アートマサシヤ@渋谷
渋谷駅南口から玉川通りの坂を登って「道玄坂」交差点近くを左に入る。土曜昼に往訪。先客2、後客6。外観はとてもラーメン屋には見えず、喫茶店風。
玉川通りの曲がり角が判りにくいためか、案内板が出ていました。なお実際は玉川通りではなく道玄坂を登っていったのですが、道玄坂交差点で玉川通りを渡れずに大回りする羽目に(苦笑)。駅は神泉が最寄でしょうが、玉川通りを渡るのが難儀なので渋谷駅から歩くのと大差ないかも。
メニューはラーメンのみ。旨口と濃口が選べ、店内の券売機で「旨口ラーメン(700円)」を注文。
煮干し臭がほのかに香る店内は厨房側にカウンター7席、窓際に4席。さらに4人掛けテーブルが2卓。全般にゆったりとした作り。スタッフはご夫婦でしょうか?
待っている間にチャーシューの細切れがサービスで出てきました。細切れとはいえしっかり煮込まれているのでビールのアテによさそうなものですが、この店は昼しか営業していないんだよなあ・・・
一度に2杯ずつしかできないようで少々待たされましたが、純白の丼で登場。
スープは透明感の高いあっさり魚介系。表面にわずかに香味油が認められますがあっさり感を崩すほどではなく、無化調らしいすっきりとした味わいが非常に気に入って珍しくスープ完飲。店内の能書きによると「煮干・節類・昆布をふんだんに使い」とのことでしたが、飲み進むに従って節系の旨味が際立ってきたかな? 揚げネギも良いアクセントになっています。
かえしは小豆島産醤油をベースににした自家製とのことでしたが、これといった特徴は感じられず。食べ進むに従って酸味が強いような気がしたくらい。
麺はやや細めの緩い縮れ麺。若干柔らか目ですが、優しい口当たりのスープとの相性は文句なし。
チャーシューは薄くて柔らか目。つまみに出てきたチャーシューとは全く別物のようですが・・・ 薄い玉子焼きを入れているのは珍しい気がしますが、水菜と合わせて丼に彩を添える以外の意味はないかも。
駅から少々離れているのが難ですが、次は「濃口」を試してみます。
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