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2011.07.08

「何としても問題を先送りしたい」柱谷GM

・いろいろなしがらみや金銭的事情ゆえ「監督は代えない。補強はランコで終わり。」という結論が先にあって、その結論に至るロジックなんてどうでもいいというのが第一印象。従って、ポロリのインタビューにまともに突っ込んだもの負けという気がしないでもありません。でも、小学生でももうちょっとマシな言い訳を考えるのではないかと・・・

「これらの引き分けの多くは勝ちにもっていけるゲームだったと思います。内容もひどく負けに等しかったというゲームは、それほどなかったと思います。」って、この現状認識がお笑い草。

・先制して引き分けに持ち込まれたのは新潟戦とC大阪戦だけなんですが・・・ しかもC大阪戦は誰がどう見ても相手の決定力不足に助けられただけ。新潟戦は前半に相手を突き放すチャンスがありましたから、この試合だけは勝てた可能性が高かったとは思いますが、その試合も後半は完全に沈黙。

・先制されてなんとか追いついてドローという試合も目立ちますが、これはポロリッチの大バクチがたまたま良い目に出ているだけ。追いつき、さらに勝ち越すチャンスもありましたが、相手にも突き放すチャンスを与えていますから、「勝ちにもっていける」というのは過大評価というかほとんど妄想。

・広島や山形とのスコアレスドローは消極的な試合運びから生まれた必然的なもの。これも勝てる内容ではありません。

「ここまでのチームの戦いを見ていて、エジミウソンのパフォーマンスに関しては決して満足していませんでした。」「今、足りないことというのは『点を取る』という部分だと思います。なんとかして点を取れるチーム状況にしていきたいということで、ランコを獲得したのです。」と、点が取れない責任をエジに押し付けていますが、そもそもエジにチャンスらしいチャンスなんてなかったような・・・ 

・試合終盤になってお互いの中盤がスカスカになってから原口のドリブル突破が活きるようになるまで、まともにチャンスを作れていないんじゃ? 従ってランコが「Jでは反則」級のスーパーストライカーでもない限り何の問題解決にもならないかと・・・

「あのミーティング以降、どの試合でも、60分を過ぎても運動量が落ちず、交代で入ってくる選手のクオリティも高く、残り30分からは相手を押し込めるという状況になっています。」っと、やたら選手間のミーティングの効用を強調していますが、それならその効用の阻害要因にしかなっていないポロリッチを解任しないまでも、実権を取り上げて座敷牢に押し込めてしまうのが当然の帰結のような・・・

「僕自身は、レッズには、クオリティの高い選手が揃っていると自信を持っていますし、日本人選手に関しては、基本的には現在いる選手でやっていきたいと思っています」って、それでこの順位にいるのは誰が原因なのか自分でゲロっているようなものなんですが(苦笑)

「ここを乗り越えるために、みんながひとつにならなければいけないし、ひとつにならないと乗り越えられないと思っています。」 → 私はポロリ、及びそれを取り巻く一派とひとつになるのは嫌なので傍観させていただきます。

・まぁもともと大した考えもなく選んだ監督が案の定クソだったわけだし、ポロリッチを代えたくても然るべき伝手なんてないし、招聘したくてもこれまでの所業が祟ってまともな人からは相手にされないんで、浦和は既に詰んでいる状況に何の変わりもありません。

・諦念、ただ諦念。今はそれだけです。

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