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2011.04.06

【TV観戦記】C大阪 1-0 全北現代

・見ていて面白いサッカーをやっているのは明らかにC大阪。それに引き換え、全北現代の繰り出すラフプレーの数々には吐き気を覚えましたが、いくら面白いサッカーをやっていても勝てるとは限らないのもまた事実。C大阪は序盤と終盤に決定的なチャンスを作られてしまい、引き分けないし敗戦という結果に終わってもなんら不思議はない試合でした。

・全北が国内リーグ戦を終えて中2日。しかもメンバーを大幅に落としての来日だったことを考えればもうちょっと差を付けておきたかったところですが、C大阪も長らく公式戦をやっていないために試合感覚を取り戻すのに時間を要したようで、ホームできっちり勝ち点3をものにしたことをもって満足する他ないでしょう。

・立ち上がりはほぼ一方的な全北ペース。1トップの長身の9番(ジョン・ソンフン)に好きなようにポストプレーをやられまくって終始押し込まれ気味の展開。10分過ぎにはC大阪左サイドからDFラインの前でボールを繋がれて最後はエリア前中央で9番をどフリーにしてしまう絶体絶命の大ピンチがありましたが、このビッグチャンスで相手のシュートは大きく枠の外。

・中盤の玉際の競り合いでも序盤はC大阪が負けまくり。しかし、徐々にC大阪がパスワークで全北の激しいプレスを交わしはじめ、前半30分くらいからは一転してC大阪のペース。

・全北の守備は個々人が体を張りまくっているというか、単に汚いプレーを繰り出すだけであまり組織性は感じられず、C大阪の細かいパス回しと激しいポジションチェンジによってあれよあれよという間に大混乱。2列目から飛び出してくる乾や、SB陣の攻撃参加には全くといっていいほど対応できず。

・C大阪の得点は倉田→ピンパォン→乾。ピンパォンのヒールパスを乾が拾った時点で勝負あり。その後も右サイドからの崩しでピンパォンが相手DFを交わしてシュートという絶好機がありましたが、軸足がぶれてシュートは枠の外。これが決まっていたらC大阪は楽勝だったのですが・・・ 

・C大阪が繰り出す「ポジション不定」「融通無碍」の攻撃は機能し始めるのに時間がかかりそうなものですが、選手の入れ替わりがあった割には比較的早く機能しはじめた印象。監督を信頼して長期スパンで指導させた結果なんでしょうなぁ・・・

・一方全北の攻撃は9番への放り込みだけになってしまって早々と手詰まり状態に。C大阪楽勝ペースかと思いましたが、あのスタイルだと攻撃陣の消耗が激しいようで全北の放り込みの起点へプレスにいけなくなって終盤は大苦戦。あわやという場面が2、3度ありましたが全北のシュートはことごとく枠を捉えきれず。

・クルピ監督はあまり選手を代えないという印象を持っていますが、選手層が薄くて代えるに代えられず、終盤のぐだぐだ模様は半ば覚悟の上だったのかどうか。

・全北のラフプレーに対してC大阪は終始冷静に対応。ホームであそこまで好き放題にやられてよく黙っているものだと妙に感心。かつての浦和だったら絶対に小競り合いどころかもみ合いになって、都築や細貝が相手を道連れに退場処分を食らっていても特段不思議はないような・・・・

-----卓球-----
清武---乾----倉田
---ボギョン--中後--
丸橋-上本--茂庭-高橋
-----ジンヒョン----

清武→村田
ピンパォン→小松

得点:53分 乾

※ボランチのレギュラーのマルチネスが負傷欠場。本来2列目のキム・ボギョンが一列下がって、代わりに清武がスタメン。

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