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2011.06.15

【展望】11年第15節広島戦

・今週から水曜日に試合がある週がしばらく続きます。シーズン入り前の練習では「体力強化が足りないのでは?」との指摘もあった浦和ですが、その懸念が杞憂に終わるのか、あるいは現実のものになってしまうのか、その判定が下る時期がやってきました。

・まぁ守備が組織化されていない現状では個々人がボールを追い掛け回しているだけですから、多少体力強化を図っていたとしても急激な消耗は避けられないでしょうが。

・さらに悪いことに、五輪代表予選の影響で原口が離脱。「原口頼みの○サッカー」に堕してしまった浦和から原口が抜ければ単なる○になってしまうのは明々白々ですが、この時期原口がいなくなるのはかなりの確率で予想できたこと。従って原口離脱期間をどう凌ぐか、監督が予め準備していて然るべきでしょうが、まさか自爆装置を頭からセットしやしないでしょうなぁ・・・

・大宮戦で醜態を晒し、試合後の監督コメントでも厳しく批判されている暢久の処遇も見物。スピードに難があるスピラ&永田では寿人にやられまくるのは火を見るより明らかで、ぼちぼち坪井の出番ではないかと思いますが・・・

・今年徹底的に相手に狙われている浦和の左サイド。またしても失点に絡んでしまった宇賀神に代えて怪我開けの平川を起用するのも一手かと思いますが、その平川のあんまりなパフォーマンスにがっかりさせられるのはこれまで何度も経験したとおり。対面のミキッチにズコズコにやられる様子が脳裏に浮かんでまいります・・・

・一方の広島は5勝3分1敗の勝ち点18で2位。失点が柏(4)に次いで少ない(7)のはやや意外。得点は13と上位チームでは少ないほうに入りますが李が4点、寿人と森崎浩が3点と得点源が分散しているのは守る側からみれば厄介。

・ACLがなくなった広島は選手補強も消極的。槇野がケルンへ去り、ストヤノフを放出した代わりに水本を補強したのは妥当ですが、その水本が大怪我で長期離脱。また新外国人MFトミッチは期待はずれなのか、リーグ戦出場わずか2試合のみ。

・もう一人の新外国人ムジリは徐々にチームに馴染んできたようで、リーグ戦4試合連続スタメンで既に2得点。っちゅーか、元グルジア代表なんてよく連れて来ますね・・・恐るべしペトロビッチ人脈!

・長らく戦列を離れていた青山や山岸も復帰近しとの報も。

・あまり明るい材料はありませんが、来年以降しばらく広島に行くこともないでしょうから、思い出作りに行ってまいります!

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<前節:新潟 0-1 広島>

-----寿人-----
---李---ムジリ---
服部-中島--トミ--ミキ
-盛田--和幸--横竹-
-----西川-----

得点:89分 寿人

61分:ムジリ→高萩
82分:李→山崎
84分:ミキッチ→石川

・森脇が出場停止、森崎浩は体調が良くないのかベンチにも入らず、これまで出場機会の少ない盛田とトミッチをスタメン起用する苦しい布陣。

・終盤に投入された山崎からのスルーパス→寿人が決めて、広島辛勝。

<前回:広島 2-1 浦和>

-----李------
---高萩--高柳---
山岸-和幸--青山-ミキ
--槙野-中島-森脇--
-----西川-----

得点:51分 李忠成、90+1分 佐藤寿人

HT:高萩→寿人
60分:高柳→山崎
79分:李忠成→森崎浩

またしても終了間際の失点で敗戦。この日一番の活躍だった岡本が足を攣って離脱した時点で浦和の勝ちの目は限りなく薄くなり、とはいえ中3日の広島も終盤は疲労の色は隠せず。従って1-1のドローで終わってしかるべき試合でしたが、中盤でのミスを機にあっという間に最前線の寿人へボールを送られ、飛び出したGK山岸は簡単に交わされて致命的な失点を喫し、直後に試合終了。心が折れるような負けっぷりでした。

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