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2011.07.04

名古屋2011(1):ミツカン~酢の里

トヨタを代表に製造業が集積し、「ものづくり日本一」との異名を持つ愛知県は産業系の博物館が充実しています。名古屋戦の前後にそんな博物館を巡ってきました。

東京 6:50 (のぞみ7号 786-3016) 8:34 名古屋
名古屋 8:42 (4514D キハ25-104) 9:37 半田

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知多半島の東側の付け根にある半田は酢のメーカーとして知られる「ミツカン」の本拠。この辺りはもともと酒造が盛んでしたが、酒粕を原料とする「粕酢」の醸造に成功したのがミツカンの興り。

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ミツカン本社の近くに日本唯一の酢の総合博物館「酢の里」があります。予約制ですが、30人ぐらいが一緒になって見学。

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最初はミツカンの宣伝をかねたご講話。ミツカンといえば酢の会社のイメージが強烈ですが、いまやミツカンでは酢のウェイトは30%くらいしかなくて、後はつゆや鍋物用調味料、さらには「おむすび山」や納豆などで稼いでいるとのこと。

続いて酢の製造工程、酢の効用等に関するビデオを鑑賞。

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ビデオ鑑賞の後は酢の試飲。この日はブルーベリー黒酢で、そのままだと濃すぎるので6倍に希釈してあるとのこと。味はブルーベリーそのまんま。

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続いてガイドにつき従って工場見学。製造工程の説明を一通り受けます。

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ミツカンの隆盛と切っても切れない関係にあるのが江戸前の握り寿司。すし飯が現代の2.5倍くらいあったり、すし種に下処理が施されたり、すし飯の酢はずっと少なくて塩分が多かったりと、今の握り寿司とはかなり違っていたようです。

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つづいて発酵室を見学。

博物館見学は全部で一時間ほど。そのうち工場見学は30分くらいしかなく、正直全く時間が足りません。展示物が多い上にパネル解説も充実しているので、短時間でさっと駆け抜けてしまうのは非常にもったいない感じ。30人もいると列は次第に縦長になって、後ろの方にいるとガイドの解説なんてさっぱり判りませんし・・・

しかし、見学施設が狭いので自由見学にすると人が溢れてしまう可能性があり、また現役の食品工場なので見学者が妙なところに入ってしまうのも困るでしょうから、工場見学の運営には結構気苦労が多そう。

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工場脇を流れる半田運河。ここから船で酒や酢が江戸へ向けて運ばれてゆきました。

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