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2011.04.22

浦和2010年度経営情報を見て

リーグ優勝&ACL優勝でかさ上げされた06年、07年と比べると寂しい限りですが、それ以前の05年と比べると興味深いことが判ります(っちゅーか、なんで浦和は05年以前の分をカットして公開するのだろう?お得意のPDFファイルに過去に公開していた分もまとめればいいのに・・・)。

・営業収入:5805→5625
うち
入場料収入:1949→2264
広告料収入:1660→2256

・営業費用:5448→5898
うち
選手・監督等報酬:2342→2128
(単位:百万円)

・要するに収入は05年より減っているのに、費用が増えています。これじゃ赤字に転落するのは当たり前。

・入場料収入、広告料収入とも05年より伸びているのに総収入が減っているのはグッズ収入の激減が主因。

・入場者数を比較すると、リーグ戦こそ全試合埼スタ使用で微増となったものの、ナビスコ杯早期敗退が響いて783,058→749,241と減少。それにも関わらず入場者収入が伸びています。これはワンダーシートに象徴されるような単価アップ策が効いているというより、埼スタ開催増で高単価の席数が増えて、しかもそれが売れているということなのかも。

・近年の成績不振にも関わらず広告料収入は05年より多いというのは驚くべきこと。これは率直にフロントの努力を賞賛すべきだと思いますが、悪く言えばフロントはスポンサーの意向に強く影響されるようになってしまったわけで・・・この辺が昨年のなんとも不可解な浦和大迷走の背景なんでしょうな、きっと。

・闘莉王、高原等の高給取りを放出して選手・監督等報酬の削減に努めたものの、総費用は増加。埼スタ開催増で試合運営費用がかさんだ分もあるでしょうが、浦和赤字転落の主犯はどう見ても選手・監督等報酬を含めたチーム運営以外に使われる「事業運営費」だというのは明らかなわけで・・・

・06年以降急激に拡大した入場料収入やグッズ収入には「勝ち馬に乗った観客のあぶく銭」が相当あるわけで、それを「あぶく銭」が減ったからといってすぐには削減しにくい固定費を伴う事業(レッズランドが典型)にぶちこんだのが失敗なんでしょう。

・選手を動員してのシーチケ販売だとか、大原でのファンサービス強化だとかクラブも手を尽くしてはいるようですが、浦和の課題は収入面の強化よりも支出の見直しにあるのは間違いないかと。

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