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2011.04.30

【PV観戦記】11年第8節:仙台 1-0 浦和

・ユアスタの雰囲気に呑まれたとか、相手の気魄に押されたとか、空気を読んだとか、そんなメンタルの問題ではなく、どこからどう見ても完敗。1失点を喫した直後のポスト直撃弾を筆頭に仙台には何度も際どい場面を作られた一方、浦和のチャンスらしいチャンスは終盤のマゾーラ→マルシオしかありませんでしたら、0-1という点差以上の完敗という印象を受けました。

・もっともこの日唯一の失点に繋がった場面では、ゴールラインを割るかと思われたボールを懸命に追ったのがリャンだけだったという事実に気魄と集中力の差が如実に表れてしまいましたが・・・ ゴールライン間際でボールに追いついたリャンは誰もついておらず、リャンにとってはFKも同然。クロスは暢久とスピラの間に飛び込んできた太田にどんピシャリ・・・

・試合内容的には同じく0-1で敗れた開幕の神戸戦よりも悪く、PSM栃木戦に匹敵するほど。仙台は序盤に攻勢をかけて浦和に冷や汗をかかせた後は自陣に引き篭もって強固なブロックを形成。浦和は引いた相手をどう崩すかという昨年と同様の課題に直面しましたが、その結果は暗澹たるものでした。

・前半縦に楔のパスを入れたところを再三狙われてカウンターを食らいまくり。いとも簡単にポールを失ってしまうエジには困ったものですが、名古屋戦とは打って変わって選手間の距離が遠くてエジをフォローする選手もいなかったような・・・

・パスによる崩しはリスクばかり高くて上手く行かないためか、攻撃手段は両WGへの放り込み主体。でも両WGにボールが入ってもそこには仙台の守備陣が必ず2人付いていてどうにもならず。すぐに手詰まりになってバックラインへ戻す→再びWGめがけてドカン→手詰まり→バックラインへ戻す→ドカーン ってなんじゃそりゃ?

・名古屋戦では右サイドを中心に人数をかけた攻撃が見られましたが、この日は全くといっていいほど雲散霧消。WG単騎で「やあやあ我こそは」みたいな攻撃を仕掛けて討ち死に続出。まぁあれだけワイドに開いたWGへのロングボールを多用しまくって、そこからマルシオや柏木に何を期待しているのかよく判りませんが・・・

・前半がさっぱりワヤだったのは監督も認めざるを得なかったようで、後半頭から達也→高崎で4-2-2-2に変更。相手のゴールにより近いところに放り込みのターゲットを据えては見たものの、エジも高崎もハイボールに強いわけでも何でもないのでこれまた意味をなさず。

・後半途中から峻希が再三攻撃に絡み始めて右サイドはなんとか攻撃の形を成し始めましたが、原口がいないも同然の状態に陥った左サイドは沈黙。そこでマゾーラを投入するのは判らなくはありませんが、下げたのは原口ではなくなんと暢久。原口が右SHに回って柏木・マルシオの2ボランチという珍妙な布陣。2トップは共にボールキープできず、両SHはスペースがないと何もできず、単にバランスを崩しただけの格好。3枚目の交代は全く意味不明。

・最後の最後でマゾーラがリャンを振り切ってクロスを上げるのに成功したのがこの日唯一無二のチャンスで、90分を通じて見所なし。CKや良い距離でのFKもチャンスには結びつかず。

・昨年は引いた相手に対してサイドに人数をかけ、数的同数ないし数的有利を作ってサイドを深く抉るところまでは行くのだが、中央が薄いのでクロスを悉くはじき返され、やっとこさ作った決定機を決めきれないというパターンの連続。そこで今年は方法論をほぼ180度変えてみたものの、今のところはサイドを崩すことさえできていませんから、得点の可能性はさらに遠ざかった感じ。ちゃぶ台をひっくり返して一からの出直しで、まだ3試合をこなしたに過ぎないので生暖かく見守るのが妥当なんでしょうが、個人的には残念ながらこのサッカーには将来性を全く感じないんだよなぁ・・・ 

・守備も不安定。両WGがサイドに張る布陣のため、当然ながら横は常に間延び状態。攻守の切り替えも名古屋戦とは対照的に甚だ緩慢。再三仙台のカウンターでいきなり最終ラインが脅かされ、SBとCBの間にボールを通されてヒヤリ。攻撃の拙さが守備にも伝播した典型で、「しっかり自陣にブロックを作って守ってくる」相手に対しての打開策を見出すまでには時間がかかりそう。

原口---エジ---達也
---柏木--丸塩---
-----暢久-----
宇賀神-永田-摩周-峻希
-----山岸-----

HT:達也→高崎
69分:暢久→マゾーラ
85分:宇賀神→野田

・小破が伝えられた暢久は無事スタメンを確保。引き篭もる相手には啓太の出番はないでしょうなぁ・・・

-----赤嶺-----
関口---梁----太田
---角田--高橋---
朴--鎌田--曺--菅井
-----林------

得点:40分 太田

66分:高橋→富田
75分:太田→松下
89分:梁→マックス

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2011.04.29

【観戦記】11年第1節:浦和L 0-0 湯郷

・ほぼ全ての時間帯において一方的にボールを支配し、両サイドから幾度となく攻撃の形を作りながらフィニッシュには至らず。押している割には決定機らしい決定機はほとんどなく、かといってカウンターを食らってひやっとする場面も数えるほどなのでスコアレスドローは当然の結果。

・昨年の主力だった北本、森本、窪田が退団。さらに荒川、庭田、藤田が怪我なのかベンチにも入らずとあって、スタメンは2トップがそっくり入れ替わり。中盤以降は新加入の安田が入ったのと、熊谷がようやく本職のボランチで起用されたくらいのが目立つくらいで昨年との連続性は確保していますが、サブの駒不足感は否めず、柴田・坂本と高卒新人が2名も名を連ねています。

・前半10分くらいから浦和がペースを掴み、玉際での攻防に勝ちまくり、パスで相手のプレスを交わしまくって左サイド中心に攻撃を組み立て。たまに熊谷が右サイドに大きく展開して岩倉を鬼のようにこき使ってチャンスメークと、サイド攻撃の形づくりは100点満点といっていいくらいの前半でしたが、そこからフィニッシュへ至るまでが雑というかアイデアがないというか・・・

・両FWとも空中戦はあまり得意そうではない上にハイクロスの精度も良くないため、チャンスになりかかるのはグラウンダーのクロスのみ。しかし、ベタ引きになった湯郷DFラインとGKの間を狙うばかりではいかにも単調。マイナスのパスでバイタルエリアからの強襲を混ぜると面白いのですが、そこに突っ込む人はおらず。

・またポストプレーヤー不在のため、バイタルエリアでキープして相手DFを中へ引き寄せてからサイドへ展開するといった手が使えないのも攻撃の単調さに拍車をかけていたような・・・ 終盤になって熊谷が盛んに攻撃参加しはじめてからバイタルエリアでのボールキープが形になり始めましたが、時既に遅し。

・後半は運動量も落ちて膠着状態に陥ってしまい、見ているうちに睡魔に襲われる始末。竹山を投入した辺りで再びサイド攻撃が活性化しましたが、フィニッシュには至らないのは相変わらず。

・熊谷が前半は主に守備で、終盤は疲労困憊の柳田に代わって攻撃でも圧倒的な存在感を示していたのがこの日の収穫。このパフォーマンスを見ると昨年左SBをやっていたのはいったい何だったのかという気が・・・

---後藤--吉良---
堂園--------岩倉
---熊谷--柳田---
安田-矢野--西田-土橋
-----山郷-----

後藤→柴田
岩倉→竹山(左SBに入る。安田が左SH、堂園が右SHへ)

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【閉店】麺や恵泉@御徒町

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 御徒町駅南口から徒歩2,3分。松坂屋南館の1ブロック南辺り。平日夜に往訪。先客2、後客ゼロ。あっという間に閉店してしまった「八兵衛」の居抜きというか、看板を架け替えただけのような感じ。

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 今回の売りは「鶏白湯」のようで、「らーめん塩・並(700円)」を注文。らーめんには醤油もあり、さらにつけ麺も用意。

 店内は縦長のL字型カウンター10席ほど。厨房内にはスタッフが3人いましたが、一人はいかにも入店したばかりのアルバイト風。でも客前でバイト君を叱責するのはどうかと・・・っちゅーか叱責しているオヤジは終始まったく何もしとらんのですが・・・

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 広口かつかなり容量の多そうな丼には見覚えがあります。確かに鶏風味なんですが、それ以上にコーンスープみたいな妙な甘さが支配的で、鶏はかき消され気味。

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 麺はやや細めの緩い縮れ麺。柔らかめ、かつスープの絡みがあまりよくない以前の問題として、底のほうで玉になってて食べにくいのなんの・・・

 具はチャーシュー2枚、海苔、ネギ、味玉半分。

 今回もあまり長持ちしそうにないような・・・

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2011.04.28

スタジアムの風景2011

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観客減でスタジアム内の広告も激減するかと思ったのですが、ここでも浦和の営業はがんばったようで、ぱっと見たところ穴が開いたのはバックスタンド北隅くらい。

左側の穴は昨年は「埼玉県こども自然動物公園」があり、さらにその前は「かすかべ湯元温泉」が広告を出していました。

右側の穴は東京電力・・・・ここは掲載自粛で穴が開いたのかな?

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「埼玉県こども自然動物公園」は撤退したわけではなく、南端に移動。

「チカラをひとつに」のところもそうですが、もともと何があったのか不明。

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【展望】11年第8節仙台戦

・仙台の今年初のホームゲーム。当初予定の宮城スタジアムをユアスタに振り替えての浦和戦。新幹線や地下鉄もかろうじて開幕に間に合ったようで何より。

・今年の仙台は珍しく積極的な補強を敢行。マルキーニョスと柳沢が目玉で、昨年赤嶺しかまともなFWがいなかった仙台にとっては実に心強い補強だと思ったのですが、不幸にもマルキーニョスは震災後帰国。柳沢も故障離脱と、前目が非常に寂しい状態でホーム初戦を迎えることに。

・外国人は2人を入れ替え。城南一和から獲得したCBチョ・ビョングッは期待通りにレギュラー入りしていますが、ブラジル人MFのマックスはベンチ止まり。

・他にFC東京から松下、京都から角田を獲得して中盤に厚みを加えています。

・震災でクラブハウスが半壊し、中断期間中も地元での練習はままならず。千葉や埼玉での練習を余儀なくされ、非常に気の毒な状態でしたが、ようやく地元へ戻って迎えるホームゲーム。

・堅く守ってリャンのFK一発に期待をかけるのが最も現実的なチームが、今年初のホームゲームで地元の大声援を受けて張り切りまくって積極的に仕掛けてくるほうが浦和にとって闘いやすい気がしますが・・・

・ノーマルにまずは守備を固めてきた場合、浦和は引いて守る相手をいかに崩すかという昨年同様の課題に直面することに。名古屋みたいな中盤スカスカのチームはそうそうありませんから、今期のチームの成熟度を図る上で興味深い一戦になりそう。

・昨年さっぱりだったセットプレーも見物。名古屋戦ではマルシオが直接ゴールを狙える位置でのFKは全くなく、何度かあったCKも不発(全部ファーのスピラを狙っていたようでしたが、全く合わず。そもそも名古屋からCKで点を取るのはそもそも難しいでしょうけど)に終わりましたが、仙台相手に昨年との違いを見せてほしいものです。

・昨年と違って攻撃時に両SBとも上がってしまって2バック状態にはならないし、昨年ほどDFラインを積極的には押し上げないので簡単にカウンターを食らうことはないかと。もっとも当然ながらそれが一概に良い方ばかりには働かないのがナンですけど。

・啓太が出場停止明け。故障明けの平川がすぐにスタメンに入るのはまずないでしょうが、啓太と暢久の扱いが気になるところ。もっとも暢久は名古屋戦で小破したようですが・・・

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<前節:川崎 1-2 仙台>

-----赤嶺-----
関口---梁----太田
---角田--高橋---
朴--鎌田--曺--菅井
-----林------

得点:73分 太田、87分 鎌田

62分:高橋→中島
74分:曺→斉藤(負傷交代、角田がCBへ)
76分:太田→冨田

・中島を投入して4-4-2に代えてから一気に仙台ペース。

・でもリャンFK→鎌田ヘッドでの同点弾はともかく、足が攣っている太田のへろへろのシュートが相手DFに当たって入るというのは勝利への執念の賜物としか言いようがないかと・・・

