【祝!九州新幹線全線開業】阿蘇神社
(「博多から阿蘇へ」から続く)
赤い屋根がひときわ目立つ宮地駅。駅入口に注連縄がかかっています。
駅から北へ15分ほど歩くと阿蘇神社の鳥居が見えてきます。
阿蘇神社は肥後国一宮で、日本全国に約450社ある「阿蘇神社」の総本社。近いところでは人吉の「青井阿蘇神社」が有名。
阿蘇神社の際立った特徴は参道が拝殿に向かって延びず、拝殿と平行する格好になっていること。参道を南に進むと阿蘇山にあたることから、本来の祭神は阿蘇山ではないかとの話も。
楼門。江戸時代末期の再建で日本三大楼門の一つとも言われています。何か違和感と思ったんですが、神社で二層式の楼門はあんまりないんですな。どちらかといえばお寺の山門。
楼門の前には「神の泉」が。
境内には本殿が3つ横に並んでいます。
阿蘇神社の北側はちょっとした門前町を形成。「湧水巡り」を売り物にしながら、看板を黒ベースで統一するなど落ち着きのある街づくり。
門前町では概して飲み食いが楽しいもの。「馬ロッケ」が有名な「とり宮」に入ってみましたが、実態は観光客向けの店というよりはお肉屋さん。まぁ週末しか来ない観光客向けに特化していては商売が成り立たないでしょうし。
注文してから揚げるため5分くらい待たされましたが、「外はカリっと、中はふわっと」 馬肉はやや甘めの味付けでじゃがいもの淡白な味と渾然一体となってなかなかの美味。「激辛」など商品開発にも余念がないようなので、いろいろ買ってみてビールを飲むのがもっとも良いかも。
門前町のそこら中で湧水。カルデラ内の火山群に降った雨水が地下深く浸透し、圧力の高い地下水となってそこら中で自噴しています。自噴水の高さは最大2mに及ぶとか。
馬ロッケだけで昼飯を済ませるのは寂しいので、近隣の「はなびし」で肉そばを賞味。
この店は「田舎いなり」が売り物で、そばにいなりをつけるのが本来のあり方なんでしょうが、このいなりが馬鹿でかいのが難。そんなに食えんでぇ・・・・
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