【奈良散策】高取城&壺坂寺(3)
(高取城&壺坂寺(2) から続く)
高取城を降りて壺坂寺へ戻ってきました。着いたばかりの頃と比べると団体さんがいなくなったせいか、境内は随分と落ち着いた雰囲気に。
壺阪寺の正式名称は「南法華寺」。伝承によれば703年(大宝3年)、元興寺の高僧弁基上人が開いたとのこと。
なお京都・清水寺が「北法華寺」にあたります。
仁王門。非常に新しく見えますが、それもそのはずで1998年の台風10号で屋根が半壊したので、2003年に場所を移して解体修理を行ったとのこと。
多宝塔。こちらも2002年4月に落慶。2003年は壺阪寺開創1300年で、いろいろとイベントがあった模様。
三重塔。新しい建物が目立つ境内の中では比較的古く、1497年再建で重文指定。
礼堂(重文)。焼失&再建を繰り返して、室町時代に再建。本尊十一面観音は眼病に霊験があるといわれています。
境内には新しい巨大石像がごろごろしていて、「よー儲かってまんなぁ・・・」としかいいようがなく・・・
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