<前回:浦和 1-1 仙台>

---赤嶺--フェル--
梁---------関口
---富田--千葉---
田村-鎌田--渡辺-菅井
-----林------

76分 富田→斉藤大
84分 フェルナンジーニョ→高橋
86分 田村→一柳

得点:69分 オウンゴール

・攻めども攻めども点は入らず、案の定浦和が先にバテて仙台のカウンターの脅威に晒される展開。長い縦パス一本で右サイドを深々と破られ、しかも応対した暢久が1対1であっさり交わされて失点。

・遅まきながら阿部→堀之内で中盤を建て直したのが効いた上に、終盤は仙台の足もぱったりと止まって、宇賀神のクロスをエジが決めて(と思ったらオウンゴールだった模様)なんとか同点。

・残留争いにどっぷり浸かっていた仙台にホームでも勝てず。神戸や山形を含め下位チームに勝てない、いや相手が上位だろうが下位だろうか似たような試合運び、似たような展開になってしまうのが昨年の浦和の特徴でした。

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2011.04.27

タンポポ@京都・紫野西蓮台野町

 京都・千本北大路よりもさらに北。仏教大学前の三叉路を旭丘方面へ進んですぐ。電車でのアクセスは困難で、フツーはバス利用になります。

 日曜昼に往訪。先客1、後客8。なお後客は老若はともかく全部近在のカップル風だったのが妙に印象的でした。

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 「ラーメン(並 650円)」に「ライス小(100円)」を注文。店内はカウンター8席と、小上がりに4人がけテーブルが3卓。水セルフ。

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 一味だらけで真っ赤なスープがこの店の売り物。ベースは鶏がらでしょうか? 背脂もどっぷり & かえしもきつめで辛いよりもしょっぱいという印象。背脂の量の割にはこってり感はそれほど感じません。

 麺は柔々の細麺ストレートで個人的にはかなり苦手。

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 チャーシューも煮込まれすぎでちょっと醤油くさくなっていました。

 ライスは小にしたはずですが意外に大きく、茶碗一杯以上。スープがしょっぱめなのでネギとチャーシューが良いおかずになりましたが。

 一味だらけなのを除けば、基本的に良くも悪くも京都のラーメンの典型に近いのかなぁ・・・・

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【奈良の花見】金峯山寺

「吉野山」から続く)

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国宝仁王門。すぐ傍までお土産屋等が迫っていて仁王門前のスペースがないため大きさを実感しにくいのが残念ですが、山中なので致し方なし。

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国宝蔵王堂。木造の古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ規模。2階建てのように見えますが構造的には「一重裳階(もこし)付き」。内陣に本尊として3体の巨大な蔵王権現像が安置されていますが、残念ながら秘仏。

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蔵王堂の前の「四本桜」は北条軍に攻められた大塔宮護良親王が落城前に最後の酒宴を催した故地として有名ですが、残念ながら一輪たりといえども咲いておらず(´・ω・‘)

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蔵王堂から一段低くなったところに南朝妙法殿。吉野宮跡に1963年(昭和38年)になって建築。

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往訪した日は花供懺法会の日。そのオープニングが「千本搗き」。臼に入れたお米を伊勢音頭にあわせ大勢の人々で搗き上げるお祭りだそうですが、傍目にはゲバ棒を持ったおっさんの抗争のようでもあり・・・ 蔵王堂の石段や回廊に観光客が鈴なりになって見物していましたが、どう見ても危険な状態。警察の指導もあって、寺では再三注意していましたが・・・

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さらに女人護摩、翌日の大名行列と行事が続きますが、この日はその準備の様子を見ただけで終了。金峯山寺は修験道の本山なので境内では山伏姿の行者をよく見かけます。

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2011.04.26

【閉店】中華そばの店 ちいふ@京都・二条城前

 地下鉄東西線「二条城前」から押小路通を東へ。押小路通小川西入ル。土曜夕方に往訪。先客1、後客1。店先には「すき焼きラーメン」の提灯が揺れています。

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 とりあえず基本の「ラーメン(650円)」を注文。サイドメニューに牛丼があるラーメン屋は珍しいかも。なお屋号は「中華そばの店」なんですが、メニューはなぜか「ラーメン」。後払い制。

 店内は厨房に沿ってI字型カウンター10席。厨房内にはオヤジが一人だけで終始先客と世間話。カウンターとの仕切りが全くなくて厨房内が丸見え。

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 玉子が一個無料(といっても一般の店では売り物にならなさそうなものすごく小さい玉子ですが)で付いてきて、玉子をかき混ぜた後に「すき焼き醤油」を少し絡めてチャーシューを玉子に絡めて食べるというのがこの店のウリ。確かに「すき焼きラーメン」です。

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 黒々としたスープは鶏がらベース。見た目に反してさほどしょっぱくはなく、しかも意外なほどあっさり。

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 麺は並太縮れ麺。堅さも並ですが、京都にしてはしっかりしているほう。スープとの相性もまずまずですが、ちょっと安っぽい感じがしました。

 チャーシューは薄いながらも「チャーシュー麺」といって差し支えないほどたっぷり。これを件の玉子に絡めて食べると必然的にご飯が欲しくなりますが、麺の量もそこそこあります。ネギや細モヤシもたっぷりあって具が豊富なだけに小ライスのサービスがあるとなお良いのですが・・・

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【奈良の花見】吉野山

「大和郡山城址」から続く)

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翌朝は日本屈指の桜の名所「吉野山」へ。大阪阿倍野橋から近鉄特急で一気に吉野へといえば聞こえはいいんですが、実際のところはリクライニングすらない旧態依然のボロ車両でノロノロ運転(´・ω・`)

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吉野駅到着。普段はお客さんなんてほとんどいないせいか自動改札機が設置されていませんが、桜の季節だけは大にぎわい。

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駅前ではロープウェイと奈良交通が壮絶な客引き合戦。どちらも近鉄グループでなにやってんねん?と思いましたが、ロープウェイを運営する「吉野大峯ケーブル自動車株式会社」って近鉄とは直接の資本関係がないのか・・・ なお実態はロープウェイなのに「ケーブル」と称するのは謎。

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混んでいたら歩いて登ろうかと思っていたのですが、さすがに朝一の特急でやっってくる花見客は少ないと見えてすぐにロープウェイに乗車。もっとも詰め込めるだけ詰め込んでの運転なので途中の景色もへったくれもありませんが。

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なお吉野ロープウェイは、現存するロープウェイ路線としては最古。乗車位置に並ばせる前に逐一写真撮影をやる(=山上で有料販売)のは関西っぽいなぁ・・・まぁぼーっとロープウェイが降りてくるのを待っていても仕方ありませんけど。

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黒門。金峯山寺の総門で、現存する門は1985年の再興。

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銅鳥居。「かねのとりい」と読みます。俗界と聖地の境界を象徴する建造物で、東大寺大仏を鋳造した際の余りの銅で造ったという伝承も。もっとも現存するものは室町時代の再興。逆光で銅だか何だか全く判りませんが・・・

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沿道のお土産屋や葛餅などの飲食店を冷やかしているうちに、金峯山寺の仁王門が見えてきました。

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2011.04.25

支那そば晴弘@門前仲町

 東西線・門前仲町駅から永代通りを東へ。途中で北に折れて富岡八幡宮の南東角辺り。日曜昼に往訪。

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 往訪したのは開店時間を少し過ぎた頃でしたが、既に先客7。後客4。

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 テーブル席主体(4人がけ2卓、8人掛け1卓)の広めの店で、カウンター席は厨房沿いに6席ほど。いかにも家族で切り盛りしている風ですが、スタッフは全部で5名ほど。女将さんに「支那そば(650円」と「ライス(100円)」を注文。他に塩・みそ・ごまだれも用意していますが、それぞれ支那そばより割高。みそが割高なのはよくありますが、塩がみそよりさらに高い価格設定なのは非常に珍しいかも。さらにつけ麺も。

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 スープは鶏がら主体。かえしの醤油も出すぎることなく、総じてあっさりした出来なんですが、表面に背脂が少々浮いていることもあって食べ始めはわずかにこってり感も。

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 麺は極細といって差し支えないくらい。緩く縮れていて、スープの絡みは抜群。やや柔らかめですが、このスープに堅い麺は合わないでしょうな。

 チャーシューがやや堅めなのが残念。他にメンマ、海苔、ネギ、そしてかいわれ大根。量が少ないと思ってライスをつけてみましたが、このスープ、この具の内容でライスをつけるのは無謀でした(苦笑) もっともこの麺だと大盛にするのは自殺行為でしょうけど。

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【観戦記】11年第7節:浦和 3-0 名古屋

・震災による長い中断期間を経てようやくJリーグ再開&浦和のホーム初戦。浦和の試合感のなさが懸念材料でしたが、そんな懸念は全くの杞憂に終わり、立ち上がりから名古屋を圧倒して前半のうちに2得点。

・後半は当初名古屋の猛攻を浴びて自陣に釘付けになりましたが両CBを中心に耐えに耐えて、後半半ばからはカウンターが炸裂しまくり。どういうわけか名古屋戦に強い原口が隼磨からボールを奪い取っての独走で3点目を上げて大勝。終盤にマゾーラなりセルなりが加点していれば提灯行列ものでしたが、ともあれ昨年のJチャンピオンを完膚なきにまで叩きのめして浦和は今季初勝利を上げました。

・得点は全部カウンターから。但しパターンは全部違って1点目は達也が長い距離を走ってシュート→マルシオ詰める。3点目は名古屋の最終ラインにプレッシャーをかけるのをサボらなかった原口へのご褒美。面白かったのは2点目で名古屋のロングボールに対して永田がケネディに競り勝ち、柏木スルーパス→マルシオ抉って折り返し→達也という昨年ではありえなかったパターン。

・神戸戦の4-2-3-1を放棄して柏木を前に出して暢久をアンカーに据え、わりとはっきりした4-1-2-3に布陣変更。これで最も活きるようになったのがマルシオ。攻撃陣同士の距離感がぐっと縮まって、柏木共々「活かし活かされるタイプ」の選手が輝きを取り戻しました。

・また攻撃戦術にもかなり手を加えた様子。従来は両WGの単騎突破に全てを託すような単純極まりない攻撃に堕していたように見受けられましたが、右サイドに関しては完全にそれを放棄。マルシオはもちろん柏木も右サイドをフォローするように動いて昨年同様の人数をかけた攻撃に変わっていました。

・原口もタッチラインに張り付かずに中へ絞って待機。往々にしてファーでフリーになっている原口を上手く使えれば浦和の攻撃も一皮剥けるような気がします。その意味では後半の「右サイドからのクロス→エジ、バイシクルシュートは空振り(笑)→原口詰めるもシュート打ち切れず」が一番可能性があったかな? 前半も原口は好機で宇宙開発。それでも一応点は取ったので看過されがちですが、好機におけるシュート技術には依然課題が。

・名古屋の中盤は常にスカスカ。ソウルでの一戦をこなしてからの中4日というのはそれなりに厳しかったのか名古屋は動きも悪く、そんな相手に浦和の攻撃が上手く嵌って早い時間帯に浦和が2点先制に成功しましたが、残念ながら浦和の守備もそれほど褒められたものではありませんでした。陣形が間延びしたもの同士の戦いで、動きのよさで浦和が優位に立っただけという感じ。

・名古屋は2点先制されてから反撃に転じましたが、そこで狙われたのが峻希。峻希は永井とポジションを代えて左に回ってきた金崎への応対には苦労。安易に飛び込んで交わされる場面が目に付き、正直冷や冷やもの。名古屋のクロスの精度が良くないのと、ケネディに対して永田がなんとか食らいついて事なきを得てはいましたが・・・

・2点先制で折り返した後半。浦和は低めの位置に4+1+4みたいなブロックを形成して、しっかり守ってカウンターみたいな意図が伺われましたが、これまた機能せず。浦和が前半飛ばしすぎて運動量が落ちたのと、暢久が最終ラインに吸収され気味で中盤がさらにスカスカに。

