【奈良の花見】吉野山
(「大和郡山城址」から続く)
翌朝は日本屈指の桜の名所「吉野山」へ。大阪阿倍野橋から近鉄特急で一気に吉野へといえば聞こえはいいんですが、実際のところはリクライニングすらない旧態依然のボロ車両でノロノロ運転(´・ω・`)
吉野駅到着。普段はお客さんなんてほとんどいないせいか自動改札機が設置されていませんが、桜の季節だけは大にぎわい。
駅前ではロープウェイと奈良交通が壮絶な客引き合戦。どちらも近鉄グループでなにやってんねん?と思いましたが、ロープウェイを運営する「吉野大峯ケーブル自動車株式会社」って近鉄とは直接の資本関係がないのか・・・ なお実態はロープウェイなのに「ケーブル」と称するのは謎。
混んでいたら歩いて登ろうかと思っていたのですが、さすがに朝一の特急でやっってくる花見客は少ないと見えてすぐにロープウェイに乗車。もっとも詰め込めるだけ詰め込んでの運転なので途中の景色もへったくれもありませんが。
なお吉野ロープウェイは、現存するロープウェイ路線としては最古。乗車位置に並ばせる前に逐一写真撮影をやる(=山上で有料販売)のは関西っぽいなぁ・・・まぁぼーっとロープウェイが降りてくるのを待っていても仕方ありませんけど。
黒門。金峯山寺の総門で、現存する門は1985年の再興。
銅鳥居。「かねのとりい」と読みます。俗界と聖地の境界を象徴する建造物で、東大寺大仏を鋳造した際の余りの銅で造ったという伝承も。もっとも現存するものは室町時代の再興。逆光で銅だか何だか全く判りませんが・・・
沿道のお土産屋や葛餅などの飲食店を冷やかしているうちに、金峯山寺の仁王門が見えてきました。
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