五能線2011
(秋田2011(下)から続く)
米代川下流に位置する能代はもともと木材加工が盛んな街でしたが、同産業の衰退と共に街も衰退。
能代の名を全国区にしているのは能代工業高のバスケットボール部。田臥選手他、県外出身の学生も 多数在籍していますが、同じような立場であるサッカーの国見高よりは田舎度ではマシかなぁ・・・
能代 9:40 (リゾートしらかみ1号 キハ48-1521) 12:47 弘前
昨晩の雪が酷かったのか、JR奥羽線は各地で運休や大幅な遅れが発生。秋田発の「リゾートしらかみ1号」も約25分の遅れで能代到着。
指定で取った座席はなぜかボックス席。しかも終始一人旅のオッサンと向かい合わせになる妙なシチュエーション(´・ω・`)。
ネットで見た限りは指定席は完売だったはずですが、半分も乗っていない状態で能代到着。誰も座っていないボックス席も散見されました。
五能線は極端に列車本数が少ないので、地元の人が「リゾートしらかみ」を短区間利用するケースも多く、実際それまでずっと空いていたボックス席が終点近くの五所川原で埋まりました。
五能線といえば車窓一杯に広がる日本海、そして海岸の岩礁が売り物。波の荒い冬が最も絵になるのですが、波の荒い日は往々にして荒天で、肝心の五能線が運休になってしまうことがあるので痛し痒し。
ウェスパ椿山から団体客が乗車。車窓が売り物の五能線とはいえ相当の鉄じゃないと長時間乗るのは大変なので、ツアーでは途中から乗っておいしいところだけ持って行くんでしょうな。
深浦駅では地元の方々が観光客へ向けて懸命のアピール。
能代発車時点で約25分あった遅れを、停車時間を切り詰める等で取り戻そうとしてはいましたが、努力の甲斐もなく弘前~青森の一部運休が決定。
鯵ヶ沢から1号車内で「津軽三味線」の演奏があるはずでしたが、演者が乗ってくるはずの「リゾートしらかみ2号」が運休になってしまい、当然ながら津軽三味線も中止。
しかもマヌケな悪いことに演者がいないことが鯵ヶ沢に到着してから判る始末で、演奏を楽しみに三々五々1号車へ集まってきた客は一斉に逆戻り。
弘前 12:58 (657M クモハ701-101) 13:34 新青森
弘前では青森行きの各駅停車を待たせて接続を取ったのは良かったのですが、鶴ヶ坂駅まで来て一つ先の津軽新城でポイントが故障して長時間停車。当方は五所川原の観光をスキップして時間に余裕があったので大過はなかったのですが、新青森から新幹線に乗れなかった人が続出した模様。
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