・啓太の出場停止でアンカーに抜擢された暢久ですが、「大過はなかったが小過はたくさんあった」という状態で、しかも後半はバテ気味。柏木やマルシオが守備に奔走しまくってなんとか尻拭い。攻撃は昨年のベースにペトロ流が良い感じに上乗せされたような気がしますが、守備組織はまだまだ整備途上かなぁ・・・ 

・ただ昨年と違って高さのある永田&スピラが肝心なところで跳ね返りまくってなんとかゴールを死守。中盤はスカスカだけどCBは強いって、どこの名古屋やねん・・・ しかも名古屋よりGKが格段に落ちる・・・ この辺の浦和の弱点がリーグ戦が進むにしたがって露になってくるかもしれません。中盤でパスをしっかり繋いでくるチームには相当苦戦すると予想します。

・この日の守備で良かったのは3トップが名古屋の最終ラインのプレッシャーをかけまくったこと。これをさぼると闘莉王の縦パス一本で永井にDFライン裏へ抜け出されかねませんし、前目が頑張ったことで中盤スカスカにも関わらず最終ラインが楽になったかと。

・不甲斐ない相手に助けられて存外の大勝。実績の乏しいペトロビッチ監督にとってこれ以上ない形でのスタートになりました(その前に1試合あったのをすっかり忘れてしまった気も・・・(苦笑))

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原口---エジ---達也
---柏木--丸塩---
-----暢久-----
宇賀神-永田-摩周-峻希
-----山岸-----

得点:12分 マルシオ・リシャルデス、25分 達也、78分 原口

80分:達也→セル
84分:暢久→青山隼
84分:原口→マゾーラ

・後半半ばからカウンターし放題の展開になりましたが、残念だったのは3点差という楽な展開で起用されたマゾーラ。マゾーラは緩急をつけたドリブルで闘莉王を転倒に追い込む見せ場を作りながらシュートを決められず。それはまだしも10分も持たずに息が上がる始末。これじゃスタメンでは使いようがありません。震災後にいったん帰国して来日が遅れたのが祟ってコンディション不良なんでしょうが、ちょっとなんだかなぁ・・・

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-----ケネ-----
永井---藤本---金崎
---小川--中村---
阿部-増川-闘莉王-隼磨
-----楢崎-----

HT:吉村→中村
63分:金崎→吉田
69分:藤本→田中輝

・名古屋の布陣は試合開始時は4-2-2-2だと思いましたが、前半の永井はどう見てもケネディより低い位置におり、しかも藤本が真ん中。なんでACLで一応結果を出した布陣を変更したのかよく判りませんが、永井と藤本はほとんど機能しなかったような・・・

・後半の名古屋は矢継ぎ早に選手を代え、その度に布陣も変えていましたが、前目ではもっとも効いていた金崎が故障した時点で万事休す。永井が左SHに回ってきましたが、峻希は単に速いだけの相手には難なく対応し、逆にボールを奪い返して逆襲に転じる場面も。永井の見せ場はスピラをぶっちぎってのクロスだけだったかな?(ケネディのヘッドは永田がかろうじて付いて枠外)

・三都主を使わずにこれといって実績のない若手をピッチに送り出した時点でピクシーは勝負を投げたような・・・

・ついに埼スタへやってきた闘莉王は甚だ精細を欠いていました。再三の「大作戦」もサイドから一向にボールが来なくて不発。

・名古屋は今年もゼロックス杯やACLで乏しい内容ながらもそれなりに結果を出していますが、内容が内容だけに負ける時はこんなもんでしょうなぁ・・・

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2011.04.24

(メモ)浦和3-0名古屋

(メモ)浦和3-0名古屋
(スタメン)
故障の平川に代えて峻希、出場停止の啓太に代えてスピラ。他は神戸戦と変わりなし。

名古屋はケネディが復帰。

(前半)
浦和最高の立ち上がり。達也→エジミウソンを皮切りに何度かチャンスを掴み、カウンターからのチャンスを達也→マルシオで早々と先制。

さらに浦和の攻勢は続き、永田がケネディにせりかって、柏木→マルシオ→達也で追加点。

浦和は4123を採用してマルシオがいきかえった感じ。選手の距離も格段に良くなった。

守備はどちらも間延び気味。浦和が動きの良さで勝っているだけかも。

浦和は峻希の守備が軽くてかなり心配だが、永田がケネディを自由にやらせていないのが肝。

また浦和が飛ばしすぎ臭いので最後まで逃げ切れるか?

(後半)

浦和は低めの位置にブロックを作って守ってカウンターを狙っていたようだが、守備網が機能せず、名古屋に一方的に押し込まれる。
しかし何とか最終ラインが凌ぎに凌いでいるうちに名古屋の攻撃は15分くらいでフェードアウト。

その後は浦和のカウンターが炸裂。原口が相手のミスを突いてからの独走による一点に留まったが、内容は一方的。

後半は峻希も良く頑張った。でも守りは基本的に永田様々か。

マゾーラはしばらくスタメンで使えそうにない。これだけは残念。

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【観戦記】11年第7節:大宮 0-1 柏

 前半は完全に大宮のペース。しかし後半の早い時間帯に柏が一気に巻き返して先制。終盤は大宮が必死に反撃を試みるも悉く柏守備陣に跳ね返され、柏が苦しみながらも勝利。大宮の試合内容も悪くはなく、また共にアグレッシブにゴールへ向かう姿勢がはっきりとうかがわれ、第三者的にも面白いゲームでした。

 試合前は暴風雨といって差し支えないほどの悪天候でどうなることならと案じましたが、幸い試合中は小康状態。ホーム開幕戦にも関わらず観客は9000人に満たなかったのは直前の暴風雨の影響でしょうが、そこを押して詰め掛けたファン・サポーターも満足できる内容だったと思います。

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 大宮にとって惜しまれるのは前半の逸機。ワグネルの凡ミスを突いて渡部が、また近藤のミスに乗じてラファエルがDFライン裏に抜け出してGKと1対1になりましたが、共に決められず。ラファエルのシュートのこぼれ玉を拾ったイ・チョンスをパク・ドンヒョクが後方から引っ掛けてしまう一幕がありましたがPKを取ってもらえない不運(その後両チームともPKくさい場面が何度かありましたが、主審は全部流しまくり(笑))もあって大宮先制ならず。

 とはいえ、前半は完全に大宮ペース。高めの位置で4×2の狭いブロックを作る守備網が実によく機能して柏に何もさせず。柏は2トップを大宮DFラインの背後に走らせるくらいしか手立てがないように見受けられましたが、中盤を支配されているので良いタイミングでボールなんて出ませんし、出たら出たで2トップがいとも簡単にボールロスト。頼みのカウンターも大宮の素早い帰陣によって効果なし。左SBワグネルが盛んに攻撃参加を仕掛けるも完全に不発で守備網に穴を開けるだけの結果に。

 一方の大宮はラファエルのポストプレーを効果的に使いながら攻撃を組み立て。ラファエルは結構中盤まで顔を出してボールの受け手になってサイドに捌いて、しかもフィニッシュにも絡もうとするので負担でかすぎなのが気になりました(端的に言ってしまえばラファエルが長期離脱したらこのチームは終わりでしょうなぁ・・・)が、ラファエルがボールを失わないのを前提にイ・チョンスや東、さらに上田やSBがボールを繋ぎながら、あるいは大胆にサイドチェンジを織り交ぜながら思い切って攻め込んできます。右SH渡部がしょぼいせいか、有効な攻撃は左サイドに偏る感がありましたが。

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 スコアレスでの折り返しにはなりましたがどう見ても大宮ペースの前半。ところが、ハーフタイムを挟んで試合の様相は一変。柏は前半さっぱりだった大津を左SHに下げて4-2-2-2からはっきりした4-2-3-1へシフト。これが奏功したのか大宮の守備に混乱が生まれ、柏のサイド攻撃が炸裂。2度、3度と大宮左サイド突破に成功した酒井のワロス連発には苦笑するしかありませんが、田中のシュートのこぼれ玉をレアンドロがきっちり詰めて柏先制。この攻撃もレアンドロ→酒井→田中と繋いでのサイド攻撃から。

 その後は前半とは真逆の展開。大宮はボールの奪いどころがはっきりしなくなって柏に良いようにボールを回されまくり。攻め込んでは簡単にボールを失って柏のカウンター攻撃に晒されまくり。柏のカウンターに切れがあれば追加点が入ってしかるべき展開でしたが、大津が前半無駄に消耗したのが痛かったかな? 

 大宮は藤本、石原と攻撃的な選手を投入してバランスを崩して超前がかりに猛攻を仕掛けましたが、前半のようなきっちり繋ぐ攻撃は影を潜めてサイドからの単なる放り込みに終始。迫力があっても点が入るような感じはせず、柏守備陣に跳ね返されまくり。後半の大宮のチャンスは東のミドルシュートと石原のヘッドくらいで、しかも共にGKが楽々処理。

 柏の選手交代も奏功したとは言いがたく、増嶋のロングスローが観客のどよめきを誘った程度。故障上がりのパク・ドンヒョクが前半痛んでしまい、そのまま怪我をおしてプレーしている臭いのに3人目の交代枠を攻撃陣に費やしてしまうのはどうかと思いましたが、なんとか逃げ切りに成功して開幕2連勝。

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---李---ラファ---
東---------渡部
---上田--青木---
村上-金---深谷-杉山
-----北野-----

75分:上田→藤本(左SHに入る。東がボランチへ)
80分:杉山→石原(FWに入る。李が右SHに、杉山が右SBに下がる)

---大津--田中---
---茨田--レア---
---大谷--栗澤---
ワグ-近藤---朴-酒井
-----菅野-----

得点:55分  レアンドロ            

81分:栗澤→澤(右SHに入る。茨田がボランチに下がる?)
81分:酒井→増嶋
84分:大津→工藤

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2011.04.23

天下一品 総本店@京都・茶山

 叡山電鉄「茶山駅」から東へ。白川通北大路下ル。土曜昼に往訪。

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 店内はカウンターが20席ほどと4人掛けテーブルが5卓。入店時は先客が10人ぐらいでしたが、その後続々と客がやってきて、退店時にはほぼ満席に。女性同士で「天一」なんて昔は考えられなかったんですがね・・・

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 「天一」の難点はラーメンだけだと量が少ないこと。ラーメンの性格上大盛はしんどいので、ご飯ものなり餃子なり、何か一品つけざるをえないんですが、何かつけると結構高いんですな・・・今回は「チャーハン定食(940円)」を注文。「ラーメン」はもちろん「こってり+ニンニク入り」で。

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 いつの間にか「細麺」というオプションが出来たようなので細麺にしてみましたが、後客の注文は細麺とレギュラーが半々くらい。

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 鶏がらや野菜類でどろどろになったあのスープに細麺が合うのかどうかかなり訝しかったのですが、思いの外コシがしっかりしていて全く問題ありません。つるつるした食感も新鮮ですし。

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 「総本店」が関西の各支店より美味いのかどうかは全く判りませんが、首都圏で食う「天一」よりも明らかに美味い気がするのはなぜなんだろう???

