めん馬鹿一代@二条城前
東西線「二条城前」駅から堀川通を北へ。堀川丸太町から丸太町通りへ。駅から10分くらい。平日夜に往訪。先客2、後客3。
「ネギらーめん(1100円)」で有名な店で、テレビ・雑誌にも良く取り上げられる店です。観光客らしい先客2&後客2はいずれもネギらーめんを頼んでいましたが、馬鹿高いうえにパフォーマンスに金を払うのは馬鹿馬鹿しいので「めん馬鹿らーめん(740円)」を注文。後払い制。
店内はくの字型カウンター8席と4人掛けテーブル席が4卓。ネギらーめんを注文すると強制的にカウンター席行きです。
先客の頼んだネギらーめんの丼から巨大な炎が吹き上がるパフォーマンスを見ただけでそれなりに満足。強面の店主も慣れたもので、観光客のケータイで記念写真を撮ってあげるサービスも。
ネギらーめんのパフォーマンスの間こちらのは放って置かれるのかと危惧したのですが、そんなことはなくちゃんと登場。表面はかなりオイリー、かつ背脂もぷかぷか。
とろみのついたスープは壁面の能書きを見ると魚介+とりがら・豚骨のWスープらしいのですが、後者のほうがはるかに強めに出ている感じ。脂で魚介がかき消させてしまうのかもしれません。ただ見た目の脂の多さの割りには脂っぽさ、くどさは感じず、むしろ食べやすいくらい。
最初はピリ辛に感じましたが、食べ進むにつれて背脂効果なのか、やや甘みが強くなってきました。
麺は京都では珍しく、やや太めのストレート麺。ざらざら、ごわごわした食感なのも京都では珍しい気がしますが、ややどろっとしたスープに合わせるにはぴったり。
角煮風のチャーシューは自信作か? 他に海苔、ねぎ、もやし。
スープ、麺、具とも評価に値する出来でした。パフォーマンスだけが売りものの店ではなく、それなりに実力を持っています。
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