【TV観戦記】名古屋 4-0 アルアイン
・終わってみれば名古屋の圧勝でしたが、前半を見る限りではアルアインにも十二分に勝機がありました。
・ところが好機でアルアインのシュートは悉く精度を欠いてほとんどが枠外。また何度も名古屋左サイドの裏を突く素晴らしい形を作りながらもなぜか判で押したようにハイクロスを上げては跳ね返されるという工夫の無さ。
・悪いチームではないが勝てる気がしないアルアインを率いているのはなんと元瓦斯のガーロ監督でした(笑)
・劣勢だった名古屋が最初のチャンスを決めて先制し、ロスタイムにも加点。さらに後半CKからの流れでオウンゴールを喫して3点差になった後はアルアインは意気消沈したのか全く良いところなし。しまいは退場者も出して藤本にFKを直接叩き込まれ、3試合終えて勝ち点わずかに1の最下位と、ACLそのものが事実上終わってしまいました。
---永井--ケネ---
藤本--------金崎
---小川--中村---
阿部-増川-闘莉王-隼磨
-----楢崎-----
64分:金崎→吉村
82分:中村→吉田
82分:小川→磯村
得点:27分 金崎、45+2分 金崎、61分 オウンゴール、77分 藤本
・名古屋ははっきりした4-2-2-2に布陣を変更。しかし前半はアルアインに決定機を作られまくりで、とても褒められた出来とはいえず。2トップはほぼ守備免除の格好で前線に残る一方、アルアイン攻撃陣のスピードにびびったのか、DFラインは引き気味になってしまって中盤がスカスカ。当然ながらアルアインに中盤で繋がれまくって、もうちょっと強い相手なら名古屋は前半で死んでいたんじゃないかと思いますが・・・・
・前半の2得点はいずれもサイドから。相手のビッグチャンスを凌いでからの速攻で藤本→ケネディ→金崎と繋いでの先制は見事。前半ロスタイムの阿部→金崎はアルアインの守備があんまりでした・・・
・アルアインは最終ラインから細かく繋ごうとするのはいいのですが、往々にして致命的なミスを犯して自陣深くでボールを失ってしまう重大な問題が・・・ またいったん受けに回った時の守備に難があり、特にサイドにストロングポイントがある名古屋に簡単にクロスを上げさせてしまう(2失点目が典型)のはいやはやなんとも・・・
・ケネディは先制点に絡んだ以外は依然低調なパフォーマンスに終始。永井の方がはるかに厄介なように見えましたが、名古屋が永井のスピード頼みになって縦、縦にと攻撃を急ぎ始めるとそれはそれでバランスを崩してしまうような・・・
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