 大学時代に嵌った「天下一品」。さすがに今は身体が受け付けなくなってしまいましたが(笑)、それでもたまに食べたくなる不思議な魅力を有しています。といっても並んでまで食べるようなものではないと思いますが。

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2011.04.22

浦和2010年度経営情報を見て

リーグ優勝&ACL優勝でかさ上げされた06年、07年と比べると寂しい限りですが、それ以前の05年と比べると興味深いことが判ります(っちゅーか、なんで浦和は05年以前の分をカットして公開するのだろう?お得意のPDFファイルに過去に公開していた分もまとめればいいのに・・・)。

・営業収入:5805→5625
うち
入場料収入:1949→2264
広告料収入:1660→2256

・営業費用:5448→5898
うち
選手・監督等報酬:2342→2128
(単位:百万円)

・要するに収入は05年より減っているのに、費用が増えています。これじゃ赤字に転落するのは当たり前。

・入場料収入、広告料収入とも05年より伸びているのに総収入が減っているのはグッズ収入の激減が主因。

・入場者数を比較すると、リーグ戦こそ全試合埼スタ使用で微増となったものの、ナビスコ杯早期敗退が響いて783,058→749,241と減少。それにも関わらず入場者収入が伸びています。これはワンダーシートに象徴されるような単価アップ策が効いているというより、埼スタ開催増で高単価の席数が増えて、しかもそれが売れているということなのかも。

・近年の成績不振にも関わらず広告料収入は05年より多いというのは驚くべきこと。これは率直にフロントの努力を賞賛すべきだと思いますが、悪く言えばフロントはスポンサーの意向に強く影響されるようになってしまったわけで・・・この辺が昨年のなんとも不可解な浦和大迷走の背景なんでしょうな、きっと。

・闘莉王、高原等の高給取りを放出して選手・監督等報酬の削減に努めたものの、総費用は増加。埼スタ開催増で試合運営費用がかさんだ分もあるでしょうが、浦和赤字転落の主犯はどう見ても選手・監督等報酬を含めたチーム運営以外に使われる「事業運営費」だというのは明らかなわけで・・・

・06年以降急激に拡大した入場料収入やグッズ収入には「勝ち馬に乗った観客のあぶく銭」が相当あるわけで、それを「あぶく銭」が減ったからといってすぐには削減しにくい固定費を伴う事業(レッズランドが典型)にぶちこんだのが失敗なんでしょう。

・選手を動員してのシーチケ販売だとか、大原でのファンサービス強化だとかクラブも手を尽くしてはいるようですが、浦和の課題は収入面の強化よりも支出の見直しにあるのは間違いないかと。

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【展望】11年第7節名古屋戦

・震災に伴う約1カ月半にわたる長い中断期間を経て、ようやくJリーグ再開。愛するクラブに一喜一憂(実質的には一喜一三憂くらい?)する日々が帰ってきました。

・リーグ戦再開初戦の相手は名古屋。

・名古屋は今年も積極的な補強を敢行。清水から藤本を獲得した他、広州アジア大会で活躍した福岡大の永井を獲得。その一方昨年の主力だったマギヌンを放出した他、杉本、巻、竹内など昨年出番の少なかったバックアップメンバーを整理。

・スーパーカップとACL3試合を観戦しましたが、総じて試合内容は低調。昨年大活躍のケネディの調子が上がらない上に、新戦力の藤本が機能しているようには見えず。おまけにダニルソンの負傷離脱により1ボランチに中村が入っていますが、1ボランチにはあまりにも力不足で往々にしてバイタルエリアがスカスカになってしまう欠陥を抱えた状態。

・アルアイン戦でとうとう4-1-2-3を諦めて4-2-2-2にシフトしましたが、中盤のスカスカ状態は大して変わらず、結果的に大勝はしましたが前半は苦戦。

・但し、永井の快足は脅威。名古屋に先制を許して、その後徹底してカウンターを狙われる展開になるとタコ殴りの憂き目にあってしまうかもしれません。

・玉田・ダニルソン・ブルザノビッチと主力級が3人も怪我で離脱していますが、それを全く感じさせない層の厚さは大したもの。FCソウル戦を欠場したケネディと中村は浦和戦で復帰の模様。

・一方の浦和は初戦で啓太が退場処分を食らってしまい、代わりに暢久がボランチに入る模様。どこでもそれなりにこなせてしまう暢久の天才ぶりには恐れ入るばかりですが、阿部や細貝が去った穴埋めに採ったはずの青山がこの千載一遇のチャンスで起用されないとなると青山の立場は一気に苦しくなってしまいました。シーズン初に懸念されたボランチの層の薄さがいきなり現実のものに。

・また平川が故障したようで、奇しくも今年の正・副キャプテンがベンチ外。右SBには峻希が入る可能性が強いようですが、昨年よりも守備の比重が強いSBが左右とも守備に難ありというのは気がかり。

・埼スタで公開された山形戦など練習試合を一切見ていないので、中断期間を挟んでの浦和の出来について語るべきことなんて全くありません。

・名古屋は週央にソウルでのアウェーゲームがあって中4日ではあるものの、試合感では浦和よりも数段勝っていますから、浦和は序盤でボコボコにされる可能性がなきにしもあらず。

・相手を押し込んではいるもののこれといった決定機は作れず、数少ない決定機も決められないという、方法論こそ違えど昨年と大して変わらない浦和の問題点が一朝一夕には解消されないでしょうから、マルシオのFKに願いを託すくらいかなあ・・・・

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<前節:FCソウル 0-2 名古屋>

-----永井-----
金崎---藤本---吉田
---吉村--小川---
阿部-増川-闘莉王-隼磨
-----楢崎-----

得点:26分 金崎、81分 永井

76分:吉田→磯村
86分:金崎→千代反田
90+2分:永井→三都主

・長期離脱中の玉田・ダニルソン・ブルザノビッチに加え、ケネディと中村が小破して離脱。

・相手の攻勢を最終ラインとGKで跳ね返しまくってアウェーで勝ち点3。乏しい内容ながらも結果だけは残す名古屋らしい試合で、とうとうグループリーグ首位に浮上。

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<前回:名古屋 3-1 浦和>

玉田---ケネ---金崎
--マギ----ブル--
-----ダニ-----
阿部-増川-闘莉王-隼磨
-----楢崎-----

得点:54分 闘莉王、79分 玉田、83分 玉田

71分 ブルザノビッチ→小川
86分 金崎→三都主
90+2分 田中隼→竹内

宇賀神のゴールでいったん同点に追いついたものの、坪井の大失態で再び突き放され、あとは大敗をしなかっただけマシだったといって然るべき試合内容。

しかし、たとえそうであっても一人少ない相手に連敗した大宮戦・神戸戦よりは選手に闘っている様子がはっきりと伺われ、浦和再生のきっかけになりうる試合だとこの時は思ったんですけどねぇ・・・・

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2011.04.21

【閉店】蟹専門けいすけ北の章@東京

4/8に4店を加えて東京駅一番街にグランドオープンした「東京ラーメンストリート」を平日夜に覗いてみたところ、リニューアルオープンした「けいすけ」には行列がなかったので早速訪れてみました。なお「六厘舎」は相変わらずの長蛇の列。新しい4店はいずれもそれなりに行列。他3店は行列なし。

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前の店が「海老」を売り物にしていたのに対し、今回は「蟹」。味噌のボタンが上位を占めているので、その中で一番安い「極上渡り蟹の味噌らーめん」を注文。一番安いといっても850円します。他に醤油・塩・つけ麺も。

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店内は4人掛けテーブルが3卓と2人掛けが1卓。さらに島式カウンターが10席ちょっと。リニューアル前よりちょっと狭くなったかな? 行列がないせいか、テーブル席は4人掛けのところを2人で使わせていました。総じて8割くらいの入りで、帰りがけにはテーブル席には空きも。

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北海道を象った奇妙な丼で登場。前の半球型の丼もそうですが、この店ってつまらないところにコストをかけてわざわざ食べにくくするのが非常に不思議・・・・

で、売り物の蟹ですが、スープを一口、二口すすってみると確かに蟹の味がします。ただそれはほんの最初だけで、あとは味噌なり、添え物の生姜なりにかき消されてしまってこれといったインパクトなし。表面の脂も抑え気味。

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麺は並太縮れ麺。やや固めの仕上がり。

具は、チャーシュー、メンマ、炒めた玉ねぎ・もやし・肉、ネギなど。ちょこっと柚子皮も。

「海老」時代はいかにも食べ手を選びそうな海老臭さが特徴でしたが、今回のは万人受けを狙って癖を抑えたのかも・・・ 「肉そば総本山@神保町」の時も同じように「万人受け志向」を感じましたが、神保町よりはるかに値段が高い分不満が残ります。

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【奈良の花見】大和郡山城址

「安倍文殊院」から続く)

さらに近隣の寺社仏閣(長谷寺とか・・・)を巡るには時間不足になってしまいましたが、まだ陽が高いので大和郡山城址まで足を伸ばしてみました。すぐ脇を近鉄橿原線が走っていて、車窓からも櫓等がよく見えます。

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城跡は近鉄郡山駅から北へ歩いて10分ほど。手前に郡山高校が建っていますが、その辺りがもとの二の丸。駅から城跡へ向かう途中は公園として整備。

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今年の「お城まつり」は3月25日~4月3日。桜が満開を迎える前に終わってしまいました・・・(´・ω・`)

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追手向櫓。1986年に再建    

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追手門。1983年に再建  

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市民会館。旧奈良県立図書館を移築したもの。ちょっと巨大すぎる感はありますが、城址にコンクリの建物がでんと建つよりはマシかなぁ・・・

※大和郡山城には一度城めぐりで来たことがあり、桜とは関係がない天守台だとか石垣だとかの紹介は別の機会に譲ります。

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2011.04.20

【奈良の花見】安倍文殊院

「聖林寺」から続く)

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聖林寺からは徒歩で安倍文殊院へ。安倍文殊院は大化の改新の時に左大臣として登用された安倍倉梯麻呂が安倍一族の氏寺として建立されたといわれ、また陰陽師・安倍晴明が陰陽道の修行をしたところともいわれています。

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切戸文殊、亀岡文殊とともに日本三文殊に数えられ、受験生に人気。

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金閣浮御堂(仲麻呂堂) 。安倍仲麻呂像、安倍晴明像などを祀っています。日本史では安倍仲麻呂のほうが圧倒的に重要なんですが、現在の知名度は安倍晴明のほうが上かも。

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白山堂。加賀の白山神社の末社で、縁結びの神様「菊理姫」を祭ったもの。

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文殊院西古墳。境内に古墳があるなんてこれまで見た記憶がありませんが、豪族安倍氏一族の墓であることがほぼ確実視され、安倍倉梯麻呂の墓であるともいわれています。

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境内の展望台は晴明が星を見て吉凶を占った天文観測の場所だとか。

上写真は展望台から見下ろした巨大な花絵。毎年11月に翌年バージョンへ作り替えるそうで、年賀状の挿し絵代わりに使う人も少なくないとのこと。

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2011.04.19

らーめん はやし@渋谷

 渋谷駅南口から井の頭線、というかマークシティに沿って進み、急坂を登りつめた辺りで左折。もっとも渋谷駅から地平面に下りずに、そのままマークシティーを突っ切って進んだほうがはるかに楽チン。土曜昼に往訪。

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 開店10分前に店に到着したところ、既に行列が4人。後続がないまま開店となりましたが、開店と同時にほぼ満席に。食べ終わった頃には店外に6人待ち。

 券売機で「らーめん(700円)」を注文。メニューは他に「味玉」と「チャーシュー麺」があるだけ。

 店内は厨房に沿ってカウンター10席。厨房内にはスタッフが3人。

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 並んでいる間に既に麺を茹でていたのか、先客からさほど間をおかずにあっという間に出てきました。随分深めの丼です。

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 スープは煮干や節が強めに出た魚介+動物系。魚粉が目立たないのは好印象。

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 麺は並太ストレートで、表面はつるつる。もちもちというよりは心持ち弾力性の強いような噛み応えが気に入りました。スープとの相性も文句なし。
 
 具は薄いチャーシューとメンマ、海苔、そしてネギが少々。

 スープの量が少ないのが残念ですが、これといった癖のないスープをあっという間に完飲。

 オリジナリティーに秀でているわけではありませんが、渋谷ではかなりレベルの高いほうに入るのは間違いありません。

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【奈良の花見】聖林寺

「談山神社」から続く)

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談山神社からバスで山を一気に下って、聖林寺(しょうりんじ)へ。上写真はバス停付近から遠望したもの。雨もようやく上がりました。

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緩やかな坂を上って境内へ。

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伝承では712年(和銅5年)に妙楽寺(現在の談山神社)の別院として藤原鎌足の長男定慧が創建。江戸中期には現在の本尊・子安延命地蔵菩薩像が造像され,安産・子授けの祈祷寺としても栄えているとのこと。

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国宝の十一面観音立像を所蔵することで有名ですが、観音さんのわりには豊満というよりは肩ががっしりした印象を受ける「肩さん像」なんで個人的にはそんなに好きじゃないです・・・

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境内の庭園。

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晴れていれば境内から三輪山方面の眺めが良さそうなんですが、残念ながら霞みがち。

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2011.04.18

【都内散策】浜離宮の桜

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都内の桜はほぼ終わってしまいました。浜離宮のソメイヨシノもわずかに残る程度。結婚式用の写真撮影に勤しむカップルも見かけましたが、時既に遅しか・・・

