鳥栖2011(1):柳川のうなぎ
羽田空港 7:20 (ANA241 747-400) 9:15 福岡空港
福岡空港 10:33 (西鉄バス) 11:19 西鉄久留米
西鉄久留米 11:29 (西鉄 8053) 11:46 西鉄柳川
水郷柳川に到着したのはちょうど昼飯時。柳川での定番中の定番「うなぎ」を求めて老舗の「本吉屋」へ。
店内は既に予約客等で満席でしたが、空き待ち客はわずか2名だったのでその後でしばし待機。しかし、店は先客の注文を捌いたり、食後の後片付けをするのにてんてこ舞いで、その後も続々とやってくる客の人数すら把握しようとせず完全に放置。
また途中でやってくる常連客らしき団体だけこっそり(といっても行列客に丸聞こえなんですが(苦笑))優先的に対応したりと、気が短い人なら間違いなくぶち切れる接客態度。観光的にはオフシーズンの冬ですらこんな感じ。ちなみに土用の丑の日の状況を聞いてみたところ「三時間待ちです!」とキッパリ。
ようやく個室に通されて「特上せいろ蒸し(3100円)」を注文。普通の「せいろ蒸し(2800円)」との違いはご飯の中にうなぎが1枚加わっているだけとのこと。本格的な鰻屋で出来上がりに時間がかかるのはいずこも同じ。本来なら「う巻き」なんぞをつまみに一杯やりながら出来上がりを待つところですが、そんなもんを頼んだところでいつ出てくるか判らない状態なので割愛。
お茶を何杯を飲みながらひたすら出来上がりを待つことしばし。ぞんざいな接客、結構な値段、相当の待ち時間という三重苦に耐えてようやくありついたせいろ蒸しは、鰻のふっくらとした食感といい、余分な脂を落として旨みだけを残した匠の技といい、なかなかのものでございました。
もっとも市内には鰻屋がごろごろあって、行列どころか客がいるのかどうか判らない店もあるわけですが、それらの店と比べてレベルが高いのかどうかは何とも言えず。でも、後で乗った船下りの船頭によると「最も高い店」だそうです(さすがに最も美味いかどうかという問いには答えてくれませんでしたが(笑))。
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