【福島温泉巡り】飯坂温泉(1):喜久屋旅館
(小野川温泉(2)から続く)
米沢 8:06 (422M クモハ719-5008) 8:52 福島
福島 9:12 (福島交通 7204) 9:34 飯坂温泉
翌朝は山形県を離れ、福島県の飯坂温泉で湯巡りを堪能。上写真は米沢駅。
米沢から福島までは険しい峠越えで人家も少なく、各駅停車も本数が限られます。
シェルター内にすっぽり収まった峠駅。板谷越えの4駅連続スイッチバックとか、そういう昔の鉄話をし始めると切りがないので全部割愛。
福島駅から飯坂温泉まではローカル私鉄「福島交通」で。福島~飯坂温泉間の往復きっぷに日帰り入浴券一回分がついた「湯ったり切符」が1000円で売っていたので、それを活用。
福島交通はJR福島駅の片隅から出発しますが、ホーム自体は地続き。
ここでも東急のお古が活躍。
奥州にいた源義経が挙兵した源頼朝の陣に赴く際、藤原秀衡の命により義経に随行したのが佐藤兄弟。源平の戦いに詳しい方ならよくご存知かと思いますが、全国的な知名度はかなり微妙・・・ 兄弟の墓とされる板碑が飯坂の医王寺に残っています。
かつては一大歓楽地だった巨大温泉街の入口の割には、かなりしょぼい駅舎・・・
朝早い時間帯から日帰り入浴を受け付けている旅館は限られているので、鯖湖湯から少し歩いて大きな旅館が立ち並ぶ一帯へ。鯖湖湯周辺が飯坂温泉再生の息吹を感じるのとは対照的に、この辺りは旧態依然・・・
訪れたのはこの一帯では小さめの「喜久屋旅館」。表の看板には「露天風呂」が大書されていますが、案内されたのは旅館奥の大浴場でした(苦笑)。
浴室には四半円形に近い湯船が一つだけ。単純温泉ですが、黒ずんだ湯口が只者ではない様子を漂わせています。湯はやや熱めなのでほとんどの時間を半身浴で。
天然温泉100%かけ流しとのことで、確かに湯は悪くありませんが、フロント前の休憩スペースは非常に狭小で、立寄り湯には不向きでした(反省)
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【温 泉 名】飯坂温泉
【施 設 名】喜久屋旅館
【入浴料金】湯ったりきっぷ利用
【交通手段】飯坂温泉駅から徒歩20分
【泉 質】単純温泉
【源 泉 名】飯坂温泉・混合源泉
【泉 温】64.0度(小学校北分湯槽)→58.0度(浴槽)
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