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代わって八重桜が満開。残念ながら今年は節電のために夜間ライトアップは中止。

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汐留に高層ビルが建ちまくる前と今とで浜離宮の風景は一変してしまいましたが、江戸期から続く庭園と最新のビル群とが織り成すコントラストはそれはそれで面白いかも。

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【奈良の花見】談山神社

桜の季節に土日ともJリーグの試合がないなんて今後早々あることではないと思い、首都圏から日帰りでは行きにくい奈良まで桜見物に出かけてきました。

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最初に訪れたのは談山神社。桜井駅からバスで山の中へ分け入ること20分ほど。午前中で雨は上がるとの予報は外れて、残念ながら本降りの雨。

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神社になったのは明治に入ってから。談山の名の由来は、藤原鎌足と中大兄皇子が大化の改新の談合をここで行い、後に「談い山(かたらいやま)」と呼んだことによるとされています。

もともとは多武峯寺或いは多武峯妙楽寺という有力寺院で奈良の興福寺としばしば抗争を繰り広げ、、一度は十三重塔が興福寺衆徒勢の焼き討ちで消失する憂き目にもあっています。

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入口から続く急な石段を登りつめたところに楼門。右側に続いているのが拝殿。

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拝殿を東殿あたりから眺めてみました。

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残念ながら本殿は工事中。

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「本殿工事のため、御神体が本殿から権殿へ遷されている」とは聞いていましたが、権殿も工事中やん・・・・

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談山神社の象徴である十三重塔。藤原鎌足の追福のために、長男・定慧と次男・不比等に よって678年に建立。現存の塔は1532年(享禄5年)再建で、木造十三重塔としては日本唯一。

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東殿。鎌足の妻で、万葉歌人の鏡女王が祀られており、「恋神社」として有名。

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花見に来たつもりですが、残念ながら桜はほとんど咲いていません(´・ω・`)  もともと今年の桜が遅れ気味な上に、神社の標高が高いため致し方ありませんな・・・ 談山神社は桜よりも紅葉のほうが遥かに有名で、その時期に再訪できるといいのですが。

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2011.04.17

ほったらかし温泉(下)

ほったらかし温泉(上)から続く)

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山梨市駅から途中昼飯休憩を挟んで約2時間でほったらかし温泉に到着。

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ほったらかし温泉は「こっちの湯」と「あっちの湯」からなり、前者は1999年、後者は2003年開業。

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「ほったらかし」の名の通り、温泉以外にはこれといった設備はなく、民営の温泉施設であることを考慮しても入浴料700円、しかも「こっち」と「あっち」で別料金というのは超強気の価格設定です。

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温泉入口近くにあるのが「こっちの湯」。お世辞にも堅固な建物には見えません。

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「こっちの湯」は富士山を真正面に望む眺望が売り物。「あっちの湯」より古くて小さいためか、こちらの湯は人気が落ちる模様。逆に言えばその分落ち着いてアルカリ性のつるつるした湯を楽しめます。

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【温 泉 名】ほったらかし温泉
【施 設 名】こっちの湯
【入浴料金】700円
【交通手段】山梨市駅から車で10分
【泉  質】アルカリ性単純温泉 (PH9.9)
【源 泉 名】白金の湯
【泉  温】源泉:31.7度

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階段で丘を少し下ったところにある「あっちの湯」。「こっちの湯」の約2倍の広さ。甲府盆地が一望でき、日の出を拝んだり、夜景を堪能したりと湯の愉しみ方も様々。

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【温 泉 名】ほったらかし温泉
【施 設 名】あっちの湯
【入浴料金】700円
【交通手段】山梨市駅から車で10分
【泉  質】アルカリ性単純温泉 (PH9.9)
【源 泉 名】黄金泉
【泉  温】源泉:42.6度

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「ほったらかし温泉」に付設する食事処は一応あるにはあるといった程度。

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【閉店】ラーメン凪 炎のつけめん@新宿

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 都内に何店かある「凪」の西新宿店の2F。西新宿といっても河合塾新宿校の裏辺りの再開発に取り残されたような雑然とした一帯に店を構えています。平日夜に往訪。先客1、後客2。

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 入り口はこちら。

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 かなり急な階段を登って2Fへ。

 屋号に掲げている「炎のつけめん」が売り物なのでしょうが、とりあえず「つけめん(750円)」を注文。並盛(200g)、中盛(300g)同価格で中盛にしてもらいました。他に夜のみ10食限定の「つけ特級銀河」も。つけめん専門にして1Fとすみ分けているのかと思いましたが、一応中華そばも用意。

 店内は厨房沿いにI字型カウンター6席と、離れに4人がけテーブル1卓。厨房内にスタッフが一人。接客はいたって丁寧。カウンターの幅が狭く、席の背後も狭小と居住性はイマイチ。

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 ベースとなる煮干なり節なりはしっかり効いていますが、それ以上にかえしの醤油が強め。但し、酸味だとか塩辛さだとか、変に突出したところがなく、万人受けする仕上がり。あら挽きのスパイスをちょこっと効かせています。表面の脂は気になるほどでもなく。

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 麺は丸い断面の太麺ストレート。つるつるっとした食感。硬さはそれほどでもないのですが、中身がぎっしり詰まっているかのようなしっかりした噛み応えが嬉しい逸品でした。多加水の幅広麺という限りなくワンタンみたいな「いったんもめん」が添えられていますが、食感的にちょっと苦手。次に行ったときはこれ抜いて麺を増やしてもらえるかな?

 つけ汁の中には太いメンマが3本ほどと、細切れのチャーシュー。チャーシューの味付けが濃いので、ちびちび齧りながら麺を食べ進めるのが吉。

 珍しくスープ割を頼み、しかも完飲。スープ割にはちょこっとネギを添えてくれました。

 次は「炎のつけめん」で。

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2011.04.16

ほったらかし温泉(上)

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山梨県内の温泉では人気の高い「ほったらかし温泉」へ行って来た時の記録です。

新宿 8:16 (京王 9132) 9:02 北野
北野 9:03 (京王 7513) 9:12 高尾
高尾 9:25 (1457M モハ114-347) 10:02 大月
大月 10:12 (337M モハ115-1121) 10:48 山梨市

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ほったらかし温泉の最寄り駅は山梨市駅。2005年に三角屋根の目立つしゃれた駅舎へ改築。

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山の中腹に建物が見えますが、これが「笛吹川フルーツ公園」。その中の一際大きな建物は「富士屋ホテル」。ほったらかし温泉はさらにその先。こんなところまで歩いてゆく奴なんておらんわなぁ、フツー・・・(´・ω・`)

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道中は果樹園だらけ。もっとも実のなる季節でもなんでもないので、ナントカ狩りを愉しみながらというわけには行かず。

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道中あちこちに案内板が出ていますが、当然ながらこれは車利用を前提にしたものなので、徒歩だと遠回りになるケースも。もっともショートカットになる道は往々にして急坂なんですが(´・ω・`)

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ようやくフルーツ公園に到着。巨大な温室が目を惹きます。

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高台からは甲府盆地が一望。園内にも温泉「赤松の湯 ぷくぷく」があるにはあるんで、ここで妥協したくもなりますが、意を決して更に坂を登ります。

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フルーツ公園の先の案内板はなぜか手作り風に一変。この辺が「ほったらかし」の所以なのかも?

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麺処 マゼル@秋葉原

 秋葉原駅中央口をワシントンホテル側に出てすぐ。平日夜に往訪。駅からは近いものの、しょぼくれたビルの中というかなり判りにくい場所にあります。

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通りに看板が出ています。

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 店はビルのずっーと奥。

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 一見さんは絶対に来れなさそう・・・・

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 しかし既に人気店になっているようで、往訪時は店内に待ち客2名。その後食べ終わる頃には待ち客は解消していましたが、後客6~7名。待っている間接客係の女性が注文を取りに来て「まぜそば・塩+ニンニク入り」を注文。ニンニクやチーズは注文しないと入らないとのこと。あとから始めたっぽい「醤油」を頼んでいる後客も結構いました。

 店内は厨房に向かってI字型カウンターが5+3席。椅子の間隔はかなり狭めで、行儀の悪い先客がいるとさらに難儀します。

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 麺は平たい太麺でかなり堅め。好みではありますが、少々あごがくたびれました。

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 生卵で幾分マイルドにしてあるとはいえ、スパイスが合わさった塩ダレがやや辛めで、しかも思ったよりモヤシやキャベツといった野菜の量が少なかったため、ひたすら麺ばかり食っている感じになって終盤はやや単調に。「野菜マシ」にしたほうがよかったかもしれませんが、それはそれで水っぽくなったかも。チャーシューは厚めのものが一枚だけですが、まぜそばなら細切れでもいいような・・・

 悪くはないんですが、べちょべちょっとしたまぜそばの食感があんまり好きじゃないので、個人的には一度で十分かな?

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2011.04.15

【福島温泉巡り】飯坂温泉(2):鯖湖湯

飯坂温泉(1)から続く)

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 温泉街中心部に戻って、飯坂温泉発祥の地とされる「鯖湖湯」に入湯。暖簾を潜ると番台があり、券売機で入浴券を購入。

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 脱衣所と浴室の仕切りこそありませんが、浴室が一段低くなっています。浴室には長方形の湯船が一つだけ。鯖湖湯は非常に熱いことで知られており、昔は足を浸けるのも難儀しましたが、この日は我慢すればなんとか入れる程度まで改善。湯温計を見ると44度でしたが。

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 観光協会も観光客に気を使ってか、水で埋めて42~43度くらいでの入浴を勧めているようですが、あまり浸透しているようには見えず。他の観光客はしきりに熱い、熱いとこぼしていました。

 熱いことで知られる「鯖湖湯」。でも熱すぎてほとんどの人が入れないっちゅーのは本末転倒の極みのような・・・  「熱いのを我慢して入るのが良い」と地元の常連さんや温泉通は言うでしょうけど、ただでさえ客足が鈍い飯坂温泉の公衆浴場が未だに揃いも揃ってクソ熱いままっちゅーのは理解に苦しみます。

 熱くて我慢できなくなった観光客がどばどば水で埋めまくって、常連さんに怒られるというのはどちらも不幸な話。幸い飯坂には何件も公衆浴場があり、観光客用のぬるめの浴場と地元向け・通向けの熱い浴場を分けるなど、もうひと工夫ふた工夫も欲しいところです。

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【温 泉 名】飯坂温泉
【施 設 名】鯖湖湯
【入浴料金】200円
【交通手段】福島交通飯坂温泉駅から徒歩10分ほど
【泉  質】アルカリ性単純温泉
【源 泉 名】湯沢分湯槽
【泉  温】51.0度(源泉)→浴槽温度:47度前後

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 また飯坂温泉が残念なのは共同浴場が散在しているにも関わらず、「鯖湖湯」以外の共同浴場を積極的に案内している様子がないこと。観光案内所で詳しいガイドマップをもらって、逐一地図と照らし合わせながら歩かないと共同浴場を見つけるのは相当難しいのが現状。

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 芭蕉一行も立寄った、歴史ある飯坂温泉ですが、「奥の細道」では

其夜飯塚にとまる。温泉あれば湯に入て宿をかるに、土坐に筵を敷て、あやしき貧家也。灯もなければ、ゐろりの火かげに寝所をまうけて臥す。夜に入て雷鳴、雨しきりに降て、臥る上よりもり、蚤・蚊にせゝられて眠らず。持病さへおこりて、消入斗になん。

と、芭蕉は飯坂(当時は「飯塚」と表記)温泉を褒めているどころか、非常に悪い印象をもって描いています(苦笑)。

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 旧堀切邸。鯖湖湯にほど近い場所に、湯上り後の散策を目的にして作られたと思しき施設。これといって面白いものはありませんが、入場無料なんでまあええかっちゅー感じ。

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飯坂温泉は餃子を売り出している模様。「保原屋」で試食してみました。注文したのは餃子2人前(400円×2)+生ビール(500円)。

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 ジョッキが冷凍状態で出てきました(´・ω・`)

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 7個入りで一人前400円という値段で概ね察しがつきましたが、餃子はかなり小ぶり。しかも実質的に野菜餃子といっていいうらいのあっさり、さくさくっとした餃子で、ラーメンと一緒ならともかく、ビールのつまみ代わりにはちょっと軽すぎるかなぁ?

