には駐車場がありませんから、こういう施設が案外重宝がられるのかもしれません・・・

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「鰐come」には物品販売所に加えて大広間や会議室などを併設。

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 湯は加水・加温・循環・塩素系薬剤投入と4拍子揃っています。風呂はあつ湯、ぬる湯、ジャグジー、サウナ、水風呂、そして露天風呂と一通り揃っていますが、湯の質が共同浴場よりも格段に劣るのが残念。地元の方ならともかく、旅行者がわざわざ行くようなところじゃないですなぁ・・・(´・ω・`)

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【温 泉 名】大鰐温泉
【施 設 名】鰐Come
【入浴料金】500円
【交通手段】大鰐温泉駅から徒歩1分くらい
【泉  質】ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
【源 泉 名】統合泉(青柳3号源泉、公民館源泉)
【泉  温】66.4度

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