名古屋2011(3):常滑散策
(名古屋2011(2)から続く)
INAXライブミュージアムから、クソ暑い中をぷらぷら歩いて常滑駅へ。
途中の小高い丘には現役の窯元がちらほら。
小学校の壁には生徒自作と思われる焼き物も。
約20度の傾斜地に8つの焼成室を重ねた登窯(陶栄窯)。明治末期の常滑にはこのような登窯が60基もあったそうですが、現在残っているのはここだけ。
売りに出せない焼き物の失敗作や使い古しの窯道具は、やたら硬くて重くてかさばる「産業廃棄物」ですが、常滑の街ではそれをれんがやブロック、石材の代わりにうまく再利用しています。
上写真は「土管坂」で壁代わりになっているのは硫酸瓶や焼酎瓶。
路面に敷き詰められているのは、土管を積み重ねて焼く際に下に置く「焼台」とのこと。
常滑は七福神すらも陶器。
常滑 14:51 (名鉄 2358) 15:16 神宮前
神宮前 15:24 (名鉄 1416) 15:38 知立
知立 15:50 (名鉄 6221) 16:14 豊田市
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