飯坂温泉 12:35 (福島交通 7202) 12:58 福島

福島 13:18 (Maxやまびこ114号 E455-12) 14:30 大宮

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2011.04.14

実質的な問題先送り - コパ・アメリカ参加問題

・Jリーグが南米出場権を容認したといっても、海外組を何人招集できるかがカギになるわけで、実質的には問題の先送りに過ぎないような・・・ 

・但し、原氏から「海外組を12人以上招集できない場合には出場は厳しい」というコメントを引きだしたのはJリーグにとっては大きな成果で、これで「海外組の頭数が足りないのでJリーグから一つよろしく!」という悪夢のシナリオは回避された模様。

・「若手」の定義に疑義が残ります(五輪予選でたびたびリーグ戦から抜けるU-22組を、さらに南米に派遣するのはクラブは嫌がるでしょうし・・・)が、海外組が12人以上揃った場合のJリーグ側の落とし所としては妥当な範囲だと思います。

・で、そのカギとなる海外組招集に奔走するのがJFAではなく南米サッカー連盟だというのがいやはやなんとも・・・

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Jリーグの中西大介事務局長は13日、日本代表が海外クラブ所属の選手主体で出場する南米選手権(7月・アルゼンチン)に国内クラブから選手を招集する場合は「若手選手で各クラブ1人」との原則を示した。

 Jリーグは13日に東京都内で開いたJ2実行委員会で、前日のJ1実行委に続いて南米選手権への出場を容認。代表候補選手を複数抱える東京の阿久根謙司社長は、選手を出す条件として「(J1と)平等でお願いしますと伝えた」と語った。

 また日本協会の原博実強化担当技術委員長は、海外組を12人以上招集できない場合には出場は厳しいとの認識を示した。 

(日刊 2011.4.12)

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【福島温泉巡り】飯坂温泉(1):喜久屋旅館

小野川温泉(2)から続く)

米沢 8:06 (422M クモハ719-5008) 8:52 福島

福島 9:12 (福島交通 7204) 9:34 飯坂温泉

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翌朝は山形県を離れ、福島県の飯坂温泉で湯巡りを堪能。上写真は米沢駅。

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米沢から福島までは険しい峠越えで人家も少なく、各駅停車も本数が限られます。

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シェルター内にすっぽり収まった峠駅。板谷越えの4駅連続スイッチバックとか、そういう昔の鉄話をし始めると切りがないので全部割愛。

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福島駅から飯坂温泉まではローカル私鉄「福島交通」で。福島~飯坂温泉間の往復きっぷに日帰り入浴券一回分がついた「湯ったり切符」が1000円で売っていたので、それを活用。

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福島交通はJR福島駅の片隅から出発しますが、ホーム自体は地続き。

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ここでも東急のお古が活躍。

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奥州にいた源義経が挙兵した源頼朝の陣に赴く際、藤原秀衡の命により義経に随行したのが佐藤兄弟。源平の戦いに詳しい方ならよくご存知かと思いますが、全国的な知名度はかなり微妙・・・ 兄弟の墓とされる板碑が飯坂の医王寺に残っています。

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かつては一大歓楽地だった巨大温泉街の入口の割には、かなりしょぼい駅舎・・・

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 朝早い時間帯から日帰り入浴を受け付けている旅館は限られているので、鯖湖湯から少し歩いて大きな旅館が立ち並ぶ一帯へ。鯖湖湯周辺が飯坂温泉再生の息吹を感じるのとは対照的に、この辺りは旧態依然・・・

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 訪れたのはこの一帯では小さめの「喜久屋旅館」。表の看板には「露天風呂」が大書されていますが、案内されたのは旅館奥の大浴場でした(苦笑)。

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 浴室には四半円形に近い湯船が一つだけ。単純温泉ですが、黒ずんだ湯口が只者ではない様子を漂わせています。湯はやや熱めなのでほとんどの時間を半身浴で。

 天然温泉100%かけ流しとのことで、確かに湯は悪くありませんが、フロント前の休憩スペースは非常に狭小で、立寄り湯には不向きでした(反省)

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【温 泉 名】飯坂温泉
【施 設 名】喜久屋旅館
【入浴料金】湯ったりきっぷ利用
【交通手段】飯坂温泉駅から徒歩20分
【泉  質】単純温泉
【源 泉 名】飯坂温泉・混合源泉
【泉  温】64.0度(小学校北分湯槽)→58.0度(浴槽)

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2011.04.13

【閉店】麺処 くるり@高田馬場

 高田馬場駅から早稲田通りを西へ徒歩5分ほど。「じげん」の跡地。通りを挟んで「純連」「ぼたん」あり。平日夜に往訪。市ヶ谷に本店がある有名店ですが本店は未訪。

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 券売機で「みそらぁめん(700円)」。他に辛味噌やつけめんを用意。

 店内はL字型カウンター8席のみ。先客2、後客5。本店のほうは結構な行列店だと聞いていたのですが、こちらはそれほどでもないのかな? 厨房内にはスタッフが2人。

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 随分と広口の丼で出てきました。話には聞いていましたが、「箸が立つ」とはではいかないものの確かに相当ドロドロ。味噌自体はやや甘目といっても差し支えないくらいですが、脂がたっぷり。そしてニンニク効かせまくり。店内にニンニク臭が立ち込めるくらいで、ちょっとやりすぎじゃないかなぁ?

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 麺は平ための太麺。つるつる、もちもちとした食感で、どろどろスープが麺に執拗に絡み付いてきます。麺だけ食べるとスープがしつこすぎるので、もやしやねぎ、玉ねぎ、にらなどの炒め野菜を適宜絡ませながら食べるとそれなりに食べやすくはなります。麺の量は並でも200gとやや多め。

 他にチャーシューが2枚。スープを飲まなくても食べ終わる頃には随分スープが減っていることに気づいてある意味愕然。

 美味いことは美味いんですが、個性というかインパクトというか、そういうものを追求した結果できた「自殺系ラーメン」なんで、一回食べれば十分かな?

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【TV観戦記】名古屋 4-0 アルアイン

・終わってみれば名古屋の圧勝でしたが、前半を見る限りではアルアインにも十二分に勝機がありました。

・ところが好機でアルアインのシュートは悉く精度を欠いてほとんどが枠外。また何度も名古屋左サイドの裏を突く素晴らしい形を作りながらもなぜか判で押したようにハイクロスを上げては跳ね返されるという工夫の無さ。

・悪いチームではないが勝てる気がしないアルアインを率いているのはなんと元瓦斯のガーロ監督でした(笑)

・劣勢だった名古屋が最初のチャンスを決めて先制し、ロスタイムにも加点。さらに後半CKからの流れでオウンゴールを喫して3点差になった後はアルアインは意気消沈したのか全く良いところなし。しまいは退場者も出して藤本にFKを直接叩き込まれ、3試合終えて勝ち点わずかに1の最下位と、ACLそのものが事実上終わってしまいました。

---永井--ケネ---
藤本--------金崎
---小川--中村---
阿部-増川-闘莉王-隼磨
-----楢崎-----

64分:金崎→吉村
82分:中村→吉田
82分:小川→磯村

得点:27分 金崎、45+2分 金崎、61分 オウンゴール、77分 藤本

・名古屋ははっきりした4-2-2-2に布陣を変更。しかし前半はアルアインに決定機を作られまくりで、とても褒められた出来とはいえず。2トップはほぼ守備免除の格好で前線に残る一方、アルアイン攻撃陣のスピードにびびったのか、DFラインは引き気味になってしまって中盤がスカスカ。当然ながらアルアインに中盤で繋がれまくって、もうちょっと強い相手なら名古屋は前半で死んでいたんじゃないかと思いますが・・・・

・前半の2得点はいずれもサイドから。相手のビッグチャンスを凌いでからの速攻で藤本→ケネディ→金崎と繋いでの先制は見事。前半ロスタイムの阿部→金崎はアルアインの守備があんまりでした・・・ 

・アルアインは最終ラインから細かく繋ごうとするのはいいのですが、往々にして致命的なミスを犯して自陣深くでボールを失ってしまう重大な問題が・・・ またいったん受けに回った時の守備に難があり、特にサイドにストロングポイントがある名古屋に簡単にクロスを上げさせてしまう(2失点目が典型)のはいやはやなんとも・・・

・ケネディは先制点に絡んだ以外は依然低調なパフォーマンスに終始。永井の方がはるかに厄介なように見えましたが、名古屋が永井のスピード頼みになって縦、縦にと攻撃を急ぎ始めるとそれはそれでバランスを崩してしまうような・・・

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2011.04.12

迷走続くコパ・アメリカ参加問題

・一度は出場辞退で決定したと思われたコパ・アメリカ。

・ところが南米サッカー連盟が本来招集を強制できない欧州組に対し、FIFAに掛け合って特例を認めてもらうとか、それがダメでも「南米連盟が責任を持って招集交渉をする」とまで言いだして、決定は振り出しに。

・南米サッカー連盟が日本招致に拘る真意についてはなんとも言い難いところがありますが、オフを丸々つぶされるのが嫌で欧州各クラブも主力選手を出し渋るのは明らか。強制招集論がそうすんなり通るとは思えず。

・結局日本出場さえ確保できればよい海千山千の南米サッカー連盟には「いろいろ手を回しましたが、わたくしどもの力不足でこんな結果になり、どうもスイマセンでした。でも引き続き日本は応援してますよ(ペコリ)」とか言われ、集まったのはクラブで特段重要視されていない選手ばかり。 → 「というわけで、Jリーグの皆さんもひとつよろしく!!」という結末が見えているような・・・Jクラブによっては複数名招集されたりしてな。

・従って、欧州組を強制招集できる目処も立っていないのにJリーグ勢をコパアメリカに参戦させるのは反対。そもそも国内リーグ開催期間中に「日本にとって豪華ではあるが所詮オマケに過ぎない大会」なんて辞退すべきでしょうに。

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【閉店】うま辛麺@上野

 上野駅浅草口から浅草通りを東へ。東上野3丁目交差点を南に下がって2ブロックほど。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 激辛麺専門店とのことですが、「廣島風激辛つけ麺」「横浜風タンタンメン」「四川酢辣湯麺(スーラータンメン)」とお互いに関係がなさそうなラインアップ。今回は「「横浜風タンタンメン(700円)」を注文。辛さは1~5辛が選べるとのことで3辛を注文。

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 店内は厨房側にカウンター4席、壁側に6席。サスペンション付きの椅子で妙にふわふわ。厨房内にはスタッフが2名。

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 「横浜風タンタンメン」って全く食べたことがありませんが、胡麻だれを効かせた一般的な担々麺とは趣を異にして、溶き卵を多用しているんですな。鶏ガラベースのスープの表面には唐辛子がびっしり。にんにくも少々。個人的には3辛でちょうど良いくらい。最初は旨味が足りないかな?と思いましたが、食べ進んで辛さに慣れるにつれてベースの旨味が伝わってきました。

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 麺はやや細めで緩く縮れた感じ。やや柔らか目で好みには合わず。スープがたっぷりすぎるほど入っている反面、麺が少なく感じました。半ライスのサービスがあれば底に沈んでいる挽き肉をおかずにできるのですが・・・

 あんまり好きじゃないけどたまに食べたくなる「中本」と比べると、一回食べれば十分かなぁ・・・

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2011.04.11

【山形温泉巡り】小野川温泉(2):尼湯

小野川温泉(1)から続く)

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 小野川温泉の中心に位置し、その象徴的存在ともいえる尼湯。

 「尼湯」には番台がなく、隣の売店「つるや」で入浴券を買ってから入るシステム。非常に珍しいことに入浴前に脱衣ボックスの前に入浴券を刺しておいて、入浴が終わったら入浴券を回収箱に入れる方式をとって無料入浴を防ぐ方式を採っています。地元の常連さん用には顔写真付きの定期券も。

 浴室は脱衣所兼用で、浴室・脱衣所とも手狭。縦長の湯船は男女の仕切り壁にくっつくような格好で設置されていますが、それでも湯船周辺のスペースは狭く、体を洗っている人、しばし休憩している人がいるとその前を跨いで通らざるを得ません。

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 以前「尼湯」に来たときは熱くて入れなかった覚えがありますが、今回入ってみるとちょい熱め程度。夕方の混雑時で誰かが随分水を入れたせいかもしれませんし、当方も本日4湯目で湯に慣れすぎたせいなのかもしれません。

 含硫黄の湯のはずですが、硫黄臭はほんのりといった程度。付設の飲泉所の湯が硫黄臭を濃厚に留めているところから察すると夏季は多めに加水しているせいなんでしょう。

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【温 泉 名】小野川温泉
【施 設 名】尼湯
【入浴料金】200円
【交通手段】小野川温泉バス停下車すぐ
【泉  質】含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
【源 泉 名】協組第4号源泉
【泉  温】源泉 80.3度 → 使用温度 42.0度

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小野川温泉から米沢駅へと戻るバスを「松ヶ岬」で降りて、米沢東高校の向かいにある蕎麦屋「章太郎新富本店」へ。

注文したのは「板そば(850円)」。山形市内よりも若干安いかな? 蕎麦自体は山形にしては細めでしたがざらざらした口当たり、かつ若干堅めで歯ごたえもしっかりしておりまずまず。汁は特に可もなく不可もなし。但し板そばに付けるにはやや量が少ないかな?

