鳥栖2011(2):柳川船下り
(鳥栖2011(1)から続く)
「せいろ蒸し」を賞味した後は、水郷柳川名物の「船下り」。柳川駅近く乗り場から柳川観光の中心地「御花」までの4km程度を70分でゆっくり楽しませてくれます。
運行会社はなんと5社もあり、どこからどう見ても過当競争に陥っている感がありますが、今のところ会社別の船の色を見るとオレンジとピンクの2社が優勢のよう。
寒い時期なので船には「こたつ」を用意。もっとも「こたつ」といってもやぐらこたつ状にセットした布団の中に火鉢を置いただけなので、座った場所によっては大して暖かくならないという問題が・・・乗船前にカップ酒の熱燗を買っておいて正解でした(笑)
また橋の下を客が身をかがめて通過しないといけないような箇所もあるので、屋形船のように屋根をつけるわけにもいかず、冬の船下りの営業はかなりしんどそう。
この手の観光は船頭さんの当たり外れに左右されるところが大ですし、乗り合わせた客にも左右されますが、この日は客の反応が鈍くて船頭さんはちょっと張りあいなさげ。でもクソ寒いんでお客がなかなか温まらないのはやむを得ないような・・・
途中3箇所ほど売店を通りますが、誰一人手を出さず。暖かい時期ならビールに手を出すところですが・・・
柳川の船下りはそれなりに開発の進んだ市街地を巡るものなので、城のお堀を回る松江や古い商家が残る佐原に比べると見所はそれほどありません。船頭さんのトークが楽しみの8割くらいかも。でも1500円相当の価値はありました。
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