札幌ラーメンどさん子 八重洲店@東京
八重洲地下街のテナントに大幅な入れ替えがあり、その中の一つとして「どさん子」が入店。平日夜に往訪。先客3、後客ゼロ。
店外に設置された券売機で「昭和47年版どさん子味噌ラーメン(680円)」を注文。他に「元祖どさん子味噌ラーメン(580円)」があり、夏季限定として冷やしも扱っているくらいでメニューを絞っています。
店内はコの字型カウンターが10席強と2人掛けテーブルが2卓、4人掛けが1卓。
もやしやニンジン、たまねぎ、ひき肉などとスープを炒めあわせる札幌スタイルですが、昨今の濃厚味噌に慣れると、明らかに脂は控えめですし、しょっぱさも適度に抑えられて食べやすくはありますが、動物系の出汁がイマイチで平板に感じるのも確か。
麺は並太の緩い縮れ麺です。味噌にしては細く感じますが、スープに負けてはおらず、かつそれなりにコシがあって悪くはありません。
問題はその他の具。コーンやバターはともかく、冷えて臭みのあるメンマとか、薄くて旨味のしないチャーシューとか、炒めものの上に生臭いワカメとか、蛇足の極みのような・・・なんで昔はこんなものを入れるのが流行ったのかかなり不思議。これなら変に具がゴテゴテしてなくて安い「元祖」で十分。
こと味噌ラーメンについていえば、「昔懐かしい」のはあまり良い方に転ばないような気がします。
でも八重洲地下街の昼飯としては安い部類に入りますから、特に質を求めないサラリーマンや旅行者向けとしては十分な出来だと思います。
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