【奈良散策】室生寺
(「大和郡山城」から続く)
近鉄郡山 8:28 (近鉄 1096) 8:43 大和八木
大和八木 8:52 (近鉄 2773) 9:12 室生口大野
室生口大野 9:20 (奈良交通) 9:34 室生寺
大和郡山城の後は、「女人高野」の別称でも知られる室生寺へ。同じ奈良県内の移動ですが室生寺は奈良盆地の東方、三重県との県境近くの山奥にありますから、電車&バスを乗り継いで一時間ちょっとかかりました。
しかも室生寺バス停から寺までちょっと歩くんですなぁ・・・
室生寺は宇陀川の支流室生川の北岸に建っています。朱塗りの橋を渡って境内へ。
室生寺はシャクナゲでも有名。っちゅーか、その時期を狙ってわざわざ往訪したようなもんですが。
逆光になってしまいましたが、「仁王門」。
仁王門から金堂へと続く「鐙坂」。
どうでもいい個人的な話ですが、関西出身者なのに高野山へ行ったことがなく、先に「女人高野」に来ることになるとは(^^;
金堂(国宝)。正面が高床になっていますが、これは江戸時代になって付加された礼堂とのこと。国宝釈迦如来立像や十一面観音像で有名。
ただ人手が多すぎて落ち着いて仏像拝観はできず。
金堂の斜向かいには「弥勒堂」。
金堂から一段上がったところに本堂(国宝)。真言密教の最も大切な法儀である灌頂を行う堂で灌頂堂とも呼ばれています。鎌倉時代後期(1308年)の建立。屋根は入母屋造、檜皮葺き。
室生寺で一際目立つ五重塔。屋外にある木造五重塔としては、法隆寺塔に次いでわが国で2番目に古く、国宝・重要文化財指定の木造五重塔で屋外にあるものとしては日本最小ですが、木部が朱塗なので新緑の中で輝いて見えます。
せっかくなので五重塔の脇から奥の院まで進んでみました。
奥の院にある御影堂。
バス停へ戻る道すがらには売店が並んでいます。
普段門前町で買い食いなんてほとんどしないんですが、朝飯がしょぼかったのでよもぎ餅に手を出してしまいました。
| 固定リンク