紀州紀行(1)
名城巡りに粗方目処が付いて以降、西国三十三箇所巡りにすっかり嵌っていしまいましたが、今回訪れたのは一番札所の青岸渡寺。南紀・那智大社の隣にあり、首都圏からだと空路がないため非常に行きにくいところです。
東京 6:16 (のぞみ3号 785-636) 7:53 名古屋
この日は乗車時間が長いので、「焼さんま鮨」をアテに早朝から一杯という廃人コース。
名古屋 8:08 (南紀1号 キハ84-1) 11:38 紀伊勝浦
名古屋で紀伊勝浦行き特急「南紀」に乗り換え。名古屋に発着する在来線特急なんて乗る機会はそうそうありませんが、ここでもさらに一献。ますます廃人。
和歌山県南部は白浜に空港が一応あるものの、首都圏からは非常に行きにくいところ。熊野古道が世界遺産に指定されて観光客が増えてはいるようですが・・・
今となってはディーゼル特急に乗る機会もそうそうありません。朝日でステンレスボディーが光るキハ85系。外観は未だに古さを感じさせませんが、初めて営業に供されたのが1989年。「南紀」に投入されたのは1992年と、もうかれこれ20年の時が流れています。
側窓からの眺望を考慮して、座席をちょっと嵩上げしているのが特徴。この辺はバリアフリーの配慮に乏しかった時代ゆえなのかも・・・・ また眺望といっても「南紀」の場合は紀伊長島以南でリアス式海岸の入り江をチラチラと眺められるのが面白い程度、名古屋~松阪はだだっっぴろい伊勢平野を走り、その後は志摩半島を横切る山間部に入ってしまいますから、退屈な時間のほうが遥かに長いような・・・
座席テーブルを見ると劣化は一目瞭然。
ようやく終点「紀伊勝浦」駅着。
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