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この店が珍しいのは薬味がネギだけでわさびが付いて来ないこと。わさびを入れると風味が変わってしまうのであえて付けないポリシーなのかもしれんなぁと思って特に文句も言わず。

でも後で聞いたところによると注文があれば出すとのこと。なんかケチっているみたいでどうなんだろう?

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2011.04.10

【閉店】天佑@赤坂

 山王下交差点そば。外堀通りから一本西側の筋に入る。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客2。

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 塩らーめん、焦がしねぎらーめん、濃厚味噌らーめんと全く毛色の違うメニューを揃えているのが不思議ですが、「濃厚味噌らーめん(850円)」を注文。トッピングが無料だそうで、味玉をつけてもらいました。後払い制。

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 店内はI字型カウンター10席。厨房内にはオヤジが2人と接客係の女性が1人。紙エプロンのサービスあり。

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 もやしや玉ねぎなどをせっせと炒めていたので札幌風なのかと思いましたが、意外にもスープは脂っぽさがさほどありません。ただそれが良いほうに転んでいるわけではなさそうで、味噌風味が強すぎて出汁を押し隠してやたらしょっぱくなっているような・・・

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 浅草開化楼製の麺は心持ち細めの縮れ麺。並堅に仕上がってはいますが、このスープだとちょっと頼りなく感じます。

 残念なのはもやし。一見して判るように炒めすぎでくたっとしています。他にねぎ、玉ねぎ、挽き肉が少々。

 正直これで850円はないんじゃないかなぁ? 赤坂だから高値でも問題ないという時代はとっくに終ってますし・・・

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2011.04.09

【閉店】江戸前煮干中華そば きみはん@鶯谷(2)

 鶯谷駅南口から東側へ陸橋を降り、言問通りを渡って徒歩5分ほど。近くにファミマあり。祝日昼にほぼ1年ぶり2回目の往訪。先客ゼロ、後客2。前回と同じくこの日も雨で接客係が進んで傘を預かってくれました。

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 前回は「醤油」だったので、今回は「塩(680円)」を注文。他につけ麺も。

 店内はL字型カウンター10席。厨房内には2人のスタッフの姿が見えました。

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 半球に近い、かなり深めの丼で出てきました。

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 表面に油膜が張っていることも相まってか、スープはとてつもなく熱々で、しかもなかなか冷めません。煮干しがしっかり効いているのは結構なんですが、塩だれがちょっときついのか、食べ進むにつれてやたらしょっぱく感じるようになってしまいました。底のほうに柚子が少々。スープは醤油のほうが上出来かな? 

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 村上朝日製の麺は細めの緩い縮れ麺。つるつるっとした食感で並堅。スープはさらっと絡む程度。丼の底が深いだけのことはあって、麺の量もそこそこあります。

 具に細切りメンマ、ナルト、カイワレ、モモ肉チャーシューが2枚。メンマの食感、噛み応えが面白いかな。

 次はつけ麺を試してみます。

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2011.04.08

らーめん玉彦@板橋

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 板橋駅東口から線路沿いに北側へ歩いてすぐ。真正面に「ほたる」があり、さらに北へ進むと「ones ones」(=「本城」の跡)があるちょっとした激戦地。日曜昼に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 3軒あるラーメン屋の中で唯一駅近くに看板を出していました。「玉子まぜそば」が売り物みたいですが、「しょうゆらーめん(600円)」を注文。中盛まで無料とのことなので中盛にしてもらいました。半ライスも無料みたいですが、そちらは特に聞かれず。なお券売機なし。

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 店内は厨房沿いにI字型カウンター5席と店奥に壁に沿ってむりやり作ったみたいな小カウンター2席。ご夫婦で切り盛りされているのでしょうか? 手狭なこともあってか、厨房の熱気がカウンターまで伝わってきます。夏場はちょっと難儀かも。

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 中盛を頼んだためか、かなり底が深めの丼で出てきました。

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 スープは店先の能書きによると「鶏ガラと鶏モミジを強火でじっくり煮込んだ鶏白湯スープと魚介を贅沢に使った和風スープを合わせた」とのことですが、節系の出汁が強めに出ていて鶏のほうはさほどでもなく。脂くささはほとんど感じませんが、かえしが強すぎてしょっぱくなっているのが難点でしょうか。

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 自家製の玉子麺は並太ストレート。堅さは並で、つるつる、もちもちとした食感。つけ麺と兼用かな?

 具にチャーシュー、刻みネギ、メンマ、きくらげ、細モヤシ。半ライスを頼んだところで、そのおかずにはちょっと寂しいか。

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2011.04.07

【TV観戦記】名古屋 1-1 FCソウル

・相手CKからのカウンターのチャンスを生かして永井が早い時間帯に先制したものの、その後の名古屋は攻守とも全くといっても差し支えないくらい良いところなし。ホームゲームにも関わらず終始相手に主導権を握られ、よく1失点で済んだといって然るべき試合内容。名古屋はACL第1戦が黒星スタートだったので、続く第2戦をホームで引き分けに終わったのはグループリーグ勝ち抜けには痛恨の極みでしょうが、試合内容からすれば勝ち点1で満足せざるを得ないと思います。

・名古屋の状態は相当深刻。震災のため約1カ月ぶりの公式戦でしたが、攻めてはこれといった決定機をつかめないどころかビルドアップもままならず。中盤の3人はソウルの厳しいプレスを受けてほとんど何もできませんでした。それを掻い潜ってサイド奥深くにボールを運んでもケネディへの放り込みには至らず。

・ケネディは組み立ての過程にほとんど顔を出さない上に、エリア内で待ち構えていてもボールが来ないのでフィニッシャーの役割も果たせず、90分間いないも同然。従って名古屋の攻撃は永井を相手DFライン裏に走らせるだけに。先制点は相手CKからのカウンターで永井がソウルのDF2人を振り切ったもので、まさに名古屋の狙い通り。永井にスピードがあることし知らなかったのか、失点場面ではソウルDFの対応が軽率といえば軽率でしたが、その後は徐々に慣れて永井も沈黙。

・最後はお決まりの「闘莉王大作戦」を敢行するも、これまた決定機にはいたらず。Jリーグで猛威を奮うセットプレーも、フィジカルが強いアジアクラブ相手では大して得点が期待できそうにありません。

・中盤で優勢に立つソウルは失点後一段と攻勢を強めてきました。名古屋の中盤の3人はいないも同然なので、ソウルは名古屋最終ラインの前、あるいはサイド奥深くまで簡単にボールを運べます。ところが前半はそこからの攻撃が実に稚拙でハイクロスを放り込むばかり。他のJクラブと違って名古屋へのハイクロス攻撃は意味がないのになぁ・・・ 監督は前大分のファンボ・カン、コーチにはチェ・ヨンスとJリーグ事情に通じていてもおかしくないはずですが、どうもスカウティングに問題があるような・・・

・でも、さすがに後半は修正。SBとCBの間にボールを通したり、エリア内で細かく繋いだり、ぽっかり空いたバイタルエリアから強襲をかましてみたりと「名古屋攻め」の常套手段を連発。いつ点が入ってもおかしくない流れの中で、とうとうミドルシュートが炸裂して62分にソウル同点。その後も動きの鈍い名古屋をソウルがほぼ一方的に攻め立てましたが、相手の決定機を名古屋DF陣が身を挺して防ぎまくってソウル逆転はならず。

・永井がACLでも十二分に使い物になることが判ったのがこの試合唯一の収穫で、それ以外は攻守とも非常に低調な内容。アルアイン(ホーム)→ソウル(アウェー)と1週間おきに試合が続きますが、このままでは先々しんどいでしょうなぁ・・・

永井---ケネ---金崎
--藤本----小川--
-----中村-----
阿部-増川-闘莉王-隼磨
-----楢崎-----

74分:藤本→吉田
79分:中村→三都主
84分:金崎→千代反田

得点:14分 永井

※玉田が故障で永井がスタメン。
※ブルザノビッチ、ダニウソンは依然故障中。

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2011.04.06

【雑感】橋本社長、留任決定(´・ω・`)

・橋本社長の留任が事実上決定。

・橋本社長はフィンケ監督更迭&ペトロ招聘に至る「浦和大迷走」の最高責任者であり、個人的には全くと言っていいほど信頼も信用もしていません。

・従って今回の役員人事は

a)使えないことが判り切っている社長を任期切れ退任とし、どこの馬の骨ともしれぬ三菱自からの天下り社長を甘んじて受けて、かなりの確率で再び迷走の森へと迷い込むか

b)私個人的にはあまり感心しない道とはいえ、橋本社長が自ら選んだ道の落とし前を自分でつけさせるか

の非常に虚しい二者択一だと思っていて、よりマシなb)案に落ち着いたという意味で安堵しました(実に虚しい・・・) 単に三菱自から浦和へ行きたがる人がいないのか、橋本社長が打ち出した「抜本的改革(笑)」を三菱自が評価しての留任なのかは定かではありませんが・・・

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【TV観戦記】C大阪 1-0 全北現代

・見ていて面白いサッカーをやっているのは明らかにC大阪。それに引き換え、全北現代の繰り出すラフプレーの数々には吐き気を覚えましたが、いくら面白いサッカーをやっていても勝てるとは限らないのもまた事実。C大阪は序盤と終盤に決定的なチャンスを作られてしまい、引き分けないし敗戦という結果に終わってもなんら不思議はない試合でした。

・全北が国内リーグ戦を終えて中2日。しかもメンバーを大幅に落としての来日だったことを考えればもうちょっと差を付けておきたかったところですが、C大阪も長らく公式戦をやっていないために試合感覚を取り戻すのに時間を要したようで、ホームできっちり勝ち点3をものにしたことをもって満足する他ないでしょう。

・立ち上がりはほぼ一方的な全北ペース。1トップの長身の9番(ジョン・ソンフン)に好きなようにポストプレーをやられまくって終始押し込まれ気味の展開。10分過ぎにはC大阪左サイドからDFラインの前でボールを繋がれて最後はエリア前中央で9番をどフリーにしてしまう絶体絶命の大ピンチがありましたが、このビッグチャンスで相手のシュートは大きく枠の外。

・中盤の玉際の競り合いでも序盤はC大阪が負けまくり。しかし、徐々にC大阪がパスワークで全北の激しいプレスを交わしはじめ、前半30分くらいからは一転してC大阪のペース。

・全北の守備は個々人が体を張りまくっているというか、単に汚いプレーを繰り出すだけであまり組織性は感じられず、C大阪の細かいパス回しと激しいポジションチェンジによってあれよあれよという間に大混乱。2列目から飛び出してくる乾や、SB陣の攻撃参加には全くといっていいほど対応できず。

・C大阪の得点は倉田→ピンパォン→乾。ピンパォンのヒールパスを乾が拾った時点で勝負あり。その後も右サイドからの崩しでピンパォンが相手DFを交わしてシュートという絶好機がありましたが、軸足がぶれてシュートは枠の外。これが決まっていたらC大阪は楽勝だったのですが・・・ 

