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2011.07.18

【観戦記】11年第5節:磐田 1-1 浦和

 昨日見た川崎vs柏戦と比べると情けなくなるような共に低調な試合。さはさりながら浦和が柏木のミドルシュート一発で先制し、後半磐田の攻勢を凌ぎ切ってなんとか勝ち点3を手にするかと思ったのですが、最後の最後でスピラが前田を引っ掛けたような格好でPKを与えて同点。

 もっとも共に褒められた試合内容ではありませんし、特に浦和はサブの面子がやたら攻撃的な選手揃いなのに象徴されるように、リードしている試合を逃げきるプランがないに等しいので、勝てそうな試合を追いつかれ、さらには逆転される試合も多くなるのは必定。これではなかなか残留争いから抜け出せないのは当然です。

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-----高崎-----
原口---丸塩---セル
---柏木--啓太---
平川-永田--摩周-峻希
-----加藤-----

得点:29分 柏木

65分:高崎→デスポトビッチ
68分:原口→達也
83分:セル→暢久

 この日最大のサプライズは直輝がベンチにもいなかったこと。どうやら風邪らしいのですが、直輝欠場を埋める選手を連れてきておらず、ベンチは一人欠いたまま。疲労困憊の達也に代えてセルを起用した他は前節と同じ。

 この試合は川崎戦とは打って変わってロングボール攻撃一辺倒ではなく、中盤で動き回る柏木を軸に中盤を組み立てようという意図が見えました。もっとも陣形は相変わらず横に間延びしたままなので、大して効果的とは言えず、単にボールを回しているだけの時間がやたら長かっただけ。

 頼みの原口は駒野と山本康できっちりマークされてどうにもならず。久しぶりにスタメンで起用されたセルは攻守とも全くいいところがなく、これでは疲労困憊とはいえ守備だけは計算できる達也のほうがまだマシだったかと。

 前半は共に低調で眠気を催すほどでしたが、磐田はサイドの守備を意識しすぎたのか、バイタルエリアが往々にしてがら空きになる傾向があり、峻希のパスを受けた柏木がミドルシュートを突き刺して浦和先制。

 一方の磐田は全くいいところなし。浦和両CBにスピードがないのを見てとってか、前半はまるでペトロ式サッカーばりのロングボール攻撃が目立ちましたが全くチャンスにならず。一度だけ駒野が原口をあっさり交わしてサイドからのクロスで決定機を作りましたが、これが本来の磐田の攻撃パターンなんでしょう。

 先制された磐田は後半ややペースを上げ、しかも前掛りになって攻勢を仕掛けてきました。浦和は中盤でボールを持てなくなって防戦一方。しかもセルの守備が緩慢で何度か浦和右サイドで危ない形を作られましたが、両CB、特にスピラが奮戦して磐田に決定機を与えず。加藤の積極的な飛び出しもピンチを未然に防ぐのに寄与。

 磐田は前目の選手を次々に代えて攻勢を仕掛けるも、往々にして単なるクロスの放り込みに終わってしまうためか、攻めている割にはこれといったチャンスを作れず。

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 とはいえ、浦和は早々と中盤が崩壊していてDFラインを上げるに上げられない状態。したがって選手交代でなんとか局面を打開したいところですが、ポロリッチの放った一手は高崎→ランコ。ランコいきなりのデビュー戦でしたが、残念ながらランコはコンディション不良なのか、マゾーラばりの運動量不足。これじゃ中盤の助けにもなんにもならず、カウンターからのポスト直撃弾が唯一の見せ場だっただけで、まだまだ時間がかかりそうな感じ。

 ランコもマゾーラもFWでしか使えないのですから、なんで1トップの布陣を敷いておきながら二人ともベンチ入りさせる必要があるのか謎。攻撃的な選手を揃えるなら原口のバックアップに使える梅崎のほうがまだマシのような・・・

 セルの守備意識のなさは目に余る状態だったので、早くセルに代えて達也を入れてほしかったのですが、運が悪いことに原口が負傷。やむなく達也を慣れない左SBに入れざるを得なくなったのが、最後の最後で追いつかれた遠因かも。

 達也は2、3度中へ斬り込んでミドルシュートを放つ場面がありましたが全部枠外。DFラインをぶち破るだけのキレがないので苦し紛れに放っていたようにも見えましたが、原口だったなぁ・・・

 2人選手を代えても浦和の劣勢は変わらず、ようやくセルに代えて暢久を投入し、ボランチ暢久、トップ下柏木、右SHマルシオと逃げ切りっぽい布陣を敷いては見たものの、これまた大して機能せず。

 何度も両サイドを抉られて危ない形を作られまくり、5分と長いロスタイムも終わろうかという時に平川が裏を取られたのが切欠になって、それまで完璧に前田を封じ込めていたスピラがPKを与えてしまいました。攻められている割には磐田に決定機らしい決定機を与えていなかったので、スピラとしては悔やんでも悔やみきれないPKかとは思いますが、磐田の攻勢に対してポロリッチがなんら有効な手を打てなかった以上、ありうべき事態でしょう。

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---金園--前田---
山田-------山本康
---那須--小林---
山本脩-藤田-加賀-駒野
-----川口-----

得点:90+3分 前田遼一

59分:金園→ジウシーニョ
62分:山本康→船谷
82分:山本脩→菅沼

 今年大卒新人が大活躍の磐田ですが、チーム全体が低調だったせいもあって、新人はほとんど目立たず、これといった印象なし。

 前田はこれまで汚い選手という印象はなかったのですが、この試合については随分スピラに対して手荒い仕打ちを仕掛けていたような・・・

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