【TV短感】女子W杯GL第2戦:日本 4―0 メキシコ
セットプレー(いずれも宮間→澤)2発と、永里のポストプレーを活かしてエリア内へ飛び出した大野のゴールで前半のうちに3点先取。日本はかなり飛ばし気味にゲームに入り、両サイドから盛んに攻撃を仕掛けていましたが、狙い通りに前半のうちに事実上試合を決めることに成功。
後半はメキシコがフォーメーションを3-5-2に変えて日本の中盤の優勢を消しに来たのと、日本の運動量が落ちたことのがあいまってぐだぐだ模様になりかかりましたが、そこで日本の選手交代が奏功。近賀&岩渕のコンビネーションプレーでメキシコ左サイドを完璧に崩し、近賀の折り返しをどフリーの澤が決めてハットトリック。
後半ややダレてパスミスが目立ったとはいえ、日本の攻守の切り替えスピード&中盤の守備は圧巻。メキシコは中盤での勝負を諦めざるを得なくなったせいか、およそメキシコらしくないロングボールを多用した縦に速い攻めが目立ちました。しかし、そんな攻撃は日本の両CBが凡ミスさえ犯さなければ問題なし。この試合の数少ない不安材料はGK海堀の飛び出しが遅れてヒヤッとする場面が散見されたくらいかな?
長州永里は謎のオフサイド判定でノーゴールになったのがケチのつけはじめで、後は撃てども撃てども相手の攻守に阻まれて入らず。それでも大野のゴールをアシストした場面に象徴されるように随所で最前線でボールをキープして攻撃の基点として機能。得点こそありませんでしたがCFとしては十分な働き。次こそ頑張れ!攻撃陣では安藤が周囲と噛み合ってないように見えるのがちょっと気がかり。
早野渾身のギャグをNHKアナは完全に黙殺。いくらなんでもNHKで「Gショック」はまずいだろう(笑)
---永里--安藤---
宮間--------大野
---阪口--澤----
鮫島-熊谷-岩清水-近賀
-----海堀-----
得点:13分 澤、15分 大野、39分 澤、80分 澤
69分:大野→川澄
69分:安藤→岩渕
83分:澤→宇津木
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