・C大阪が繰り出す「ポジション不定」「融通無碍」の攻撃は機能し始めるのに時間がかかりそうなものですが、選手の入れ替わりがあった割には比較的早く機能しはじめた印象。監督を信頼して長期スパンで指導させた結果なんでしょうなぁ・・・

・一方全北の攻撃は9番への放り込みだけになってしまって早々と手詰まり状態に。C大阪楽勝ペースかと思いましたが、あのスタイルだと攻撃陣の消耗が激しいようで全北の放り込みの起点へプレスにいけなくなって終盤は大苦戦。あわやという場面が2、3度ありましたが全北のシュートはことごとく枠を捉えきれず。

・クルピ監督はあまり選手を代えないという印象を持っていますが、選手層が薄くて代えるに代えられず、終盤のぐだぐだ模様は半ば覚悟の上だったのかどうか。

・全北のラフプレーに対してC大阪は終始冷静に対応。ホームであそこまで好き放題にやられてよく黙っているものだと妙に感心。かつての浦和だったら絶対に小競り合いどころかもみ合いになって、都築や細貝が相手を道連れに退場処分を食らっていても特段不思議はないような・・・・

-----卓球-----
清武---乾----倉田
---ボギョン--中後--
丸橋-上本--茂庭-高橋
-----ジンヒョン----

清武→村田
ピンパォン→小松

得点:53分 乾

※ボランチのレギュラーのマルチネスが負傷欠場。本来2列目のキム・ボギョンが一列下がって、代わりに清武がスタメン。

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2011.04.05

真武咲弥@渋谷

 渋谷駅から道玄坂を登り、「交番下」交差点の手前。土曜日昼に往訪。先客1、後客1。

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 らーめんとつけ麺のぞれぞれに味噌・塩・醤油があるために券売機のボタンは随分賑やかですが、「味噌(850円)」を注文。

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 店内はI字型カウンター9席と4人掛けテーブル1卓。2Fへ階段が通じていますが、客席として使っているのかどうかは不明。フロア係が常時待機していますが水セルフ。厨房は店奥にあって様子は窺えず。

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 味噌ラーメンとしては驚くべき早さで出てきました。

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 スープは動物系出汁をベースに濃厚味噌かつ脂たっぷり&ニンニクを効かせたタイプ。薬味として生姜も添えてあります。味噌は「信州産白味噌と北海道産赤味噌を合わせた」とありますが、総じて辛めかつしょっぱめ。歌舞伎町や神田に店がある「虎龍」と似ています。

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 麺は味噌としては異例とも思えるやや細めの縮れ麺。あっという間に出てくるのはこのためですか・・・ 店内には小林製麺の暖簾がありましたが、スープに負けている感じこそしないものの、スープに比べると頼りない感は否めず。

 後は小さなチャーシューと刻みネギ、やたら甘いメンマ、さらに玉ねぎやモヤシの炒め物、と一通りのものは入っていますが、麺共々量が少ないような・・・ せめて小ライスのサービスでもあればいいのですがライスは別料金。これで850円はかなり割高。

 内容的には許容範囲内ですが、隣に「餃子の王将」が出来ちゃいましたし、商売的には先々しんどいのでは?

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【雑感】コパ・アメリカ出場辞退決定

・震災で中止になったリーグ戦をもともとコパ・アメリカ用に空けてあった期間で消化せざるを得なくなったこと。

・震災被害を受けたクラブを中心にリーグ戦日程・会場が見直された結果、一部クラブではアウェー戦が連続するなど公平性を欠いたものになっている。その上で代表召集まで求めるのはクラブへの負担が大きすぎること(U-22召集であってもクラブの主力である以上、クラブの負担感は大差なし)。

敵地でのアルゼンチンとのガチンコ勝負なんて滅多にない機会だっただけに今回の辞退は非常に残念ではありますが、震災の痛みを大なり小なり皆で分かち合おうという中で、代表優先というわけにはいかないでしょう。

国内リーグ戦は日常。招待された国際試合なんて、どんなに有意義だろうが所詮は祭り。日常を取り戻す前に祭りなんてないでしょうし、妥当な結論だと思います。

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2011.04.04

そば屋、coming soon!

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川口駅東口、コモディイイダの前、「珍来」や「まるいち」の並びにそば屋が開店準備中。

立ち食いそば屋なのか、あるいはちょっとしたテーブル席があるような店なのかは判りませんが、明日5日にオープンとのこと。

近くに立ち食いそば界の雄「富士そば」があり、さらに近隣は安めの飲食店だらけの一帯。「富士そば」よりマシなものを出してくれる店だとそれなりに重宝しそうですが・・・

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【山形温泉巡り】小野川温泉(1):露天風呂

赤湯温泉(3)から続く)

赤湯 14:54 (436M クモハ719-5005) 15:09 米沢

米沢 15:35 (山交バス)  15:59 小野川温泉

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赤湯温泉を堪能した後は、山形県内を少し南下。米沢市街の外れにある小野川温泉へ足を伸ばしてみました。

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 小野川温泉街の外れ、ホタル祭りの会場に近い川のほとりにエンジ色の作業小屋みたいなものが建っていますが、これが小野川温泉の露天風呂。

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 無人で、箱に料金(200円)を投入して入浴。

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 中は脱衣所と岩風呂風に設えた円形の湯船、そして上がり湯用の甕があるだけ。庇も何もない、完全露天風呂ではありますが、周囲をエンジ色の板塀にぐるりと囲まれ、川沿いなのに川も何にも見えないので開放感はあまりありません。

 湯はぬる目で長湯には最適。湯口には硫黄がべっとり付いていて、湯もしっかり硫黄臭がしますが、困ったことに成分表が見当たりませんでした。小野川温泉は概して熱めと記憶しているので、ぬる目の湯にのんびり浸かれる湯は貴重なんですが、これでは困ったもの。

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【温 泉 名】小野川温泉
【施 設 名】露天風呂
【入浴料金】200円
【交通手段】小野川温泉バス停から徒歩
【泉  質】?
【源 泉 名】?
【泉  温】?

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 小野川温泉は山奥というよりは、田園から山奥に入りかかったなんとも微妙なところに位置していますが、適度に賑やか、適度にのんびりといったこれまた微妙な味わいがある温泉で、個人的には気に入っています。

 往訪したときはたまたま小野川温泉最大のイベントともいえる「ホタル祭り」の最中(といっても宿泊したわけではないので、ホタルは見れず(苦笑))で、宿泊客で賑わっていました。アジサイの咲く川辺の散策路なんかは当然として、特に何があるというわけでもない温泉街を浴衣姿でそぞろ歩く宿泊客が多いのは特筆すべきことです。

 赤湯温泉のように市街化された温泉街にはそういう魅力が乏しいように思え、再生には街づくりと一体とならないとしんどいでしょうな。

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2011.04.03

麺屋 天王(2号店)@上野

 上野駅入谷口から昭和通を渡って北へすぐ。平日夜に往訪。先客・後客ともゼロ。看板には「2号店」とありますが、田端に本店がある模様。

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 「らーめん」「油そば」「魚介とんこつつけめん」と揃えていますが、どれが売り物なのか判然とせず。券売機で「こってりらーめん(650円)」を注文。大盛り無料とのことですが、並で。

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 店内はI字型カウンター9席と4人掛けテーブル2卓。厨房にはオヤジが2人。

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 底の浅い丼で出てきました。

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 スープは動物系の出汁に背脂等脂分を浮かせ、さらにニンニクを効かせて確かにこってりなんですが、旨味を出すのに化調に頼りまくっているような・・・焦がしねぎはあまり意味をなさず。またかなりしょっぱいのも難。

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 麺はわずかに細めのストレート麺。つるつるした食感で堅さは並。

 具にチャーシュー、ネギ、細もやし、メンマ、海苔。

 特に可もなく不可もなく、安めなので近所の方なら重宝するかも。

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【都内徘徊】目黒川の桜

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都内でもぼちぼち桜が咲き出しました。上写真は池尻大橋から目黒川沿いに山手通りへ向かう途中。

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途中の西郷山公園には桜が咲いている様子はなかったものの、花見客がわんさか。

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西郷山下から中目黒駅にかけては川沿いの飲食店が店先で飲み物やおつまみを提供。場所柄シートを敷いて車座になってというわけにはいきませんが、買い食いしながらぷらぷら歩く花見も悪くありません。もっともこの辺りはほとんど咲いていないに等しいのが残念でしたが・・・

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2011.04.02

【閉店】極太野菜味噌○助

 新宿駅西口から小滝橋通りを北へ。新宿広小路局のある辺りを南西に曲がってすぐ。対面につけ麺の「春道」がありました。平日昼に往訪。先客1、後客2。

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 屋号通り味噌の専門店で、メニューは「味噌」と「辛味噌」の2本立て。券売機で「味噌らぅめん(750円)」を注文。水セルフ。

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 店内はL字型カウンター7席のみ。カウンターの背後が狭小。厨房内にはスタッフが2名。狭い店のためか炒め物の脂が少し店内にこもっています。

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 スープは白味噌主体で若干甘めですが、脇に添えてある辛肉味噌をちびちび崩しながら味の変化を楽しめるのは面白い趣向。野菜とスープを合わせて炒めるタイプなので少々脂臭いのは否めません。

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 麺も屋号どおりかなり太目の縮れ麺で堅めの茹で上がり。野菜はもやしとキャベツだけで、しかももやしが大半。もうちょっとバリエーションが欲しいところ。チャーシューは一枚だけで、しかも脂だらけでお話にならず。

 具に難点がありますが、やたら濃厚というわけではなく、程よいこってり感で安心して食べられる範囲内。この界隈で出る味噌ラーメンとしては安めなのも好印象。

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【雑感】Jリーグ日程変更&ナビスコ杯開催要領

・震災の影響で変更になったJリーグ日程及びナビスコ杯開催要領が昨日発表されました。

・驚いたのは第8節(4/29)ベガルタ仙台戦がユアスタで開催されること。スタジアムへの主要アクセス手段である地下鉄が最寄の泉中央駅まで開通するのは5月末予定。アクセスの目処が立たない状態での開催決定であることはベガルタ仙台も認めている様子。

・同日に楽天のホームゲームが開幕する(こちらはアクセスの問題なし)ため、ベガルタ仙台のホーム開幕が後ずれするのは営業上まずいとの判断が働いたのではないかと思いますが・・・ まぁ少々疑問符のつく開催とはいえ、ホームゲームが被災された方々の励みとなり、何がしかの助けになればと思います。

・鹿島戦はホーム/アウェーを入れ替え。カシマスタジアムのダメージが大きく、代わりに国立でホームゲームを開催したかったとのことですが、国立は先約があって断念。

・ナビスコ杯はトーナメント形式に変更されましたが、対戦相手はいったん決めたグループリーグとは無関係に抽選で決められたようで、山形→大宮→C大阪(もちろん勝ち進んだとしての話ですが・・・)。抽選の結果大宮と新潟が1回戦免除になっていますが、昨年ファイナリストの磐田&広島をシードにしたほうが納得性があるような・・・

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2011.04.01

【山形温泉巡り】赤湯温泉(3):烏帽子の湯

赤湯温泉(2)から続く)

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 「赤湯元湯」で一風呂浴びた後、さらに赤湯の街を散策。上は赤湯源泉。

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 泉飲所からの帰りに通りかかった「とわの湯」。

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 残念ながら清掃中だったので、さらに駅方面へ戻って「烏帽子の湯」へ。

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 こちらも本来は清掃時間中のはずですが、早めに清掃が終わったのか午後の営業開始。

 入浴料はなんと100円。入浴券の券売機があることはありますが、番台に直接払っても特段文句は言われません。これは「元湯」も同じ。

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 浴室の中央に湯船がひとつあるだけの古典的な共同浴場ですが、湯船はなんと烏帽子型。遊び心があって面白い湯です。

 湯は無色透明、かつ適温ですが源泉が同じなのに「元湯」よりも熱く感じます。

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 「入浴体操」。消えかかっていますが、何なんでしょう?

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【温 泉 名】赤湯温泉
【施 設 名】烏帽子の湯
【入浴料金】100円
【交通手段】赤湯駅から徒歩20分くらい
【泉  質】ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
【源 泉 名】烏帽子源泉
【泉  温】49.8度
【コメント】かけ流し、加水、毎日完全換水して清掃

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