【山形温泉巡り】小野川温泉(1):露天風呂
(赤湯温泉(3)から続く)
赤湯 14:54 (436M クモハ719-5005) 15:09 米沢
米沢 15:35 (山交バス) 15:59 小野川温泉
赤湯温泉を堪能した後は、山形県内を少し南下。米沢市街の外れにある小野川温泉へ足を伸ばしてみました。
小野川温泉街の外れ、ホタル祭りの会場に近い川のほとりにエンジ色の作業小屋みたいなものが建っていますが、これが小野川温泉の露天風呂。
無人で、箱に料金(200円)を投入して入浴。
中は脱衣所と岩風呂風に設えた円形の湯船、そして上がり湯用の甕があるだけ。庇も何もない、完全露天風呂ではありますが、周囲をエンジ色の板塀にぐるりと囲まれ、川沿いなのに川も何にも見えないので開放感はあまりありません。
湯はぬる目で長湯には最適。湯口には硫黄がべっとり付いていて、湯もしっかり硫黄臭がしますが、困ったことに成分表が見当たりませんでした。小野川温泉は概して熱めと記憶しているので、ぬる目の湯にのんびり浸かれる湯は貴重なんですが、これでは困ったもの。
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【温 泉 名】小野川温泉
【施 設 名】露天風呂
【入浴料金】200円
【交通手段】小野川温泉バス停から徒歩
【泉 質】?
【源 泉 名】?
【泉 温】?
小野川温泉は山奥というよりは、田園から山奥に入りかかったなんとも微妙なところに位置していますが、適度に賑やか、適度にのんびりといったこれまた微妙な味わいがある温泉で、個人的には気に入っています。
往訪したときはたまたま小野川温泉最大のイベントともいえる「ホタル祭り」の最中(といっても宿泊したわけではないので、ホタルは見れず(苦笑))で、宿泊客で賑わっていました。アジサイの咲く川辺の散策路なんかは当然として、特に何があるというわけでもない温泉街を浴衣姿でそぞろ歩く宿泊客が多いのは特筆すべきことです。
赤湯温泉のように市街化された温泉街にはそういう魅力が乏しいように思え、再生には街づくりと一体とならないとしんどいでしょうな。
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