【山形温泉巡り】赤湯温泉(2):赤湯元湯
(赤湯温泉(1)から続く)
龍上海の開店を店前でぼーっと待つのも馬鹿馬鹿しかったので、赤湯の温泉街をぷらっと。 温泉街の中心部に烏帽子山。
山の上には烏帽子神社。鳥居は石造りで、1903年に建てられたもの。高さ(10.75m)もさることながら、柱石に継ぎ目がないことから全国的に見ても貴重な存在だとか。
2002年に不審火によって社殿が全焼しましたが、2005年には早々と再建。地域住民の篤い信仰の賜物。
赤湯のメインストリート。区画整理&拡幅工事をやったばかりのように見え、すっきりとしてはいますが、あまり温泉街っぽくないような・・・
「赤湯元湯」は2つの共同浴場を統合して新設したもので、2つの源泉が楽しめるのが売り物。隣に足湯を設け、温泉街を代表する共同浴場として作ったはずなのに、お役所っぽい飾り気のない建物になってしまったのは甚だ残念。
浴室にはシャンプーやせっけんなど何も置いてありませんが、入浴料はわずか200円。さらに無料コインロッカー付きできわめて安価。
1Fにフロントとちょっとした休憩スペースがあり(但し、ビールなし)浴場は男女とも2F。
長方形と台形の湯船が二つ並んでいます。長方形が烏帽子源泉でぬる目(かけ流し)。台形が森の山源泉でかなり熱め(加水で温度調節)、かつわずかに黄色がかっています。硫黄泉とのことですが、風呂に入っている分は硫黄臭はほとんど感じません。かかり湯(これも烏帽子源泉)が一番硫黄っぽいかなあ?
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【温 泉 名】赤湯温泉
【施 設 名】赤湯元湯
【入浴料金】200円
【交通手段】赤湯駅から徒歩25分くらい。
【泉 質】a)ナトリウム・カルシウム - 塩化物泉
b)含硫黄-ナトリウム・カルシウム - 塩化物泉
【源 泉 名】a)烏帽子源泉
b)森の山源泉・森の山2号源泉
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