磐田2011(上):浜松餃子
東京 10:03 (ひかり467号 726-5) 11:33 浜松
毎度毎度エコパの屋台で浜松餃子を食った気になるにもいかがなものかと思い、現地に行ってみました。
浜松の困ったところは、駅周辺にはさほど餃子専門店がありません。 宇都宮みたいな観光客目当ての「餃子館」みたいなものがあると便利なんですが・・・
駅近では「むつぎく」が非常に有名ですが、既に外に待ち行列ができていたので、近隣の「らーめん るんるん」を往訪。
餃子専門店ではなく、屋号通りラーメンがメインの店と思われ、地元テレビ局からもラーメン店として評価されているようですが、店先には「浜松餃子」の幟が。先客ゼロ、後客3。早速「餃子定食(750円)」を注文。
外観から察せられる通り、内装も地元客相手のラーメン屋そのもので、厨房を囲むようにL字型カウンターが10席ほど。店奥に4人がけテーブルが3卓、さらにその奥に小上がりが見えます。
但し客が少ない時間帯のためか、あるいは節電のためか、明かりが点いているのはカウンター席と厨房だけ。しかも冷房はないに等しく、扇風機があちこちで大活躍。
この店の最大の特徴は「両面焼き」。そのため時間がかかると貼紙がありました。
両面焼きにすると当然ながら全体がパリっとした仕上がりになります。餃子は小ぶりで、飴にこれといった特徴はなく、ごく普通のちょっとジューシーな餃子。
餃子が小ぶりな上に、定食にしてはライスも小さく、味噌汁・漬物付きとはいえちょっと割高な感じは否めませんが、それなりに満足。浜松餃子につきものの茹でモヤシは別になくてもいいかなぁ・・・
せっかく浜松まで来て一軒で済ませてしまうのは勿体無いので、次は有名店「むつぎく」を往訪。6月下旬に浜松駅南口そばに移転したばかりですが、昼飯時を外したつもりでもなお店外に20人くらいの行列。
回転は良いとはいいがたく、途中で諦めて行列を抜ける人もちらほら。昼の部は14時オーダーストップですが、行列の人数を見て13時半には受付を止めてしまいました。
30分以上待ってようやく入店。店内はカウンター7席と2~4人掛けテーブルが7卓、さらに店奥に小上がり。カップルや家族連れ等、女性を含むグループ客が多いのと、大抵の人がランチを頼んでいて、食べた後もまったりしているのが回転が悪い原因かな? 車で来る人が多いせいか、餃子で一杯やっている人は少なめ。
「餃子・中(690円)」に生ビールを注文。
厨房内は店主らしきオヤジが一人いる他は全員女性のバイト風で、手つき、手際を見ていても正直あんまりプロの厨房っぽくありません。
ここの餃子もやはり小ぶり。それはいいのですが、野菜が多目のせいか恐ろしいほど超あっさり。あっさりすぎてビールのアテにはならず、餃子単体で味わうのはちょっとしんどいような・・・ ご飯のおかず、ないしラーメンのおまけに付けてナンボといった感じ。有名店ですが、個人的にはあまり評価できません。
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